林業女子会@岐阜

プロフィール
林業女子会@岐阜さん
2011年8月8日
林業女子会@岐阜設立。
学生をはじめ、森林組合やNPO法人で働く女性16名が川上から川下までの林業の魅力を伝えます☆

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なぜベストを尽くさないのか
林業ママ寺田です。
連投失礼します。ですが、!
すごい本に出会ってしまいました。

「大工が教えるほんとうの家づくり」です。

私が林業を始めたのは自分の住む環境を美しくしたいからでした。
初めは自分の健康のことがきっかけでしたが、
地域のことに関わり、
家族をもって暮らすうち、
美しい環境を後世まで残したいという思いに深化してきました。

建築物には昔から興味がありました。
図書館や美術館などにはとてもかっこいい空間がある一方で、
都市の住宅の貧相さはいつも不思議でした。
●●風の分譲建売住宅には石を模したサイディングばかりだし、
住宅展示場なのに桧のプリントを貼りつけた集成材の大黒柱だったり、
なぜ偽物を使うのだろう。
この家は壊したときどれだけのゴミができるのだろう。
そういう疑問にいつも心がざわざわしていました。

一方で
学生時代、調査で能登半島を訪れたとき、
とても美しい街並みをみました。
輪島市黒島地区というところです。


ちょうどそこに家をたてている大工さんが居たので、
「なぜこんなに同じ家ばかりなんですか?」
と聞いたところ、
「同じ大工しかいないからだよ」
と言われました。
妙に納得してしまいました。


そして今、自分が家を建てるとなったとき、
構造強化のためには合板をつかわなければいけない。
価格が高いから自然素材の壁はあきらめなければいけない。
アカマツの強度は安定しないので、米松を使った方がいい。
などなど、、、
できるだけ環境に負荷をかけずに暮らしていきたいと林業をしているのに、
私、本当に家を建てていいのだろうか。
結局は私自身が環境汚染に手をかしているだけじゃないだろうか。
とざわざわとしていました。

それが、この本を読むと、
センスが良く、技術の高い大工が1人いれば、
もっとシンプルに家は建てられるんだ。
ということがよくわかりました。

腕のいい大工がいなくなっていることや
センスのいい工務店が少ないことや
建築基準法ががちがちなことや
ハウスメーカーの宣伝がうますぎることや
何も知らない存ぜない国民が多いことや
建てる時間が短いことなど
嘆くことはいろいろありますが、
嘆いていてもしょうがない。
できることはしてみようと思います。
気持ちよく生活するために。
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