Paskel's room

プロフィール
パスケルさん
 Paskel’s room
 八幡の学びの森パスカルの
 塾長パスケルのブログです。
 趣味はリコーダー・オカリナ
 演奏、落語・音楽鑑賞、
 日曜大工などです。

 下のプレーヤーで
 "Paskels"による
 多重録音のリコーダー演奏を
 お楽しみ下さい。 一人で全
 パートを吹いています。

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郡上寄席
書くのが遅くなりましたが、先週の日曜日(5日)に三富久で行われた郡上寄席に行ってきました。



7年連続で聴きに行っています。今年は中3になる娘と一緒に行きました。
初めて一緒に行ったのは6年前で、娘はまだ小3でした。
(そう言えばこの頃、このブログを書き始めたんでした。もう6年経つんですね)



大好きなお噺が続きます(^^)

男性が座布団の上でただお話をしているだけだというのに、お噺が始まるやいなや、庶民が暮らす長屋やお武家様のお屋敷、お寺が目の前に出現します。

落語は、演劇など違い大道具や小道具が使われません。また登場人物がどこにいて周りに何があるかといった情景も細かくは説明されません。

ただ彼が何をどんな風に話すかということだけ、それだけで周りの景色が浮かび上がってくるんですね。

身が捩れるほど大笑いして、体中にプラスのエネルギーが充満します。
娘も家では見せたことのないような笑顔で体が揺れています。

小3だった娘は三遊亭兼好師匠が大好きになり、翌年、色紙にサインをして頂いたり、楽屋で一緒に写真を撮って頂いたりしました。今回も落語の本の表紙にサインを頂きました。師匠は娘のことを覚えてて下さってて感激でした。

私はというと歳を重ねるにつれ、柳家小せん師匠のゆる~い感じを心地よく感じるようになってきています。
師匠の噺を聴いていると、そんなに片意地を張ってないで、のんびりまったりといきましょうよ、というメッセージをもらうような気がしています。

来年も必ず聴きに行こうと思います。
志の輔落語
眠れない夜などに、iPhoneで落語や漫才を聴くことがある。
Youtubeでたくさんの演目を聴くことができ、素晴らしい世の中になったもんだと感嘆する。

先日、立川志の輔の「バールのようなもの」を聴いた。
この演目や「バス・ストップ」、「踊るファックス」、「バスが来ない」、「みどりの窓口」などは、清水義範の同名の短編からの新作落語だ。

どの話も本当に面白い。
「バールのようなもの」では、八つぁんがご隠居に分からないことを訊きにいくシーンから始まる。

下の話は本当にお腹がよじれるくらい笑った。

八「・・・あの キリンね」

隠「なに?」

八「キリン」

隠「うんうん」

八「キリンって、なんであんな首が長いンすかね?」 

隠「ええっ?」

八「キリンって、なんであんな首が長いンすかね?」 

隠「キリンが なぜあんなに首が長いかって おまえ・・・

 頭があんなに高いところにあるんだもの・・・ しょうがないだろ・・・

八「・・・あああん あれ、つなぐしかないですもんね・・・ ははぁ・・・」

(中略)

八「冬でも 蚊っていますね」

隠「ええ?」

八「冬でも蚊っていますね?」

隠「蚊? あああん 冬の蚊のほうがな、夏を乗り切ってきただけのことがあってな、いやらしいぐらいのもんだ」

八「そうでしょ あの夜中にプ~~ンって あの羽がプ~~~ンってのが、あれが気持ちが悪くてね。
目が覚めて、気がつくと、もー 色んなところを喰われちゃってる。 痒くて痒くて明け方まで掻いてて、一晩中眠れやしなかった。
蚊はなんで刺されると痒いんですか?

隠「ええ?」

八「蚊って なんで 刺されると かゆいんですかね?

さて、ご隠居さんは何と答えたでしょう?

以前このブログでもその話題を書いたことがありますが、→ここ

志の輔さんのご隠居さんは、はたして・・・

下の動画の4分15秒からをお聴きになってください。

郡上寄席
日曜日に旅館三冨久で行なわれた郡上寄席に行ってきました。

■花乃屋金葉 「左馬之助湖水渡り」 講談


■三遊亭兼好 「粗忽の釘」

■柳屋小せん 「崇徳院」


■桂弥太郎 「動物園」

■柳屋小せん 「欠伸指南」

■三遊亭兼好 「百川」


今回は10年目の記念すべき公演でした。

講談は初めて聴いたお噺でしたが、情景が目に浮かびとっても楽しかったです。

落語はもう大好きなお噺ばかり。

娘が小学生の低学年のときに、寝る前に「心を育てる初めての落語」という本をよく読んで聞かせていました(左にアマゾンへのバナーがあります)。
粗忽の釘や欠伸指南は、娘も大好きなお噺でした。

粗忽の釘では、粗忽者の大工があっちへウロウロこっちへウロウロしたり、「ちょっと落ち着かせてもらいます」と言って、奥さんとの馴れ初めを語り出したりするところではいつも大笑いしていました。

そして欠伸指南! 
これは娘が中々寝ないときの決定版でした。
「・・・ 退屈で・・・たいくつで・・・ ふぁ~~~あ ならねぇ」
というシーンで必ず娘は釣られて欠伸をし、そのままコトンと寝るのでした。

大トリの百川に至っては、まくらで祭りの話、四神剣の話が出て、もしかしたら?と思いましたら、やっぱり百川で「やったあああ!」って感じでした。

このお噺は学生の時に三遊亭円生のをFMで聴き、録音して死ぬほど聴きました。長いお噺ですが、どのシーンも完全に情景が目に浮かぶほどです。
私が落語を大好きになるきっかけとなったお噺が百川なのです。

小せん師匠、兼好師匠、ライブで大好きなお噺が聞けて、もう言葉に尽くせないほど感動しました。

今回は、10回記念公演ということで、郡上八幡出身の桂弥太郎さんが登場されました。
お歳を聞いたら、私が郡上八幡で学習塾を開いた時、おそらく中学3年生だったみたいです。
郡上八幡からプロの落語家が生まれる! なんてすごいことなのでしょう。
高座はもう落ち着いた雰囲気で、堂々たるものでした。
お囃子が郡上踊りのかわさきで、会場に一気に笑みがこぼれました。

これで6年連続で通ったわけですが、これまで聴くことができた兼好師匠と小せん師匠の演目をまとめておきます。

三遊亭兼好師匠:「壷算」、「蛇含草」、「元犬」、「替り目」、「短命」、「初天神」、「真田小僧」、「大山詣り」、「風呂敷」、「夏泥」、「粗忽の釘」、「百川」

柳屋小せん師匠:「ガーコン」、「千早振る」、「たがや」、「景清」、「盃の殿様」、「浪曲社長」、「黄金の大黒」、「井戸の茶碗」、「崇徳院」、「欠伸指南」


いやあ 楽しかったぁ~
来年も必ず行こうと思います。

訂正:二ツ目とか真打ちの区分は、上方にはないそうです。大変失礼しました。
郡上寄席

鮎の解禁日が近づいてきます。

ということは・・・

郡上八幡の旅館「三冨久」で行われる「郡上寄席」がやってきたのです。

以下、喫茶門さんのFACEBOOKからの引用です。


毎年6月に開かれる「郡上寄席」も、今年10回を迎える事となりました。
おなじみの柳家小せん・三遊亭兼好のお二人に、今回はゲストに
郡上八幡出身、上方落語家 桂弥太郎を迎え、初夏のひとときを楽しんでいただけます。

 日時:6月7日(日)PM1:30開演
 会場:郡上八幡郵便局前 旅館「三冨久」大広間
 料金:前売/2500円 当日/2700円

 事務局:喫茶門 TEL/0575-65-2048
 後援:財団法人 岐阜県教育文化財団

皆さまの多数のお越しをお待ちしております。


私は今年行くと、6年連続で通うことになります。
今年はどんな演目が聴けるかなぁと、本当に楽しみでなりません。

皆さんも浮世の悩みを忘れて、大笑いしませんか?

郡上寄席
日曜日、旅館三富久さんで行われた郡上寄席に行ってきました。



今年は直前まで開催に気づきませんでしたので(^^;)、ブログでお知らせできませんでした。また、当日まで行けるかどうかも分かりませんでしたが、結局当日券で観に行くことができました。今回は家内と行きました。


開演前

■花乃屋金葉 「米揚げ笊」


■柳屋小せん 「黄金の大黒」

■三遊亭兼好 「風呂敷」


■三遊亭兼好 「夏泥」


■柳屋小せん 「井戸の茶碗」


いやぁ楽しかった。腹の底から大笑いしました。また、どのお噺も上品で心温まる思いがしました。
また登場人物の人情や武士の気高さにも打たれ、日本の話芸の素晴らしさ、奥深さ、さらには日本人の素晴らしさもたくさん感じました。


5年連続で通っていると、それだけで
三遊亭兼好師匠の「壷算」、「蛇含草」、「元犬」、「替り目」、「短命」、「初天神」、「真田小僧」、「大山詣り」、「風呂敷」、「夏泥」の10演目、柳屋小せん師匠の「ガーコン」、「千早振る」、「たがや」、「景清」、「盃の殿様」、「浪曲社長」、「黄金の大黒」、「井戸の茶碗」の8演目を聴けたことになります(^^)

来年も必ず行こうと思います。

郡上寄席
第8回郡上寄席に、娘と行ってきました。



■花乃屋金葉 「喧嘩長屋」

■三遊亭兼好 「真田小僧」

■柳屋小せん 「盃の殿様」

■柳屋小せん 「浪曲社長」

■三遊亭兼好 「大山詣り」

どのお噺もとても楽しく、また芸の素晴らしさ、奥深さに感銘を受けました。
抱腹絶倒、腹の底から大笑いして、明日へのエネルギーをたくさんたくさん頂きました。楽しかったです。

4年連続で通っていると、それだけで
三遊亭兼好師匠の「壷算」、「蛇含草」、「元犬」、「替り目」、「短命」、「初天神」、「真田小僧」、「大山詣り」の8演目、柳屋小せん師匠の「ガーコン」、「千早振る」、「たがや」、「景清」、「盃の殿様」、「浪曲社長」の6演目を聴けたことになります。なんだか本当にうれしい気持ちでいっぱいになります(^^)

NHK教育の「演芸図鑑」、「日本の話芸」を毎週録画していますが、最近は、中々全部を観る時間が取れません。これからはちゃんと観ていきたいと思いました。 

6月2日に郡上寄席
今年もやってまいりました、郡上寄席!

「喫茶門」さんのHPからの転載です。


落語珍道中 第8回郡上寄席

とき:6月2日(日) 13:00開演~16:00終演予定
ところ:郡上八幡 旅館「三冨久」
木戸銭:前売2,500円/当日3,000円

<出演者>
美並出身 花乃屋 金葉
実は30代 柳家 小せん
意味深な笑顔 三遊亭 兼好

~中入り(休憩10分)~

円楽一門の星 三遊亭 兼好
長講一席 柳家 小せん

主催 郡上寄席実行委員会/協賛 明宝ハム他

※ご予約は事務局「喫茶 門」で承ります。どうぞお誘い合わせの上お出掛けください。 
 TEL:0575-65-2048


今年もまた、娘と聞きにいくつもりです。
娘が寝る前に落語を読み聞かせていたこともあって、小学校3年のときから、これで4年連続聞きにいくことになります。

小3のときに娘は兼好さんの大ファンになり、小4の時は楽屋に入れて頂け、素敵な色紙を描いて頂きました。
いつも一番前の端っこに座っていましたし、子どもは娘だけでしたので、兼好さんや小せんさんも覚えていて下さるかもしれません。

今年も笑ったり、泣いたり・・・ 本当に楽しみです。 

第5回の記事
第6回の記事1記事2
第7回の記事1記事2

かさじぞう

「笠地蔵」という昔話がある。

お正月の餅が買えないので、お爺さんはかぶり笠を売りに町に
でかけた。笠はまったく売れない。
お爺さんは家に帰る途中、雪に埋もれたお地蔵さんを見つけ、
売り物の笠をかぶせてあげる。最後のお地蔵さんには、自分が
かぶっていた手ぬぐいをかぶせてあげる。

家に帰り、そのことをお婆さんに話すと、お婆さんは言う。
「それはよいことをしなすった」と。

大体が貧しいと心がササクレだってくるものである。
衣食足りて礼節を知るとも言うではないか。

しかし、折角作ったかぶり笠が売れなかったこと、お正月の餅が
買えないことを嘆くわけでもなく、そして、笠を持ち帰らなかった
お爺さんを責めるわけでもなく、お婆さんは
「それはよいことをしなすった」と即答するのだ。

私の友人は、ブログの中でこのお婆さんは最高の妻だと絶賛していた。
私もそう思う。
魂の清らかな人というのは、こういう人たちのことを言うのだと思う。

なまじこの後、お地蔵さんがお礼にものを持ってくる話がくっついている
ものだから、因果応報、話は教訓的なものになってしまう。
お婆さんのセリフまでで十分に感動的な話なのに。

もちろん、現実の私たちはこうはいかない。

もし、これが落語「かさ地蔵」だったら、こんな感じかもしれない。
「火焔太鼓」のように・・・


(前略)
お爺さん「ただいま」

お婆さん「おかえり。
  ありゃなんだい、頭に雪がいっぱいだよ。手ぬぐいはどうしたん
  だい?  それに笠は・・ ん? 笠がないみたいだけど・・・ 
  もしかして売れちまったのかい?うれしいねぇ、これでお正月
  のお餅が買えるよ。何年ぶりのことかねぇ。」

爺「あ、あ、 そうじゃないんだ」

婆「えっ? そうじゃないってどういうことだよ」

爺「いや、実はな」
  (事情を話す)

婆「んんまぁ、あきれたね。あんたって人はもぅ。

  何だってそんなにお人よしなんだい?」

爺「仕方なかったんだよ、わけがあらー」

婆「どんなわけだい?」

爺「お地蔵さんのあるところは、峠のてっぺんのところだろ?
  帰りにそこで一休みしようと思ったんだよ」

婆「それでどうしたんだい?」

爺「座ろうと思って、持ってた笠をな、つい一番小さなお地蔵さん
  の頭に乗せちゃったんだ。こう、雪を払ってだな。
  そしたらなんだか他のお地蔵さんにもかぶせてあげなきゃ悪い
  って感じになっちゃってさ。
  笠が一個足りなかったんで、最後は手ぬぐいをかぶせてきた」

婆「・・・あのね、お地蔵さんってのはね、元は石でできてんだよ。
  もともと冷たいんだよ。
  雪がかぶったら逆さまにあったかいぐらいのもんなんだよ。

  大体、笠なんてもんはね。腐るもんじゃないんだ。
  家に持って帰れば、年が明けてからだってまだまだ雪は降る
  んだから、売れたかもしれないじゃないか。

  それにさ、百歩譲って誰かにあげるんだったら、せめてお金持ち
  の子どもにあげるとかさ、少しは考えたらどうなんだい?

  死に金って言葉があるけど、あんたの場合は死に笠だよ、
  まったく。なんて亭主といっしょになっちまったんだろう。」

二人はその晩、喧嘩したまま、でも寒いので一つの布団で・・・
まぁ、なんとか背中合わせに寝ます。

夜中に外で音がします。
(中略)

婆「まぁああ なんてこったい。お米があるよ。うわっお餅もある。
  魚も。 うわぁ 小判まで。

  こ、これは・・・お地蔵さんがお礼に来て下さったに違いないよ。
  あ~ぁ 信心はするもんだねぇ」

爺「今頃何言ってやがる」

婆「いやぁ、売り物の笠をお地蔵さんにかぶせるなんて、なかなか
  できることじゃないよ。 あんたって人は、なんてよくできた人
  なんだい。

  あたしゃね、一緒になるときに、この人はボーッとしてて頼り
  ないけど、何かやってくれる人じゃないかってずっとにらんで
  たんだよ。

  それにさ、あんた、お地蔵さんのお礼が来るかもなんて、
  これっぽっちも思わなかったんだろ?
  下心なしにこういうことができるなんて、あんたって人は・・・ 
  ・・・ 好き

爺「なんだよ、急に持ち上げやがって。
  へへへ、まぁそれほどのもんじゃないが。

  そうか、『かぶる』もんでうまくいったってことは・・・
  今度は『簑(みの)』にしてみようかな」

婆「『簑』はいいね」

爺「そうかい?」

婆「だって、下心の『隠れ蓑』になるから」

(お後がよろしいようで)



このお婆さんの言うこと、いちいち現実の私たちの心に響きますよね。

これが立川談志の言う「落語とは『業の肯定』だ」ということかもしれません。

頭じゃわかっている、だけどやろうと思ってもできない、そんな主人公に自分を投影させ、自分自身すらも笑ってしまおう、というのが落語なのでしょう。


落語「火焔太鼓」は、下↓で古今亭志ん朝師匠の名演を一度お聴きになってみて下さい。

追記:すいません。傘ではなく笠ですね。直しました。

郡上寄席
第7回郡上寄席に行ってまいりました。
 
会場は郡上八幡の旅館 三冨久さんです。
 


今回は開演を知らせる二番太鼓を生で聞くことができました。感激です。
 
最初は美並出身の
花の家金葉さんの「手水廻し
という上方のお話でした。
「ちょうずをまわす」という大阪では顔を洗うという意味の言葉が、伊丹(だったか)の宿屋でまったく通じない。そこで起きるドタバタが・・・。女中さん、喜助さんや旦那さん、顔の長い市兵衛さんの顔が目に浮かんで、いやぁ楽しかった。
 
次は、

柳家小せん師匠の「たがや
 
花火のときの人々でごったがえした両国橋の様子がありありと目に浮かびます。たがやが侍に向かって言う「タンカ」がとても見事でこちらまで胸がスゥーッとしました。
 
次は

三遊亭兼好師匠の「短命
 
冒頭の「ほんとにこのぉ~この町はいいですね~。何がいいのか具体的に言えと言われますと、困るんですが・・」というくだりでもう客席はわぁとほぐれます。師匠のマクラは立板に水の調子でぐんぐん迫ってきて、わっと落とされます。
このお話は「手と手が触れる・・・目の前にはふるいつきたくなるようない~い女・・・   短命だろ?」と説明するご隠居に意味がわからない八っつぁん(だっけなぁ?)。
「壺算」の番頭さんのときもそうでしたが、「えっ? ん? ん?」と分けがわからないときの師匠の様子が最高です。
 
何度説明してもわからないところを一つの川柳だけで納得させて話が進み、決して話が下品にはなりません。
とは言うものの、小5の娘にはちと早い話でした。
 
中入り後、

兼好師匠の「初天神
 
師匠のお子さんの話などのマクラが楽しかったです。
このお話は先日の東京行きで娘と浅草演芸ホールの柳家一琴師匠で聞いたばかりでした。
金坊の描き方が演者によって本当に違いますね。大人を手玉に取るこましゃくれた生意気な子どもが生き生きと描かれ、娘も大爆笑でした。蜜のかかった団子のところでのサゲでした。
 
最後は

小せん師匠の「景清
 
目の不自由な人が主人公で、放送にはかからないネタだと思います。そんな話が聞けるだけで感激です。
絶望する定次郎の独白、旦那さんの優しさ、聞きながら涙が止まりませんでした。
素晴らしい大ネタを聞くことができ、帰り道もドーンと心を打たれたままでした。
 
落語っていいなぁ、といつも思います。
 
米朝
米朝と言っても、アメリカと北朝鮮のことではありません。
落語家の人間国宝、桂米朝のことです。
 
彼の演目で聞いたことがあるのは、TVや録音ですが、「壺算」、「百年目」、「夏の医者」、「愛宕山」など。
 
関西弁でも彼の場合はとても品があり、柔らかく聞こえます。
彼の高座は聞いていて本当に面白いし、ゆったりとすべてを預けてしまえる
ような安心感があります。
 
今年米寿を迎えられるそうで、夏には彼にそっくりなロボットで高座を再現する試みも予定されているそうです。産経ニュース
 
左のバナーでも紹介している「はじめての落語」には、「地獄八景」という長い話が載っています。
この話は娘が大好きでよく「読んで」とせがまれます。こども用にかなり抜粋してあるのですが、それでも長い上に登場人物が多く、10人以上の人物を描き分けなければならない、私にとっては大変疲れるお話です。
 
この中の色んなくすぐりがどうにも米朝さんのような気がしていました。調べてみたら、やっぱり米朝の十八番だそうで、正式には「地獄八景亡者戯(じごくはっけいもうじゃのたわむれ)」というそうです。
 
YOUTUBEでも音声だけですが聴くことができます。
私がイメージした場面と全然違う演じ方が多々あって(当たり前)新鮮でした。でもプロのお手本なしに、自分の話(世界)を作るというのも、例えそれが寝る前の娘にきかせる話であっても、それはそれで楽しいものだと感じました。
怖いもの知らずの素人ゆえの楽しみですね。
 
興味のある方は再生してみて下さい。
 
ただし、長い(!)ですよ。
1~7までに分かれてアップされており、全編で1時間10分ほどです。
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