魂の所在~今あること。そして未来へ

プロフィール
ぺくさんさん
どうも。
ちょっと年はいってますが、
年取ってますます元気です!!

ふるさとへUターンして、ようやく調子を取り戻しました。

都市生活で疲弊していた身体が、長良川と森の精霊によってリライブしています。

このかけがえのない地域を未来の子供達に残していくために、まだまだがんばる所存です。

流域のみなさんよろしく!!!



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巨大企業と零細企業
時価総額約6200億ドル(約67兆円)の超巨大企業アップルが、日本の中小企業島野製作所から総額100億の損害賠償訴訟を受けたことは耳新しいが、実際のグローバル経済の中でこのようなことは日常茶飯事で起こっていることである。

巨大企業はその巨大な資本力で、下請けや孫請けを都合の良いように使い、いやだったら契約しないぞと脅せば従わざるを得ないということだ。

以前は国家間でこのようなパワースレイブが行われていたが、グローバリゼーションの今はもっぱら企業の専売特許となっている。

たとえば今郡上では、NTTの光回線が一部地域に拡大されることに伴う、 NTT西日本のフレッツ光キャンペーンが猛烈に行われている。

対象地域となる固定電話へ、傘下のコールセンターから絨毯爆撃のような勢いで電話し「工事費無料のキャンペーン中なので今しかない」「電話料、接続料が安くなりネット回線スピードが格段に違う」と話し、契約しないなんて理解できないという論理でまくし立てる。

もちろん、話す内容に誇張はなく嘘はないのだろうし、現実として固定電話+ネット回線料金(プロバイダー料含む)が安くなり、回線スピードが速くなることはうそではないだろう。

電話を受けた人は、その理路整然としたトークに、特にその必要を感じていない人も「今入らないと損をするのでは」というマインドになり、雪崩を打ったように契約をしているようだ。 

 この世は、自由競争社会であり、良いサービスを提供したものがそのマーケットを獲得できる、そのことを不合理だとは言わないが、これを都市(世界)と地方という経済で見た場合話は別となる。

都市経済に地方経済は侵食され、もともと地方で循環していたお金がどんどん都市へ流出している。
安くて便利な商品が簡単に手に入る方法が一般化したため、地方経済という考え方が成り立たず、地方はグローバル経済の只中に巻き込まれている。

その結果何が起こっているのかということは、あまり意識されていない。
「街にあった小さな店舗がどんどんなくなっているが、これも時代の趨勢仕方のないこと」という認識だ。

これまで郡上で、ネット回線のプロバイターとして主流であった、郡上ケーブルテレビは今回の光回線への切り替えで収益的に大打撃をうけるだろう。

確かに、提供されているサービスはどれも回線速度の割には割高で、利用者満足度は高くないのだろう。

確かに、この機会に乗り換えたいという気持ちになるのはわかる。しかし、よく考えれば、郡上ケーブルテレビは昨年から管理運営が民間会社となっただけで、実態は公共インフラである。

公共インフラとして提供していたサービスの収益が減るということは、公共サービスとしての運営が困難になるということにつながり、それは単なるネット配信事業だけでなくケーブルテレビ事業全体に関わってくるということだ。

いずれ事業全体の見直しがされることにつながりかねなくなる。しかし誰もそんなことを危惧している人はいない。みんみ家庭の経済を黒字化させることに汲々としているのだ。

何度も営業に来る、NTT傘下の営業マンは私の考えている危惧などまったく理解できないというように目をしばたかせている。