ふるさと栃尾里山倶楽部

プロフィール
ふるさと栃尾里山倶楽部さん
未来も元気な里であるように…。
ふるさと栃尾里山倶楽部は、郡上市明宝、二間手にある静かな集落の地域住民が集まって、築100年の古民家「源右衛門(げんねもん)」を拠点に始めた週末倶楽部活動です。

かなぎ(広葉樹)の森づくりをはじめ、耕作放棄地復活や自然エネルギーの活用…都会の人たちの力も借りた里づくり活動「栃尾里人塾」も開催しています!

一緒にからだを動かして、おいしいお酒を飲みながら語りましょう!
仲間随時募集中です。

QRコード
アクセスカウンタ
Total:559099
Today:30
Yesterday:121
かなぎの森の植樹祭
去る5月4日のみどりの日。
栃尾で植樹祭が開催されました。

主催は明宝山里研究会。
「山を守り、山を活かす…
そして明宝を元気に!」
を合言葉に2011年から活動をしている、
山のおじさんたちの集団。

ふるさと栃尾里山倶楽部のメンバーも
明宝山里研究会の会員になっていることもあって、
今回は、 栃尾をフィールドに植樹祭を開催することになりました。

ふるさと栃尾里山倶楽部では、
設立当初から、
子どもたちが遊びまわれるような、
「かなぎの森づくり」を目指していました。
かなぎとは広葉樹のこと。
四季折々、変化していく森。
人と、自然が近い森。

そんな森づくり、
いよいよ植樹ということになり、
里山倶楽部のメンバーも張り切っています。

そして、
参加者の中には、
里山倶楽部の思いを知る、
里人塾の常連さんも多数参加。
心強い!


コナラやハナモモ、サクラなど、
広葉樹の苗木を約300本。


遠くから見るよりも、
急斜面の植樹地。
皆さん、1本1本丁寧に植樹してくださいました。


この子が大きくなったころには、
どんな山になっているのでしょうか。


6年前に設置した電気柵も、
線を張りなおし、
山の上側もネットを張って、
動物対策も万全。

木を植えたあとも、
手入れは必要。
本来であれば、苗木が負けないように、
周りの下草刈りが必要とのことですが、
誤って苗木を刈ってしまうのだそう。

苗木の生きる力を信じて、
苗木が根づき、太くなるまでは、
下草刈りには入らないほうがよいそうです。


これから、どんな山になっていくのか、
みんなで見守っていきたいと思います。

(ふるさと栃尾里山倶楽部 サミー)



 
サクラの巨木に会いに行く

今年は春の訪れがすこし早くて、
4月10日には栃尾のサクラが満開になりました。

ふるさと栃尾里山倶楽部の
サミーです。

栃尾周辺の森には3つの巨木があります。

カツラ、カシ、サクラ。
そのうち、サミーはサクラの樹には、
まだ会いに行ったことがありません。

どうせ会いに行くのなら、
花が咲いているときがいい。

そこで、
代表の憲ちゃんと、
里人のかわちゃんを(半ば強引に?)誘って、
サクラの巨木に会いに行ってきました。

針葉樹の陰と広葉樹の日向を
交互に歩いていきます。
道はもちろんついていません。
自分で歩きやすいところを選んでいきます。
そして、かなりの急斜面。
年に1回しか活躍しないスパイク足袋が
大活躍しました。





そして出会った、
サクラの巨木。

来て分かりました。

巨木ということはもちろん
樹高も高いわけで、
桜の花が咲く位置ももちろん高くて、
足元ではお花見がしにくい、ということが(笑)





そして老木だからなのでしょうか?
花のつき方もまばら。
ソメイヨシノのような華やかさはありません。

素朴に、素朴に咲いていました。


サクラの巨木から、
今まさに花盛りの
大三戸山の花見ができました。

帰り道、
こんなお宝も発見。




カタクリです。
あちこちに芽が出ていました。

秋のうちに落ち葉をかいて置くと、
春になった時に芽が出やすいといいます。
落ち葉は畑にいれればいいし、
一石二鳥。

10月の里人塾でやろうか、という話にもなりました。


喉が渇いたときに見つけたもの、


イタドリ。
一番背の高い憲ちゃんが、
採ってくれました。
皮をむいてかじると
みずみずしくて、
ちょっとすっぱくて、
疲れがとれる。

「なつかしなぁ」
と憲ちゃんとかわちゃん。

正味1時間くらいの、
山のお散歩。

とっても楽しかったです。

(ふるさと栃尾里山倶楽部 サミー
 

フユちゃん朴の葉っぱの風車

この季節、栃尾の里で

たいへんお世話になっている木

それは…「ホオノキ」の葉っぱです!

 

 

 

田んぼ作業の間や、

塾のための準備の清掃のときなど

 

ケイイチマの奥様、ムッちゃんが

朴の葉っぱで包んだ朴葉寿司

「たくさんつくったで」

とお裾分けしてくださるなんてことも…


 

 

気づけば…

庭先や、山裾など、

二間手地区のあちこちに、

このホオノキを見かけます

 

 

 

そういえば、昨年。

野遊びの達人(?)フユちゃんから、

こんな技を教えてもらいました。

 

【朴の葉っぱの風車】

 

 

 

【用意するもの】

◯比較的状態のいい、茎が少し曲がっている朴の木の枝

(水をいっぱい吸い上げている時期がベター)

◯包丁

 

【つくり方】

 

1.まずは葉っぱを奇数にします。

  葉はポキッと折るそうです。

  葉っぱと葉っぱの間の間隔はだいたい同じくらいに。

 

 

 

2.葉を絞るようにして持ち、

  刃物で3分の2ほどまっすぐにカットします。

 

 

 

この長さでよくまわったり、まわらなかったり。

どのくらいがいいかは、加減します。

 

 

 

3.葉っぱの半分を手でちぎっていきます。

 

 

 

4.葉の根元を手で持って、

  葉と茎の付け根をぐるりと一周皮だけ傷つけます。

 

 

 

5.ぎゅっとひねると皮と芯がつるっと離れます。

 

 

 

スポッ!

 

 

子どもたちはここで加減を覚えたそうです

 

6.反対に葉の部分を付け替えると、風車の出来上がり~

 

 

 

おさらい

 

 


フユちゃんは、
郡上の白鳥から二間手に来たお嫁さん

 

子どものころ、この風車を

よく子どもたちでつくったのだそうです。

 

横で見ていた、ムッちゃんは、

自分の在所ではつくらなかったよ(明宝)と、

おもしろそうに見ていらっしゃいました。

 

自分の遊び道具を、

自分でつくる昔の子どもたち…

 

少しづつ加減を覚え

身についていく…

 

かなぎの森からいただいた、ホオノキで

子どもたち、そしておかあさんたちも

とっても楽しませてもらいました!

 

フユさん、ありがとうございました

 

また、いろいろ教えてください

 

ふるさと栃尾里山倶楽部 通い部員YAYOI

かなぎの森の恵み、お椀づくり旋盤講座【2日目】

サクラのお椀づくり2日目です!

いよいよ、中を削っていきます


【2日目】

7:00 ケンちゃんとかなぎの森づくり

9:00 お椀づくり(中を削る~仕上げ)

12:00 片付け

13:00 おひるごはんで発表会(かまどごはんとあったかお汁)

   つくったお椀でご飯を食べてみよう!

午後 終わっていない人のつづき


*********************

【ケンちゃんとかなぎの森づくり】


昨日のお約束。

子どもたちも一緒に、ケンちゃんの朝の日課、

かなぎの森づくりに合流です!


朝寝坊組が「やまいきさの小屋」に着いたころには、

すっかり火の支度が整って、まったり(スイマセン



よし、やるか、とナタとハサミ、ノコを携えて山へ。


ケッくんは、ケンちゃんの見守るなか、木を倒していきます。



ココちゃん、ナオミちゃんも枝をチョキチョキ上手にお手伝い。



枝を細かく伐ることで、土にも早く還る

(塾生・森づくりを生業にする、ヤマちゃん談)、

何しろ、小屋のいろりで大活躍していきます!


子どもも、力のあまりない女性にもできる山仕事、なんですね


*********************

【お椀づくり 中を削る~仕上げ】


森林文化アカデミーの山口先生、学生のカオリン、

ノリくんと、明宝木工センターヨコイくんを講師に

さぁ、いよいよ、中を削っていきます!

地元・大工のミチオさん、皆勤賞のカズエさんも加わり始まりました。



おぉ!さすがミチオさん。カッコイイ



マーくんもさすがの安定感


集中して取り組むみなさんの姿をあとに、

子どもチームと、われらが子ども隊長・パンちゃんことカツアキくん、

2日とも見学にきてくださった、フユさんと、

かまどごはんづくりに出発です!



久々のかまどとの対面に、ケッくんがボソリ。

「かまど、ちょっと年取っちゃったね〜」

とヒビの入ったかまどをなでなで。


火の番は子どもたちにおまかせ。

もちろん、パンちゃんがしっかり目をかけながら、

初体験のかまどごはんを炊いて、あったかお汁をつくってくれました。


フユさんも、お家のご飯の支度を終え、

漬物とおからを持ってきてくだっさって、

ケイイチマも、「野菜もってけ。食べてもらえるとうれしいんや」と

野菜をくださいました。

すごいですね・・・「里力(さとぢから)」。

あっという間に「里山ごはん」ができあがりました。


できあがったお椀を手にみなさんが帰ってきてので・・・パチリ



おぉ!みなさん初心者とは思えないスバラシイ、わん



アカデミー学生のカオリンがポロリ。

「同じサクラの木でつくったから

みんな兄弟ですね・・・」


個性豊かな模様とカタチ。

でも、栃尾の森の

栃尾の木の兄弟椀なのですね。しみじみ。



森で伐った大きなサクラの木から生まれた「旋盤講座」。

みんなで旋盤のおもしろさを分かち合ったひとときでした。


最年少・カズキくん(高1)からは、

「親から言われて参加したけど、すごく楽しいので、

みんなやったらいいと思います」

なんて、発言が


昨夜の交流会でも、

子育てパパ、マーくんたちから、

子ども版旋盤講座をやってみたいという話が盛り上がり。


「子ども講座いいですね。子どもの場合は、スタッフがもっと必要。

地元のみなさんにまず習得していただいて、みんなで旋盤を教えていく、なんてこともできそうです」

と心づよいコトバを山口先生からもいただきました。


森づくりとものづくり

結びついて、なんだかワクワク・・・。

幾日の間、メールで盛り上がっておりました!


最後に・・・地元・ユウイチくんの心の一句(3連発)


もくもくと 奥が深いぞ ものづくり

ウマイっ!

旋盤が ほしいほしいと みちおくん



次世代へ 確かな手ごたえ おお~実感


栃尾に、旋盤がズラリと並ぶ日も近いかも?


(ふるさと栃尾里山倶楽部 通い部員YAYOI)


ご参加いただいた方はもちろん、

ケイイチマ、フユさんを始め、ミキさん、カーくん、カツアキくん、

ケンちゃん、ヒロミィさん・・・

忙しいなか、覗きにきてくださったり、手伝ってくださったり。


そして、企画の際、いろいろ動いてくださった、

ユウイチさん、応援隊のサミー。

旋盤講座に関わってくださったみなさん、

本当にありがとうございました

(森林文化アカデミー山口&通い部員YAYOI )

かなぎの森の恵み、お椀づくり旋盤講座【1日目】

昨年、栃尾里人塾の「かなぎの森づくり」で

齢のころ40歳(?)のサクラの樹を伐りました。



とてもりっぱな樹だったので、そのとき里人塾に参加していた

ホセこと、岐阜県立森林文化アカデミー・ものづくり研究会の

山口先生が、

にするのもいいですが、とてもおしい材料なので

お椀をつくりませんか?」と提案してくれました


お椀をつくるまで、だいぶ時間が空くので

地元のミチオさんやマー君たちと輪切りにして、

切り口にボンドを塗って

「乾燥」「割れ」防止策を施してくれました


年も明け、里人塾皆勤賞のみなさん(3名)と

里山倶楽部メンバーとご家族、そして手を挙げた塾生さんが集まって、

9台の旋盤が勢ぞろい!

明宝木工センター&源右衛門での12日「旋盤講座」が遂に実現


1日目】

1030~ 明宝民俗資料館で昔のお椀を見てみよう

1300~ 旋盤を学ぶ講義(安全講習)

1340  制作実習

1630  掃除   

1700~ 明宝温泉へGO

1900頃 あとふき(交流会)・夜の講座(ビデオあり)


*********************

【明宝歴史民俗資料館】


「お椀には、縦木と横木があって・・・」

明宝歴史民俗資料館で、まずはお椀レクチャー。


「木のとり方でどう違う?」

強さ? 見た目? とれる量の差? 薄さ?


映像満載! 資料館でのレクチャーの様子は

参加者・塾生もろちゃんリポートをどうぞ>>>



資料館には、こんな資料もありました。

明宝にも「木地師」の方が住んでいたのですね!



*********************

【木工旋盤講座】

場所を移し、明宝木工センターで、旋盤講座がスタート。


かなぎの森で、ほかの木を活かすために伐られた、サクラの木。

次は暮らしの道具となって、生まれ変わります!



「旋盤」って何?という人から、

やってみたかったかったけど道具もないし・・・という人もいれば、

木で何かするのが好きだからという人まで・・・

真剣に道具の使い方を学びます



生きた「樹」から、道具となる「木」へ・・・


学生のノリくんと山口先生で、
刃物の砥ぎなど、ていねいに準備をしてきてくださいました

木工旋盤ってどんなかんじなんでしょうね・・・

緊張の面持ちで、それぞれの旋盤の前に立ちセティング。



その様子・・・こちらも詳しくは、

参加者・もろちゃんのブログ「旋盤術、体得への道」 で

お楽しみください!>>>


参加者・地域おこし応援隊・サミーのブログでもどうぞ>>>


それにしても、旋盤に向かう姿が、みんなカッコイイ。

どんどん様になってきます。


最少年参加・カズキくんは
高校1年生!
学生1年生カオリンの指導も板についてマス

*********************

【子どもたちは森へ・・・】


大人たちが真剣に楽しむなか、

子どもたちも、飛び散る木の粉を集めて、桜チップ茶をつくったり、

真剣に、作業を真剣な眼差しで見ていたり・・・

ケッくんは、なんだか、やってみたい様子。


こういう真剣な大人の姿を見るのって、

なんだか子どもにとって、すごくいいことのように感じました。



・・・とはいえ元気な子どもたち


いつもの里人塾のように、

かなぎの森までちょっと散歩にでかけました!


まずは、「やまいきさの小屋」で火おこし


なるべく、たくさん木を使わないようにしながら、

スギ葉から上手に小枝に火を移し、ちょっと大きい薪に火を育てていく

ケッくんとナオミちゃん。すごいねーーー。


つかった分だけ、次に小屋を使う人のために、木を集めてきます。

ココちゃんがたくさん木を集めてくれました。


湯を沸かして、ホットカルピスを飲むひととき


明日の朝も山に来ようね。


夕方、木工センターに帰ってみると・・・


ジャーン


個性豊か!

なんともステキなカタチが削り出されていました!



つるつる、

こんなに短期間でつくれてしまうんですねぇ。

スゴイなぁーーー


*********************

【夜の部】


夜のあとふき(交流会)では・・・


みんなで、映画「奥会津の木地師」を見ることに。

予告編はコチラから>>>



奥会津の木地師のみごとな姿に、みんなクギづけです


「木地屋敷」をつくるシーンや谷水を引くシーンでは・・・


「あんなふうに山小屋の横に、水引きたいね」

「そのとき、木のトイってのがいいね」

「屋根がササってのもいいね」「うちの山にあるよ」

「こんな小屋にしたら、泊まれるんじゃない?」

・・・大興奮


山小屋をつくったり、器をつくったり・・・

里人塾の活動に結びついて、みんなの妄想は大暴走


そんななか、ケイイチマからもこんな話が。


「このあたりにも「木地師」ではないけんど

」と呼ばれる、おっきな木を伐って板にする人がおった」

「何ヵ月かに一辺山を下りてきて、うちの風呂に入ったよ」


杣は、ケイイチ少年10歳ごろ、おじいさんだったというので、

70数年前に6070歳の方だったようです。

「コケ(松茸)の出るところもようしっとったよ」・・・


大木のあるかなぎの森・・・

そう遠くない昔の風景が浮かんできました。


話は尽きることはなく、

夜は更けていきました・・・(2日目に続く)


ふるさと栃尾里山倶楽部・通い部員 YAYOI

やまいきさの小屋の今

やまいきさの小屋は、かなぎの森づくりの拠点となる場所。

里から、つづら折りに山を上ったところにあります。

昨年の「里人塾」で、地元と里人塾生が

みんなで一緒に建てました


夜明け前に山に入ると・・・


いい「森」は「山水」を生み、里の「田畑」を潤して、

人びとは暮らしを紡いでゆく・・・。


いい「森」は人が関わってこそ、

多様で豊かな姿を見せるのだと、

この里に暮らす、賢人・ヒサマやケイイチマたちから

学びました。


「夜が明けぬ暗いうちに、炭を焼きに山に上った」

というヒサマの話しを思い浮かべながら、

まだ暗い雪道をサクサクと音をたてながら上っていきます。



山の上で、白々と夜が明けていきました。



それまでは、山には上ることなどそうなかったというケンちゃんが、すっかり目覚めた「森」づくり。

朝、山に入り伐り出した木で、

ぐるりと小屋は包まれていました!

なんだかとっても、あったかい。


伐った木で暖をとるなんとも幸せなひととき。



里人塾のとき、この森で40歳ほどの桜の木を伐りました。

この木から、暮らしの道具・サクラの器をつくろうと盛り上がり、なんとこの冬、講座が実現しました!


この講座を実現できるのも・・・

この里のミチオさんやマー君たちのせっかく伐った木を使って

「何かをつくってみたい」という想い

里人として通ってくださった、森林文化アカデミー山口先生が、学生プロジェクトとして尽力してくださったおかげです。


さて、里山で伐った木でつくる「器づくり」講座

一体どんなものが生まれるのでしょうか・・・(続く)


ふるさと栃尾里山倶楽部・通い部員 YAYOI


かなぎの森づくり~ドングリ拾い

第5回里人塾(9月24・25日)

森チームは、かなぎ(広葉樹)の間伐に。

自宅に眠っていた(?)チェーンソーの目立てをして、

安全講習をしっかり受けた

地元のみなさんのチェーンソーがうなりました!



「たきもん(焚きもの)を切るのにチェーンソーを使ったりは

するけれど、立っている樹は伐ったことがない」という勇士たち。


ひたすら、伐りマス


作業終了後、森チームのみなさんが

少しだけ秋の恵みを拾ってきてくださいました!


栃尾のかなぎの森づくりは、

この山で生まれた幼木と

この山の木になった実や種で

苗木を育てて、

この山にかえしていきたい、という想いがある

・・・とは、代表のケンちゃん。


その手には、かわいらしい木の実たちが・・・

さて、なんの実だかわかりますか?



左から、クリ、オニグルミ、コナラ(小・中)だそうです。


よーし、蒔いてみよう!ということになりましたが…


どういう向きで蒔けばいいのか、

土の厚さはどのくらいがいいのか、

蒔きどきなんてものがあるのかどうか……


これまた、はじめての体験、です。


というわけで……

ぎふ森林づくりサポートセンター・こばやし(弥)が

持ち帰り調査を開始!


まずは、生木の木工・グリーンウッドワークでお馴染み(?)の

サポートセンター・おのちゃんに木の実を見てもらいました!


グリーンウッドワークin栃尾>>>

みきちゃんの育てたヒノキでスプーンづくり』の記事はコチラ


この時期はまだ未成熟のものが多いいよ。

チョッキリ君(!?)が落としている可能性大」(お)


チョッキリ君!?

なんや、それ?


どうやら実に産卵して、チョキッと落としてしまう、

そんな虫だそうで、

実をよくみると、小さな小さな穴があいています。


水に浮かべてみるとわかるよ」(お)



浮かべてみると・・・ぷかぷか、と。

クリ以外、あぁ、どれも残念ながら未成熟、

もしくはチョッキリ君の家のようです


簡単な木の実の育て方は、

ぎふ県の取り組んでいる「木育」のサイト、

ぎふの木育『木の赤ちゃんを育てる』のなかで

紹介しているということ。こんな記事を教えてもらいました。





てっきり、帽子(?)をかぶっているほうから根が出てきて、

その反対から芽が出てくるのだとばかり思っていました・・・。

予想に反して、帽子の反対側から根も双葉も

ニョキニョキとでてくるようです。


知っているようで、知らないことだらけ。

勉強になりました!

おのちゃん、ありがとうございました!


・・・さて、調査はまだまだ続きます


成熟した実であれば、ほぼ発芽するよ」

というコトバに元気づけられ

実の収穫期や、蒔き方などは、それぞれの種類ごとにあるらしい、

と小耳にはさみ、

県立森林文化アカデミー・里山研究会の玉木先生に

何か調べられるいい本はないか伺いに行きました!



『日本どんぐり大図鑑』偕成社


なかでも、おすすめというのがコチラ、

日本の樹木種子(広葉樹編)』(社)林木育種協会


樹の種類ごとに、採取方法や蒔き方、種の保存の仕方や

苗のつくり方などなど、豊富なデータをもとにして

まとめられている専門書!


拾ってきたコナラのドングリは、

秋のうちに土に入れておくと、根が出てきて冬を越し、

春には双葉がニョキニョキと出てくるんだそうです。


多くの木の実は、一度冬を越えると、根がでて、

双葉を伸ばすそうですが、

クルミは水に浮かべると、成熟していても浮くそうです(ホッ)

クルミの果肉には、発芽抑制成分が含まれているそうなので、

土に埋めるか、水につけて早く腐らせて、落とすといいのだそう。


「秋」の木の実拾いは、同じ母樹からいくつも拾うのではなく、

いろんな母樹から拾うのがコツ。


そして、幼木探しは、「春」芽が出たころが

探しやすいということでした。


玉木先生、ありがとうございました。

本を紐解きながら、育ててみたいと思いマス!


さてさて、里人塾のみなさま

一緒に、栃尾の木の実をひろって、育ててみようではありませんか!


文責:ふるさと栃尾里山倶楽部 YAYOI

ふるさと栃尾里山倶楽部の挑戦! かなぎの森づくり

いよいよ、かなぎ(広葉樹)の森づくりがスタートしました。



只今、古民家・源右衛門の家の裏の畑で、

暑い夏にへこたれるときもあったけど

踏ん張って成長しているかなぎの苗たち


「山のことを、日常のなかで

ほんの少しでもいいから考えてほしいんや…」



会社人であったときも、山のしごとが好きで

山にばかり行っていたと笑う

地元のミキちゃんが「」チームのリーダーです。


このかなぎの森づくりが始まる、ずっと前、

ふるさと栃尾里山倶楽部のなかでこんなことが話されました。


「山には入らない地元の人が多くなった」

「切捨てられた木があるが、運び出せない」

「山が生活の糧にならなくなった」


そして、話題はさらに広がり…


「川の水が減ってきた」

「川が雨ですぐにごるようになった」

「獣害がひどい」


どうやら、どれも「今の森」に

原因がありそうなことがわかってきました。


まずは、みんなで地域を歩いてみると…


今でも山を手入れしている、ミキちゃんやケイイチマの話と

さまざまな里の問題がピーンと結びついてきたのです。


「森をなんとかしたい」

「オヤジやじいさんの育ててくれた木を大切に使いたい」



未来のために、今やれることはなんだろう?


そのためには、まず

「山のことをもっと知りたい」

「まずは、どんな木が生えているか知りたい」

そんな想いが倶楽部メンバーのなかで、フツフツと芽生えてきました。


とはいえ、これからの時代の森づくりって

どんなことなんだろう?


20年後、100年後の森をイメージしながら考えるのは、

なんだかとても難しい


しかも、今までのかなぎ(広葉樹)の森は、

スギやヒノキのように人が植えてきたのではなく

どちらかというと

土に潜む種が発芽したり

伐った切り株から萌芽して

自然に生育してきたものが大半…


はてさて、どうしたものか…



倶楽部のメンバーミキちゃん、ケンちゃん、ユウイチくんと

塾生でもあり環境学生でもあるコバケンがゾロゾロ集まって

森林づくりのエキスパートが勢ぞろいの

岐阜県立森林文化アカデミーの先生たちに相談に行きました。


快く、力を貸そう!と先生たちも参加してくださって

第4回目の里人塾が開かれました!


これからの森づくりの第一歩は

まずは、「正体を知ること」(byものづくり研究会 山口先生)


スギ、ヒノキの生えている、山の土はどんな状況なのか

木々の下に生えている植物はどんなものがあるのか

人が植えたスギ、ヒノキ以外にどんな木がしぜんに生えているのか…


森の見方を学ぼうと、

森歩きにでかけてました。(「森の見方」に続く)


文責:ふるさと栃尾里山倶楽部 YAYOI

森の見方 その1~里山編

まずは、葉っぱで、植物を調べる方法を

岐阜県立森林文化アカデミー里山研究会の玉木先生に

教えてもらいました。



ギザギザだったり、枝が交互についていたり、

柄が長かったり、毛が生えていたり。

同じように見えても、個性があるものですね。


なんとなく、サクラっぽい樹種を見かけるなぁという森でしたが、

先生曰く、サクラといってもここは種類がとても豊富なんだそうです!


「花の咲く時期がそれぞれ違うので、散策が楽しめそうですよ」


もうお一方、里山研究会の柳沢先生は、

木々の下にどんな草花が生えているか

見てくださいました



どんな草が生えていたかは

>>>地域おこし応援隊サミーのブログへ


「一言でいうと

かなりシカの影響を受けている森、という印象です」


あたりを見回すと、そこかしこにマツカゼソウが。

この草は、シカが食べない草なのだそうです。


こんなにマツカゼソウばかりが生えている…


つまり、シカがほとんど生えてきた草やかなぎの木の幼木を

食べてしまっている…ということ


独特の香りのするミカン科のマツカゼソウ。
アジアのある地域では「虫除け」に使うそうです!


こらからの森づくりを考えると、

せっかく育てて

苗木を山に植えたとしても、

シカが全部食べてしまう可能性が高いというわけです


NO~~~


しかしながら、「おいしい、おいしくないは別として

このあたりで食べられる草は26種類くらいありました」

というコトバに、なんだかニンマリ。


恵みの山、健在(!)デス


かなぎ(広葉樹)の森といえば、

「紅葉する木がなんだか、ええなぁ」と大工のミチオさん。


そうですよね、私は、ある場所で、

ずんぐりした子どもの手のような葉っぱを見つけちゃいました。


日本版のメープルシロップ!

がとれる、あの木ではないかなぁ、、、

見つけた方はご一報を。


文責:ふるさと栃尾里山倶楽部 YAYOI

森の見方 その2選木〜幼木探し

調査チームは、造林を専門とする横井先生(林業再生講座)

とともに山を歩き、

どんな森づくりがあるのか話を聞きました。



木を定期的にバッサリ伐り出していくのか、

大木を育てていくのか……

20年なのか、100年の樹々のある森にするのか…

手の入れ方が違ってくるそうです。


「木々の間に、草が生えている状態が

土にとっていいんです」


広葉樹の林では、下草が生えるよう、もっと光を入れるべく

伐る木と残していく木を選びます。


となりの木がのびのびと育つように…
先端が枯れてしまっている木は切っていく


枯れ木を整理するだけで、さっぱり。

森も喜んでいるようです。



ミキちゃんの颯爽とした勇姿を

里人塾生・もろちゃんが映像アップしてくれました!

>>>もろちゃん・リポート


かなぎの森と

スギ・ヒノキのメインの森と……

今まで、育んできたものを

受け継いで活かす森づくりのヒントが見えてきました


翌日は、「幼木(ようぼく)」探しに出かけました


どこで生まれて育ったかわかならい「苗」を

買ってきて植えるのではなく、

山から探して、畑で育てよう、ということで

引き続き、横井先生(林業再生講座)ととも、

広葉樹の木の赤ちゃんを探しにでかけました。


おっ!いたいた
何の木の赤ちゃんかわかりますか?


林の際(林縁部)によくあるのだというのですが、

こんなにも木々が鬱蒼としているのに、なかなか見つかりません。


小さい木は草のようにも見え、なかなか判別が難しい……


それでもなんとか、

サワグルミやクリ、サンショ、ケヤキを見つけ出しました。



放おっておけば、

昔のようにしぜんにかなぎが生えてきて……

広葉樹の森に戻る、ということはないのですね。


いくつか見つけた幼木を、源右衛門さんの裏の苗畑に移します。


まだ暑い日も続いているのでちょっと日陰を!
光は好きだけど、沢沿いに自生するトチのために

雪の多い、郡上市明宝。雪が積もる前には、

一度掘って、寝かせて冬を越すといいそうです。

シカに食べられないように、少しの間、ここで育て、山へ戻します。


まずは、山を知ること…


いつもの活動とは違い、

専門家とともに山を歩いてみた今回。


「今後、この森をどうしていくか、見えてきた部分がある。

森づくりを考えるいくつものヒントになった」

と代表のケンちゃん。



自分たちで考え、やっていきたい!

熱い想いを胸に、

今日もまた、

山を歩き、幼木探しをする

ケンちゃんやミチオさんの姿が見られる、かも!?


文責:ふるさと栃尾里山倶楽部 YAYOI