サカムです。
今年もあと少しですね。
学校生活もあと少しで終了です。
ちょうど1年くらい前、学生同士で、林業での初期コストと中間収入のどちらに興味があるか(重要だと思うか)について盛り上がったことがあります。
スギあるいはヒノキの単一的な森林にして、最後は皆伐(生えている木を全部伐る)して収入を得るという想定ですが、その時は皆伐までの中間的な収入に興味がありました。
人工的な森林は様々な手入れをしていくことが必要でコストがかかりますから、中間的な収支を合わすことが経営上大事だと思います。
アプローチの1つは、キノコや山菜といった林産物を隙間でやることでしょうか。写真は白川町にあるヒノキ林ですが、中でシイタケ栽培をしています。ほだ木、種菌に初期投資が必要ですが、数年間毎年収穫できるということと、原木シイタケとしていい値段で売れるというのがメリットです。
山主さんから獲れたシイタケをいただきましたが、肉厚で味が濃く美味しかったです。こういう食べられるものは、楽しみにもなりますからいいですよね。
このヒノキ林は、ちょうど間伐(成長して混んできたので間引く)時期ですが、伐った木も十分売れる品質で、これも中間収入になります。また、今までは伐採業者へ発注していましたが、自分で間伐し出荷する取り組みもされています。
収支が合う条件はいろいろありますが、キノコなんかはやっぱり一考の余地ありじゃないでしょうか。