ふるさと栃尾里山倶楽部

プロフィール
ふるさと栃尾里山倶楽部さん
未来も元気な里であるように…。
ふるさと栃尾里山倶楽部は、郡上市明宝、二間手にある静かな集落の地域住民が集まって、築100年の古民家「源右衛門(げんねもん)」を拠点に始めた週末倶楽部活動です。

かなぎ(広葉樹)の森づくりをはじめ、耕作放棄地復活や自然エネルギーの活用…都会の人たちの力も借りた里づくり活動「栃尾里人塾」も開催しています!

一緒にからだを動かして、おいしいお酒を飲みながら語りましょう!
仲間随時募集中です。

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里人への道
里人塾第一回から参加させてもらったYAYOIです。
里人のみなさん1年間、いろんなことを教えていただき本当にありがとうございました!

第一回に参加者みんなで出し合った「やりたいこと」。
こんなにたくさんありました!



そのなかで、ハートマークがついていること。
これは今年、みんなで挑戦したことです。

栃尾の美しい里の風景のなかで、暮らしが紡がれ、素敵な未来へと続いていくように・・・
来年もまた、楽しく活動に参加していきたいと思います。
第6回栃尾里人塾<森チーム>~かずえさんレポート

かずえさんからも、
森チームのレポートが届きました。
また違った視点からのレポート、
とっても興味深いです。


1日目の森チームについて

今回の講習会場は、「やまいきさの小屋」設置予定場所より少し下で行われました。

里人塾の受付時間より少し早めに源右衛門に到着すると、ヘルメットをかぶり、しっかりと身支度をした男性がたくさん。
ちょうど午前の部が一段落して山から下りてこられた様子。里人塾生以外の、現地の方もたくさんいらっしゃいました。
いつもと違う雰囲気に、お遊びでは行えない危険を伴う作業なのだと少し緊張。
源右衛門に戻られた方々の中に、見知った顔を発見し思わず声をかけると、「ワイヤーロープの代わりに、登山用ロープをね・・・。」と話される。
??意味が分からない・・・。


謎の言葉は、受付後現地に行って納得。
すでに斜面に沿って、木を引き上げる用のロープが何本か張られている。
そのロープが、通常ならワイヤーロープで行うところを、なるべく手軽にできるよう登山用のロープを使用されていた。これのことか!
今回のコンセプトは、「なるべく手軽に間伐をし、晩酌代を稼ごう」。
ワイヤーロープを数十メートルに渡って張るなど、重すぎて重機がないと難しいでしょう。
でも登山用ロープなら、同じ長さでも肩にからげて運べる重さ。強度も問題ないとのこと。
(問題は値段が高いこと。普及すれば安くなるのになぁ~、とのつぶやきが・・・。)
これが、考案者のポイントの一つ。

そのロープの一つには滑車が付けられ、斜面の上側の端にはロープを巻き上げるモーターに絡めてありました。これが引き上げの道になります。
この道になるロープから脇に一本のロープが出ており、この先にワイヤーがあり運び上げる木に結び付けます。
この脇ロープは、道の先端から10メートル四方にかけて木を引き上げることができるそうです。つまり、この仕組みをいったん設置すると、引き上げの道となるロープの前方及び、両脇10メートルずつの広範囲に渡り木の引き上げが可能になるのです。

木の引き上げが行われます。
午前中に倒された木を3メートルほどの長さにし、木の前側にワイヤーを掛け、頭を持ち上げるようにして坂を引き上げます。
引き上げは、モーターに絡めたロープを、漁師が網を引き上げるように2人が引っ張ります。
木はロープが巻かれるとともに少しずつ進みますが、比較的間伐されているとはいえ、森の中。色々なものに引っかかって、なかなか進みません。
そのため、引き上げられる木の脇にも数人が付き添い、「とび口」といわれる棒の先に爪のような刃が付いたもので引っ掛けて、木の進む方向をコントロールしたり、少し持ち上げたりします。
そのたびにロープも引く手を止めたり、緩めたり。
モーター脇でロープを引く人と木の脇にいる人は、常に声を掛け合いながらお互いの様子を確認して作業を進めます。

木が斜面を上がり、道まで出てくると、今度は今までと逆。
ロープを緩めて木の頭を下ろす。
今まで以上の緊張が走ります。
いきなりドスンと落とすことがないように、脇で作業をしている人に危険がおよばないように、声を掛け合いながら慎重に、そ~っと、そ~っと下ろします。
木が地面に落ち着いたとき、一同から感嘆の声が。
そしてまた、滑車を次の木のもとに下ろします。
このとき油断していると、振り子の原理で揺れる滑車が頭に当たりそうに。
常に気が抜けない作業です。

こうして、次々と木が上げられ、軽トラに乗せるためにチェーンソーで大きさを切りそろえているとき、作業されている方の足元に小さな丸太が。
邪魔に感じたその方は、後ろも見ず、えいっと後ろ足で蹴りだします。
危ない!
と思った瞬間、後ろに控えていた方がすかさず足でキャッチ!
こういう「あ・うん」の呼吸が大事なんだよなぁ~。としみじみ感じました。

この一連の作業を見学していた女子塾生達からいろんな感想や疑問が・・・。
 ・思っていたより、けっこう大掛かりだね。
 ・案外人の手で運んだほうが早いんじゃないのかなぁ。
 ・なんで斜面を引き上げるの?下ろしたほうが楽なんじゃない?
 ・木は片側だけを持ち上げるんじゃなくて、両方持ち上げたほうが障害物に引っかからないんじゃないの?
 等々・・・。

 その疑問に、遠方から朝早くに家を出られ、午前の部から参加された方が答えてくれました。
 ・大掛かりに見えても、人力だけで設置できるこの仕組みは、まだ簡単なものであること。
 ・ここの斜面はまだまだ緩やかだが、もっと切り立った斜面でも引き上げられること。
 ・一抱えほどの木でも、3メートル近くあると800kgにもなること。量を引き上げるためには、人力だけでは限界があること。
(後で軽トラに木を載せるときに実感!)
 ・斜面を下ろすのは、誤って木が滑り落ちないように、上げるとき以上の気を使い、労力を要すること。
プロも絶対斜面は下ろさない!と講師の方に言われました。
 ・木を片側だけ持ち上げるのは、両方持ち上げるには専門の資格が要るから。
 
納得です。
特に最後の資格とは、「玉掛け」のこと。
重い荷物をフックなどに引っ掛けて持ち上げるとき、バランスが上手に取れる位置でワイヤーをかける技術等。
講習を受けて免許を取らないと行うことができません。
知り合いで苦労して取った人がいました。
資格がないとできない作業では、「手軽に間伐」にハードルが出来てしまう。なので、資格を必要としないやり方を考え付かれたのが、考案者の二つ目のポイント。

きちんと法律にものっとり、より楽で安全な方法を考え出すのはなかなか難しいことだと思います。
 この講習内容は日本各地に広まりつつあり、近隣では恵那市でも実践されていて、その収益は地域通貨となり、利用されているそうです。

今回切り出された木の相場は、およそ軽トラ一杯3,000円とのこと。
モーターと車の燃料費、人件費を考えると、いったい何往復しなければ晩酌代が出ないのか・・・。
また、薪として売るには、さらに薪割をしてタガにはめなくてはいけない。

戦後、国の政策として杉やヒノキの植林が全国的に行われました。
それは、焼け野原となった日本の住宅復興に使われた木の次世代を育てるため、治水や、地すべりを防ぐ等の安全の確保のためと聞きます。
それが60年余経ち、本来なら一番使い勝手の良い時期に育っているはずなのに、誰にも手をかけてもらえず、高級な材木が薪にしかならない。
いや多くは薪にすらなれない。
なんだか考えさせられました。

ほかの方のレポートにもあったように、切り倒すとき思わず手を合わせたくなる気持ち、切れば木の命をいただくが、切らなければ無駄にする。
私に出来ることは、その現実を知ること。
出来ることはないか考えること。
使える機会があったら、大切に使うこと。
さまざまなことを考える機会となりました。


この他にも、楽しいことがたくさんありました。
にったさんや、だっちゃん&さよちゃんご夫妻の写真に、今まで以上にたくさんのオーヴが写っているのがその証拠ではないでしょうか。


第3回目から参加し、さまざまなことを学び、体験させていただきました。
もともと人見知りで、他人との距離の取り方が難しく、打ち解けにくい性格なのですが、皆さんのフレンドリーな雰囲気に毎回楽しく参加させていただきました。
裏方に回って助けていただいた地元の女性の方々の、控えめながらも要となる動きには、いつも感心し、普段の自分の行いを反省。
女性ならではの知恵もたくさん教わりました。
そんなことを思いながら参加した閉会式では、思わずジーン。
中でも「里人の証」に感動!いい言葉ですね。
毎回の開会式で読み上げたいくらいです。
考えた方はすばらしい!

来年度の栃尾里人塾も期待しております。(番外編も!)
知りたいこと、やりたいこと、やってみたいことがたくさんです。
これからも、よろしくお願いいたします。

長々と申し訳ありません。
それでもあの盛りだくさんの内容は、書ききれませんね・・・(#^.^#)

From かずえ

サミーも実は午前中の実習をみて、
木を出すことって、簡単にとはいっても、
大掛かりなことだなぁ、と思っていました。
実際に現場を見て感じる。
そしてそれをきっかけに考えて、行動すること、
それができたら、立派な里人。

里人の証、伝わって嬉しいです。

これからもどんどん、やりたいことをやっていきましょう。

 posted by 地域がんばり隊 安井佐代美

第6回栃尾里人塾<森チーム>~かわちゃんレポート
待っていたら、やってきました!
1日め森チームのレポート。
かわちゃんはこの日、
朝早くから栃尾に来て、
午前中のもくもく市場の講習会から参加してくださいました。

午前中の講習会については、
サミーのブログもしくは平井さんレポートをご覧ください。


 午前中の講習では木の倒し方について教えて貰いましたが、講習を受けた場所が既に間伐を実施してあるところで、周りが広々としており傾斜もなだらかなため、切り倒すには容易なところのようです。
 実際の間伐作業場は樹間が狭く、先日NHKで講習会の模様を放映していましたが、木が生い茂っており倒す方向を少しでも逸れると他の枝に引っかかって倒れないし、倒れても下に倒木があると根元が跳ね上がってとても危険と言うことが分かります。
 午後は切り倒した木の集材作業ですが、昔は雪が積もってから切り倒し雪の上をすべらせて集材していたようですが、今回実習を受けた集材機は軽量コンパクトで急斜面や狭いところでも設置しやすいものでした。
集材機はキャプスタン(船の錨を巻きあげる縦軸の胴を回転させてロープを巻く装置)方式のポータブルロープウインチと引っ張りダコの2種ありました。


1.ロープウインチ
 ウインチ本体を支柱となる木から5m程離れた木に固定する。
 ロープ(従来は鉄のワイヤーであったが、化繊のロープは非常に軽量で強度的にもワイヤーに劣らないようです)を4〜50m離れた支柱となる木の高さ5mほどの位置に渡し、支柱から5m程離れた別の木に固定する。(ウインチ側の支柱は、集材場所を考慮して決める)
 ロープには搬器をを滑車で取付、搬器に滑車を介して牽引ロープを取り付け、牽引ロープの先をウインチの巻胴に3〜4回巻きつける。
 搬器の先に集材する木をワイヤーでくくりつけ、ウインチのエンジンをかけ牽引ロープを引くと牽引が始まる。
  
 ロープウインチの長所:
 ①ロープの長さに制限無し
 ②支柱に張ったロープから横に離れていても集材可
 ③先を浮かせて牽引するので土地の凹凸も関係ない
 ④後端は引きずるのでかなりの重量物を牽引可
 ⑤重加重がかかっても巻胴が空回りしてロープ切断が防げる
 ⑥牽引ロープを引かないとその状態で止めることができる
 ⑦牽引ロープを緩めることでゆっくり降ろせる

2.引っ張りダコ
 支柱となる木の根元に飛び猿を固定し、その木の5m程の所にワイヤーを通した滑車を取り付ける。
 ワイヤーの先に集材する木をくくり、エンジンをかけると牽引が始まる。
   
 引っ張りダコの長短所:
 ①装置の部品点数が少ない
 ②準備が簡単
 ③集材木の先が浮かないので、土地の凸凹が関係する
 ④ロープの長さに制限有り(ドラムに巻きとれる長さが限度)
 ⑤降ろす時はエンジンを止めるしかないが、急激に集材木が
  落下し危険

 尚、ビデオを撮っていますので編集が終われば(いつになるかわかりませんが)ご笑覧頂けると思います。


また、あとふきでは優一さんの隠れた素顔もかいま見られ(二間手の中では一番真面目だと思っていましたが)、これも参加者のつながりが深くなったお陰でしょうね。

講習会で学ばれた情報を、
とても分かりやすくまとめてくださいました。
これですと、実際に現場を見た方も、
思い出しやすいですね。
かわちゃん、ありがとうございます。
ビデオも是非見せてくださいね。

posted by 地域がんばり隊 安井佐代美
第6回栃尾里人塾 あとふき~ヤマちゃんレポート
今回1日めのあとふきから参加してくれた、
ヤマちゃんがレポートを届けてくれました。
飲んでいたのに、
こんなに細かいところまで覚えているなんて。
あとふきの楽しかったことがリアルに蘇ります。

 ヤマちゃんこと山中です
 第6回栃尾里人塾のレポートです。といっても、自分はあとふきからしか、参加できませんでしたので、あえて、あとふきのレポートをしてみたいと思います。(なんせ、今回は自分の中でメインイベントでしたもんで)自分の主観的文章になっちゃっておりますことも、お許しをm(__)m

 辺りも完全に暗くなった六時半も回った頃、源右衛門に着くと、既に庭先では静かなる宴が催されておりました。後から聞いたのですが、昼間、農チームが収穫した里芋を焼いたり、トン汁を作っての野外宴会だったようです。中へ入ると、こばけんやゆういちさん、サミー達がパソコンをいじりながら、準備中。そのうち、ボチボチと人も集まり出し、前回会った人と挨拶を交わし、少しホッとした感じ(自分は前回から里人塾に参加しています)あとふき開始の7時がやってきたけど、始まる様で始まらない〜これも、ゆったり感の里人塾といったところかなさらに人は増え、桂一まのありがたいお話、カンパイの合図で今回のあとふきが開宴となったのでした。
 スクリーンにこれまでの里人塾活動シーンのスライド上映をバックに各々、自由に、呑んだり食べたり話しをしたり…。今回は特にサミー提案で栃尾里人倶楽部の方々へお土産をというコンセプトがあったので、実にたくさん様々な食べ物、食材、地酒が出てきましたね。私めも、美濃の地酒と前回畑の豆関係が収穫に至らず状態でしたので、"せめて…"と思い、最近奇跡的に穫れた枝豆を持って参りました。また、昼間収穫した里芋メインで平井さん持参八丁味噌と郡上味噌で味付けされたトン汁に加え、つぎ汁という地元で忌事のあった時飲まれる(だったと思いますが、間違ってたら、ごめんなさい、訂正お願いします。)辛味の汁物も出していただきました。実には明方豆腐が使われております。(サミー注:つぎ汁ですが、今回出来上がったものは本来のつぎ汁とは非なるもの…でした。すいません)両者共にいい味が出ており、美味しゅうございました)^o^(更に里芋を混ぜ込んだおはぎも。程良い甘さの餡と里芋が入った食感がたまらなくうま〜い考えた人はすごいとまあ、口に入ってくるものはある意味贅沢なものばかりで、皆さんがあとふきを楽しみにされているのがわかりますな
 宴も佳境に入ってきた頃、スライド上映はハプニング大賞の発表に移りました。ベスト10から番外編まで、皆で大笑いしたり、突っ込んだり…、妙な言い訳も。画像はもちろん、吹き出しの演出的コメントがまた面白く、笑いを誘っておりました自分は前回からの参加なので、リアルタイムな映像はありませんでしたが皆がこれまで楽しく築いてきたのはよくわかりました。最後はお祭りに参加して、お祭り用メイクのフラがおにぎりを頬張っている衝撃的()画像で締めくくられました。
 

 9時頃にいつもの様に、中締め。この後、宴は静かに語り合いの場となり…と思いきや、今回はホントの宴会場と化したのでした自分は台所の方で(何故か前回からこっちが落ち着くんです)呑んだり、食べたり、語ったりしていたので、全て目にしていませんが、進軍ラッパの音と共に"栃尾はっぱ隊"の行進が始まりました。最後はパンツ一丁のおじさん達が踊りまくり…。更にフラが得意技の日本の大道芸とも言える"南京玉簾"を披露フラみたいな年頃の女性がやっていることに、わたくし、感動してしまいました今回が里人塾最後というせいか、皆さん、かなりはっちゃけておられた様に感じましたそれだけこの活動に思い入れが入っていたのでしょうね素晴らしいさいとうちゃんも皆勤賞で里人塾への思いが募り過ぎたのか、お酒に呑まれてしまいました辛かったと思うけど、これも人生経験の一つと思って。自分の限界が分かったんじゃないかな。
 自分も前回同様、力さんと山のこと、林業のこと、語ってしまいました。力さんから間伐材の利用について色々提案がありました。実現には難しい点もありますが、皆で知恵を出し合い、実現可能なことができればいいですね。あと、桂一まのトマトをまたいただくことができました。相変わらず、スーパー等で売っているものとは甘さが全然違う失礼ながら、見た目はそんなに赤くないのに甘くて、美味いトマト好きな自分には羨ましい限りです。しかし、そんなこんなで気がつけば、時計もまたまた2時になろうとしており、ついにタイムアップになってしまいました。ホント楽しい時間の過ぎるのは早いですね。

 以上、あとふきレポートでした。気がつけば、まとまりの無い長々とした文章になってしまい、すいません。お酒が入っていましたし、記憶も曖昧なところが多いので、間違ったところとかあるかもしれません。その場合はご容赦をm(__)m

もう一つすごいのは、
これだけのレポートを携帯メールで送ってくれたのです。
本当にありがとうございます。

posted by 地域がんばり隊 安井佐代美

第6回 栃尾里人塾~平井さんレポート
ご夫婦で参加の平井さん。
今回は午前中に行われた、
めいほう里山もくもく市場の講習会から、
ご参加頂きました。

●10月23~24日里人塾報告レポート    By平井

 10月23日、めいほう里山もくもく市場の講習会に参加。まず間伐材の木の駅プロジェクトについての勉強会から始まる。『晩酌代を稼ごう』という取り組みを実際に行っている地域を取り上げたVTRを見て、少し思うところがあった。
 間伐材を伐採し、それを山から下ろすのには、道具と労力と人件費等のコストがかかる。売り手と買い手の間で間伐材が取引されて、それがその地域通貨になって、地域が潤うのは地域のためになるが、果たして、いつまで補助金が期待できるのか?これからの事を考えると、補助金に頼らなくても成り立つよう方法を考えなければならないが、でも間伐材は安価で取引される。その値段で間伐材を市場まで持っていく事に納得できる人ばかりなら良いかもしれないけれど。コスト面と、値段との折り合いが難しい問題になってくるのだろうと思った。
 勉強会の後、森へ。集材実習を見学。印の付けられた木を伐倒する前に、装備や道具、自分の周りの逃げ場を確保し、安全を必ず確保する事についての注意があった。木が跳ね返って来る事もあるから、という事だったが、倒れた時の地響きのような『ズドン!』という衝撃に納得。ロープのウィンチのロープの張り方についての説明があったが、集材の実際の様子は午後から里芋堀りに参加したため私は見られなかった。


 午後里人塾開始。里芋堀りへ、桂一まが、八頭という種類の里芋の茎の周りを、横一列に棒の部分が並んだ道具で刺してテコの原理で掘り起こした。
大きな塊になった芋の部分を切り離すと、水分を豊富に含んだ茎を剥がしていくためにあっという間に、軍手が泥だらけ(笑)。孫芋子芋を離すと中心に大きな親芋が。
これを、やよいさんが造ってきてくれた籠に入れて、石を入れて川の水で揺すってみると、綺麗に皮が取れてくる。そして仕上げに石臼に入れて、水を入れて板でかき回す。
 残った皮を包丁で代わる代わる取り除く。途中で代わってもらって、川で手を洗ってきたけど、皆痒くなったのかな?
 親芋は茹でて、焼いて味噌や生姜醤油で食べ、孫芋は味噌汁へ。翌日の朝温め直した味噌汁は、芋に味がよく染み込んでいて、本当に格別でした。サミー、八丁味噌使ってくれてありがとう。サミーの故郷の味噌が喜んでるよ、きっと。


 あとふきでは、サミーとフラさんとさいとうちゃんが参加した祭りの様子や、これまでの里人塾の衝撃写真(笑)で盛り上がり、本当に楽しかったです。
 (さいとうちゃん、楽し過ぎたのか?この後撃沈(笑)。主人が、『さいとうちゃんもやっぱり人間だった』と言ってました。翌日こばけんさんから主人に、ちゃんと帰って行ったと連絡があったので、一安心。)

 翌日、感謝の意味も込めて、源右衛門を大掃除。皆で米糠で磨いてくれたので、とても綺麗な艶になってましたね。ここで、源右衛門初、一度に電化製品を使ったためブレーカーが落ちるハプニングも。

 この後、振り返りを行い、3班に分かれて意見をまとめました。ここは、他の土地から来た私達のような者達も、柔らかく受け入れてくれ、一緒に考え、造る事ができる場所。終わってしまったという実感がまだありません。でも、どこにいても私達が里人であるという誇りは変わらないと思います。また来年、里人塾の皆に出会える事を祈ってまとめとします。皆、お疲れ様でした。サミー、栃尾の皆さん、本当にありがとうございました。また来年きっとお会いしましょう!

いやいや、来年と言わず、
いつでも源右衛門は皆さんを待っています。
もちろん、地元の人も、サミーも。

みんな里人ですから。

posted by 地域がんばり隊 安井佐代美
第6回栃尾里人塾~さいとうちゃんレポート
去る10月23日、24日、
第6回の栃尾里人塾が開催されました。

さっそく参加してくれた里人のひとり、
さいとうちゃんがレポートを届けてくれました。


●1日目




 農チームにて里芋の収穫に参加。畑には4種類(八頭、円空、その他2つ忘れました)の里芋が育っていて、今回は八頭を収穫しました。
 桂一まが里芋を掘る用の道具で里芋を堀り出して、親子一緒になっている里芋をもいで、根っこを取っていくと、小指の先っぽサイズから握りこぶしサイズまで様々な大きさの里芋が採れました。私はゴム製で大丈夫でしたが、里芋をもぎ取る時に汁が出てくるので、素手や布の軍手の人はだんだん痒くなるようでした。
 その後は、まず源右衛門の水場で竹かごに里芋と石をいれて大まかに土を洗い落とし、次に里芋専用の石うすに入れて、水と石を入れた中に木の板を動かしてさらに里芋の皮まで落とす感じできれいにしていきました。私も体験しましたが、見よう見まねで腰を振り振り、両手を動かしてみると知らぬ間に里芋が白くきれいに皮が剥けていて、昔の知恵はすごいなあと感動しました。里芋の変化が面白くて、個人的にはいつまででもやっていたい作業に感じ、楽しかったです。
 その後は、夜の豚汁&つぎ汁用の火おこしに参加して、子供達と一緒に夢中になって竹筒で空気を送ってフーフーしていました。
 
 里人塾最終回のあとふきでは、参加者が持ち寄った各地の名産品やお酒、豚汁やつぎ汁、圭一まの家のきゅうりの麹漬け、おはぎなどなど色々なごちそうをみんなで頂きました。
 途中では、今までの里人倶楽部のスライドショーを観たり、ハプニング集を観ましたが、写真の一枚一枚を観るたびに当時の思い出が蘇って、楽しかったなあと感動しました。
 その後の記憶は…、恥ずかしながらお酒の悪い飲み方をしてダウンしてしまい、覚えているのは、まわりで介抱してくださった方々の声ぐらいで…、ごめんなさい。
 最後の最後で大失敗して、この時は皆さんにご迷惑とご心配をかけて申し訳ありませんでした。ずっと付き添って下さった平井さん、やよいさん、フラさん等々本当にありがとうございました!!
 
●2日目 
 朝は少し二日酔いになりつつも、無事回復。9時過ぎより全員で源右衛門の大掃除を行ないました。掃除につかうものはなるべくエコで掃除できるように、米ぬかをぼろ布で包んで床磨きをしたり、竹の笹で天井のすす払いをしたり、みかんの皮の出汁で畳を拭いたり、いろりの灰で鍋の焦げをきれいにしたり、みんな時が経つのも忘れる位に集中して掃除をしました。
 
 最後は、これまでの振り返りを行なうということで、まずは全員目を閉じて鳥になった気分で栃尾を高い空からみるような瞑想をして、参加者それぞれのタイミングで思いをシートに書き込んでいきました。
 その後、3グループに分かれて意見交換し、里人塾とは何か?というキーワードの言葉を出し合いました。私のいた2班では、『楽しい』『つながる』『縁』というフレーズが出て来たのでそれを合体させた『楽しくつながる縁』という言葉が完成。
 発表し合うとお互いに共感できるキーワードが出て、あ〜やっぱりと感じました。
 
 そして、里人塾に通った人たちに里人塾修了証の授与式があり、私はめでたく里人認定証を頂くことになりました。きっかけは友達の誘いで始まったけれど、だんだん楽しくなってきて、気づけばスタンプカードがいっぱいになったという感じでした。
 認定証と一緒に頂いた「ふるさと栃尾ちょこっとセット」は、二間手のみなさんが丹精込めて育てた白米や黒米、うこん、なんばんに、圭一まの完熟トマトでサミーが作ったとちおけちゃっぷ、大工のみちおさんが作ってくれたヒノキのコースター(源右衛門の印つき)、里山倶楽部で作って頂いた新聞バックと素敵なプレゼントでした。



 
 里人塾の翌日には、早速とちおけちゃっぷでオムライスのお弁当を作ってみましたが、優しい甘さでその日のお昼ご飯は一人あったかい気持ちでした。残りの栃尾セットも大活躍(特にウコン??)しそうなので、楽しみに大切につかわせて頂きます。ありがとうございます☆




オムライス、めっちゃ美味しそう。
この時期のトマトは水をほとんど与えず育てられているので、
とても甘いのです。
トマトケチャップもとっても甘い仕上がりになりました。

さいとうちゃんは、栃尾里人塾の皆勤賞。
本当に最初から最後までご参加ありがとうございました。
最後の最後までデンセツを残してくれて・・・
きっとウコンが役に立つことでしょう(笑)

 posted by 地域がんばり隊 安井佐代美
源右衛門の陽当たり
こんにちは、こばけんです。

源右衛門に導入される太陽光パネル(4.5kW)をあれこれ皆で協議した結果、家の前の使っていない空き地に置くことになりました。

さてどのくらい陽が当たるのだろう?と地域がんばり隊・サミーが定点観測をしてくれました。ついでなのでGIFアニメにしてみましょう。

こんな感じです



山間は一日中陽が当たるところはほとんどありません。
昔は陽当たりのいいところから田んぼにしたとのこと。家は二の次。
源右衛門は朝は陽が当たるのは遅いですが、夕方はたっぷり太陽が当たって暖かです。

第5回栃尾里人塾 農チーム~平井さんレポート
今回里人塾に参加してくれた、
平井さんがレポートを届けてくれました。
2日間とも、農チームでしっかり働いてくれましたよ


●1日目

 予定では大豆、小豆の収穫だったが、確率は宝くじに当たるくらいの確率、という言葉の通り、大豆は無数の房が付いていたにも関わらず、かろうじて実が入っていると思われる房はたった5房。結果は惨敗。サミーのブログで報告があった通り、本来房が膨れてから枯れるべき葉が実が膨れないうちに枯れてきてしまっている。かろうじて膨らんでいると思った房を見つけても、触ってみると中が空のものばかり。

 小豆の方は、蔓が伸びすぎていて、かろうじて所々房が付いた形跡はあるが、肝心の実の方がついていなかった。このままにしておいても実が膨らむ事はないとの事で、桂一まの指示で、両方全部抜いて、刻んで、たい肥として土に還す事になった。ここで、里人塾に初参加の子ども達が、目ざましい働きを見せてくれ、実が付かなかった落胆はあったが、元気に皆の間を無邪気に動いて周りを明るくしてくれて、とても嬉しく、頼もしく感じた。


 実ができない原因としては、植える時期が1ヶ月半程遅かった事、今年の夏の猛暑と、大豆の場合はリン酸カリウムの不足、小豆の場合は窒素が多すぎた事で、蔓は伸びるが、その分実が付く暇がない、と桂一まが。

そして桂一まから、一緒に混ぜると土に良くなると、ケントップ(さとうきびの殻を小さく刻んだもの)を分けてもらい、たい肥にする大豆と小豆の茎と
一緒に畑に蒔き、こまめ(耕運機)で耕し直しとなった。失敗はしたが、そうして土に還す事で、土を再生させるのは長年農家をしていた人の知恵だなあと思った。残念な結果ではあったが、やってみないとわからない事もある、という桂一まの言葉を思い出した。失敗でも、そこから学ぶべき事は多い。


放置畑の開墾の方は、2日目だけではおそらく終わらないだろうという事で、できるところまで取り掛かる事になった。男性陣が草刈りをしてくれ、こまめで耕そうと試みたが、何と歯が立たない。備中鍬で起こしてみると、思った以上に根が深く、横にもつながっており、石も多く、耕す時にガチっと当たる音がした。長年放置されると、耕し直すのはこんなに大変なのだと思い知った。それでも、何人かで一部を手で耕し、牛糞を半分その上に撒いて1日目の作業は終了となった。



●2日目

 1日目に続いて、放置畑の開墾の続きを行った。人海戦術で備中鍬で耕し、深く根が張っていた雑草は畑の隅に山盛りに盛られた。こんなに張っていたら、こまめの歯が立たないのは当然だなあと思えたが、何より、広くはないこの畑を手で耕すのも、思った以上に大変な事だと思った。耕運機のなかった時代、きっと手で耕すのは並大抵の苦労ではなかっただろう。

 
 牛糞を残り半分撒き終わった後、大型の耕運機で耕され、2日目の作業が終了した。


 伸び放題の雑草だらけだったところがまた畑となり、皆でわいわい耕し畑を前に、やり切った、という達成感がじわじわと湧き上がってくる。ここが源右衛門の前のような畑になる日も、そう遠くないだろう。


2日間畑仕事、おつかれさまでした。
収穫ができなかったこと、
耕作放棄地を開墾することの大変さ、
いろいろ感じられたようですね。
桂一まの話も丁寧に記録してくれて、
素敵なレポートです。
ありがとうございました。(地域がんばり隊 安井佐代美)

第5回栃尾里人塾<<2日目>>~いさうさんレポート
<< 1日目>>からの続き

7:00  源右衛門内の清掃を行うが、二日酔いのためほとんど動けず。

 


8:00 近くの道の駅にて朝食をとる。


9:00 源右衛門に集合後、作業開始。

引き続き畑班に参加。畑の耕起と耕運機の運転体験を行う。初めて行う作業にておっかなびっくり行うが、なかなか思うようにいかない。いったん機械を止めて再起動させようとするも起動不能となる。燃料系統の不調かということで開けてみるも、しばらく置いておけば直るとの事。果たして20分後再起動する。30 年以上前の機械のため癖が付いているそう。


調子の悪くなった耕運機と格闘中。 


11:00 作業終了。


源右衛門にて次回のスケジュールなどを話し合う。今後は冬野菜を作付けし、漬物などにするとの事。


11:45 山に行っていた子供グループが戻る。

山にて秘密基地を作っていたとの事、忘れかけていた懐かしい響き。また、エネルギー分会より実証実験についての話あり。

      

12: 00 解散後、帰途に着く。



いさうさん、丁寧な記録、
ありがとうございました。
二日酔いは大丈夫だったでしょうか・・・
くれぐれも、「お酒に注意」ですね。(地域がんばり隊 安井)
第5回栃尾里人塾<<1日目>>~いさうさんレポート

9月 25日ー26日に行われた、栃尾里人塾。
里人のひとり、いさうさんからのレポートです。


11:50 源右衛門着。
参加手続きを済ませ、他の参加者を待つ。源右衛門前の畑が鹿の食害を受けているとの事、見ると大根の葉が半分ほど食害されている。直ちに周辺にネットの設営を行う。
         →鹿の食害についてはサミーのブログへ。
 

13:00 里人塾開始、本日と明日の予定を確認する。

今回の参加者は20名前後と思われる。
25日は山作業と豆の収穫。
26日は源右衛門近くの未耕作地の耕作を行うとの事。
その後明宝から近い順に並び自己紹介を行う。


 

その後、注意事項の確認あり。

・ごみは持ち帰ること。

・貴重品は責任を持って管理すること。
・交流会でコップを借りた場合、自分で洗って返すこと。

・生ごみは分別すること。

・飲酒は節度を持って行う。


この時、最後の注意事項に隠された落とし穴について私は知る由もない。



13:15 太陽光発電モジュールについての説明あり。

源右衛門に設置予定の太陽光発電セルとリチウムイオンバッテリーのシステムと、小規模水力発電システムの組み合わせは日本初の試みとの事。太陽光パネルは20枚使用し、これを源右衛門の屋根に設置する案と源衛門近くの庭に設置する案が検討中にてそれにかかわる問題点について詳細な説明あり。しかし、前日までの仕事疲れもあり船を漕いでしまう。

 



14:15 山班、畑班に分かれて作業開始準備。畑班に参加する。

 

14:30 畑班作業開始。

豆の収穫に入る為周辺に設置された電気柵の撤去を行う。

その後収穫作業に入るも、豆がほとんど実っていないことが判明し、数粒取れた他は株のまま断裁し畑に鋤き込まれることとなる。
土壌改良が不十分だったこと、植え付け時期が悪かったことが原因との事。改めて農業作業の難しさを痛感する。

その後、牛糞とキビガラを撒いて畑を耕すと同時に未耕作の畑も備中鍬にて耕す。
未耕作の畑は草の根・木片・小石などがありなかなか耕すのに骨が折れる。昔の百姓はこれを年がら年中やっていたのかと思うと気が遠くなる。途中から入った小型の耕運機も草が絡まりなかなかうまく進まない。

 


キビガラをまくいさうさん。


16:30 本日の作業終了。明宝温泉にて入浴と食事を済ませ、源右衛門に戻る。

19:30 交流会開始。

電気自動車の説明会とその後の農業従事者との交流に参加。話が進むとともに酒も進むが・・・進みすぎてダウン。注意事項は尊守すべし。後悔先立たず。

<<2日目>>に続く

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