サカム@林業再生講座

プロフィール
サカムさん
森林文化アカデミー 林業再生講座の学生です。
神戸出身。元プログラマー。
アカデミーのこと、林業のこと、アントレプレナーシップのこと、
たくさん発信していきます!

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シラバス公開されています
サカムです。

森林文化アカデミーのホームページにいつの間にかシラバスが公開されていました。


ほとんどの授業が選択授業です。林業再生講座は、基本林業再生講座で用意されている授業を選択するのですが、他の講座の授業を受けることもできます。

小さな学校なので、調整しだいでいろいろな授業へ参加できます。私は、林業で手一杯ですが。。

※ 
現在 後期試験の募集期間です。3/6(火)までです。
ぜひご応募を!

性格診断
サカムです。

林業の道に進むにあたって、すぐに職を探すか、学問に集中するかを考えていた頃、自分の性格診断をやったことがあります。

この手の書籍やWebサイトはいくつもありますけど、診断内容が一番わかりやすかったのが、「5つの性格診断心理テスト」というものでした。

36問の質問に答えていって、下記の6項目について結果(点数と段階)が出ます。

(1)外向性
 心的エネルギーが外に向いているかを判定。高い人は、積極的に人と接することができ、コミュニケーション能力が高い。
(2)情緒安定性
 精神的にバランスが安定しているかを判定。
(3)勤勉性
 プロ意識を持ち、向上心があり、努力家。中途半端を好まず、徹底的に行動するタイプを判定。
(4)協調性
 周囲とうまくチームを組んで活動できるタイプを判定
(5)知的探究心
 知的好奇心が強く、新しいことに挑戦し、経験や知識を増やしているかを判定。
(6)自己ギャップ
 劣等感を感じていないか、自分に自信を持っているかを判定。

診断結果は、外向性、情緒安定性、協調性、自己ギャップが、「普通」。勤勉性が高く、知的探究心がかなり高い(満点だった)。でした。


自分のこれまでを振り返ると、勤勉性については公文式で鍛えられた気がしましたが、知的探究心はもともと備わっていたように思いました。

そこで自分の知的欲求を満たすのはどっちの方向か?
を考えて学問に集中することにし、森林文化アカデミーに入学して林業を勉強しています。今思えば、それでよかったなと思います。

林業を選んだ理由はいくつかありますが、知的欲求を満たせそうだから。が大きいです。

市場経済の中の林業
サカムです。

年が明けて新しい授業が始まっています。その中で、「市場経済の中の林業」という授業があります。

(日本の経済が市場経済という仕組みで動いているとして、)林業は経済活動としてどうであるかについて考える授業です。

1限目は、戦後の森林、林業を取り巻く環境(社会、政治、経済)の変化を見ながら、現在林業が衰退していると言われている理由について考えました。

伐採面積は、第2次大戦前後にピークを向かえ、資源枯渇を理由に外国からの木材(外材)輸入が自由化されました(外圧もあったはず)。と同時に鉄やコンクリートのような代替資源の利用が進められました。

木材の需要は、1980年代に比べると現在は、60%ほどに減少し、価格は、スギですと3分の1になりました。

確かに衰退しているように見えますね。大事なのはその理由なんですが、よく聞くのは下記の2つです。

(1)外国からの輸入を自由化したことによって、価格破壊が行った。
(2)補助金政策によって、業界の経営努力、技術革新がなかった。

本当でしょうか?

(1)は違うと思います。当時の資源量や政治的な面でそうせざるを得なかった。また、ハウスメーカなど木材利用者側が価格だけで外材に走ったとも思えません。品質や安定供給といった要素も大きいはずです。

(2)は、私も賛成です。ただ、補助金うんぬんより、やはり経営者の不在と技術力不足が大きいと思います。

森林の所有者は全国に数十万人いますが、個人の資産として持っている人が多く、林業経営をやっている人は何割もいません。要は、森林を使って経済活動している人がいない。経営者がいないのに経営努力など起こりようがない。

また戦後は、スギ・ヒノキといった針葉樹の人工林を造り、育てること(造林・育林)に力を入れてきました。そのため、伐採して使う側が求める品質と量を安定的に出すための技術(生産技術)開発がおろそかになったのではないかと考えられます。

ちょっと乱暴ですが、経済活動する人はおらず、技術もない。これってそもそも産業といえるのか?そんな疑問もわいてきます。
(探せば立派な経営者はおられますし、しっかりした組織、地域もあります。)

また、技術や人材以前にそもそも経済とは何か? から考える必要がありそうです。
(たかだか1年勉強しているだけですけど。)


アカデミー入試情報
サカムです。

今年は、入学試験が4回あります。2回目までは終了しておりますが、年が明けて1月に3回目が予定されています。

出願期間:2012/1/4~2012/1/18

試 験 日:2012/1/29(日)

社会人の場合は、仕事の都合と試験の日程が合わないこともあるでしょうから、何回かに分けて試験をやるのはいいことだと思います。

試験は、論文(800文字程度)と面接です。なので、試験勉強はやりようがありません。当日、落ち着いてやれば大丈夫です。

ところで、

入学しようか迷っている方はおられませんか?

入学相談に関して、公式にはオープンキャンパスがあるのですが、今年度はもう開催されません。なので、よければ相談に乗りたいなと思っています。

質問などございましたら、この記事にコメントいただくか、下記アドレスまでメールいただければ対応いたします!

sakam109c@forest.ac.jp

学生目線でのお話になるかとは思いますが、今年度からカリキュラムが変わっており、新カリキュラムの経験者は今の林業再生講座6名のみです。授業の内容や質、雰囲気、何ができて、何ができないかなど、いろいろとお答えできることもありますので。



林業実践の場
サカムです。

今年度からアカデミーは、大きくカリキュラムを変更しました。社会人コースの林業系では、「地域林業研究会(略して地林)」から「林業再生講座」という名称に変わり、授業も様変わりしています。

一番の大きな変化は、林業作業の実務的な科目が減り、経営や計画といったマネジメント系の科目が多くなっていることだと思います。地林時代は、架線や林業機械の実習があったのですが、それらはやりません。

日々の授業では、新鮮なことばかりで、常に頭をフル回転させられるので、それはそれで毎日充実しています。ただ、徐々に黒い羽というか、実際やってみたいという欲が出てくるのも確かでして。

実践できる場を探して、先輩方やOBさん、地域の方へお話させていただいたところ、快いお返事をいただけたりして、非常にうれしいです。

受け入れる側は、リスクが高くリターンが低いことだと思います。ご厚意をムダにしないようにしたいです。また、山の手入れは木を切ることでもありますから、その重みも感じます。大事にしていきたいです。



創造性は「体験」と「意欲」の掛け算である
サカムです。

茂木健一郎さんが、創造性には2つの要素があるという話をされていました。2つとは、「体験」と「意欲」です。

体験によって、私たちは、記憶、学習、知識、歴史といったものを得ることができます。それらは、料理でいうなら食材みたいなものでしょうか。

また新しいものを生み出すためには、そうしたいという「意欲」が必要です。料理でも「おいしい煮物を作りたい」といったような意欲がないと作りませんよね。

現在の林業においても創造性はとても大事な要素だと思います。とくに今は転換期、あるいは最後のチャンスと言われているタイミングです。これまでにはなかった新しい「技術」や「製品」、「経営」を造りだす時期だと思います。

林業自体は、歴史があり、積み上げてきた体験は大量にあります。あとは「意欲」が必要です。意欲を持てるにはどうしたらよいでしょう?やはり、「本物」を見るということではないでしょうか。

優れた森林を見ること、優れた林業経営を見ること、優れた林業家・技術者を見ることで、こんな森林を造りたい、こんな林業をやりたいという意欲がわくのだと思います。森林文化アカデミーでは、先生方がそのような場所へ連れて行ってくれます(できる限り)。皆さんにもお伝えできればと考えています。



タグ: 林業
プロジェクトには終わりがある
サカムです。

世の中にはたくさんのプロジェクトがありますね。企業内の小さなプロジェクトから数億円をかけて多数の関係者が集まるようなプロジェクトまで様々です。

森林文化アカデミーに入学してから、森林、林業、里山、地域再生などのようなキーワードに関係するプロジェクトを見聞きするようになりました。そこで最近ちょっと気になっていることがあります。

プロジェクトの具体的な目標が見えない。いつ終わるのかわからない。

目標には、数値目標と状態目標の2種類がありますが、どちらも具体的でないといけません。そして目標を達成したら、それがすなわちプロジェクトの終了であると思います。

プロジェクトは、「始まり」があり「終わり」があるはずです。終わりを意識することは大事です。終わるからこそ、また始めることができるのですから。。



バックキャスティング
サカムです。

10月から「マーケティングの技術」という授業が始まっています。

マーケティングとは、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動」の全てを表す概念である。(by ウィキペディア)

このようにマーケティングというと、かなり広範囲な話になってしまうので、その技術と言ってもこれまた幅広いので、限られた授業時間ですべては無理です。結局授業では、「事業計画を作成する。」ことになりました。

コンサルタント会社の方を講師としてお招きし、事業計画を立てるまでを実習を通して学びます。最初にまず講師から、何よりもまず何を望むのかあるべき姿をイメージし、そこから見た現在とのギャップを埋めるには何をすべきかをイメージすることをお聞きしました。バックキャスティングのことですね。

もう何回も聞かされていることですが、ついつい何をするかという方法や手段から考えてしまうものです。

林業再生講座としては、林業のあるべき姿をイメージし、そこから今を見て自分は何をすべきか何ができるのかを考えていきたいです。単純に林業というと大きすぎるので、テーマを決めていこうと思います。



偉大な先輩(その1)
サカムです。

森林文化アカデミーの林業系コースは、昨年まで「地域林業研究会」という名前でした。略して「地林(じばやし)」。

地林卒業生の中には、現在もアカデミーと関わりを持っておられる方もおり、私も大変お世話になっております。今回は、そのような方々のうち、「恵風舎(けいふうしゃ)」という特殊伐採の会社を自ら起業し活躍しておられる先輩を紹介します。

樹木の伐採は、普通は根元近くを切って倒すのですが、住宅地の庭や電線の近くにあるようなものは危険ですのでそのようなやり方はできません。特殊伐採とは、そのような厳しい条件で伐採を行う業務のことです。

特殊伐採では、まず木に登る技術、樹上で木を切る技術、切った木を安全に下す技術など、非常に難しい技術がいくつか必要です。また、その技術を支える様々な道具が開発されており、安全に業務を行うためにそれらを使いこなせるようにならなくてはなりません。

一度住宅地の中にある樹齢60年ほどの大きなケヤキを伐る現場を見学させていただいたことがあります。樹全体の重心やバランスを考えながら、注意深くかつスムーズに進められる作業は素晴らしかったです。また、技術だけでなく、樹をいたわる姿勢やお施主様とのコミュニケーションの取り方などとても勉強になりました。

アカデミーでは、そのような特殊技術を学べる授業はありません。先輩は、その道に進むことを決め、学校に通いながら技術を学び起業されたと聞いています。すごいですね。

皆様、大木になって電線に架かりそうだったり、枯れ枝が落下して危険だったりするような樹はございませんか?伐採ではなく、剪定すればよいものあります。また伐採した樹木を有効に活用したいなど、ぜひ「恵風舎」にご相談ください!

・恵風舎のHPはこちら
・恵風舎のブログはこちら




樹木生理学の授業
サカムです。

林業は、スギやヒノキといった樹木を相手にする業です。樹木とはいったいどのようなものなのかについて基礎を学ぶ授業が、「樹木生理学」です。

生理とは、生物が生命を維持していくうえでの種々の現象や機能。また、その原理。(国語辞典)
また、
生態とは、生物が自然界に生活しているありさま。また、成果のありのままのすがた。(国語辞典)とあります。

樹木は、光合成をしているということは、知っていましたが、この授業で化学式的な理解がなんとなくできました。光をどう取り込んで使うのかという仕組みも学ぶことができました。葉緑体というのは、すごいですね。このような樹木の持つ仕組みを解明した人もすごいです。

授業では、光合成以外にも、根、葉、茎といった器官や繁殖、植物ホルモンについても学びます。こちらもなんとなくわかっているような話もありますが、アカデミックに学んだことはないので勉強になります。

光合成とかであれば、ウィキペディアを検索すれば記載されていますが、これでは非常にピンポイントな知識を得るだけだと思います。やはり専門の先生が、体系立ててわかりやすく教えていただけること。また、研究によって明らかになっていること、なっていないこと、昔正しいとされていたことが現在は修正されているということなど、「今」を知ることができるというのもアカデミーの授業の良い点だと思います。

林業では、基本スギ・ヒノキで、現在では間伐や集約化、路網といった言葉を聞く機会がほとんどです。確かに目の前の大問題ですが、そもそも自分たちが相手にしているものはなんなのかを知ることも大事なのではないか。と感じています。


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