Paskel's room

プロフィール
パスケルさん
 Paskel’s room
 八幡の学びの森パスカルの
 塾長パスケルのブログです。
 趣味はリコーダー・オカリナ
 演奏、落語・音楽鑑賞、
 日曜大工などです。

 下のプレーヤーで
 "Paskels"による
 多重録音のリコーダー演奏を
 お楽しみ下さい。 一人で全
 パートを吹いています。

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パスカル、Gujoinusのブログもよろしく
ここは、学びの森パスカルの塾長(ペンネーム:パスケル)のブログ
Paskel’s roomです。
学びの森パスカルのホームページでは「塾の日常」や様々な「学び」の話題を書いています。Gujoinusでは、英語担当(ペンネーム:gujo)が、「郡上と世界を英語でむすぶ」をテーマに書いています。よろしかったら是非お読み下さい。
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リコーダーの多重録音による演奏は左のプレーヤーで聴ける他、もう一つのブログPaskel's roomでも聴くことができます(ダウンロードもできます)
音のズレ

私は、リコーダーの多重録音をして楽しんでいる。

多重録音では、あるパートを演奏・録音し、それを再生しながら次のパートを演奏・録音を重ねるという作業を繰り返すことになる。

その際、同じ音を同時に鳴らす場面では、ピッチが完全に合っていないと「うなり」が生じることになる。例えば442Hzと441Hzでは、1Hzのうなりが発生し、一つの音には聞こえない。リコーダーはわずかな息の入れ具合で音程が上下するので、耳で聞いて一つの音に聞こえるように調整する必要があるが、独学でリコーダーを演奏してきた私には、これが中々難しい。

 先日、Youtubeでプロのクラリネット奏者の多重録音を聴く機会があった。同じ楽器による三重奏であったが、2つないし3つの楽器が同じ音を吹く場面では、完全に一つの音に聞こえ、さすがプロだと感心した。

 しかし、よく考えてみると、全く同じ音になったということは、単に音量が2倍、3倍になっただけではないかと思い始めた。

 そこで思いだすのは、40年くらい前にFM放送で聞いたシンセサイザーを使った電子音楽の草分け的存在の富田勲の話だ。

シンセサイザーによる音楽の作り方を聞かれた彼が、多重録音の方法について説明していた。
「まず、バイオリンならバイオリンの基本の音色を作り、一回録音します。」
と言いながら、彼はある旋律を演奏した。
「これを聴きながら何回も何回も同じ部分を演奏し重ねていきます。これが20回重ねたものです」

それはまさにオーケストラのバイオリンの響きに近いものだった。

 そして彼は続けた。

「ただし、最初の録音を単純に20回コピーしただけでは、こんな風にはなりません。毎回録音する時に、音の出だしや音型の変化のタイミングがわずかにずれることで、オーケストラのバイオリンの雰囲気が出るのです。」と。

そうなのだ。完全に同じ音をコピーして重ねても、音量が大きくなるだけで、いわば一つの楽器が大きくなるだけである。

実際のオーケストラで大勢のバイオリン奏者が音を奏でるとき、そこには富田氏の言う時間的なズレ以外にも様々なズレが存在している。

例えば、音が始まる瞬間の違い、音量の変化の違い、ビブラートをかける時の指の動きの違い、といった時間的なズレの他に、楽器の違いによる音色の違い、前列と後列での音の響きの違いなどなど。これらのズレが合奏の音色を作っていると言える。

 多重録音では同じパートは、同じ楽器で重ねることが多い。同じフレーズを演奏する際に目指すのは同じ音である。時間的なズレもできるだけなくそうと努力する。しかしそれが実現すればするほど、音量が大きくなっただけ、同じ演奏をコピーして重ねたものになってしまう。

実際の合奏では、同じ楽器を同じ人が同時に鳴らすことはないので、このようなことは起こりえない。

しかし、実際のところ演奏技術の未熟な私は、音程も音の動きも全く同じ演奏を繰り返すことができない。
一度目に録音した「私」と今録音している「私」は、「違う私」なのだ。そういう意味では私の多重録音というのは、一時も同じ自分ではない時間軸を旅する「私の合奏」に、結果的になっている。

この場合、演奏技術が未熟すぎると聞くに堪えない音になってしまうが、さりとて演奏技術が上がれば上がるほど、この「合奏」の味わいは減っていくことが予想される。

 そうか! 同じ楽器を重ねるときは、楽器を替えてみるといいかもしれない。
一回目はメープル製、二回目はボックスウッド製のリコーダーで重ねる。すると音色が異なるので、仮に音程がピッタリ合った同じ音を出したとしても、そこにどちらのリコーダーでも出せない第3の音色が生まれるはずだ。

次回の多重録音で試してみることにしよう。

くまのプーさん
「くまのプーさん」です。
月刊「ピアノ」に載っていた曲を編曲しました。
リコーダー三重奏(編成ATB)

旅立ちの日に
「旅立ちの日に」です。
作曲:坂本浩美 編曲:河西保郎
リコーダー三重奏(編成AAA)
多重録音です。

ひこうき雲~「風立ちぬ」より
「ひこうき雲」です。
作曲:荒井由実 編曲:金子健治
リコーダー四重奏(編成SATB)
多重録音です。

ユー・レイズ・ミー・アップ
「ユー・レイズ・ミー・アップ2」です。
再録音しました。
作曲:R.ラヴランド 編曲:金子健治
リコーダー四重奏(編成SATB)
多重録音です。

ギロック「コラール プレリュード」
ギロック『子どものためのアルバム』というピアノ曲集より
「コラール プレリュード」です。
リコーダー四重奏(編成AATB)
多重録音です。
編成を変えて再録音しました。テンポも速めにしました。

 
オールド・ブラック・ジョー
「オールド・ブラック・ジョー」です。
作曲:フォスター 編曲:金子健治
リコーダー四重奏(編成SATB)
多重録音です。

シェナンドー(Oh,Shenandoah)
「シェナンドー(Oh, Shenandoah)」です。
アメリカ民謡 編曲:金子健治
リコーダー四重奏(編成SATB)
多重録音です。

アメージング・グレイス
「アメージンググレイス」です。
作曲:スコットランド民謡 編曲:金子健治
リコーダー四重奏(編成SATB)
多重録音です。
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