こんにちは!
林業というお仕事が始まって1年と6ヶ月がたちました♪
今月は個人的に濃い濃い1ヶ月でした。。。
まずお仕事はとある山の8ha切捨間伐
順調に間伐が進み残り2haほどに差し掛かった時
急斜面&岩ごろごろ現場に入りました。
しかも下には民家が。


1番下に岩が民家まで行かないようにネットを張り
岩だらけなので足場には充分注意。
今までで1番厄介な現場。
木はよく飛ぶし浮き石だらけやし。
ここでは怪我についてものすごく考えさせられました。
とある日
ヒノキとホオノキ合わせて計4本伐採。
全部同じとこにしか倒せれなかったので4本まとめて山側から真下に向かって伐倒。
伐倒し終わったら適度に刻んで行くため本来なら上から刻んでいかなあかんのを足場がなかったので下から作業。
1番上にのっていたヒノキを少し伐って
その下にあったホオノキを伐った瞬間
下にずり落ちてその上にのっていたヒノキも滑り落ち足元へ。
幸いすぐに避けたので大きな怪我に繋がらなかったので良かったのですが
1歩間違えたらと考えると心臓ばくばくしてました。
1番の原因はやっぱ下から作業したのと
よく木の状態を確認してから伐ってあかんと反省。
そして初心忘るべからずですね。
余裕を持つのも大事ですが持ちすぎはだめですね。
こないだ学生時代にインターンシップでお世話になったキコリさんから
興味本位で『自然の中で働く林業っていいな』っていう考えのレベルではダメ。
起こりうるリスクに気づいて想定しながら仕事をして
リスクを事前に察知して準備をして
リスクに対応できる行動力が必要。
技術を身につけたからといって1人前のキコリになれるのではなく
人間力も磨いてやっとキコリになれる。
と教えていただきました。
甘い気持ちで現場に入ってたわけではないのですが
でも『これくらい大丈夫だろう』という考えがあったなと後々になって気づいて、慣れもあってどこかで気が緩んでいたんだなーってすごく反省。
改めて山仕事の厳しさ・大変さを知りました。
毎月1回、こーやって現場日記を書かせてもらっています。
うまく書けていないほうが多いと思いますが(汗
山仕事の楽しさ・やりがいを伝えたいという気持ちは1番ですが
反面現場の大変さ・危険さもきちんと知ってもらいたいなという気持ちもあります。
厳しさなどマイナスイメージが伝わると現場で働きたいと思う方が少なくなるのではと感じるのですが
でもこれから本気で林業に就こうと考えている方・林業を学びたいと思っている方に良いとこばかりじゃなくて
現実的なこともきちんと知ってほしいといなーって。
私はこのブログを通じて伝えられたらいいなーって。
今ブログを書きながら思いました。
さてさて次はここ最近の出来事を♪
とある休日に林業男子にくっついて中津川市加子母にある山へはいって
これまた65cm以上もある木を伐らせていただきました!

↑すいません。だいぶボロボロですが。。。

普段仕事では太くても30くらいしか伐ったことないのですが(汗
ハスクバーナのチェンソーを借りて伐採。
普段私が仕事で使っているチェンソーの
重さは倍&バーの長さも倍。
扱うのに一苦労でした(笑
そしてやはりバーが木に対して垂直に入ってないので追い口が斜めに。。。
何とか伐らせてもらったのですが汗だくだくでした!
でもやっぱ伐りがいは充分すぎるほど♪
いつかは一人で伐れるよーになりたいっす!!
そして最近仕事では木に対して垂直にに歯を入れる練習をさせてもらっているのですが
これまた難しい!!
でも最初よりはだいぶマシに。。。
と言ってもまだまだ頑張らねばっ

そして先輩が山から出してきた木を仕分けするのにミニグラップルに乗せてもらいました♪
チェンソーも好きだけど重機もめっちゃ好き!
全然うまく木を掴むことができず先輩にめっちゃ笑われましたが(笑

まだまだ学びたいことがたくさんっ
ほんとに怪我には充分気を付けて仕事したいとおもいます!