サカム@林業再生講座

プロフィール
サカムさん
森林文化アカデミー 林業再生講座の学生です。
神戸出身。元プログラマー。
アカデミーのこと、林業のこと、アントレプレナーシップのこと、
たくさん発信していきます!

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春からの生涯学習講座
サカムです。

春が遠のいた感じがしますが、アカデミーでは4月からの生涯学習講座について予定表がようやく出ました。

生涯学習講座は、一般の方が受講できるもので、森林から建築まで木に関わる様々な講座が用意されています。

お勧めは、「連続講座② 身近な森の手入れ入門」です。なんとなく山を見ていた目が変わります!

あとはやっぱり工作系です。スプーンづくりやイスづくりなど、友人やご家族で参加されると楽しいですよ。

講座一覧 → http://goo.gl/W5CNW

アカデミーWebサイト → http://goo.gl/6MgXW



あとちょっと!
サカムです。

今日は、アカデミーにレポートを提出してきました。今は春休みなので、久しぶりです。

何人かの先生と会うことができました。毎回話を聞くたびにいろいろと勉強になります。やっぱりアカデミーは、先生に恵まれているなと思います。

帰り際に構内を歩けば春を感じるものが、いろいろと。

こちらは、あとちょっとで開きます!


就職かアカデミーか
サカムです。

先日、Woodsman Workshop の伐倒講習に参加してきました。講習は、森林組合で作業員や自伐林家対象で、レベルが高くとても勉強になりました。

また、参加者の中にアカデミーに興味がある方もいて、学生目線でいろいろと話させていただきました。

お話させていただく中で感じたのですが、林業に就きたいという時、就職するか専門学校に行くか、迷う人が結構いるようだということです。

アカデミーのような専門学校に行けば、その間は収入は見込めませんし、どこまで実践的なのか、現場で役に立つのか? 不安はありますよね。

就職した場合、高給は見込めませんが、生活していけるレベルの収入は得られますし、なにより現場で学べる期待が高くなります。

さらに緑の雇用など事業体への支援もあることから、森林組合や林業会社に就職する方が多いように思います。

自分はアカデミーを選択しました。基本的な知識や問題意識を持つこと、じっくり考える時間を現場に出る前に確保する必要性を感じたからです。

林業はビジネスや地域社会、自然環境などいろいろなことが絡む複雑系です。

いろんな事情があって難しいこともありますが、アカデミーのような環境で、真剣に考える時間を作るのもありでは? 



美濃市の取り組み
サカムです。

今日は、午後から「美濃市森の環境づくり推進委員会」というものを見学してきました。

委員会には、2つの部会があります。1つは、林業系で間伐や路網整備などに関するもので、もう1つは、環境系で景観や里山、地域づくりに関するものです。

今回は、環境系の事業についてが中心でした。市内の人工林を間伐したりすると売り物にならなくて林内に残される木(林地残材)が出ます。これをエネルギーとして利用できないかということで、小学校で薪ストーブを導入し、薪として地域内で完全循環させる事業が提案されました。

木材のエネルギー活用といえばは、ペレット(小さな粒)にしてペレットストーブや温泉施設のボイラー、バイオマス発電の原料とする仕組みがホットです。

ペレットの場合、生産工場が必要で、設備投資と運送コストが問題となります。美濃市には生産工場がなく作る予算もないため、地域外へいったん材を持ち出さなくてはなりません。これでは地域内循環を実現できません。

薪の場合は、地域内で低コスト生産でき地域内循環画実現できること、薪づくりは小学生でもできることから木育としても一役担えることが利点です。

木育に関しては、正直?なのですが、低コストで地域内循環の案としてとても刺激的なものでした。実現に向けては、結構ハードル高い気がするのですが、実現できれば大きいと思います。

とても勉強になりました。



タグ: 林業
シラバス公開されています
サカムです。

森林文化アカデミーのホームページにいつの間にかシラバスが公開されていました。


ほとんどの授業が選択授業です。林業再生講座は、基本林業再生講座で用意されている授業を選択するのですが、他の講座の授業を受けることもできます。

小さな学校なので、調整しだいでいろいろな授業へ参加できます。私は、林業で手一杯ですが。。

※ 
現在 後期試験の募集期間です。3/6(火)までです。
ぜひご応募を!

市場経済の中の林業
サカムです。

年が明けて新しい授業が始まっています。その中で、「市場経済の中の林業」という授業があります。

(日本の経済が市場経済という仕組みで動いているとして、)林業は経済活動としてどうであるかについて考える授業です。

1限目は、戦後の森林、林業を取り巻く環境(社会、政治、経済)の変化を見ながら、現在林業が衰退していると言われている理由について考えました。

伐採面積は、第2次大戦前後にピークを向かえ、資源枯渇を理由に外国からの木材(外材)輸入が自由化されました(外圧もあったはず)。と同時に鉄やコンクリートのような代替資源の利用が進められました。

木材の需要は、1980年代に比べると現在は、60%ほどに減少し、価格は、スギですと3分の1になりました。

確かに衰退しているように見えますね。大事なのはその理由なんですが、よく聞くのは下記の2つです。

(1)外国からの輸入を自由化したことによって、価格破壊が行った。
(2)補助金政策によって、業界の経営努力、技術革新がなかった。

本当でしょうか?

(1)は違うと思います。当時の資源量や政治的な面でそうせざるを得なかった。また、ハウスメーカなど木材利用者側が価格だけで外材に走ったとも思えません。品質や安定供給といった要素も大きいはずです。

(2)は、私も賛成です。ただ、補助金うんぬんより、やはり経営者の不在と技術力不足が大きいと思います。

森林の所有者は全国に数十万人いますが、個人の資産として持っている人が多く、林業経営をやっている人は何割もいません。要は、森林を使って経済活動している人がいない。経営者がいないのに経営努力など起こりようがない。

また戦後は、スギ・ヒノキといった針葉樹の人工林を造り、育てること(造林・育林)に力を入れてきました。そのため、伐採して使う側が求める品質と量を安定的に出すための技術(生産技術)開発がおろそかになったのではないかと考えられます。

ちょっと乱暴ですが、経済活動する人はおらず、技術もない。これってそもそも産業といえるのか?そんな疑問もわいてきます。
(探せば立派な経営者はおられますし、しっかりした組織、地域もあります。)

また、技術や人材以前にそもそも経済とは何か? から考える必要がありそうです。
(たかだか1年勉強しているだけですけど。)


林業実践の場
サカムです。

今年度からアカデミーは、大きくカリキュラムを変更しました。社会人コースの林業系では、「地域林業研究会(略して地林)」から「林業再生講座」という名称に変わり、授業も様変わりしています。

一番の大きな変化は、林業作業の実務的な科目が減り、経営や計画といったマネジメント系の科目が多くなっていることだと思います。地林時代は、架線や林業機械の実習があったのですが、それらはやりません。

日々の授業では、新鮮なことばかりで、常に頭をフル回転させられるので、それはそれで毎日充実しています。ただ、徐々に黒い羽というか、実際やってみたいという欲が出てくるのも確かでして。

実践できる場を探して、先輩方やOBさん、地域の方へお話させていただいたところ、快いお返事をいただけたりして、非常にうれしいです。

受け入れる側は、リスクが高くリターンが低いことだと思います。ご厚意をムダにしないようにしたいです。また、山の手入れは木を切ることでもありますから、その重みも感じます。大事にしていきたいです。



バックキャスティング
サカムです。

10月から「マーケティングの技術」という授業が始まっています。

マーケティングとは、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動」の全てを表す概念である。(by ウィキペディア)

このようにマーケティングというと、かなり広範囲な話になってしまうので、その技術と言ってもこれまた幅広いので、限られた授業時間ですべては無理です。結局授業では、「事業計画を作成する。」ことになりました。

コンサルタント会社の方を講師としてお招きし、事業計画を立てるまでを実習を通して学びます。最初にまず講師から、何よりもまず何を望むのかあるべき姿をイメージし、そこから見た現在とのギャップを埋めるには何をすべきかをイメージすることをお聞きしました。バックキャスティングのことですね。

もう何回も聞かされていることですが、ついつい何をするかという方法や手段から考えてしまうものです。

林業再生講座としては、林業のあるべき姿をイメージし、そこから今を見て自分は何をすべきか何ができるのかを考えていきたいです。単純に林業というと大きすぎるので、テーマを決めていこうと思います。



偉大な先輩(その1)
サカムです。

森林文化アカデミーの林業系コースは、昨年まで「地域林業研究会」という名前でした。略して「地林(じばやし)」。

地林卒業生の中には、現在もアカデミーと関わりを持っておられる方もおり、私も大変お世話になっております。今回は、そのような方々のうち、「恵風舎(けいふうしゃ)」という特殊伐採の会社を自ら起業し活躍しておられる先輩を紹介します。

樹木の伐採は、普通は根元近くを切って倒すのですが、住宅地の庭や電線の近くにあるようなものは危険ですのでそのようなやり方はできません。特殊伐採とは、そのような厳しい条件で伐採を行う業務のことです。

特殊伐採では、まず木に登る技術、樹上で木を切る技術、切った木を安全に下す技術など、非常に難しい技術がいくつか必要です。また、その技術を支える様々な道具が開発されており、安全に業務を行うためにそれらを使いこなせるようにならなくてはなりません。

一度住宅地の中にある樹齢60年ほどの大きなケヤキを伐る現場を見学させていただいたことがあります。樹全体の重心やバランスを考えながら、注意深くかつスムーズに進められる作業は素晴らしかったです。また、技術だけでなく、樹をいたわる姿勢やお施主様とのコミュニケーションの取り方などとても勉強になりました。

アカデミーでは、そのような特殊技術を学べる授業はありません。先輩は、その道に進むことを決め、学校に通いながら技術を学び起業されたと聞いています。すごいですね。

皆様、大木になって電線に架かりそうだったり、枯れ枝が落下して危険だったりするような樹はございませんか?伐採ではなく、剪定すればよいものあります。また伐採した樹木を有効に活用したいなど、ぜひ「恵風舎」にご相談ください!

・恵風舎のHPはこちら
・恵風舎のブログはこちら




樹木生理学の授業
サカムです。

林業は、スギやヒノキといった樹木を相手にする業です。樹木とはいったいどのようなものなのかについて基礎を学ぶ授業が、「樹木生理学」です。

生理とは、生物が生命を維持していくうえでの種々の現象や機能。また、その原理。(国語辞典)
また、
生態とは、生物が自然界に生活しているありさま。また、成果のありのままのすがた。(国語辞典)とあります。

樹木は、光合成をしているということは、知っていましたが、この授業で化学式的な理解がなんとなくできました。光をどう取り込んで使うのかという仕組みも学ぶことができました。葉緑体というのは、すごいですね。このような樹木の持つ仕組みを解明した人もすごいです。

授業では、光合成以外にも、根、葉、茎といった器官や繁殖、植物ホルモンについても学びます。こちらもなんとなくわかっているような話もありますが、アカデミックに学んだことはないので勉強になります。

光合成とかであれば、ウィキペディアを検索すれば記載されていますが、これでは非常にピンポイントな知識を得るだけだと思います。やはり専門の先生が、体系立ててわかりやすく教えていただけること。また、研究によって明らかになっていること、なっていないこと、昔正しいとされていたことが現在は修正されているということなど、「今」を知ることができるというのもアカデミーの授業の良い点だと思います。

林業では、基本スギ・ヒノキで、現在では間伐や集約化、路網といった言葉を聞く機会がほとんどです。確かに目の前の大問題ですが、そもそも自分たちが相手にしているものはなんなのかを知ることも大事なのではないか。と感じています。


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