プロフィール
猪鹿庁 メタ森支部さん
里山保全組織★猪鹿庁です。
猟師になって7年目を迎えますが、猟師の6次産業化を目指して日々奮闘しています!
冬は猟、夏は自然体験や広報活動と日々の活動を発信していきますので応援よろしくお願いします。
猪鹿庁オフィシャルサイト→http://inoshika.jp/

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HPリニューアルしました!!
こんにちは。長官のぜんです。

表題のとおり、HPをリニューアルいたしました!

よってブログも個人個人で書くことにしまして、こちらは事実上の引越しとなります。
長らくこちらをご覧いただいたみなさまには感謝申し上げます。

猪鹿庁HPはこちらです。
今後とも応援よろしくお願いします!

http://inoshika.jp/
 
第三回狩猟サミットin京都、行ってまいりました!
10/24〜10/26に京都で行なわれた、第三回狩猟サミット

猪鹿庁の
 長官・ぜん
 捜査一課・瀬戸
 広報課・安田
の3人にて行ってまいりました!

プログラム内容などの詳細は、上記リンク先のHPや、
狩猟サミットのfacebookページなどを見ていただきたいのですが、
当日のその様子の一部を少しだけレポートさせていただきます。


↑今回の場所は、京都のやや北部にある「あうる京北」。


今回、第3回実行委員長・藤原誉さんのパッション溢れるピアノによる
オープニングで幕を開けました!


今回のテーマは、
「自然を守り活かす」生き方、暮らし方を問う

心の底からやりがいを持って頑張れる仕事は何だ?」と自身に問いかけ、
田歌舎を立ち上げ、自給自足の道を実践・探求されてきた藤原さんの言葉には、
それだけの重みがありました。


参加者のデータについて少し。
今回の狩猟サミットは、
全国32都道府県から、狩猟実践者や里山保全・保護に関わっている方、
持久的な暮らしに関心のある方など、総勢177名が集まりました。

そのうち、男性が74.2%
平均年齢は35.1歳
狩猟免許保持者は58.4%

全国からこれだけの人が、
「狩猟」をキーワードに集まるというのは、
やはりかなり稀有な場だと言えます。



その後の基調講演1では、京都大学講師・高柳敦様による
ケモノとの共存・共栄を」。

林・野生生物をとりまく昨今の環境の変化と、野生動物文化形成について、
様々なデータに基づいた分かりやすいお話をしていただけました。

野生動物の保護と言っても、生息環境、個体数、被害と分けて
考え、対処する必要があるんですね。



その後、参加者同士による自己紹介タイムなどをはさんだ後は、
恒例の10分プレゼンの時間です。

猪鹿庁・興膳による、「獣害対策で食っていく仕事の紹介」


こちらでは、カメルーンにおける野生動物管理についての話。
見たことがない動物がたくさん紹介されてました。


第二回・狩猟サミットの事務局である、
ホールアース自然学校の浅子さんによる、
田舎で使いきれていない資源をつなぎ合わせる自然学校の取り組み


写真が取れませんでしたが、その他にも
岐阜大学・森部先生による「世界のいろいろな捕獲法」などなど、
聞きたいお話が沢山あり過ぎて、
体一つでは全然足りません・・・。


夕食前に物販コーナーに立ち寄ると、
いつも罠のパーツでいつもお世話になっている、
オーエスピー商会の方から、
くくり罠の自作におけるちょっとしたコツなどを教えていただけました。



こんな感じで、聞きたい情報が溢れまくり、飽和しまくりな感じだったり、
「狩猟」に対し異常な熱量を持った人が集まっているので、
狩猟に関する色々なきっかけが沢山ころがっている感じは、
狩猟サミットの大きな醍醐味だと思います。



そして夕食の後の交流会。(ある意味、これがメインプログラムかも?)
諸事情により写真はお見せできないのが残念ですが、
本当に楽しく、様々な野人たちと楽しく語り、繋がれる貴重な時間でした。




交流会の影響で、やや寝不足の状態での二日目。

今回は3つの分科会に分かれ、
それぞれのテーマに沿って、考えていくという流れでしたが、

分科会3の「暮らしづくりから仕事づくりへ狩猟的キャリアの歩み方
に参加させていただきました。

蜂獲り師、プロ猟師、飲食チェーン企業の担当者、研究者といった
異なる視点から、「狩猟」を仕事へつなげる実践的な事例を
具体的な取り組みを交えながら聞き、
その後、参加者とトークセッションを行うという形でおこなわれました。

4名のゲストの話を聞いて共通して感じたことは、
狩猟を生業とするための「本気」と「覚悟」。


特に印象的だったのは、蜂獲り師・プロ猟師である「あつたや」の熱田安武さん。
そのユニークなキャラクターと、
自分の仕事と技術に対する絶対的な自身とプライド、そして覚悟は、
聞いていてとても気持ちが良かったですし、
自分自身の「狩猟」との関わり方について、改めて考えされられました。

対スズメバチ能力と言う、特殊能力を持っている熱田さんのお話。
本当に興味深く、狩猟サミットがいつの間にか蜂サミットに?


そして、縄文時代からタイムスリップした男、
捜査一課・瀬戸によるトークと、
彼の自作した狩猟道具での遊びコーナー。


野人同士、あっと言う間に意気投合。


グラウンドには、しっかりとケモノの足跡が。


中庭では分科会1
猟のある暮らし 〜古くて新しいこれからのライフスタイルを探る」のお話がされていました。(僕も千松さんのお話、聞きたかった・・・。)


そして、この日の夜の交流回でも、夜遅くまで(朝まで?)
語り尽くせないケモノトークは続くのでした。



寝不足と二日酔いの影響がかなり濃くなってきた最終日。

3回狩猟サミット実行委員長の藤原誉さんと、
岡山・西粟倉で山村の資源を活かした六次産業化を手掛けてきた
西粟倉・森の学校の牧大介さんによるクロージングトークの後、

最後は、これまでの狩猟サミットの運営委員長の3人が壇上に上がり、
今後の狩猟サミットのますますの盛り上がりを誓ったのでした。

これまでの狩猟サミットの運営委員長の3人。左から、
第一回の猪鹿庁・興膳、
第三回の田歌舎・藤原さん、
第二回のホールアース自然学校・浅子さん。


そして、気になる第4回の狩猟サミットの開催は、
ハンターの憧れの土地「北海道」に決まりました!!
遠い!けど、絶対行きたい!!



最はに、参加者全員で記念撮影。



そして、一旦は、第三回狩猟サミットは無事に終わり、
この後、希望者の方はそれぞれオプショナルツアーに参加するという
流れに。

どのツアーのかなり魅力的で気になるものだったのですが・・・
猪鹿庁の3人(興膳、瀬戸、安田)+千松さん+熱田さんには、
次なるミッションがあったため、ここで退散させていただきました。

その詳細は次回のブログにて、レポートさせていただきます!



この「狩猟サミット」という場は、
何か課題を解決するというよりも、
狩猟に関わる新たな疑問や問題提起がされる場であり、
狩猟者や狩猟に興味のある人同士の情報交換や出会いの場であります。

その他にも、狩猟サミットにおける魅力は、
狩猟に関する新しく専門的な知識や技術を得る場」でもあり、
美味しいジビエ料理、猟師メシを食べまくれる場」でもありますが、
個人的には、
現代の狩猟会における、キーパーソンと気楽にお酒が飲める。
狩猟に関して自分と同等(と言うかそれ以上)の熱量のある人と出会える。
これだけで十分、遊びに行く価値はあるイベントだと感じております。


第4回の北海道では、どのような内容になるのか、今から非常に楽しみですし、
猪鹿庁としても、充実したサミットとなるよう、微力ながら協力させていきたいと思います!


狩猟学校『鍛造!ナイフマスター講座』大成功でした!

先月の狩猟学校『鍛造!ナイフマスター講座』。

↓のジモコロさんに取材していただき、
とっても素敵な記事を書いていただきましたので、
この猪鹿庁ブログでどう書くか悩ましいところではありますが、

http://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/harajuku001

↑の記事、是非読んでみてください。(ライターの原宿さん、素敵な記事をありがとうございます!!)
今回の「ナイフマスター講座」以外にも楽しい記事がたくさんです。


かぶる内容が多くありつつも、
少しを視点変えた感じで当日の様子をレポートさせていただきます。

 

この日本の社会で生きている中で、
普通に生きていたら、恐らく一生やる事はないであろう

鍛造という技術。

鉄を熱してぶっ叩いて自分が使う道具を整形する
というシンプルながら、ココロ踊るこの技術。 

鍛造の技術をしっかり身に付けつつ、
もちろん作ったナイフは、
自分だけの1本目のハンティングナイフとして、
お持ち帰り!
という、目玉企画!!
(他にも「プチ解体」や二日目には「打製石器」の講座もありますが) 

と同時に、通常は数日かけてじっくりやるこの作業を
一泊二日でやってしまおうというかなりのマゾ企画。 

このような企画でしたが、
定員を大きく超えてのお申し込みをいただき、
はるばる遠方から参加ただいた方もチラホラと居て、
本当にありがたい限りです。

で、ナイルの材料となるモノは、コレ。


バールです。
 
参加者の皆さんのほとんどが、

「本当にこれがナイフになるのか?」
とかなり驚いていただき、狙い通りのリアクションをいただけました。

実は今回のこのバールの原料はクロムバナジウム鋼という、
強度や粘りなどがナイフの素材としてはかなり適した素材なのです。 

このバールを、
ホームセンターなどで買えるもので作った炉で

しっかりと熱して・・・


 

叩く!


 

すると、バールが、みるみる
バールの様なモノ」に変わっていきます。

しかし、今回の目標はハンティングナイフなので、
更に叩き続けます。

この作業、素材を「やっとこ」で掴みながら、
もう一方の腕でデカイ金槌を持って叩くという、
「シンプルにキツイ」作業です。


そんな流れで途中から自然と、「やっとこで掴む人」と、
「ハンマーで叩く人」が分かれた共同作業となっていました。


親子の力でナイフを作る。
僕も親父とこんな事をしてみたかった・・・!(今も健在ですが。)


バールが良い感じの薄さと形状になりましたので、
ここ鍛造作業は一旦終了し、改めて「自分が作りたいナイフの形状」を決めてもらいます。

 

実はこの講座、↑の写真にあるように、自分の好きなタイプのナイフを選べるんです。
(もちろん、難易度と自分の気合い等を加味して決める必要はありますが)

1本目という事で、オールマイティーに使える形状を選ぶ方が多かったですが、
この技術を取得する事で、
自分で皮剥ぎに特化した「スキナー」タイプのナイフも作れるし、
ナイフ以外のナタとか斧とか、
刃物以外のドアノブとか
いろいろ作れるようになるんですよ。


瀬戸の見本を見ながら、真剣に自作第一号のナイフの形状を考える
参加者の皆さん。いや〜超悩みますよね・・・。 


自分の作りたいナイフの形状が決まったら、
その形状を、さっき叩いて伸ばした鋼材に、
直接ペンで描いて・・・

そのペンで描いた線にそって、
ベルトサンダーで整形します。
(この工程はやや危険を伴うので、瀬戸にて行いました。)



その後は、鉄鋼ヤスリでひたすら「削り出し」!


ゴリ・ゴリ・ゴリ・ゴリ・・・

この作業を、長い人は6時間ほど、続けます。 
ただ、以外とのめり込んでしまい、
苦にならないという声を多数(本当か!?) いただけました。



良い汗もかいて、お腹も減ってきましたので、
切りが良いところで、
野営ためのテントなどの設営をしつつ、



夕食のジビエBBQに移ります。



秋の夜に野外で食べるジビエ肉は最高!
特に瀬戸特製の熟成シカ肉は超好評で、ご飯が進みます。


ある程度、お腹が満たされた後は、
プチ解体教室」です。




プチという事で、モモの部位だけではありますが、
金属ナイフと石器ナイフを使って、鹿モモ肉の
皮剥ぎ~骨抜きのやり方をレクチャーさせていただきました。

石器ナイフの意外な切れ味に驚く方が多数。


 

猪鹿庁のツアーでの夕食では、
ここでがっつりジビエ肉を喰らいつつ、
タップリとお酒を飲んで語らうというパターンが多いのですが、
今回は、楽しい楽しい「削り出し」という残業があるので、
お酒はそこそこで切り上げる方が多かったです。



 
そして、頭の中で響く金属を削る残業音や、
テントの周りから聞こえる獣の鳴き声に包まれながら、
みなさん眠りにつきました。

 

翌朝。


瀬戸のオカリナの音色によって、皆さん爽やかに
起床していただきました。


朝食を済ませ、
瀬戸による、削り出し工程のチェックをして、
しっかりと削り出しが出来ている事が確認できたら・・・


焼き入れ」です。

再度、コークス炉にて、十分にナイフを熱した後に、
オイルに入れてゆっくりと冷まします。


 
この工程を得て、金属の硬度が一気にあがります。

しっかり焼き入れができているか、一本一本、瀬戸がチェックします。



 

そして、最後の仕上げ、「磨き上げ
この工程で、ナイフを切れる状態まで研磨しつつ、

焼き入れによって黒くなった部分を
美しい銀色にします。
(無骨な感じを出すために逆にあえて黒い部分を残すのもアリです。)


さらにこのままでは持ち帰りにくいので、
皮のケースを作ったり、ハンドルの部分の処理をして・・・


そして、ついに完成!
参加者の全員が超カッコいいナイフを作る事ができました!!

↑の写真、よく見ていただくと、1つとして同じ形がない事が分かります。
どれもカッコいい!!!(もちろん実用性もバッチリです。)


さらに「打製石器講座」もありますよ。


意図した形になるように、
コツを掴むまでがなかなか難しいですが、
↓こんな感じで、綺麗な矢じりを作る猛者も!




といった感じで、なかなかハードかつ超濃厚な一泊二日の講座は終了したのでした・・・。

それでも、女性のみの参加者の方や、家族でご参加いただいた方、
猟師ではないけれどディープなワークショップをしたい方などなど、
遠方からも様々な方がご参加いただけました。


猪鹿庁のこの「狩猟学校」は、
猟師の方はもちろんなのですが、
狩猟にちょっと興味がある方や、
猟師になるつもりも無いし、狩猟にも興味が無い方であっても、
そのワークショップ単体で楽しめるように心がけております。

これまで過去に実施したものでも、
実際にそのような参加者の方に参加いただき、
楽しんでいただけているようで、
本当にありがたく思います。




最後に、ツアー後のアンケートからいただいた、ありがたいご感想の一部をご紹介させていただきます。


二日後に筋肉痛がきました。 でも、ここちよい痛さです。 鍛造、楽しかったです。 それがすぐに出来る環境が大事だなと 思いました。 次は斧をつくります。 今回もとても面白い方がたが、集まりましたね。


疲れも取れた今、ただただ楽しかったという思いが残っています。住環境的に難しいのですが、自作炉でナイフ作りをやってみたいと思います。 他には猪鹿庁の方に猟の話も聞かせて頂けた(狩猟免許を持っている参加者の方の話も)のも嬉しかったです。

ナイフ作りに一所懸命になり、写真撮影以外でスマホをほとんど触らなかった結果、普段スマホを意味もなく触りがちだった生活に家に帰ってきてから気付かされ、これを見直すいい機会にもなりました。 

もし無人島に流れ着いたとしても、打製石器の作り方を知っているだけで生き残る確率がグンと上がるんじゃないかと思えました。あとはとにかく瀬戸さんの知識量、生きる力が魅力的すぎてもっともっとこの奥深い世界を知りたいです。 

ものづくりにの仕事に携わっていても、一から物を作るという経験をすることは最近ではまったくなく、その楽しさを改めて思い出せました。 また、狩猟に興味を持ち、狩猟免許も取り、色々と学びたい盛りに貴重なお話を伺う機会に恵まれて本当に参加して良かったです。


ナイフにもいろんな種類あって銃刀法のこととかも知らなかったことが知れて勉強になりました。 ナイフ作り、打製石器作りも全部楽しかったです。 また他の講座も行きたいです!

今、改めて、アンケートを見直させていただいて、
本当にありがたい言葉ばかりで、あれ?目から汗が・・・。


今後も喜んでいただけるようなマゾ企画?!を
バシバシやっていきますよ! 
ご期待ください!! 

【告知】けもの塾開校します!!
こんにちは。
長官のぜんです。

今年の3月に獣害対策白書を発行し、獣害対策の地域の担い手を育てる!ことを目的にふるさとけものネットワークを立ち上げました。

そして今年は4回にわたり、けもの塾を開催しております。いよいよ最終回の猪鹿庁るがホストをする番になりました。絶対に使える現場の技術を提供したいと思っています。ふるってご参加ください☆

 

内容

11月19日(木)

12:00 受付開始(昼食は各自)

13:00 オリエンテーション

13:30 「猪鹿庁の作り方」

14:30 「獣害対策の最前線見学(農家集落支援編)」

      「獣害対策の最前線見学(林業支援編)」
※猪鹿庁で取り組んでいる農家集落支援の現場と植樹地おける獣害対策の現場を案内します。捕獲わなの設置も行います。 

18:00「猪鹿庁ジビエ課おもてなしBBQ」
※今年の猪は脂がのっていて旨いと言われています!ここでしか食べれない猪鹿庁オリジナル商品をBBQでご堪能ください!! 

20:00入浴(温泉!) 

11月20日(金)

7:00わなの見回り(希望者のみ) 

9:00「満員御礼エコツアーの作り方」
※猪鹿庁が人気プログラム狩猟学校やエコツアーの作り方を紹介します 

10:00「解体処理施設見学&実演」
※食肉処理施設「ジビエITAYA」にて実際に鹿の解体を見学しながら施設運営のノウハウをお伝えします。 

12:00昼食(ジビエ弁当)

13:00ふりかえり 参加者発案の分科会
※参加者から希望を取り、話したい相談したいテーマでグループを作り議論や相談会を行います!

14:30終了式

15:00解散 

 

日時 
平成 27 年 11 月 19 日(木)~20日(金)1 泊 2 日

※12 時集合、15 時解散

会場 岐阜県郡上市大和町母袋スキー場 ロッジ
 
対象 鳥獣被害対策に携わる方

(自治体担当者、地域おこし協力隊、資機材メーカー等、関連分野学生)

定員 30 名(先着順)

負担金 30,000 円(食事宿泊費(一泊三食)、テキスト込み)

※台風など災害等での延期連絡は前々日までに行います。延期後の日程は後日連絡となります。

※11 月15日以降のキャンセルにはキャンセル料がかかります。

※領収書発行時に各種表記指示承ります。(例、総合対策事業研修費として等)

主催 NPO法人メタセコイアの森の仲間たち

 ※お問合わせは下記けもの塾事務局にお願いします

共催 ふるさとけものネットワーク(けもの塾事務局:猪鹿庁 0575-88-1085 )

申込み方法 11 月 13 日(金)までにふるさとけものネットワークウェブサイト http://furusato-kemono.net

狩猟学校『トラップマスター講座』大成功!のうち終了しました!
こんにちは、BBQ検定の合格通知が届き、ほっとした、やっさんです。


結構前のお話になってしまいますが、以前に実施した狩猟学校『トラップマスター講座』の様子をレポートさせていただいます。


猪鹿庁捜査一課 瀬戸の猟場にて、
・くくり罠の作成
・くくり罠の設置講習
・罠の見回り
・(罠に獲物がかかっていれば)止め刺し
・解体
・止め刺し道具の作成
などを、1泊2日のキャンプ形式で行う本企画。

野営をする場所は、オートキャンプ場なのではなく、
電気もガスも水道もない山の中。

どんな参加者が集まるのか、
企画する側として心配な点もありましたがふたを開けてみると・・・

一人での参加の方がほとんどで、
狩猟免許保持者でこれから本格的に罠猟を開始したい方をはじめ、
狩猟免許を取る予定はないが狩猟や解体に興味がある方、
一人旅の旅先として面白そうな企画を探していた方、
遠方から前泊して参加していただいた方、
野営経験が初めての方
などの参加者も多く、2日程共に満員御礼で大変ありがたかったです。

※これより、動物の解体シーンなどの写真、記載があります。
苦手な方はご注意ください。
また、2回実施した模様をまとめて記載するため、時系列を無視した記載となっている部分もありますので、ご了承ください。


■くくり罠の作成

パーツを配り、1人1つのくくり罠を作って頂きました。
瀬戸から必要となる部品や工具、組み立ての際のコツ、
部品などが買えるお店の情報などの解説を交えながら、
皆さんサクサクと作っていました。


多少、力が必要な工程などでは助け合いつつ、
参加者同士のフォローがこのタイミングから既に自然に出来ていました。




瀬戸が実際に使っているくくり罠を作っていただいたのですが、
多少苦戦しつつも、
参加者の方、全員がちゃんと作る事ができましたよ。

↓こんな感じで、以外と簡単にくくり罠ができてしまいます。




■罠の見回り
罠の自作が出来たら、次は実際に瀬戸が罠を仕掛けている「現場」の見回りです。

↓愛用のこん棒を持って



↓林道を歩き、仕掛けた罠を一つ一つ見てまわります。


↓けものみちを発見



↓獣道に対し、最もかかりやすい場所はどこか?
どの様な場所に、どの様にして仕掛けているのか?
そのリアルを知っていただきます。



↓見回り中に見つけた木の実。「ウマイよ。」と瀬戸。



すんずんと山の中へ入っていきます。


↓だんだんと獣の痕跡が濃くなってきました。




■捕獲!止め刺しへ

獲物がかかっていない罠もいくつか見つつ、
いくつかの罠を見回っていくと・・・

かかってました!


もう一つの日程でも、捕獲成功!



罠免許のみを所持し、銃を使わない猟を行う場合、
罠にかかった獲物にどうやって止めを刺す(止め刺す)のか
これは意外と大きな課題です。

そのやり方を瀬戸にて実演します。
命をいただく瞬間でもあり、緊張感が漂う場面です。



素早く止め刺しを行い、十分な血抜きが出来た事を確認後、
全員で山の神様に感謝の黙祷。


↓男性陣が率先して、軽トラまで運びます。ずっしりと重い。





■腹抜き
その後、今回は自家消費のために腹抜きをします。

↓腹抜き前に、有害駆除として捕獲した事の証拠として、写真を撮ります。



この「腹抜き」工程は、本を読んだりしてもなかなか理解し辛いところでもあり、
実物を見ながらの実演、解説に、皆さん食い入る様に見入っていました。


1人で猟をする場合、これらの作業を全て1人で行います。皆さんにその覚悟はありますか?」という瀬戸の言葉が印象的でした。

実際に、狩猟をするという事は、
本当に新しい発見や喜びが多く、
自然に対する感謝の念が深まる事は確かですが、
それと同時に、一人でこれらの作業をする事は相当な重労働であり、
肉体的な労力だけでなく、精神的にも相当な覚悟が必要である事を、
参加者の皆さんは実感いただけたのではないでしょうか。


■夜の宴!の準備
今回のこの「トラップマスター講座」の裏テーマ?でもある、
山中での野営。

テントの設営やトイレの設置などを、参加者全員で行います。

↓慣れた方が自然に慣れてない方をサポート。


↓実はコレ、野営用のテントじゃありません。女性用トイレです。


↓電気、冷蔵庫はありませんが、飲み物もしっかり冷えてます。


↓火起こしから米炊きも超スムーズ!



↓料理も全員でやります。みんな仕事が早い!






獣肉づくしのBBQ!

驚くべき速さで夕飯の準備ができ、
獣肉づくりのBBQの始まりです。
↓猪のスペアリブ


↓鹿のロースト


↓猪肉を使ったスープ




■解体教室
 お腹も満たされてきたところで、解体教室です。
山の中で、解体。やり方はいくつかありますが、瀬戸は後ろ足を吊るすやり方です。

↓瀬戸の解説のもと、参加者全員で解体しました。



↓持参のナイフで、皆さん超真剣に解体をしていました。



瀬戸の解体方法は、僕(安田)が別の先輩猟師から習った解体方法とは微妙に違います。
瀬戸も別の先輩猟師から習った方法から、独自にアレンジを加えているとの事。確か理にかなった点も多く、次からは僕も取り入れてみようと思います。

大事な事はベースとなる知識・技術を得た上で、自分なりに色々と試してみる事ですね。

夜も深まり、瀬戸のネイティブフルート、オカリナの演奏です。


電気、ガス、水道などインフラが何も無い山の中で、
聞こえるのは焚き火のはぜる音、虫の音、少し離れた川の流れる音。
それらをバックに聴く瀬戸のオカリナの音色は、
僕が今まで聴いた彼の音色の中でも、特別な音に聞こえました。




演奏も終わり、さあ就寝。・・・のはずも無く、夜遅くまで
緩やかな焚き火の炎と、
参加者の話し声、
笑い声は絶えませんでした。






翌朝。
朝からがっつりと獣肉とご飯などを食べたら・・・




■「止め刺し道具」作り
そして、「止め刺し道具」作りです。

以下の4種類にうちから、何を作るか選んでいただくのですが・・・



前日の罠の見回りの際に、参加者の皆さんに
自分が作る止め刺し道具の材料を確保してもらっていました。
木によっても、固さなどの特徴が異なるため、
その見極めも重要です。



※これらの木々の伐採などは、事前に許可を得た山にて行っています。


皆さん、作例に引っ張られる事もなく、
かなり自由に自分の感性のまま、作ってました。
この「ねじねじのこん棒」超かっこいい!



だんだんとナイフの使い方にも慣れてきます。



焚き火の熱で、木をまっすぐに。


↓瀬戸がつかっているこん棒と、重さや握りやすさを比較・・・。
 生木が乾燥することで軽くなる事も考慮します。


瀬戸の自作したナイフの解説などもしました。




その後あらためて、くくり罠の設置の仕方の詳細を解説します。
せっかく作った罠を持って帰っていただいても、
使い方が分からないんじゃ、もったいないですしね。

女性でも比較的かけやすいやり方もあります。


↓斜めにかける場合と、垂直にかける場合で、仕掛け方が変わります。


最後に、この『トラップマスター講座』に参加いただいた
皆さんの感想を一部抜粋して、いくつかご紹介させていただきます。

猟具の作成や設置、また本では知り得ない事などを知れて
 大変勉強になりました。

 運にも恵まれ(鹿には気の毒ですが)止め刺し・中抜きを
 レクチャーを受けられ
ようやく解体の流れを通しで知る事ができ
 本当に良かったです。


完全に非日常の世界でとても楽しめた。
日ごろの運動不足たたり、二日後に全身筋肉痛w
捕まえて~解体~食事、と一連見られたのは最高。
イベント趣旨(+α)の体験が出来て、こちらの想像以上の体験が出来ました。
サバイバルっぽい体験として純度高くてすごいイベントだと思います。

とにかく楽しかったです。
鹿を獲ってお肉にして食べるという貴重な経験ができて最高でした。
皆さん素敵な方たちで、皆さんとお会い出来たことも嬉しかったです。
また、山の中の生活の魅力も感じました。ストレスなく、元気になれました。

今回の体験や出会いが、私の人生に大きな影響を与えたような気がします。
色んなことを言い訳にして、一歩を踏みだせずにいた背中を押していただけました。

おだて抜きにしてここ10年で参加したイベントで一番良かったです。

獣と真剣に向き合うって事は、山暮らしの
醍醐味のなかで、一番なのではないのかな?と思うようになりました。
綺麗な星空、焚き火の火、フルートとギターの音色、
鹿ちゃんの鳴き声、川の冷たさ、
とても、有意義な二日間でした。

一瞬一瞬が本当に濃い時間で、完全な非日常体験でした。
更に屋外で初めて顔を会わせる人達寝食を協力しあうというのも、新鮮でした。
命をいただく、それに対して感謝するなど、本当に生きることに重要な事が学べたと思います。

命が終わった鹿の透き通った目が忘れられず、肉と言う食材の裏に命がある事も実感する事ができました。
緑も沢も木洩れ日も美しく、花が咲き乱れる素敵な空間にも感動しました。
自然に寄り添う生活への憧れもより強くなりました。
参加の方も知識や経験豊富で、本気な方も大勢いてよい刺激になりましたし、
みなさん温かく明るくて居心地よく楽しい時間が過ごせました。とても素敵なイベントでした。



本当にありがたい感想を沢山いただけて、
感涙です・・・。

今後も、皆さんに喜んでいただけるイベントを実施していきますので、
ご期待ください!!
BBQ検定、受講してきました!(合否はまだ不明・・・)
こんにちは、野営と焚き火をしながらのBBQが大好きな、やっさんです。


この度、日本BBQ協会にて行われた、
今話題のBBQ検定を受講してきました。



この検定を受けるにあたり、
お仕事上?のねらいとしては、
『猪鹿庁のツアー企画や商品開発での、
ジビエ肉をご提供をさせていただく場面
における付加価値の向上』


といった感じで、それはそれで当然ではありますが、
何かと獣肉を食べる機会が多い身としてシンプルに

『旨い肉が食べたい!』


という理由での受講です。


この日の検定は、名古屋市にある精肉&輸入食材店にて、行われました。
こーいった試験的なものは、狩猟免許の試験以来ですが、
ややビビりつつも入場。



日本BBQ協会の会長、下城氏本人による解説、実演が行われました。

カウボーイハットとウエスタンシャツがとっても似合うダンディな方です。

もともと、アウトドア関連のインストラクターや解説者として
テレビなどでも活躍されていたという下城氏。
更に最近では大学にて「プロデュース論」といった授業もされており、
その解説は非常に分かり易く、示唆に富み、そして楽しい!

まずは、ウェルカムカクテルならぬ、
ウェルカムBBQフードをいただいた後に、

座学にて
そもそもBBQとは何か?
本場のBBQと日本のBBQの違いは?
BBQの発祥から本場アメリカにおける現状

などのお話から始まり、

日本のBBQにおける問題点」的なお話から
スマートなBBQをするための心得」など

BBQにまつわる様々なお話を伺うことができました。

その中でも
一人焼肉は成立するが、一人BBQは成立しない
という言葉にはすごく納得されられ、
BBQというものの位置付け、役割を再認識する事ができました。


座学の後は、実際にBBQをやりながら、試食をしながらの実演です。



BBQに必須となる道具の解説
チャコールレイアウト
炭の温度の確認方法
分厚いステーキ肉の焼き方
肉の焼き加減(レア、ミディアム、ウェルダン)の判断方法
美味しい野菜の焼き方
などなどが、
流れるように解説→実演(実食)されていきます。
そのどれもが、うんうんと頷いてしまったり、
直ぐに自分で試したくなる内容ばかり!

特にチャコールレイアウトは、
その名称が必殺技っぽくてお気に入りです。
無駄にその名称を叫びたくなります。

↓チャコールレイアウトの1つ「ツーゾーン・ファイア」!


↓分厚い牛肉は「スリーゾーン・ファイア」で豪快に焼く!


↓豚のリブは「スプリット・ツーゾーンファイア」!でじっくりと。



美味しく食べるための技術」は当然のことながら、
BBQにおける「エンターテイメント性」や「おもてなしの心
といったコミュニケーションのツールという側面を
非常に重要視している事が随所から感じられました。

↓ついパサつきがちな鶏肉もこのしっとりモイスチャー感!!



↓串BBQもこの豪快さ。


全てをしっかりと試食しながら、
ここでは敢えて書いていないコツやウンチクなどを沢山学びつつ、
お腹も満たされつつ(実際どれもウマい!)、
自分の中のBBQという概念が大きく変わる体験でした。

また、解説をする下城氏と、その下城氏をサポートする、
その他のBBQインストラクターの方々との
息の合ったやりとり、スムーズな進行は非常に勉強になりました。



そして、筆記試験のお時間です。

↓全部で30問の筆記試験。「ガチで採点し、合否を決めます。」との事。


ほとんどは今日1日の話や実習の内容を理解できていれば
回答できる問題のはずですが、
中にはこんなの習ってない!という問題もいくつかあったり・・・。
(自分が覚えてないだけ?)

合否の発表は約一ヶ月後との事で、
それまではちょっとモヤモヤした感じにはなりますが、
きっと、合格しているはずです・・・たぶん


今回得た知識や技能を、
これからの猪鹿庁ツアーの食事で
鹿肉、猪肉などをご提供する際にもバリバリ活かしていきますよ〜!

まずは直近の8月に実施する
狩猟学校 トラップマスター講座
で、どう活かそうか、イロイロと画策中です・・・。



それから、
郡上でこだわりのハム、ソーセージ作る「サムライソウルブッチャーズ」
の社長兼職人でもあり、
猪鹿庁のジビエ商品の生産&開発にもガッツリ関わっているメンバー、
三島もこの日、しっかり受講しましたよ!

今回得た知識・技能を、ツアーだけでなく、
猪鹿庁のジビエ商品にもしっかり活かしていきますので、
ご期待ください!!

『狩猟学校 トラップマスター講座』絶賛、準備中です!
こんにちは、夏風邪をひいてしまい、
鼻→喉→頭→関節を一通りやられた、やっさんです。

先週末より、参加者を募集中の
狩猟学校 第2回:トラップマスター講座
の準備を、講師である捜査一課・瀬戸と着々と進めております!

ツアー内容の詳細は↓をご覧くださいね。(まだまだ参加者募集中ですよ!)
http://inoshika.jp/tour/index.php



今回のこの投稿では、
「先日に行ってきた瀬戸の猟場での本ツアーの前準備の様子」を伝えつつ、
上記のツアー参加者募集ページでは、
まだまだ伝えきれてない
本ツアーのイメージや魅力?などをご紹介させていただきます。






この日は、ツアーに必要となる道具の準備や、
ツアーの流れの詳細を瀬戸と細かく確認するために、
彼の猟場へ行ってきました。

猟場に着くと、
「(ツアーの際も見て回る)罠の見回りに行こうか。」との事。
さっそく、瀬戸の銃や罠、こんぼう、撮影機材などを軽トラにのせ、
見回りに同行。

↓こんな感じの林道、旧道を車で走り、複数箇所にしかけた罠の見回りをします。


罠の近くで車を降りて、獲物がかかっているかどうか、
空はじきが無いか、等を確認します。

↓大型の猪が罠にかかっていた場合や、
見回りの途中に獲物に遭遇した場合のために、
銃も持参して見回りをします。


二つほど罠を見て、
次の三つ目の罠を見に行くと・・・


↓いました!まだ若いオスです。


↓がっちり罠にかかってます!


鹿にとっての怖い思いや苦しい思いはなるべく少ないくしたいところ。
素早く鹿に近づき、「こんぼう」で一撃で気絶させ、ナイフで止め刺しをします。


↓止め刺し後、鹿の前でお祈りをして、軽トラまで運ぶ瀬戸。



本ツアーでは、上記写真でも使用している「こんぼう」だけでなく、
止め刺しに使う武器を以下の4種類から選んでいただいた上で
参加者の皆さんに作っていただきます。

↓かなり迷うけど、個人的はやっぱり最も原始的な「こんぼう」がそそる!


↓一本の木を選ぶところ(木によって特性が色々あります)から、
こんな感じで自分の手で削り出して武器の形にしていきます。
参加者のみんなで焚き火を囲みながらやる予定です。
(武器によっては、焚き火の熱を利用する工程もあります。)



↓この時期は有害駆除としての鹿の捕獲であるため、
捕獲後にはこのように証拠写真を撮影します。


↓これがツアーでも作る「瀬戸式くくり罠」です。(大量!)


くくり罠は、基本的には複数箇所にしかけるものですし、
消耗品でもあるため、罠の自作スキルが身に付けば罠師としては強いです。
また、他のタイプの「四角い枠を使うくくり罠」や
「V字型のバネを使うくくり罠」等と比べて、
コンパクトで軽く、安全な点もこの瀬戸式くくり罠の特徴と言えます。


↓今回、鹿がかかった場所に、罠を再度しかけます。
このような駆け上がりの斜面に仕掛けやすい点も、
瀬戸式くくり罠の特徴の一つです。
(一般的なくくり罠は平地に仕掛ける事が好まれますが、
 瀬戸式では、斜面にも積極的に仕掛ける事ができます。)


例えば上記写真の獣道のどこに罠を設置すれば獲物がかかりやすいのか?
そんな疑問やちょっとしたコツなんかも、
本ツアーではしっかり伝授いたしますよ〜。
(本ツアー向けに作った、手作り感満載の教科書付きです!)


その後、捕獲した鹿の腹抜きを終えた後に、
罠の作成などのワークショップを行う河原に移動。


↓ここが罠の作成などのワークショップを行う河原です。
作った罠は、実際に仕掛けた後に、各自お持ち帰りいただけます。
(野営するポイントはまた別です。)

ここは標高が高めの山中を流れる渓流とは思えないくらい、
広く穏やかな淵になっていて、水の透明度も高く、すごく気持ちが良いです。
個人的には、ツアー当日はウェットスーツを着てここで泳ごうかなと企んでいたり・・・(真夏とは言え、そこそこ水は冷たいです。)

↓と、妄想を膨らめていると、なにやら瀬戸が石をこすり始めました。


↓少しですが、石が綺麗に削れてる!こうやって作るのが磨製石器ですね。
「削る側の石」と「削られる側の石」の選定にもコツがあるようです。



ついでに打製石器も、と。

↓こうやって石をハンマー代わりにして剥離するタイプの石をうまい具合に叩くと・・・


↓けっこうスルドク剥離しました!


↓葉っぱもスパスパ切れる。



今回のツアーのプログラムには「磨製石器作り」や
「打製石器作り」のための時間はとってありませんが、
ツアー中のちょっとした休憩時間中に、川遊びだけでなくこんな遊びもアリかも知れません。
(磨製石器に関しては、手だけで綺麗に整形するためには相当な時間と気力が必要らしいですが・・・)


河原の対岸に鹿らしき動物を発見!
↓素早く銃を構える瀬戸。


結局この時は、すぐに動物は姿を消したので発砲しませんでしたが、
ツアー当日は動物を射つ瞬間に立ち会う事ができるかも知れません。

↓場所を変え、先ほど獲った鹿の解体です。
あっという間に瀬戸家の自家消費用のお肉になりました。


↓綺麗な夏毛の鹿皮が取れました。この皮も大切に利用します。


↓「今度のツアーではこんな感じで野営しようと思ってるんだよね〜。」
と言いながら・・・試行錯誤すること数分。
この蚊帳、アメリカから輸入したばかりのモノで、初めて設営するようです。
そのお値段、なんと9ドル!(安い!)


↓最終的には、こんな感じの超軽量、超清涼、超安価テントが出来ました!



トラップマスター講座」では、こんな感じでブッシュクラフト的な
遊びも取り入れつつ、みんなで野営場を作って行く予定です。


今回は書けてませんが、
夕飯のジビエBBQなどの食事もお楽しみに!
(こちらも色々と準備中です!!)

と、一部ではありますが、「トラップマスター講座」の
イメージが少しは伝りましたでしょうか。


本ツアーは、これまでの猪鹿庁のツアーの中でも、
ディープというか、色々な意味で少し敷居が高いかも知れません。
(それでも既に女性の参加者もエントリーいただいていますが)

敷居が高いと考えられる例としては、

罠を自作し、仕掛ける場所の選び方から仕掛け方までをしっかり伝授する
とは言っても、その罠を使用するためには狩猟免許が必要であったり、

イベント実施場所&宿泊場所がキャンプ場や宿泊施設ではなく、
瀬戸の猟場(思いっきり山の中!)である点
だったり。

罠の見回り同行時に実際に獲物がかかっていたら、
その場で命を絶つ「止め刺し」や、
内臓を取る工程「腹抜き」を見るというかなり刺激が強い点だったり。
(100%獲物が罠にかかるわけではないので、この工程はない場合もありますが・・・)

ただ、このような「敷居が高い」と感じられる点がそのまま、
本ツアーの魅力・醍醐味だとも言えます。

それだけ自然や命と真正面から向き合う事のできる、
他ではちょっと体験できない一泊二日になる事は間違いありません。

また、このような万人受けではないツアーに来られる
参加者同士の交流も、本ツアーの大きな魅力になるはずです!

実際に猪鹿庁ツアーでは、ちょっと変わった人趣味が合う人同士が多く集まるためか、
ツアー中に仲良くなって、ツアー後にも繋がりを持つ方が多いように感じます。


本ツアーの日程は、
8/15-16
8/22-23のどちらかを選んでいただけるようにしておりますので、
ご興味のある方、ぜひご参加下さいね!!


尚、興味はあるけど・・・、
テントや寝袋などの野営道具がない!って方や、
現地までの移動手段(車)がない!って方なども、
ご相談にのらせていただきますので、
e-mail : staff@metamori.org または 
電話 : 0575-88-1085
までご連絡下さい。

猪鹿庁スタッフが可能な限りなんとかします(笑)
学校教育団体さま向けプログラムも絶好調です!
ご無沙汰しております、広報課のやっさんです。

郡上もすっかり夏モードになり、
猪鹿庁の母体である「メタセコイアの森の仲間たち」では、
小学生向けの子どもキャンプイン!という感じで、事務所もバタバタしております。
実は「猪鹿庁」としても、学校教育団体さま向けの体験教室なども行っています。

主に都市部の中学校や高校生向けに、
郡上の自然体験(林間学校)的なイベントの一つとして
猟師体験プログラム」を実施しているんです。

今回は、それらの様子をご紹介させていただきます。
※今回ご紹介させていただいたく内容や写真は、
 複数のプログラムから抜粋しており、ほんの一例です。
 実施する場所や、学校様のご要望により内容が異なります。

↓まず、「猟師」に対するイメージをみんなに考えてもらいます。

この時「おじいちゃん」、「怖そう」、「毛むくじゃら」、
「健脚」、「山のエキスパート」、「くさい」等々、実に様々な意見が出てきます。
(あくまでもみんながこの時点で抱いているイメージであるため、正解・不正解はありません。)

↓その後、猟師や現象や高齢化、里山における獣害の増加などの現状をはなします。すごく真剣に聞いてくれます。



↓その後、実際に里山や山をトレッキングします。
 出発直前には猟師の装備の話。なぜオレンジのベストや帽子が義務付けられているのか?等々生徒たちに考えてもらいながら、猟師の実情を説明します。


↓こんな感じで里山の中を歩いて、獣の痕跡や電柵などを実際に見に行きます。
都市部に住む生徒たちにとっては、このような田園風景を歩くだけでも新鮮なようです。


↓希望する生徒には、猟師ベストを着てもらったり。
フリーでワンサイズのこのベスト。中学生にはデカすぎ!



↓さて、けもの道はどこにあるでしょうか?皆んな真剣に探します。


↓箱わなについて解説したり・・・


↓地元の方に、里山の昔と今についてのお話などもしていただきます。
 この郡上地域も、以前はこんなにも鹿や猪が多くはなかったそうです。
 昔から住む地元の方にお話ししていただくと説得力が違います。


↓実際にくくり罠をかけたり、かかってみたり・・・。


↓山で枝を拾ってきて、シカ肉入りフランクを焼いて食べる!
 

↓鹿皮を使ったアクセサリーを作る事も。


↓運良く、カモシカに遭遇!することもあって、生徒たちは大興奮!!

↓ふてぶてしく余裕のカモシカ。普段はちょっと腹が立つ事もありますが、
 こーゆー時に出てきてくれると「ナイス!」って感じですね〜。


↓農家民宿「愛里」さんの、地元の食材がふんだんに使われた
 ジビエ弁当を食べる事もあるんです。このお弁当、本当に美味しい!


↓最後には、自分たちでも今日からできる獣害対策について考え、発表してもらいます。鋭い意見も多くて関心してしまうことも多くあります。




と、こんな感じで、楽しみながら、猟師や獣害対策について知っていただく
プログラムです!



プログラムの内容や所用時間も色々とご要望に合わせて調整可能です!

学校関係の皆様、ちょっと変わった自然体験などにご興味があれば
ご連絡くださいね!!


『狩猟学校 第一回ナイフマスター講座』終了しました!
こんにちは、先日、しかけた罠にアナグマがかかり、
逃がす際に大変な目にあったやっさんです。

先日の5/4(月)、5/5(火)に一泊二日のキャンプ形式で行った、
猪鹿庁の『狩猟学校 第一回ナイフマスター講座』ですが、
大盛況のうちに終了いたしましたので、その様子をレポートさせていただきます!



開催場所は、郡上市相生にある、小高い丘の上にある中学校跡(城跡でもあります)。
周りに民家などもなく、獣の痕跡も濃いひっそりとしたところです。
↓こんな感じの場所です。(1日目は雨でしたが)


参加者の皆さんの多くが、予定の開始時間よりもかなり早く集合し、
意気込みが伝わってきます!

↓彼女も気合十分です。



まず、今回の目玉コンテンツである、
オリジナル金属ナイフ作り」から始めます。

↓まずは、テキストを見ながら、講師・瀬戸から作成工程の全体的な説明がされます。
 (手前の大量の武器や毛皮を除けば)かなり学校っぽい雰囲気!


↓瀬戸が自作した狩猟道具(ナイフ、棍棒、斧などなど)や毛皮類の数々。
 全て、実用品です。



ナイフの作成法には「フォージング法」と「ストック&リムーバル法」の
2つに分類できますが、本ワークショップでは、
「ストック&リムーバル法」にて作成をします。
(「フィージング法」は瀬戸による実演のみを行いました。)

「ストック&リムーバル法」の
ざっくりとした工程の流れとしては、
既成の板状鋼材を打ち抜き
鉄鋼ヤスリなどでブレードの削り出しをして
コークス炉で熱処理をして
磨きをかけ
鹿角のハンドルをつけて完成!
といった感じになります。

↓ブレードの削り出し中。皆さん真剣そのもの。
 教室内にガリガリとステンレス鋼が削れる音が響きます。



↓ブレードの削り出しに少し疲れたら、くくり罠講座です。
 今回はテキストと合わせて、いつもよりもやや突っ込んだ講義をさせていただきました。(これは瀬戸が自作したワナです。)
 

↓その後、コークス炉による熱処理。
 オレンジ色に光るブレードが美しいです。
 意外と簡単な道具や材料で熱処理ってできるんですね。


↓一定の温度まで達したら、オイルにて冷まします。
 この熱処理により、硬度があがります。


↓鍛造のデモの様子。「鉄は熱いうちに打て」って本当なんですね。
これはバールの一部ですが、最終的にはナイフになりました。


↓こんな感じで鹿角を柄にした自分だけのナイフができました!
 (皮のケースもセットで作ります。)


↓熱処理後に磨き上げが完了したら、
 全員で完成した自分のナイフを使って鹿肉の皮はぎ、解体をしました。
 最年少参加の彼も直ぐにコツを覚えて、綺麗に捌いてましたよ!


↓みんなで協力してBBQの準備をします。
 皆さんキャンプのベテランの方ばかりなのか、手際がすごく良い!!


↓そして、お待ちかねジビエ肉のBBQです‼︎参加者の方同士の会話も弾みます。



↓お酒も入り、いい感じに盛り上がってきたところで、
 瀬戸によるインディアンフルートやオカリナなど
 ネイティブ楽器による演奏会です!
 (結構、ダウナーな感じの選曲でしたが、それもまた良かった!?)


↓長官のぜんも交えて、深夜2時くらいまで、ケモノトークは続くのでした・・・。






↓一時は結構な雨だったのですが、日付が変わる頃には星も見え
 明るい月がテント場を照らしてましたよ。




二日目は、1日目とはうって変わって、雲ひとつない快晴!!


僕は朝ごはんの支度のために、眠い目を擦りながら
朝6時頃に起きましたが、
羽釜でごはんを炊く準備をしていると、
参加者の多くの方が、自然に手伝ってくれるではありませんか!
(皆さんも寝不足で眠いはずなのに・・・、感謝です!)

正直、自分一人では羽釜で上手にごはんを炊けるか、少し不安でしたが・・・


↓皆さんの多大なる助言と協力によりこんなにいい感じに炊けました!
 このご飯、郡上・六ノ里の棚田米で、いくつかの章を受賞しているお米なのです。
 そのご飯をボタン(イノシシ)汁と、漬物ステーキをおかずに一気にかきこみました。


↓隙間の時間で、弓矢やウーメラなどの狩猟道具で遊びます。
 はまる男性人多し。狩猟民族の血が騒ぐ!?



↓朝ごはんの後は、皮のナイフケースを作りから。




そして、もう一つの目玉企画「打製石器作り」です。

↓コレは瀬戸による見本ですが、皆さん、少しずつ、コツをつかんでいました。


↓昨晩はこんなにたくさん飲んだ!訳ではなく、
 コレ、打製石器の材料として黒曜石の変わりに使う瓶なんです。
 (三分の一くらいは、前日の夜に飲んだものですが。)


↓そして、あるワザを使うと、簡単に瓶の底がポコンと抜けるんですよ〜。


↓その瓶を石などを使って徐々に整形します。




といった感じで、かなり詰め込んだ一泊二日でしたが、
最後のふりかえりとその後のアンケートにて、
参加者の皆さんから大変ありがたいご意見、ご感想を
いただきましたので、その一部ご紹介させていただきます。

完全な非日常体験をちょっと隔離された場所で他の方と同じ空間と時間
を共有できたのが良かったです。

年齢、性別、経験問わず参加出来たのも良かったと思います。

瀬戸さん面白い!メンバーのここに至る経緯聞くだけでも一晩過ごせる!
そして参加者も凄い個性。作ったナイフを持ち帰れたのが嬉しかったです。


(BBQにて)猪鹿肉のそのままの味が知れて良かったです。鹿ローストに感動しました。

天候が悪化したりと、色々ありましたがスタッフと参加者が協力して二日間過ごした事が楽しかったです。

狩猟などをやったことのない方が大半を占めている事が以外だった。ナイフの作成はホームセンターで購入可能な道具で作成でき、専門の機械や道具が無くても作れることに感動した。ツアーの参加者や企画者が、とても個性的な方々で、色々な話を聞けて楽しかったです。



参加者の皆さん、大変個性的な人揃いで、
お話を聞いていて、大変勉強になりましたし、貴重なご意見などをいただけました。

今後も、狩猟に関する様々なイベント、ワークショップを行う予定です!
もし、ご興味があれば遊びに来てくださいね~。

「ブラザーの森 郡上」で植樹してきました!
広報課のやっさんです。 
郡上でも桜が散り、日中は春の陽気を通り越して暑いくらいの日もありますが、4/25(土)に「ブラザーの森 郡上」で行われた、
春期の植樹イベントに、長官のぜんと参加してきました。



ブラザー工業㈱は、環境保全活動の一環として
郡上市白鳥町にある「ブラザーの森 郡上」で
植林活動を続けており、今年で8年目を迎える
イベントとなっております。




↓イベント当日は、今何かと話題のドローンによる空撮も行われてました。



今回はブラザーグループ従業員の方やその家族など
約80名ほどが参加するなか、
猪鹿庁も植樹のお手伝いと、植樹後活動の「ジビエ講座」の講師として
参加させていただきました。

↓クワで穴を掘って→苗を植え→土をかぶせ→水やり。
 沢山植えるとなると結構ハードな作業!
 汗が噴き出てきます。


今回植樹したのは、コナラ、ミズナラなど実のなる落葉樹や、
荒れ地でも育ちやすいヤマハンノキなどの苗木です。
参加者のみんなで、穴の掘り方、苗木の植え方などの説明を受けた後、複数の班に分かれて、協力し合いながら作業を行い、
1時間半ほどで予定していた全ての植樹を終えました。


植樹後活動として、現在の郡上の里山の状況や、
猪鹿庁の活動、ジビエのお肉などについてお話をさせていただきましたが、非常に熱心に話を聞いていただけました。
ありがとうございました!!



↓サル追い払いのためのロケット花火銃の体験。なかなか火がつかない・・・。




植樹する一方で、シカたちがその苗木の若い葉を
綺麗に食べてしまうという現状がありますが、
ここ「ブラザーの森」は人が定期的に出入りしているためか、
シカたちによる食害の形跡は少ないようでした。


↓これは郡上市の植樹をした別の場所ですが、
 植樹とネットによる鹿などの進入防止をセットでやることで、
 木々が育つ効果をより高めています。(雪によるネットの倒壊などの問題もありますが)




↓以前に植樹場所までの道中で見かけたカモシカ。
 特別天然記念物であるため、「捕る」という手段は取れません。




山を守り豊かにしていくためには、現在増えすぎている獣たちに対し、
攻めである「捕る」と、防御である「防除」を合わせてやらなければならないと、
再認識させられました。
 

今後も山、川、海の産物が日本一旨い長良川流域を目指して、植樹に、狩りに、猪鹿庁は出動します! 
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