ふるさと栃尾里山倶楽部

プロフィール
ふるさと栃尾里山倶楽部さん
未来も元気な里であるように…。
ふるさと栃尾里山倶楽部は、郡上市明宝、二間手にある静かな集落の地域住民が集まって、築100年の古民家「源右衛門(げんねもん)」を拠点に始めた週末倶楽部活動です。

かなぎ(広葉樹)の森づくりをはじめ、耕作放棄地復活や自然エネルギーの活用…都会の人たちの力も借りた里づくり活動「栃尾里人塾」も開催しています!

一緒にからだを動かして、おいしいお酒を飲みながら語りましょう!
仲間随時募集中です。

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第4回里人塾<<2日目>> フラッシュバック
<<1日目>>からの続き

8月29日(日) 天気

朝はぐぐっと冷え込みました。
外でテント泊の方たち、大丈夫だったかな?



9:00 畑作業開始

サミー畑に白菜を植え、
カブと大根の種を蒔きました。

詳しくはこちら(サミーの里山暮らし成長記)へ




白菜の定植



大根の種まき

このくらいの間隔で、3つずつ蒔くんや。

10:20 山小屋作りへ

みんなで山の中へ移動しました。



山仕事をする人「山いきさ」の小屋を、
山にある材料で作ります。

みきちゃんのお話。




枝が二又にわかれてる木を柱にします。




小屋に使う杉の木の皮むきをします。





桂一まが剥くと、桂剥きのよう。




全部剥き終わりました。

 


大人たちが小屋作りをしている間に、
こどもたちだけの秘密基地づくり。
どんな基地ができたのかは・・・

 
ぼくたちだけのひみつ。


11:30 次回のスケジュール 今回の感想。




12:00 解散

2日間おつかれさまでした

第4回里人塾<<1日目>> フラッシュバック
8月28日(土) 天気

11:30 受付スタート

約30名の里人、自然エネルギー関係の方々が
続々源右衛門へ集まりました。  

12:00 里人塾スタート

自然エネルギー部会
三輪さんのレクチャー




13:00 各チームに分かれて作業開始

自然エネルギーチームはさらに
詳細を話し合います。




太陽光パネルはどこに設置するといいかな?




薪小屋チームも順調に作業を進めています。




14:30 休憩

お茶も、トマトもきゅうりも、
いい感じに冷えてます。




15:00 食材調達班 出動!
 
ふみさんの畑で、ピーマン、かぼちゃを収穫。

これはモロヘイヤを摘んでいます。


立ったままで、
作業がしやすいような高さにしているとのこと。


16:00 作業終了

汗を流しに皆さん、温泉へ~

その間に、子どもたちと、
野菜のしたごしらえ。




火をおこすのに、
どの順番に並べるといいかな?




台所では手打ちそばの準備が着々と進んでいます。




17:30 BBQ開始
詳しくはこだわりのBBQ(サミーの里山暮らし成長記)
    

初めチョロチョロ、なかパッパ~


蓋を開けてみたくなるけどね。

カレーもいい感じに。



寒水で頑張っているトマト農家のかみやさん。
美濃のトンちゃんを焼いてくれました。

こんな変わった形のトマトがあったよ~

 

 
手打ちそば、絶品でした。

19:00 源右衛門カレー完成

あまりにおなかがすいていたので、
写真撮る前に食べてしまいました


20:00 郡上おどりin栃尾

 詳しくは郡上おどりin栃尾~おどりの意義
(サミーの里山暮らし成長記)

二間手の自治会長さんを迎え、
みんなで輪になっておどりました。


21:00 中締め

さらにあとふき(交流会)


この後、一番最終組は3:00まで飲み、語り合いました。
翌日、いやもう当日になるが、
大丈夫なのか・・・

<<2日目>>に続く
第3回里人塾~薪小屋をつくる

第3回目の里人塾。
今回は、
農チームは草刈りと、電柵はり。
森チームは薪小屋づくり。
まぶしい太陽が照りつける中、
さっそくチームごとに分かれて、作業開始。


sammyは森チームに。
今回の目標は、
どのように小屋ができるのかを知ること。
決して草刈りがイヤというわけでは、ありません(笑)

前回は6本の御柱を立てたところまで。

DSC06732.JPG

リーダーは大工のみちおさん。 DSC06733.JPG
柱と柱に木を渡すための溝を作る。
みちおさんがつけたマークにそって、
キーコ、キーコと、のこぎりでやってみる。 DSC06738.JPG
やっぱりチェーンソーの方が早い。 DSC06740.JPG
 木がちゃんとのりました。 DSC06744.JPG
固定するために鎹(かすがい)を打つ。
「子はかすがい」の鎹。
ここでsammyも打たせてもらうが、
まず、打ちたいところに当たらない。
高いところの作業だから、怖くて金槌が振れないのだ。
だから腕の力で叩く。
力が入るからすぐ疲れる。
 「腕を動かすんじゃなくて、手首で振るんや。」
みちおさんに金槌を渡すと、カン、カン、カン、で鎹が入ってく。
 

ここでちょっと休憩。おやつは、 DSC06726.JPG
冷たく冷えたきゅうり。
タテに半分に割って、塩を振ってかぶりつく。
めっちゃ美味しい♪
 

屋根の土台となる垂木を渡す位置に、カンナをかける。 DSC06749.JPG
垂木をわたす。
固定するのは5寸釘。
 sammyも屋根に上って釘を打ってみる。
金槌の扱いにも少し慣れる。 DSC06753.JPG
垂木を全て打ち付けたところで、一日目は終了。
 


2日目。
 DSC06758.JPG
 屋根板をつける。 DSC06763.JPG
 屋根の上の作業にもだいぶ慣れて、ピストルも使わせてもらう。
早いし、ラクチン。
でも使い方には気をつけつつ。 DSC06767.JPG
プシュッ、プシュッ、時々外れて、ブスッと鈍い音。
 屋根の上を吹き抜ける風はめっちゃ気持ちいい♪ DSC06770.JPG
ねぇ、弘さん。


今日のおやつは、桂一まのトマト。 DSC06771.JPG
 「これを手で割って食べるのがうまいんや」 DSC06773.JPG
 こんなふうにね。


 トタンをはります。
 DSC06775.JPG
みちおさんが位置を決めた後、みんなでいっせいにトタンを打ち付ける。
だんだん陽が高くなって、屋根の上の温度が高くなる。
屋根まで完成して、作業終了。
 


薪小屋つくりのチームとはいえ、
結局見ているだけだったような気がする。
1日目は特に、作業を分かっているのがみちおさんだけだったから、
ほとんど、みちおさんがやっていたようなもの。
見ている私たちは、木陰で休み休み手伝っていただけ。 こうしてブログの記事にのせると、簡単なように思えるかもしれないけれど、
作業と作業の間には、計測して、マーキングしてという細かい仕事がある。
炎天下の中では、かなりしんどいはずだ。
そしてみんなが見ている中。
時間がかかっても、丁寧に仕事をする姿は、かっこいい。そんな細かい仕事の積み重ねが、一つの大きなものになっていく。
 大工の仕事の一部を見たことで、今回は何も役に立たなかったけど、
今度山小屋を作るときには、少しはお手伝いできるかな。と、
一緒に作業を見ていたやよいさんとも話した。
 
明らかに足手まといのはずなのに、
釘打ちとか手伝わせてもらえたことは、
とってもうれしかった。
釘に軍手を挟んで打ってるし・・・(笑)
イライラさせて、ごめんなさい。
第2回里人塾エネルギーの自給~自然エネルギーチーム

今回「栃尾里人塾」にはじめて参加したsammy。
場所は郡上市明宝二間手(ふたまて)。
地元の人たちが空家になっていた古民家を改装し、
そこを拠点に、
里の暮らしを作っていく。

地元の人や里山の暮らしに興味のある人、
老若男女約20名が集まった。

1日目は「農と森」と「自然エネルギー」に分かれて、
活動。

どちらもとっても興味があって迷って、迷って・・・

人数が少なかったことと、
「こっちおいで」と誘ってくれたことで、
自然エネルギーの方に。

流されるまんまやなぁ・・・我ながら。


郡上市の北端、石徹白(いとしろ)へ、
小水力発電を見に行く。
二間手から車で1時間半。
雨の中、山道をひたすら走っていく。
どこまで行くの~?
この先に何があるの~?

でも、たどり着いたそこは、
山に囲まれたとっても長閑な里だった。

早速、水力発電を見に行く。
DSC06587.JPG
大きさはドラム缶2個をタテにつなげたくらい。
水の流れの高低差を利用して、
中の歯車が回ることで電気を生み出している。
これで1kWほど発電できるそうだ。

あぁ、もっとちゃんと物理の勉強してればよかった。
電気のこと、全然わからへん。


この発電した電気は、
DSC06590.JPG
この家1軒分の電気量をまかなうことができるそう。
(電球はLEDを使用)


sammyは、
自給自足ができたらいい、
と常々思っていた。
でもそれは食料のことしか考えていなかった。
生活していくということは、
エネルギーが必要。
火のエネルギーだけでは生活していくことは厳しい。
電力の必要性。
今の日常生活で当たり前すぎて、気づいてなかったなぁ。

生活するのに必要なエネルギーも、
自然の恵みを活かして生み出すことができたら、
すごい。
はじめは家1軒分とか小さな規模でも、
それが少しずつうまくいくようになったら、
将来的には、
原子力とか、大きなダムとか必要なくなるかも。
行き場所のないゴミに悩まなくてもよくなるし、
川の底に沈まなくてはならない里山もなくなる。

話が大きくなりすぎ・・・?!

っていうか、
sammyがエネルギのことに関心がなさすぎたんだよね。
今まで。
恥ずかしながら。


この石徹白の水力発電を参考に、
二間手の古民家「源右衛門」でも
地の利と水を利用して小水力発電をやってみようとしている。
里人塾の2日目には、
参加者でこれからどう進めていくのかの、
話し合いも盛り上がったみたい。
(sammyはこの話し合いには参加していなかったので)


流されるままに石徹白へ行くことにしたけど、
こちらを選んでおいてよかった。
大切なことに気づくことができたから。

まぁ、気づくのが遅いでしょって、
言われそうだけど^^;

第2回!雨の里人塾(森&農)
里人のみなさん、こんにちは。
美濃から栃尾に通っているYAYOIです!すっかりご報告が遅くなりました(><)。第二回のリポートを投稿シマス!

第二回「栃尾里人塾」では、私は「畑(はた)」&「森」チームに参加しました。


1日目、本格的な雨。残念ながら、ざーざー降りです。
さてさて、「里人」は、雨の日一体どんなことをするのでしょう?
まずは、畑の達人、けーいちまとふみさんにお話を聞きます。

ーー今日のメニューは晴れたら、休耕田の土づくりでしたが、あいにくの雨。こういう天気の日でも、土づくりはできますか?
雨の日はねばっこくなる。土はかまわんなぁ

ーー雨の日は畑(はた)では、どんなことをしてるんですか、けーいちま?
なんもせんなぁ(笑)

ーーハウスのなかのトマトも?
雨の日にとると、切った口がなかなか乾燥せんから、そこから病気が入ったりする。野菜の収穫はせんよ

なるほど!

ーーさっき、草刈機で草かってましたが・・・
雨の日に草刈るんは、飛び散らんで、ええんや。草が濡れとるで刈りやすい

へぇぇぇ!

農ある暮らしは、お天道様次第。まさに晴耕雨読。雨の日は、野良仕事はオヤスミ、です。


では、「森」はどうなんでしょう。
前回みんなで話し合った、森のなかの秘密基地づくり!ですが、まずは、練習もかねて、冬に必要になってくる「薪ストーブ」用の薪小屋づくりをやってみましょう、ということになりました。

前回参加された方は、薪ストーブ!?と思われたのでは?
そう、古民家・源右衛門に、薪ストーブが設置されるんだそうです!

私は、ずーっと薪ストーブのある暮らしに憧れていました。古民家で過ごせるのもうれしいのに、さらに冬の薪ストーブとは!


こちらが森のリーダー小池さんの薪小屋のスケッチ。
本格的ですね~
まだまだ自分たちで木を伐ることはできないので、今日は間伐材をもらいに行くことになりました。

時間はたっぷりあるので、まずは近所にある地元オススメの「明宝歴史民俗資料館」へ。
展示の仕方がユニークで展示物がびっくりするほど多いとウワサには聞いていましたが、行くのは初めて!

昔栃尾の里人は、どんな道具をどうやって使ってきたか・・・
私は、美濃で小さな畑を借りてやっていて、手仕事にとても興味があるので大興奮。実際に使っていた地元のみなさんと見にいけるとあって、テンションがあがりマス。

木造の校舎がなんともいい雰囲気。(外の撮影は天気のよかった別の日です)


入り口には炭焼き窯も再現されています。


民具の収蔵は日本一?
なるほど、す、スゴイ数。廊下にまでびっしり!


旧・明方中学校校長の金子さんが、「先祖の手の跡、その息吹に生徒たちが直に触れ、何かを感じ取ってもらいたい」そんな思いから生徒とともに昭和38年から収集を始めたんだそうです。


同じ道具でも、この通り。


柄を見てください。木や竹や・・・さまざまな樹種でつくられています。

ホームセンターでホイっとものが買えない時代。
壊れてしまった道具を捨てるのではなく、大切になおして使う

裏山に入って、木を切ってきて自分で道具を使いやすいように修繕する・・・
繰り返し、繰り返し。
そんなことが当たり前にできていたのですね。憧れます。


クルミを割る道具もこんなにたくさん!
持ち手の部分が細かったり、太かったり。微妙に違っていて、使っていた人もなんとなく想像できますね。
ひとつひとつに知恵と工夫がいっぱい詰まっています。


ヤマザクラのねこだ、です。ステキ。これ、自分で編んでみたいなぁ。


ふみさんが手に持つこの棒。
野球の素振りではありません。
これ大豆を脱穀する棒なんだそうです。

「バンバン叩くんやなくて、こう、一度ためて、落とす・・・」
「みんなで脱穀のとき歌う歌があったよ」
とふみさんのレクチャーが始まりました!
なるほど。力任せではなく、ふわっと棒を落として殻を飛ばす!

見た目はただの棒っ切れ。
でも、使い方がわかって初めて、その風景が見えました。
大豆を収穫し、みんなで喜び、歌いながら、いい加減で棒を振るう姿。

道具はこうやって使われてはじめて、残っていくのだなぁと感じました。


ちょっと見えにくい写真ですが、桶のなかに赤ちゃん(キューピー人形)がいます。
「こう揺らしてやると喜ぶんや」
なるほど、ゆりかごにもなるんですね!
けーいちまも実践してくれます。

あっという間に時は過ぎていきました。
里人たちの暮らしの知恵と工夫がギュッとつまっていてたくさん刺激を受けました。

先人たちにヒントをもらいに、改めて訪れたいと思います!


地元で間伐材を調達し・・・


みんなで皮をきれいに剥ぎます。

みちおさんが、年季の入った道具を鮮やかに使い、身軽に皮を剥いていく横で、見よう見まねでがんばります。

写真を撮り忘れましたが、けーいちまのトビ(丸太を引っ掛けて動かすときに使う道具)の柄は、竹でした!
やはりお手製だそうです。

1日目は終了。明宝温泉でさっぱり。
恒例の交流会、あとふきタイムです。

話も弾み、お酒もすすみマス。


みちおさんのケイチャン。
ひろみぃさんお手製焼きそば。
暑いなか、ありがとうございます!うまかった~!


プチ勉強会は、郡上市の山石古民家工社の山石さんの薪ストーブレクチャー!
薪といえば、火持ちもよく、火力のある広葉樹のほうがいいと思っていましたが、スギでもイケル!という心強いお話でした。

なにしろ、スギは、すぐに燃えちゃう、ススがつく、火力が弱い・・・とあまり薪ストーブを使っている人からいいウワサを聞いたことがありませんでしたから・・・

海外のストーブのなかには、使うのが針葉樹主体というものがあるそうで、きっちり燃焼して、ガラス面にもススがつかないよう工夫もされているものがあるのだとか!

たくさんあるスギを使う場合、ススがあまりでないようにしっかり薪を乾燥させたり、火持ちをよくするために木のきり方を考えたり…工夫と知恵次第で、しっかり暖まり、楽しめる、ということなんです。

家のまわりや山から調達した木を使って暖をとれる。それこそ里暮らしの醍醐味ですものね。


スギの薪、という話から、けーいちまはこんなお話をしてくれました。

けーいちまのお風呂は今でも薪で焚いているそうです。
使う木は「スギ」。
「スギはええんや。お湯が、なろぅ(やわらかく)なる」
なるいお湯かぁ。入ってみたいなぁ。
ぜひ、五右衛門風呂をつくって入ってみたいですね!
第1回里人塾「森と水」で里を歩く!
こんにちは、YAYOIです。

「栃尾里人塾」の里山ウオーク。
私は、「みきちゃん」さんの「森と水」のグループに参加させてもらいました!
「この地域の人たちはみんな、ちゃん付け」と気さくに笑う、原幹雄さんがリーダーです。ちゃん付けで呼び合っているなんて、ステキです。だから、みなさん大きなひとつの家族みたいなんですね。



「源右衛門」は、せせらぎ街道から吉田川を渡った山合いに建つ古民家で、まわりには4軒の家と田畑。「栃尾(とちょーぉ)」と呼ばれています。この栃尾の暮らしを支える、「水」を探しに山を登ってみます!


「これが古い道」
早速、みきちゃんの解説が始まります。
古い道には、牛や馬が荷車引いて…という風景が見られたのだとか!

車が入って来たのは、昭和38年ごろ。橋ができた年なのだそうで、覚えていらっしゃるんですね。
「それまでは、山から伐った木を川淵に落として、かついで川を渡った」そうです。
ここに初めて入った車は「豆腐屋のミゼット」だったとか。

そう遠くない昔。子どもたちの遊ぶ声が響き、牛や馬が草を食み、大人たちが日が暮れるまで働いている…。4家族が助けあって仲良く暮らしている風景が目に浮かびます。
なんだか、タイムスリップしてしまいました。


山へ入っていくと、すぐに美しい沢がありました。
「ここ、じつは昔の三分の一の水量になってしまった…」
昔は、魚たちが泳ぐ水辺だったのだそうです。これも、山がスギやヒノキばかりになってしまって、いろんな木の枯葉などが落ちてスポンジみたいに水を貯める力がなくなってしまったから…なんですね。

都会人の私は、飲める水がこんなに豊富に暮らしのなかにあるなんて、なんて贅沢なんだろう、と羨ましいばかりでしたが、昔に比べると変わってきたことが多いみたいです。


辺りを見回すと、伐り捨てられた木々があちこちに。
「地主が人を頼んで植えて、手入れをしてきた。だけんど、値がつかん…」。お金と愛情を注いだ木が売れない、ちょっとかなしい日本の現状を垣間みました。


ふと動物の足跡を見つけたみきちゃん。
「これはシカの足跡。同じところをなんども歩く。だから、足跡の下にしかけ(空き缶とワイヤー)をしてつかまえる」(!!!)なんと、スゴイ。


「これはシカが食べたあと…」
なんて話しに熱中していたら、突然沢の下から大きなシカが山の方へ駆け上がっていきました!(動揺して写真撮れませんでした!どなたか撮った方いらっしゃいますか?)
いつもは静かな山に、急に人がドヤドヤ入ってきたので、驚いたのでしょうねぇ。

山をゆっくり上りながら、みきちゃんを始め地元のみなさんにたくさんお話を伺いました。


昔のどんな暮らしをしていたか伺うと…

「山の仕事のほかにも、白炭を焼いたり、蚕を飼ったり」。蚕は「おかいこさま」と呼ばれていたそうです。

「牛はとっても大事に飼われた。子どり用。おっさま(次男)よりも大切にされた(笑)」源右衛門の玄関の右側も牛のお部屋だったそうですよ!

「家の木も山から伐り出したけれど、お年寄りのいる家は、棺桶用に切ってきといた」(!!!)なんて話しも飛び出してきました。

子どものころの遊びの話しを伺うと…

「竹竿を自分でつくってアマゴを釣った」

「川の水は夏でも冷たい。カラダを石の上で甲羅干しみたいにしているとポカポカになり、また泳いだ」

「ダンプのタイヤチューブにのって川を流れて遊んだ」

「冬には草場をスキー場にした」どうやら里と山の間に、家畜が食べたり、肥料や屋根の材料にしたりする、草地があったようです。

…なんだか、わくわくしてきますね。

土地の言葉で植物の名前も教えてもらいました。


こちらは「ヘンビノトォ」。マムシグサです。


こちらは「ダニバラ」。キレイですが、ダニがついていて家に持って帰ると怒られたのだそう。見た目はタニウツギのようですが、、、調べてみマス!


そして「カンバ」。山桜です~。樹皮でお弁当箱をつくってもらった思い出があるとか。自家製樺細工!!!これまたスゴイ。


さらに山道をぐんぐん登っていると!


出ました、ヤマビルです。動物がいるところコイツに注意です。静かに忍び寄り、血を吸います。血がダラダラ流れびっくり!
「なぜかコイツは、一番前を歩いている人よりも、二番目、三番目の人に吸い付くなぁ」なんて、おもしろい話しを聞きました。


栃尾の水を引いている「水あて」に到着しました!
今はパイプですが、昔は竹の節をおとし、つなげてトイにして水を引いたそうです。(ちなみに、昔は水量があったので、もっと下の沢から引いていたそうですが)もちろん、今でも里人たちが自分たちでやっているんですって!


沢にはワサビがもさもさ生えています。ワサビといえば、根っこの部分を想像してしまいますが、里人のいただき方はちょっと違います。
「3月から4月。葉っぱや茎をとってきて漬物にするな。イモは何年かに一回とるくらいやな」
毎年、毎年恵みをいただく知恵なんですね。


沢沿いに、りっぱな山椒も。あ〜良い香り。


水辺を満喫し、そろそろ下山です。するとこんな木が。

「これは、ヒノキ。とっくり病。ここの土はスギに向いとる。ヒノキはあわんかったんやな」とみきちゃん。スギもヒノキも生き物。土の好き嫌いがあるんですね。谷筋にはスギ、尾根にはヒノキというくらいですから。
みきちゃんの「自然が教えてくれる」という言葉がとても印象的でした。

里に近づくと、石積みが目に入りました。


シシ垣です。人足で集落の人達が力をあわせて積んだもの。昔の電柵。
「カンテラを田んぼにさしたりして、米を守ったな」。
山と里を分ける、シシ垣。そして、里の手前に広がる草地…。なんだか動物と人間の共生していたときの里の姿が見えてきました。

ここで暮らしてきた里人の話しを聞きながらの山登り。
都会っ子の私も、山の恵みで生かされてきた暮らしをおぼろげながらイメージすることができました!
みきちゃん、栃尾のみなさん、楽しいお話ありがとうございました!

第1回里人塾「森の見方」
こんにちは、こばけんです。

遅くなってすいません!
ようやく、レポート開始です。濃厚な2日間を、まったりゆっくり書いていきますので、飽きずにお付き合いください

5/22(土)、「栃尾里人塾」がいよいよ始まりました。
約40名の参加者が古民家「源右衛門」に集まりました。
私は郡上八幡で岐阜と奈良から参加される方をピックアップ。
到着したときにはすでに大勢の皆さんが!
10年以上も空き家だった立派な源右衛門に、久しぶりに大勢のお客様。
源右衛門もさぞびっくりしたことでしょう。

まずは主催するふるさと栃尾里山倶楽部・代表の置田憲治さんの挨拶。
「みんなで、いっしょに、楽しく」
が栃尾里人塾のテーマです。

次に、自己紹介を兼ねて「何時に出てきましたか」アンケート。一番早いのは前日から来たご夫婦。
次に早くに出たのは、やはり前日大阪から来た11歳と6歳のこども二人。岐阜県関市に単身赴任するお父さんのもとへ、こども達だけで!新幹線に乗ってきました。
こどもも参加できるのが、「栃尾里人塾」です。

その後、4グループに分かれて栃尾の里へ向かいます。「森の姿/林業」「森と水」「楽しい里づくり」「栃尾の面白さ」をテーマに、地元の方がリーダーになり、出発です。


私は「森の姿/林業」チームに参加しました。
こちらではプロの林業家である水野雅夫さん(NPO法人ウッズマンワークショップ)に、栃尾の森を見ながら様々なお話をしていただきました。



まずは川へ。美しく透きとおる吉田川には、たくさんの魚が泳いでいます。

一見美しく見える吉田川も、潜って水平方向を見ると透明度が悪いとのこと。これは、山からの細かい砂(微細粒)がふわっと水中で舞うからだそうです。

微細流の理由は、山が荒れているから。間伐が遅れ下草が無くなった山からは土砂が川に流れ込み、川を浅くしているそうです。

地元の方も口をそろえて「昔より川が浅くなった。魚が少なくなった」とおっしゃいます・・・。



川と山のつながりを意識したところで、栃尾の山へ向かいます。



間伐のマニュアルでは、「森の何パーセントを伐ること」という基準があります。
水野さんは、こうした数字よりも、木の姿を見ることが大事だといいます。

植林された杉・ヒノキは枝と同じ広さで根が張っているとのこと。見ると森の木々はお互いが込み合い、枝が延びていません。
こうした森は、大きな風や雪ですぐに折れてしまう危険があるそうです。森を注意してみると、栃尾の森には多くの木々が倒れています。
今年の郡上の冬は、とても雪が多かったのです。水野さんは、おそらく雪で倒れたの木々ではないか、といっていました。

では何故理想的な森にできないのか?
・・・間伐は主に税金で行われ、それは画一的なデータで行われます。
それぞれの木をきちんと見て、森を育てる施業ができないのが現状。

きれいだな、と見ていた森。参加者の中には徐々に、森に対しての今までと違う見方が生まれ始めたようでした。

※栃尾里人塾 一回目の模様が こちら にアップされています。

栃尾里人塾 第一回目終了!
こんにちは、こばけんです。

郡上市明宝二間手で「栃尾里人塾」の第一回目が開催されました。

今日の中日新聞で記事が掲載されていますので、是非見て下さい!(記事は こちら>> )

私、こばけんのレポートも順次アップします!
送信者 栃尾里人塾 第一回目

今回地元の方々、参加者みんなで決めた次回何をするか、を話し合いました。そこで出たのは…:

「森」・・・森の基地のプランづくり/森でお弁当を食べる

「農」・・・土づくり(備中鍬&耕運機)/雨の時は「布ぞうりづくり」

「自然エネルギー」・・・先進地視察(石徹白)/「水の道」マップづくり/栃尾の消費電力を調べる

です。どれも楽しそうですね!スケジュールに入るかな…。地元の人がこれから予定づくりに入ります。

詳細決まりましたらふるさと郡上会のHPにアップしますね!乞うご期待!


■詳しくは、ふるさと郡上会 HP をご覧ください。
ふるさと郡上会 小林(こばけん)

栃尾里人塾は毎月第4土日、開催。
次回は6月26日(土)、27日(日)です。
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