あけましておめでとうございます。
大変なことが様々おきた2011年。2012年、それぞれいろいろな気持ちで迎えていらっしゃると思います。
それでも新しい年を迎えたことに感謝しつつ、来年再び良い年を迎えられるよう、日々を大事に1年をスタートさせたいと思います。
今年度から発行日が変わり、『季刊 里山の袋』冬号は新年発行となりました!
昨年末行われた「里山カレッジ」の模様を郡上八幡・山と川の学校 三島校長が熱くレポートしています。
遠くは東京、神奈川、滋賀などから郡上に集まった20名以上のみなさんと、また新しい「里山とは?」を発見しました。是非誌面でお楽しみください。
東海3県および、郡上市内の道の駅等で限定無料配布中。入手はお早めに!
表紙は明宝気良の里の冬景色です。
本年も、よろしくお願いします。
「里山カレッジ」が行われます。
12月3日(土)、12月4日(日)の開催に向け、只今準備中です。
先日は1日目「里山の道具考」の舞台となる、明宝の納屋を見学に行きました。
「里山の道具考」は現在『里山の袋』で連載中の企画。
道具を通して里山の本来の姿を探る、新しい試みです。
■道具から里山の姿を知る
納屋といっても多種多様。こちらは久後さんの古い納屋。
久後さんは旅館を経営されています。
小さな小屋の中にはわかるもの、わからないものがたくさん。
例えば、これは何でしょう???
ステッキにしては短い・・・。
正解は「穴あけ棒」・・・だそうです。
昔は田んぼの畦(あぜ)に豆を植えたそうです。久後さんが持っていた田んぼは400枚!1枚1枚が小さい田んぼがたくさんあったとのこと。
その畦に1俵(約60kg)の豆を植えたそうです。豆を植えるために、畦に穴をあけて歩くためにつくられた棒、ということだそうです。1か所に2、3粒まく豆が60kg分というと、相当な数の穴も必要だったのでは。
道具がわかって「へぇ~」となりますが、それは普通の「道具考」。
「里山の道具考」はそこから当時の里山の姿と人々の暮らしを実感しようとする試みです。
例えば・・・
400枚の田んぼがある風景を思い浮かべてみます。「座ったらそこが田んぼだった」というくらいに、できる限り米を作った時代。その食生活は?
豆がたくさん植えられた田の畔。ということは、今のように草刈り機や除草剤は使えない。畦の作業は?里の植物や生き物の様子は違うのでは?
・・・想いを巡らすうちに、昔の里の風景が少し見えてきませんか?
■労働と暮らしが一体だった時代
もちろん、今の里の風景を知らないとよくわかりません。「里山カレッジ」では現在の、郡上の里山の風景を見ながら、そこに暮らしてきた人々の話を伺うことで、今と昔の里山の本当の姿をみつけます。
「昔は田んぼが始まったら、7月初めの野休みまで、休みなんかなかった。野休みが本当に楽しみだった」と久後さん。
美しく感じる里の風景は、人々の暮らしの中でつくられてきました。それはただ美しい自然というだけではなく、長い年月にわたる人々の労働が形になったもの、なのではないでしょうか。
里の労働は暮らしと一体でした。子供たちも大事な労働力。子供たちは働きながら自然の理を知り、知恵と技術を身につけていったそうです。
■里の憧れ「スーパーじいちゃん」
久後さんの旅館は、ほとんど自身の手で建てられたとのこと。ガレージともいえる新しい納屋もやはり自身で建築。
「あの人(じん)は、ほっとに甲斐性があるで」―いろいろなことができる人を、明宝ではそう呼びます。久後さんもまさしく、甲斐性のある人の一人。
「お金を稼げる人」ではなく、知恵や技を持ち行動力がある人を、里の人は尊敬の意を込めて「甲斐性のある人」と呼びます。
「甲斐性のある人」・・・将来はなんでもできる「スーパーじいちゃん」になりたい!
― 郡上に来て、目指す自分の姿がイメージできました。
みなさんも「里山カレッジ」を体感しませんか?
【日程】
12月3日(土)13:00~17:00/(食)18:00~20:00
○ 第1講座「里山の道具考」/食体験「里山まんま」
12月4日(日)9:00~12:00/(食)12:30~14:00
○ 第2講座「里山ミュージアム・シアター」/食体験「二間手下組のおとき」
【参加費】 各講座4800円(保険料・入館料・各回食事代)
○ 2日間通し割引:
○ 会員割引 5500円
(『里山の袋』を今年度定期購読中の方。新規入会者も適用)
【申込締切】 11月30日(水)
お申し込みは「里山カレッジお申し込みフォーム」より。
(『季刊 里山の袋』編集:小林謙一)
『季刊 里山の袋』の世界に参加していただける、リアルイベントを初開催。
舞台は47000点以上という圧倒的な収蔵量を誇る「明宝歴史民俗資料館」。
そして明宝の里山、人々をつなぎ、「体感」と「表現」をキーワードに、「今大切な本当の豊かさ」に自らが気づき、次の生活につなげていく、里山の奥深さを感じる2日間です。
食文化を伝える、全国的に有名な女将さんがつくる「ビスターリマーム」や、失われつつある、集落の人々が結集してつくる郷土料理「おとき」の復活体験など、美味しく深い里の食にも触れます。
【日程】
○ 第1講座「里山の道具考」/食体験「里山まんま」
12月3日(土)13:00~17:00/(食)18:00~20:00
ナビゲーター:三島真(郡上八幡・山と川の学校 校長/『里山の袋』創刊者)
○ 第2講座「里山ミュージアム・シアター」/食体験「二間手下組のおとき」
12月4日(日)9:00~12:00/(食)12:30~14:00
ナビゲーター:嵯峨創平(岐阜県立森林文化アカデミー 准教授)
【集合場所】 明宝歴史民俗資料館(岐阜県郡上市明宝気良154)
【募集人数】 40名(最少催行人数10名) ※先着順
【申込締切】 11月30日(水)
【参加費】 各講座4800円(保険料・入館料・各回食事代)
> 2日間通し割引: 9600円 → 6500円(2食付)
> 会員割引 5500円
(『里山の袋』を今年度定期購読中の方。新規入会者も適用)
【宿泊】 明宝の素敵な宿を御案内できます。1泊朝食付き4800円から。
※ご予約はお客さまご自身で各宿にお申し込みとなりますのでご了承ください。
協力: 明宝教育事務所/明宝観光協会/郡上八幡・山と川の学校/ビスターリマーム/ふるさと栃尾里山倶楽部
協賛: 明宝ハム(明宝特産物加工株式会社)
【お申込・お問合せ】 11月30日(水)までに、ふるさと郡上会の「里山カレッジお申し込みフォーム」よりお申し込みください。
10/10、『季刊 里山の袋』 2011年秋号(第27号)が発行されました!
長良川の源流から自転車で下る、さわやかな表紙が目印です。
郡上市内および東海3県の道の駅、温泉、観光施設などで、部数限定で無料配布中です。入手はお早めに!
<記事>
・野良そうそう「長良川 郡上縦断サイクリングツアー」
・里山College「里山の道具考② ~ 洗う」
・はじめの一歩「ひるがのーと」
・袋の芽「嫁ぐ暮らし〜秋の味覚」
・大和を歩く「古樹に出会う里の道」
・ゆるちゃんの田舎暮らしに挑戦(26)「自然からのイエローカード」
・英語 de Gujo「食品サンプル」
・「里山カレッジ」募集案内
残念ながら入手できなかった方、ふるさと郡上会に若干ストックがあります。
この機会に是非定期購読へお申し込みください。
◆記事制作にご協力いただいた郡上のみなさま
『季刊 里山の袋』の記事は、郡上のみなさんの協力でつくられています。本当にありがとうございました。
◆定期購読会員のみなさまと、
協賛をいただいている郡上の企業の皆様
みなさまのおかげで無事発行できることとなりました。
本当にありがとうございます。
今後ともご支援、ご声援をよろしくおねがいいたします。
2011.8.25の小駄良川

2011.8.26の小駄良川
2011年8月25日、その前日くらいから郡上は局所的な大雨に見舞われました。
国道など一部道路では土砂崩れも発生。通行止めになったところや、避難をした方もいるようです。
八幡町の町中を流れる小駄良川も、ご覧のとおりの水量。1日あけた26日は、普段よりまだ水量がありますが大分引いています。
昔は「河荒れ七日」といって、川が増水すると一週間は川の水が多かったそうです。山に保水力があり、スポンジのように水を一度吸収し、森を通過する水が徐々に徐々に川へ流れ込んだからでしょうか。
今は茶色の水がどっと川を満たし、雨が上がると一気に水量が下がっていきます。山からは大量の土砂が川に流れ、河底には砂がたまり、川の形を変えていきます。今も豊かに見える長良川は、昔は通年を通してもっと水量があったそうです。
昔の川の話を聞くたびに、元気な森の姿をいつか見たい、と思っています。
暑さ本番の7月27日~30日、3泊4日でこどものキャンプのお手伝いに参加してきました。
自然豊かな郡上市では、子供たち向けのキャンプや夏の自然体験が各地で盛んです。公営や私営のキャンプ場も多く、また自然体験をプログラムする団体・企業も多い郡上、その中でも明宝はグリーン・ツーリズムの先進地にもなっています。
しかし今回参加した「子ども寺子屋エコキャンプin栃尾」は初の開催。
主催は地元の人々でつくる住民団体「ふるさと栃尾里山倶楽部」。
キャンプはもちろん初めて、の地元の方々。開催には郡上のプロの若者達、そして地元の方々が大勢協力していました。
・北村周さん(NPO法人 こうじびら山の家 代表)
・興膳健太さん(NPO法人メタセコイアの森の仲間たち 代表)
・木村聖子さん(地域おこし応援隊/めいほう鶏ちゃん研究会)
・前西さん(岐阜森林づくりサポートセンター)
・郡上高校ボランティアグループ WAT
・明宝教育事務所
<主催>
・ふるさと栃尾里山倶楽部
■■■■■■ 1日目(7月27日) ■■■■■■
ドラム缶風呂に入る
・
山の木を拾って火起こし
・
<夕食> 地域のお母さんの特製カレー
・
楽しい絵日記を描く~ミニマンガ教室
(ゲスト: 篠田英男(大垣女子短期大学 客員教授))
■■■■■■ 2日目(7月28日) ■■■■■■
<朝食> 自炊
・
地域の子供と交流~読み聞かせと昔遊び
・
<昼食> 流しそうめん
スプーンづくり
・
<夕食> BBQ(自炊)
・
明宝温泉
■■■■■■ 3日目(7月29日) ■■■■■■
<朝食> 自炊
・
川遊び~石投げや生き物探し
・
<昼食> 地域のお母さんのお弁当
・
動く絵日記づくり~クレイアニメ教室
(ゲスト: K-ITシティ・コンソーシアム)
・
<夕食> 地域のお母さんのちらし寿司
・
明宝温泉/星空観察。
■■■■■■ 4日目(7月30日) ■■■■■■
ピコ水力発電機の組み立て
(ゲスト: 駒宮博男(NPO法人地球の未来)/角野秀哉(角野製作所))
・
閉会式/クレイアニメ発表会
■地域キャンプでわかる「地域力」
このキャンプを通して、一番強く感じたことは「地域力」です。
今回のキャンプ・ディレクターは、今年から地域おこし応援隊としてふるさと栃尾里山倶楽部に職員として関わる安井さん。
キャンプ初主催の安井さんから、当日スタッフへ伝えられたこのキャンプのモットーは、
「できるだけ細かいことは決めない。しっかりとした準備はしない。備品も会場にできるだけ置かないで必要な時にだけ出し入れする。何か起きたら、その場で相談して解決していく」
というもの。これを実現するためには参加するスタッフと、サポートする地域の方々に瞬発的な対応力と、機材などの地域資材とその使いこなしが求められます。
実際、次々に起こる課題に瞬時に考え、判断や、調達、設営をしていく地域の方々の力に、とても感心しました。これはまさに、いざというときに有効な「地域力」ではないか、思ったからです。
震災後、5月に宮城県気仙沼市にボランティアで行きました。その時に実感したことは、いざというときに本当に必要なのは「地域力」ではないか、ということです。
気仙沼で避難所を運営されている方に開設の経緯やそれまでのお話を伺う中で、「いざ」というとき、人と物を集められ、ベース(活動拠点)をつくり、互いに運営することができる力を持っている地域が、本当に防災に強い地域なのではないか、と思いました。
これからの「住みたい地域」を考える時に、防災への備えは大事だと考えている方は多いのではないでしょうか。
ダムをつくり、堤防をどんなに高くしても、この地域力は地元の方々の普段の暮らしの深さが無ければ、構築されていかないものです。
○今回のエコキャンプ使用した機材は、ほとんどが地域にあるものです。
○また電気エネルギーに関しては源右衛門が独立電源を確保できます。
○水は山から引かれ、火は山から薪を調達することができます。
○そしてこれらを使いこなす人々がいます。
更に、キャンプ運営を仕事としている人々も、地域にいます。
キャンプは自然の中から材料を調達したり、野外で煮炊きを行うなど、まさに非常時のシミュレーションともいえるシチュエーションです。そして今回のスタッフ協力をした「こうじびら山の家」には、数多くのキャンプ道具が準備されています。
今年3月の震災でいち早く現地入りし、ボランティアチームを立ち上げた「RQ市民災害支援センター」の代表の広瀬氏(日本エコツーリズム協会 代表)の言葉です。
「災害時には、地域の自然学校が災害拠点となる。備品があり、野外活動に普段から慣れ、キャンプなどで人を組織して動かすことができる人材がいる。」
自然学校がある地域が、これから貴重になっていくかもしれません。明宝もその一つです。
・・・起こってほしくはないが、「いざ」という時・・・
キャンプで垣間見た、明宝の「地域力」は、ここなら非常時に何ができ、どう支え合えるかを考え、そしてイメージできる貴重な経験になりました。
「子ども寺子屋エコキャンプin栃尾」は、これから地域住民の中で、実際キャンプを実施してみて、の結果や今後についての検証が行われていくと思います。大変だけどやってみないとわからない、というのは、ふるさと栃尾里山倶楽部の活動の基盤にもなっています。
いろいろなふりかえりが出てくると思いますが、今回得た貴重な体験、ネットワークが今後の元気な集落活動への一つの礎になることを願っています。
<人の技術>
・支柱を立て、ブルーシートを貼った屋根づくり
・イベントテントのを貼る
・流しそうめんの竹の台をつくるときの、ロープワークや節取り
・火起こし
・薪割り
・山の見方、歩き方
・安全管理・指導/危険予測
<集落の機材>
・テント(大型、キャンプ用)
・ブルーシート
・布団レンタル
・食器
・大型の鍋と炊飯釜
・バケツ
・タオル
・机
・扇風機
・拡声器
・スクリーン、プロジェクター
・ナタ、ノコギリ
・車両(ハイエース、軽トラック)
<炊事>
・枝や木を拾い、薪を割り、焚きものを用意する。
・火起こし
・釜とかまどを使った炊飯
・山水を使った野菜の洗浄
・U字溝とトタン板を使ったバーベキューコンロの設営
・集落のお母さんに達による調理(炊き出し)
・近所の畑からの野菜の調達
・近所の家からの米の調達
<こうじびら山の家機材>
・ドラム缶風呂
・ライフジャケット
・浮き輪/チューブ
・川遊び道具(箱メガネ、タモ等)
・救急セット(ファーストエイド)
<施設>
・独立電源を持つ古民家「源右衛門」
・集会場所: 明宝コミュニティーセンター
・明宝温泉 湯星館
<自然の恵み>
・水
・木
・こどもの楽しみ(川、山、星空、昆虫、生き物)
■地域の人財育成
私は40歳を過ぎて、初めて子どものキャンプにスタッフとして参加しました。
それまでアウトドアなどの経験は無く、火をおこしての煮炊きやロープワーク、ライフジャケットを着用しての川遊びなど、全てが初めての体験。若いプロのスタッフの間で、こどもといっしょにキャンプでおこる様々な課題をこなします。
そして心の成長過程にある子どもたちと、正面から向き合うときには、大人ではなく一人の人として彼らに接していきます。こどもの成長を願うキャンプの中で、実は自分が一番成長することを、キャンプの度に実感しました。
キャンプには総合力が必要です。それはいざという時自分が何ができるか、個々の「生きる力」にも通じる部分が大きいのです。
個人的には、こうしたキャンプを定期的に実施できることで、集落の地域力を確認し、また新しい「地域の人財」を育てられる場になるのではないか、という可能性を感じました。
特に郡上市は、今回スタッフとなった「こうじびら山の家」や「メタセコイアの森の仲間たち」など、自然体験を行う団体が多いです。今回様々な団体が合同で行い、もしキャンプを通した人財育成ができるなら、郡上では様々なキャンプ・スタイルを学べる、非常に貴重なところになる可能性がある、とスタッフの間で話が弾みました。
キャンプが終わり、ボランティアで参加してくれた地元の高校生たちの
「楽しかった、またやりたいです!」
という笑顔がとても印象的でした。
この若者たちが笑顔で暮らし続けられる魅力ある地域、そんな未来の里山づくりがこれからも栃尾では続いていくのだ、と感じた3泊4日間でした。
7/10、『季刊 里山の袋』 2011年夏号(第26号)が発行されました!
表紙のかわい―――いモデルは、
里山カメラマン・萱場さんのお子さん。
涼しげな撮影場所は、清流・吉田川です。
郡上市内および東海3県の道の駅、温泉、観光施設などで、部数限定で無料配布中です。入手はお早めに!
<記事>
・野良そうそう「本気の父ちゃん、生き物探しの旅 in 吉田川」
・里山College「里山の道具考① ~ 鎌・研ぐ」
・はじめの一歩「和良おこし協議会」
・袋の芽「朴葉寿司&朴葉飯」
・大和を歩く「里とつながる城の山~篠脇山」
・ゆるちゃんの田舎暮らしに挑戦(25)「喜びも悲しみも共に」
・英語 de Gujo「せぎ板」
・FUKUROニュース
残念ながら入手できなかった方、ふるさと郡上会に若干ストックがあります。
この機会に是非定期購読へお申し込みください。
◆記事制作にご協力いただいた郡上のみなさま
『季刊 里山の袋』の記事は、郡上のみなさんの協力でつくられています。本当にありがとうございました。
◆定期購読会員のみなさまと、
協賛をいただいている郡上の企業の皆様
みなさまのおかげで無事発行できることとなりました。
本当にありがとうございます。
今後ともご支援、ご声援をよろしくおねがいいたします。
「ふるさと郡上TV」は郡上の自然や風景、観光、人などを映像でいつでも見ることができる、インターネット上の動画サイトです。
ディレクターはふるさと郡上会の職員の河合敏彦さん。河合さんは東京などで活躍する、現役の映像ディレクターです。
この日、開局を記念してUstreamによるライブ放送が行われました。
場所はひるがの高原(郡上市高鷲町)の「ホリデイハウス グリーンガーデン」さんをお借りしました。
昨年末のクリスマスの日に全館リニューアルオープンし、ホテルとはちょっと違う、おしゃれで心地いい空間です。
随所にデザインセンスの良さを感じます。こんな素敵な空間で、いよいよ放送スタート!
以下、この日のTwitterでの発信をまとめました。
==============-
美濃からひるがのまで東海北陸道で。高速順調ですが、ひるがのPA満車!かなり!美味しいソフトクリームもあり、大人気ですね。 http://t.co/z5EimPT
06-12 08:35
ひるがの高原PAの焼きたてパン、焼きビーフカレーパン http://t.co/trkks1r
06-12 08:50
ふるさと郡上TVオープニングイベント のライブや今後のイベントを #Ustream 2011/06/12 9:57 でチェック! http://ustre.am/zo0J
06-12 09:59
まもなくふるさと郡上TV開局イベント開始です。ひるがの高原グリーンガーデンさんにて。是非覗きに来てください。来れない方はUstreamで。http://t.co/cWYVtrb
06-12 10:01
ふるさと郡上TV特設スタジオの模様です!
06-12 10:05
ふるさと郡上会の河合敏彦さんがふるさと郡上TVについて説明。河合さんはCMなどを手掛ける現役映像ディレクターです。http://t.co/cWYVtrb
06-12 10:11
Ustreamの「ふるさと郡上TVオープニングイベント」にチェックイン! http://ustre.am/zo0J
06-12 10:15
郡上市交流・移住推進協議会 会長、小池弘さんの挨拶。小池さんのめいほう鶏ちゃん研究所の会長でもあられます。 http://t.co/Cikki04
06-12 10:20
続いて郡上市役所市長公室 田中室長の挨拶。現場に息づくものの生な情報を発信したい。
06-12 10:23
続いて郡上市観光連盟和田さんの挨拶。郡上市には7つの観光協会が。それぞれ地域の魅力発信を! http://t.co/Ilyf9gJ
06-12 10:26
高鷲観光協会の山畑会長の挨拶。高鷲は自然の素晴らしいところ!
06-12 10:29
グリーンガーデン支配人 清水さんのお話。見処No.1は長良川の源流。ブナ林あり心癒されたい方は是非。雨を貯めるスポンジ的な腐葉土 http://t.co/WI1dIDl
06-12 10:32
ふるさと郡上会 河合さんより番組紹介。ふるさと郡上TVより郡上最後の蚕産家のビデオを鑑賞
06-12 10:36
ひるがの高原の美味しい牛乳を使ったたかすファーマーズさんのチーズやヨーグルト。絶品。豆腐の大豆は地元でつくってます! http://t.co/RgwIXJF
06-12 10:45
次はふるさと郡上TVの番組の郡上グルメからめいほう鶏ちゃんのご紹介。
06-12 10:46
グリーンガーデン支配人、清水さんより「ひるがのーと」の紹介。自費出版で地域情報を発信してます。 http://t.co/rLWZa7J
06-12 11:05
ふるさと郡上TVには英語解説も。市内の外国からいらした方に協力をいただいたそうです。岩盤浴など英訳に苦労するまのもあるとのこと。午後から郡上在住の外国人のみなさんもいらっしゃいます。
06-12 11:16
ひるがのーと編集の森さんと中屋さん。企画編集デザインを二人でされてます。自分たちの足下の気づきにくい素晴らしさを伝えたい、と始めたそうです http://t.co/bKx9lc0
06-12 11:20
ひるがのの奥は深い。企画はあるけどまだ取材できていないところも。親戚、友達に伝えたいいいところ多し。ひるがのに住んでる人にも知って欲しい!と中屋さん
06-12 11:22
次の記事は大日岳の子ども登山の予定。初めて登った、と中屋さん。いろんな植物があって知らないことばかり、と森さん。次回の「ひるがのーと」が楽しみ。ひるがのの飲食店、図書館で見れます。
06-12 11:25
ふるさと郡上TV、午前中のLIVE終了。出演者のみなさん、ありがとうございました!http://t.co/cWYVtrb
06-12 11:27
ひるがののグリーンガーデンさんのバイキングランチ。牛乳豆腐、たけのこの山椒味噌、鶏ちゃん、朴葉飯、枝豆豆腐、手打そば、山菜天ぷら。そして高級ひるがの高原牛乳! http://t.co/HS1BTri
06-12 12:12
グリーンガーデンさんのランチバイキング、ふるさと郡上TV開局イベントの特別メニューですが、予約すればできるそうです。優しく美味しいランチでした!
06-12 13:09
ふるさと郡上TV開局イベント、午後の部スタートです。ふるさと郡上会の河合さんのトーク中。http://t.co/cWYVtrb
06-12 13:43
ふるさと郡上会 会員の方がきていただきました。高鷲でDJの派遣などを行う名古屋の制作会社とのことです。広報郡上のファン!とのことです。
06-12 14:12
ふるさと郡上TVでは只今郡上在住の外国人の方からコメントいただいています!
06-12 14:13
グリーンガーデンのシェフ、谷川さんインタビュー。愛知県からの移住。ひるがのにすみたかったとのこと。
06-12 14:21
ふるさと郡上会、会員の吉田さんがLIVEに飛び入り参加。高鷲でDJ派遣のプロデュースをされてます。郡上は自然と水が素晴らしく、大好き!とのこと。 http://t.co/33HZdhp
06-12 14:26
冬の郡上もいいけど夏もいいよ!とふるさと郡上会 会員の吉田さんからのリクエストでふるさと郡上TVの郡上おどりの動画を視聴
06-12 14:28
たかすファーマーズのロールケーキ http://t.co/OORkQhh
06-12 14:33
会場を離れグリーンガーデンの清水さんの案内でノルディックウオークに出発!
06-12 15:00
ノルディックウオーク終了
06-12 15:45
開局イベント終了。お疲れさまでした。
06-12 16:00
イベント終了後片づけ。折角なのでグリーンガーデンさんの素敵なお部屋も見せていただきました。
06-12 18:00
==============-
オープニング時に14名、ランチには16名、ノルディックウオークには8名が参加されるなど、
たくさんの人にお越しいただき、盛況なイベントでした。
当日会場にいらしたふるさと郡上会 会員の吉田さんからは
「素晴らしい取り組みです!郡上はいいところがあるので、もっともっと発信してほしい!」
という熱いエールをいただきました。
高鷲のスキー場でDJをプロデュースされている吉田さんには、飛び入りでライブ放送にも登場いただきました。
ありがとうございました!
担当の河合さんは、今後は「達人列伝」などの新作の制作の他、
次は6月18日(土)-19日(日)の「郡上おどりin青山」をライブ中継する予定です。
郡上の魅力を映像で発信する「ふるさと郡上TV」に、是非注目ください。
(取材:小林謙一)
中心を流れる和良川には国の天然記念物オオサンショウウオが生息する清流。
この清流で釣れた鮎は絶品とのこと。その証拠に、全国利き鮎大会で2度もグランプリを獲得している。
郡上に通い始めて3年目。そんな美しい和良町だが、これまでなかなか訪れる機会がなかった。移住された方や地域活性のために活動している方々と出会えなかったからだろうか。
■住民に夜地域づくり活動、スタート
今年、「和良おこし協議会」が立ち上がり活動を開始した。
○和良鮎のブランド化 ・・・ 鮎を事業化し、きれいな川を守る活動につなげる
○田んぼオーナー制度 ・・・ 都市住民との交流を図り、耕作放棄地を再生して田んぼを維持する
などが主な活動とのこと。
その事業を実現するために、今年4月より1人の若者が「和良地域おこし応援隊」に採用され、和良町に移住した。
小林隆臣さん(36)は岐阜県安八町出身。以前は東京でアパレルの仕事をしていた。現在「和良おこし協議会」の業務の他、地域の「見守り」という活動も行う。
「和良では、20代、30代の人を見たことがありません」
高齢化と過疎化が進む和良町。一人暮らしのお年寄りがもし事故にでもあったら
・・・定期的に訪問することで安否を確認する「見守り」を市が検討している。その実施準備として、今年は集落のヒアリングを行っている。
■地域を見守る
「こんにちは―」
足で一軒一軒を回り、戸の前で声を出す。
田舎の家の玄関にチャイムが付いてるのは稀だ。
しばらくして奥から家の住人が顔を出す。
「市役所の者です。回覧板は見ましたか?」
ヨソ者がいきなり玄関に来たら、大抵は押し売りと思われる、と小林さん。
訪問するにあたり、地域には顔写真をが入った回覧板を回した。
同行するのは岐阜大学院生のハスソミンさん(30)。
「二人なのも相手に警戒されなくていいです」
リサーチでは家族構成の他、田畑を営んでいるか、自動車を運転しているか、こどもたちの所在、長男はいずれ帰ってくるのか、などを聞く。会話風にして、自然に聞き出すことを心がけているという。
和良には15の地区がある。今年は中心部の「宮地(みやじ)」と最も奥の「上土京(かみどきょう)」の2か所に絞ってリサーチを行う。1日平均10件程度訪問するそうだ。
「和良は買い物も病院も車が必須。車に乗れない人は週3回のバスを利用する。
今車に乗れている元気なお年寄りも、いつ車に乗れなくなるかわからない。そうした時には見守り対象になるのではないでしょうか」(小林さん)
「モンゴルから来ていますが、高齢化が進む地域では、外に行っている息子たちが帰って来なければ、村は消えてしまう。日本だけでななくモンゴルでも起こり得るという危機感で、研究をしています」(ソミンさん)
こうしたリサーチは郡上市でもまだ行われていない、新しいもの。
新しく入ったヨソ者が、地域と地域の人の顔を覚えながら、つながりをつくっていく。
傍で思うと、非常に手間のかかる、大変な作業のように思える。
「話を聞いているとすぐ雑談になっちゃう。お話するのは楽しいですよ」
朴葉寿司をいただいたりることも。和良町に来て間もないが、すでに親しくなった方も多いとのことだ。
■ヨソ者であれ
東京でファッションの仕事をしていたという、小林さんのいままでとあまりに違う仕事に戸惑いは無かったのだろうか。
「前の仕事を辞め、世界を旅行しました。その時、これからの生き方について、3つのテーマを決めたんです。
1)緑のあるところに住む
2)人の役に立つ仕事をする
3)日本人であることを大切にする。
これは全部今までの真逆なんです。
世界に出て、あらためて自分は日本人だ、ということに気づいたんです」
和良町は、今まで外から人が移り住んだことが無い地域だ。
ヨソ者として入ってくることに不安は無かったのだろうか。
「この仕事に就くときにどんな服装で出勤するか、和良振興事務所と相談しました。市役所の方がよく来ている襟付きの作業着では、ということだったのですが、それはちょっと違う、と思ったんです。
和良に若い人が来て、カッコよくしたい。ヨソモノが同化して染まりきったらダメ。
少しだけ違和感があるのが移住者の役目だと思うんです」
■新しい風を入れてほしい
言葉だけ聞くと傍若無人な若者の発言、に聞こえるかもしれない。しかし小林さんは地域にうまく入っている。
「いい人が来てくれた。和良が変わるには、外の風が入ることが必要。小林くんには、風をいれてほしい」
協議会メンバーで地元の加工組合「珍千露」の代表、大澤淑恵さん(73)はいう。
小林さんは何故スムーズに地域に入れたのか。小林さんが席を置く和良振興事務所の井森副所長に聞いた。
「聞き上手だからじゃないんかなぁ。
やはり地域にはそれまで築いてきた伝統がある。地の人にとってそれは、大切なものなんよ。外から来る人はそれをやはり大事にしてほしい。
伝統を守りつつ、新しいものを入れる。それが外から来た人に、地域の人が求めていることかもしれんな」
井森さんからは、移住者に大切な心得をもう一つ伺った。
「言うだけで自分でやらない人はダメ。田舎ではまず自分がやらんとあかん」
小林さんと地域住民、そして和良町のチャレンジはまだ始まったばかりだ。
少子高齢化、過疎、耕作放棄地、移住・・・これらはすべて密接に関係している。
人が暮らすからそこは「里山」になる。里山を考えるとき、そこには美しい風景の奥にあるさまざまな関係に直面する。
20年後・・・いや10年後、美しい和良川と和良町の風景がどのようになっているのか、和良のチャレンジに注目したい。そこには日本一の鮎を食べる笑顔の子供たちがいてほしい。
(取材:小林謙一)
たまに太陽が顔をだす清々しい風の中、まずは郡上市大和町から白鳥町へ鉄道で移動します。
地元のみなさんがバスと呼ぶ長良川鉄道。電車ではなく、ディーゼルで動きます。
141名という多くの参加者を運ぶため、車両が増設され2両編成で徳永駅から美濃白鳥駅へと向かいます。
車窓には山に囲まれた長良川と、緑の田畑が美しい農村風景が流れ、ちょっとした旅情を味わえます。
引率や指導は郡上市体育指導委員会の皆さんが行います。
体育指導員は80名いるとのこと。郡上では市民のみなさんのスポーツ活動も活発です。
ぎふ清流国体のキャラクターの名がつく「ミナモ体操」で準備体操の後、美濃白鳥駅をスタート。
11kmの「のんびりコース」と15kmの「健脚コース」で出発地の大和町を目指します。
普段は車で通り過ぎるだけの里を歩くと、時間の流れが変わり始めます。
町からは人の息遣いを感じたり、橋では水の音に気付いたり。
国道に出ると濁った空気で浅くなる自分の呼吸を意識したり。
森が近くなると葉が白くなり始めたマタタビや、美しく花を咲かせる初夏の野の草の数々。
ゆっくりと眺めていたい衝動にかられつつもこの日はあくまでスポーツ。
途中のチェックポイントまでは目標時間があるため、のんびりしていると指導員に指導されることも…。
美しい里山の田園風景、それをつくり出すのは人です。
歩くことで家、道具、作業…里山の風景をつくる様々なものの改めて見出すことができます。
そして里の時間。
太陽が出たら土を耕し、草を干す。
雨が降ったら晴れたときの準備をし、晴れの時にできない仕事をする。
里をつくりだす、自然のリズムに合わせた人々の暮らしがあります。
車で移動する人の時間。時計に縛られる日々。
里を歩く時、普段遠ざかっている自然のリズムを思い出すのかもしれません。
そして足元にある美しくそして大切な里山の豊かさを改めて感じることができます。
途中昼食をとりつつ歩き始めて、3時間40分。無事ゴール。
郡上を歩く機会をもらい、リフレッシュと共に多くの発見があった一日でした。
里山ウオーク、お勧めです。
普段の運動不足がたたり、太ももがパンパンになったのはいうまでもありません…。
ちなみに日置郡上市長は「健脚コース」を完歩されていました。
特に疲れた様子もなく、次のイベントへと行かれた姿を見て、郡上人のたくましさに脱帽しました…。
本誌『季刊 里山の袋』では、「大和を歩く」を連載中です。
普段通り過ぎてしまう、でも歩くから気付く里山の魅力を、お伝えしています。
<おまけ>
●ミナモちゃん
昼食後にぎふ清流国体のマスコット、ミナモちゃん登場!
ミナモダンスを披露してくれました。
子供にも大人にも大人気でした。
●ウオーキング中に出会った鳥たち
田んぼの中に佇むアオサギ
(取材:小林謙一)






