魂の所在~今あること。そして未来へ

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即身仏という仏~祈りの連鎖について
昨日NHKの番組『歴史秘話ヒストリア』というかなり昔からやっている歴史モノ番組があるのをご存知でだろうか?

通常は武将とか偉人とかを、取り上げてその偉業を伝える内容なので、あまり興味を持ってみたことは無かったのですが、今回(第220回)のタイトルは
『オレは即身仏になる!~"ミイラ仏"の不思議な世界~』
でした。

タイトルだけ見たら、おふざけ番組だと思ってしまう内容ですが、これがとても素晴らしい番組内容でした。

即身仏という現象を過去から紐解き、なぜ即身仏になろうとしたのかということを歴史に照らして探ってゆく内容です。

即身仏は正確には即身成仏といわれ、古くから山岳修行の一環として、千日回峰行や木食行などの厳しい修行の末に到達する、最終的な解脱方法として、古くから真言密教や天台密教の修行で取り入れられた修法であったが、最終的には土中入定という修行に入りそのまま息絶えミイラになるという過酷なものだ。

そんな修行が近代法で出来なくなる明治期まで続けられてきたというのだ、もちろん現在も公式には伝えられていないが、そのような修行を選び入定する仏教者もいるだろう。

番組では、江戸時代の後半(18世紀)、ふとしたことから武士を殺めて逃走し、逃げ込んだ湯殿山で仏の道を歩み始め、自分の罪を償うべく、人々の苦しみを引き受ける千日の山籠もり、のちに即身仏となった僧・鉄門海の生涯をたどります。

番組の最後に当番組のナレーターである渡辺あゆみが湯殿山にある注連寺の鉄門海上人の即身仏に対面したとたん、彼女の目から大粒の涙が止めどなく流れ始め、本人自身がうろたえる場面が映し出された。

撮影クルーもこの自体を予期せず面食らった様子さえ感じられる。

彼女は敬虔なクリスチャンでしかも高学歴、しかも父親は牧師でもあった。そんな彼女の心を打ったのは、民衆のために生きた一人の修行者(宗教家)が、死んでもなお民衆を見守りたいという強い祈りの心で修行を続け、病で目的を成し遂げ得なかった本人に代わり、民衆が道者を即身成仏させ以来このお寺に奉納しずっと守り続けてきたという、相互の信仰心に、宗教の違いを越えた信仰の本質を見たからではないだろうか。

結果とても良い番組となった。再放送は下記に。

再放送平成27年 6月10日(水)14:05~14:48総合全国
 
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