魂の所在~今あること。そして未来へ

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ぺくさんさん
どうも。
ちょっと年はいってますが、
年取ってますます元気です!!

ふるさとへUターンして、ようやく調子を取り戻しました。

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このかけがえのない地域を未来の子供達に残していくために、まだまだがんばる所存です。

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The Reason I Jump

邦題『自閉症の僕が跳びはねる理由』という著書を書いた東田直樹さんの本が翻訳され、世界中で多くの人に支持され読まれているという。

東田さんは重度自閉症という障害を持つ身でありながら、エッセイストであり、作家であり児童文学の著作を生み出している人だ。

彼の存在を知ったのは、8月28日にNHKが放送したドキュメンタリー番組『君が僕の息子について教えてくれたこと』が切っ掛けだった。
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日本で7年前に出版された、自閉症である自分の心の内を綴ったエッセイである。自閉症者自らが語る極めて画期的な作品だったが、ほとんど話題になることはなかった。それがなぜ突然、7年もたって、遠くイギリスやアメリカでベストセラーとなったのか。
この本を英訳したのは、アイルランド在住の作家デイヴィッド・ミッチェル氏。彼にも自閉症の息子がいる。日本語教師の経験があるミッチェル氏は、東田さん の本を読んでまるで息子が自分に語りかけているように感じたと言う。息子はなぜ床に頭を打ちつけるのか、なぜ奇声を発するのか、息子とのコミュニケーショ ンをあきらめていたミッチェル氏に希望の灯がともった。そしてミッチェル氏の訳した本は、自閉症の子どもを持つ、世界の多くの家族も救うことになった。
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そのドキュメンタリーの中で彼が語る(実際は著作として書かれた文章)言葉がとても印象的だった。

「壊れたロボットの中にいる」ようだと自己を分析し、他者とのコミュニケーションが"フツウ"にできない自分を「なんの役にもたたない者」と苦しみ続けた子供時代から、言語という武器を獲得し、自由な自分という"ありのままの自閉症"を生きるようになってゆく姿が著作表題の『The Reason I Jump 』に込められています。

"僕の心が躍るのは、空気が澄んでいる景色を見たときです。自分が風景にとけ込むような感覚に陥るからです。体だけがバラバラになって、空や木や大地に吸い込まれていくような感じがします。自分の命が永遠であるかのような錯覚に襲われます。
そういう瞬間は、幸せの絶頂のような気分です。きっと太古の人間も同じように感じていたのでしょう。"

"自閉症という言葉には、自分を閉じ込めるという印象があるかもしれませんが、それは間違いです。心はいつも外に開いています。本当に心を閉ざしていたら、奇声を上げることも、パニックになることもないでしょう。

自閉症者は、心を閉じていて、人と関わらないのではありません。開いているのに、気づいてもらえないのです。外に出るためには、人の力が必要です。どうか、僕たちに、この社会で生きるための力をかしてください。"


彼が紡ぎだす言葉には、単に自閉症者への理解や援助を求めるのではなく、"フツウ"と思って暮らしている人々にも生じる共通の苦悩や、生きづらさを現しています。
"壊れたロボット"に乗っているのは自閉症者だけではないという現実と、それでもなお人の心の奥底にある"自由を求める心"がせめぎ合っているということを私たちは彼の生きる姿、発せられる言葉から得るものは大きいと感じます。


再放送が9月13日(土)午後3時05分~4時05分、NHK総合であります。

東田直樹オフィシャルサイト
http://naoki-higashida.jp/index.html

THE BIG ISSUE REPORT 東田直樹 名言まとめ
http://bigissue-online.jp/2013/08/06/event-report/


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