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雪の多いこの石徹白に住むということ
雪がたくさん降りました。

まだ降っています。

去年は本当に雪が少なくて、
一昨年は本当に雪が多くて、
今年はどんな冬になるかな、と
思ったけれど、
一昨年ほどではありません。

一昨年は1日に1メートル積もって、
それが2回くらい続いたので
ほんと、もう雪はおなかいっぱい、
というかんじでした。

工房も母屋も半分くらい
埋もれています。



昨日夕方に夫が工房の雪を
下ろしてくれました。
だいたい2時間かかって
下ろし終って、終った頃は真っ暗でした。



ありがたや~。

母屋もあるし、納屋もあるから、
たくさん下ろす場所があるので
私も手伝いたいところですが、
さすがに幼子をおんぶして
屋根に上るわけにはいかないので、
しばらくは夫に頑張ってもらうしかありません!
よろしくどうぞ。

昨日夕方時点での積雪量は、
だいたい1メートルくらい。

長男の身長が106センチ。



ちょうど頭のあたりですね。

しかし、積もった雪は日に日に締まっていき
かさが減っていくので
累積はもっと降っているかもしれません。

風が強いときに積もった雪かな。
消火栓の上の雪帽子が斜めになっていました(笑)





雪が多くて大変でしょ、と聞かれます。
そう、大変です。

除雪しないと外に出られないし、
運転も気をつけないといけません。

畑は真っ白なので、
農産物はもうとれないし、
お買いものも、峠を下りなければならないし、
家の中も寒いから、暖房もつけなくちゃだし、
もう、ほんと、大変!!


ということも言えるんですが、
私にとってはこの大変さが
辛いことではないから、ありがたいです。


雪のときは、家にこもりがちだから
除雪はいい運動になる。

運転も気をつければよっぽど滑らないし
(対向車に突っ込まれたら諦めるしかないけど。。。)
車さえあればどこでもいつでも行けちゃう、
なんていう、車へ頼りきった暮らしへの
おごった気持ちもどっかに吹き飛ぶ。

大雪で吹雪のときは、
それがおさまるまで、
よっぽどのことがない限り
じっとしているのがいい。

薪ストーブをたいたら、
家全体がじんわりあったかくなって、
ストーブの上では煮物ができる。
(子供が好きな茹で卵も!ストーブの中では焼き芋も!)

寒いです、ほんと。
でも、寒いからか、体があったかくなろうと
熱を発しているのか(!?)石徹白に
来たばかりのときに比べると
寒さも平気になってきました。
慣れってすごい。体が進化していく(笑)。



昨日一昨日と、尊敬する澁澤寿一さんが
石徹白にいらっしゃいました。

いとしろカレッジの聞き書きの講師として。

澁澤さんは、日本の山村、地域を周り、
まちづくり、地域づくりの助言をして
歩いている人です。

彼が言いました。

「私たちは、たくさん働くために
生まれてきたわけじゃない。
幸せになるために生まれてきた」


澁澤さんを、私が尊敬する理由は、
どのような小さな村に住む、
名もなきお年寄りに対しても、
どんな小さな取り組みに対しても、
「愛」を持って接していらっしゃるからです。

ものすごい愛情深い。

人に対して、
人がつくってきた地域に対して、
人が築き上げてきた社会に対して、
愛を持っている。

だから、そんなことが言えるのかなと思います。


私は澁澤さんに聞き書きを教えてもらって
それを経験しました。

学生時代も聞き書きをやっていたけれど、
すこしちがったまなざしを持つことができました。

それは、聞き書きをする相手に対する愛情、
その人が住む地域に対する愛着が
より深くなったのです。


私はここで住むことが雪が深いから
大変で辛いんじゃなくて、
ここで工夫をしながら楽しく生きてきた
人たちに話を聞いて関係性を築いてきて、
だからこそ、
私も同じように、色々と考えて
より楽しく幸せに生きていけるような心持ちで
取り組んでいこうと思っています。
ごくごく自然に。
無理をせずに。


一生懸命とか、
必死でとか、
そういうかんじではない。

ここで移り変わる自然の中で
一人の人という生き物として
より豊かに、幸せに生きる。

そんな、文字にすると当たり前に見えるんだけれど、
当たり前にそれを実践するには
色々余計なものがありすぎる(?)今の時代に、
素直なかたちで、生きるを全うしたい。

そんなふうに思うのです。


雪が、自然の厳しさが
それを教えてくれました。

石徹白に来るまで知らなかったことを
ここに住む人たちに、
この地域の歴史に地域のかたちに、在り方に、
学ばせてもらっています。

飛騨古川 壱之町珈琲店で石徹白フェア【1月15日~22日】
石徹白は雪がすごいことになっています。

昨日は、私の膝あたり(30センチくらい?)で、
今朝は、腰を越えるくらいで、車が埋まりました(笑)

明日も明後日も雪予報なので
どうなることか。



 ひどいときは、1日に1メートル積もることもありました。
まだそこまでいっていないし、
視界はあるので、ありがたいです。

さて、1月21日・22日の飛騨古川での企画展、
着々と準備が進んでおります。

イチノマチクラブの森本くん、恵美ちゃんが
展示をしてくれました。
どうもありがとう!!

1月15日頃から、小物と絵本の販売がスタートします。

石徹白のRさんがつくっているスタイ。
ガーゼ生地でやわらかくて気持ちいいです。
リバーシブルで、男の子、女の子用、どちらもあります。
贈物にも、お出かけ用にも♪

Sさんが手編みしているニット帽は、サイズがSMLと3つあって、
新生児の赤ちゃんから、6歳くらいまでかぶれると思います。
オーガニックコットンの糸なのでちくちくしませんし、
2本どり糸なのでコットンだけれどあたたかいです。



そして、がら紡のふきんも。
オーガニックコットン、ガラ紡のフキンは、
体洗いにも、また、洗剤をあまりつけなくても
汚れが落ちるので食器洗いにもお使いいただけます。

おなじみ、こぎん刺しのヘアゴムたち。
いろんな色と柄があります♪
こぎん刺しは、下駄のこぎん刺し鼻緒をつくっている
美奈子さんの作品です。
今頃、薪ストーブにあたりながら、
ちくちく作業をされていることでしょう。
かなり時間と労力のかかる手仕事ですが、
楽しく刺しているお姿が目に浮かびます。



こんなかわいらしい雑貨も。
幸運をもたらしてくれるふくろうさん。



飛騨の方にはおなじみ、大人気のやもり帽子さんが
編んでくださった、草木染めコットン糸のニット帽。

オレンジ色が、杉の葉のアルカリ媒染、
渋いグリーンの色は、キハダの鉄媒染です。
さすがは、やもり帽子さん。ユニークで個性的な
一点物の帽子が完成しました。嬉しい。





ウールコットンのコーデュロイのワンピース。
フォーマルにも、カジュアルにもお使いいただけます。



1サイズですが、腰のベルトでサイズ調整できますので
幅広くさまざまな体型の方に着ていただけると思います。

ぜひお試しくださいね。


原画はこれから展示してくれるようですが、
石徹白民話絵本も販売いたします。






1月15日は、三寺参りがありますので、
観光でおいでの際は、
ぜひ壱之町珈琲店にもお立ち寄りくださいね。
雪がざんざん降っています &冬ワンピについて
本格的な冬到来を思うような
雪の降り方です。

ようやく石徹白らしくなってきました。



寒さも身にしみます。
猫たちが、先を争って薪ストーブの前を狙っています。
(が、子どもに手を出されるので逃げ惑っていますが・・・)


さて、飛騨古川のイチノマチクラブさんでの
企画展に、石徹白洋品店で初めてつくった
冬服を持って行きます!

この冬、冬服をお披露目するのは、
古川での展示が最後となりますので、
ぜひ多くの方に足をお運びいただければと思います。


このたび、初めて、本格的にワンピースをつくりました。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

今日は、ワンピのお仕立てについて
お伝えしたいと思います。


今回、冬ということで、尾州のウールやカシミヤを
使わせてもらいました。
ウールを使うのは、私自身初めてでした。

形は、石徹白の野良着「ハッピ」がもとになっています。
袖や、身幅などほぼ、ハッピです。

簡単なシルエットだから、大丈夫!と思って
つくっていったのですが、
ウールは地厚いため、これまで使って来た
コットンやリネンとは違っていました。

そう、裏の始末が難しいんです!

縫ってくれた専門学校時代の友人も
かなり苦労して、もっともきれいで
手をかけた形でつくってくれました。

悩みに悩んで、こうしてみた、改良してみた、
手でまつってみた・・・
本当にものすごい膨大な時間をかけてくれました。


そうして出来上がってきたワンピたちは
本当にきれいです。

表も、裏も。



ディテールも、十分、美しく表現されています。





私がなぜ、このようなことをお伝えしたいかというと、
既製品の服で、ここまで一点物的な縫い方をされたものって
市場に出回らないです。

これだけのお仕立ては、正直、
オーダーメイドの、本当に一点物というかんじです。

本当のことをいうと、
期せずして・・・という側面もあります。

結果として・・・というか。

でも、やはり、私はこのような方法でのお仕立てが
本当にいいなあと改めて思ったのです。

既製品は、縫いやすいさを追求しているので
縫う人にとってベストなんです。裁断屋さんもしかり。

けれども、このような服は
着る人のことを一番最初に考えられています。

いかにきれいにお仕立てするか。仕上げるか。

かつては、お母さんやおばあちゃんが
子供たちの服をつくるのが当たり前だった。

その時代は、みな、こういう考え方で
服を作ってきたんだと思います。

だから、長いこと使いたいと思ったし、
妹へ、あるいは親戚の小さな子へと
引き継がれていくものでした。
決してすぐに捨てられるものではなかった。


私は今回、ワンピをつくって、
完成した服に
その心のこもり方というか、
なんというか、やさしさというのが
出てくるんだなと実感しました。

Yちゃんにおしたてをお願いして本当によかった。
ありがとう!

カシミヤ100%のワンピ。




















自信を持ってお届けします。
冬のワンピ、ぜひご試着くださいね。 
新年初、「郡上布」の集まり
寒波が近付いております。
今朝から雪がちらちら。
県道は除雪車も出ました。

が、峠を下り始めると積雪路でもなく、
二日町あたりは積もる雪も見られませんでした。



今夜も除雪車の音がしますが
明日の朝はどうなっているでしょうか。

ようやく白銀の雪景色に出会えるのかな。

雪が深いと毎日の保育園への送迎や
買い物などが大変ではありますが、
やっぱり石徹白は雪がないと!と
思ってしまいます。

スキー場もあるし、
除雪の仕事も必要だし。

降るときに降ってもらわないと困りますね。

ただ、もし、今後、本当に温暖化が進んで
雪が少なくなるとしたら
それを想定した変革も、考えていくべきかなと思います。

雇用を雪に頼っていては
安定しない、そんな時代になっていくかもしれません。
時代や気候の変化に柔軟に対応していけるのが
これからより求められるように感じています。



さて、今日は、今年初めての「郡上布」の集まりでした。

郡上布とは、この1年で立ち上げた集まりで、
詳しくはこちらをご覧ください。


今回は、改めて、どんな布が「郡上布」なのか
私なりに考えて、仲間に伝えてみました。
まだ案なのですが、



郡上布とは(案)

郡上の人の手で、郡上の自然の恵みをいただいて、
心をこめてつくりあげた布。
その布は、人のからだとこころを癒す。
結果として、布づくりに携わる人々の
暮らしの糧になっていく。
自然への感謝の気持ちを忘れず、
仲間とともにつくりあげる喜びを分かち合う。
このような布を郡上布という。




去年から立ち上げて、およそ1年間、
仲間とともに活動してきました。

藍の栽培、棉の栽培、糸紡ぎ、糸染め、
真綿づくり、織り・・・・

それを通じて、私が考えた「郡上布」とは何か。



今日も15人ほどのメンバーが集まり、
染めや糸紡ぎ、藍の種とり等の作業をしました。



とにかく、みんなが笑顔で楽しそうで、
やっぱり、糸編の仕事って
わいわいおしゃべりしながらできるのがいいなあ、
みんなで喜びを共有できるのがいいなあ、と
思えました。

こうした手仕事を、きちんとした仕事として
つくっていきたいと改めて思いました。


すばらしい仲間がいて幸せです。
今日も一日、ありがとうございました。 
ついに寒波が・・・!?仕事初め。
待ち望んでいた(?)雪が
ようやくやって来るでしょうか!?

明日から寒波だそうです。
1週間ほど雪予報です。

今夜もけっこう降るのかなと思いましたが
もう止みました。



夫の予報によると、「ものすごい降る」そうですが、
お隣のKさんによると「たいして降らんぞ」とのことです。

さあ、どちらの予報が当たるでしょうか!?



1月10日の今日は仕事初めな1日でした。
今日から長男は保育園がスタートし、
やっと日常が戻ってきた感じです。

今回は長い冬休みで
長男もそろそろ保育園が恋しかったみたいです。
(親のほうが保育園ロスだったかもしれませんが(笑))


1月から春にかけて、
春夏を意識した服をつくっていこうと思っています。

定番のリネンの素材ももちろんですが、
コットン素材も増やしていければとイメージしています。

ノラギたつけについては、
より昔のたつけに近付けていきたいです。

素材は、昔(昭和30年頃まで?)は大麻のみでした。
その後、藍(紺)の木綿が取り入れられてきたようです。


昔のものを参考にする理由は、
その素材や色が長い歴史の中で
使われ続けてきたという背景があるから。

それだけにとらわれる必要はないと思いつつ、
歴史や、積み重ねられた時間が証明する
「良さ」や「理にかなった理由」があるのではないかと
想像しています。

それが必ずしも、現代のライフスタイルに合致するか
分からないですが、
私は、ものごとのルーツを忘れないように、
何かあったときに頼れるものとして
ずっと大切にしておきたいのです。



災害が起きて、簡単に町に行けない状況だったり、
石油資源が高騰して石油由来の素材が使えなくなったりとか、

というリスクを思い浮かべるのだけれど、
それだけではなくて、

すべてが手仕事でまかなわれていたときの
ものをつくりだす「喜び」の気持ちだったり、
自然への感謝の思いだったり、
家族への愛情だったり、

形には直接現れないけれども、
日々の生活の心の部分を豊かにしてきただろうことで、
工業化の過程で削がれてしまったかもしれないことを
心に留めておくために。

 

そんな心のあるものづくりを
これからも、続けていけたらと願っています。 
1月21・22日は飛騨古川。「私とイチノマチクラブ」
冬も本番になってきました!
とようやく言える!?かな。

昨日夕方に雪が降り始め、
峠のてっぺんは、17時頃には
積雪路でした。

久しぶりにドキドキハラハラしながら
運転して白鳥の町から、石徹白に戻ってきました。

石徹白への峠道は、
カーブが多いし、基本的には坂道なので
積雪路だとかなりの注意が必要です。

しかも、土日だと、スキーのお客さんと
すれ違うことが多くて、
本当にドキドキします。

自分だけが安全運転していても
突っ込まれたりしたら逃げ道がなくて!

今日は次男連れで白鳥に行ったので
彼の機嫌を損ねて大泣きされたら
運転に集中ができん!と思って
ひたすら、「のりものあつまれ~、いろんなくるま~」と
熱唱しながら(この歌好きで、彼も一緒に歌う)
帰ってきました!


雪が積もると生活に支障がある部分も出てきますが、
やっぱり石徹白の冬には雪がないと。
(しかし、19時頃には石徹白は雨に変わってしまいました。。
明日はどうなるかな・・)

90歳になるRさんのところに遊びに行ったら
「雪があるもんと思って生活しとるから
ないのはおかしい」と話していました。




さてさて、前置きが長くなってしまいましたが! 


もう間もなく、飛騨古川のイチノマチクラブでの
企画展が開催されます。

冬の服をお披露目できる
この冬最後の企画展になりそうです。

ぜひ沢山の方に足をお運びいただきたいです。

(この冬新作のワンピ。
ウール素材でぬくといです。)



さて、このたび、イチノマチクラブで開催させていただくことに
なった経緯をすこしお話したいと思います。


イチノマチクラブはまだ最近できたお店です。

イチノマチクラブと同じ建物の反対側に、
壱之町珈琲店という20年ほど続くお店があります。

古川の街並みに、おしゃれに上品にたたずむ
古民家を改修した珈琲屋さんです。


(恵美ちゃんの写真を拝借しました!)

私も何度かお邪魔したことがあります。

というのは、先月まで、石徹白で農業修業を終えた後、
実家の古川にUターンした森本くんのお母さんが
やっていらっしゃるお店だからです。

森本くんは、2年半、石徹白で無肥料無農薬の農家さん、
サユールイトシロで研修をしてきました。

奥さんの、恵美ちゃんとは、私は同い年ということもあって
いろんなことで意気投合!
2年半、一緒に石徹白で子育てしてきた
保育園ママ友でもあります。

彼らが石徹白に来てくれてから
古川との心理的距離がぐんと近くなって、
何度か古川に行くようになりました。

そのときに必ず立ち寄ったのが壱之町珈琲店。
奥にはお座敷もあり、子連れでもゆったりさせてもらえます。


(こちらも恵美ちゃんの写真。ありがとう!)

そこのカレーとメロンパンが絶品で!
今回も、それも目当てで企画展を・・・・
いやいや、古川の方に石徹白洋品店の服を
知っていただきたくて、開催します!

(こちらは、カシミヤ100%のワンピ。
とにかく肌触りが良くてあったかい。)




そして古川にはもう1つのご縁も。

大学の先輩が、Iターンしていて
美ら地球(ちゅらぼし)という会社をされています。

学生時代に在学が重なっていたわけではないのですが、
岐阜にIターンするということで、
大学の後輩にあたる私が、何年も前に企画した
郡上でのイベントに足を運んでくださいました。

今や、インバウンドツーリズムで
全国で有名な会社になり、
様々な地域のツーリズム、観光資源を活かしたまちづくりに
関わっていらっしゃいます。

(5月の工房完成見学会に来てくださった
美ら地球立ち上げのお二人;左&子供たちと。中央は映画監督の渡辺さん)



近くに、こんなすてきな方たちがいて
本当に刺激をいっぱいもらえるし、
夫は、一緒にお仕事することもあるみたいで、
なんだか嬉しいです。

刺激合い、育ち合い、
よりよい地域ができていくといいなと思います。


そんなこんなで、石徹白から古川へ出張いたします!
1月21,22日お待ちしております。

21日の懇親会は残席5名ほど。
ご予約はお早目に!

詳細はこちらです。

****
このたび、飛騨古川にて、初めての企画展を行います。当店は、奥美濃の集落・石徹白に古くから伝わる和服・野良着を今の暮らしに取り入れ、布を大切にする先人の心を受け継ぐ服づくりをしています。
真冬にふさわしいウールやカシミヤなど上質な冬の服をご提案します。

●15日~22日は壱之町珈琲店・イチノマチクラブにて石徹白フェア!
石徹白の産品をつかったスイーツやランチなどをご提供していきます。また、石徹白民話の絵本原画展示も同時に開催いたします。

●21日(土)17:00~17:30 「服づくりの背景にある物語」
石徹白洋品店を立ち上げるきっかけのお話や、服づくりを通じて目指して
いることについて店主・平野馨生里がお話します。 参加:無料

●21日(土)18:00~ 懇親会
石徹白や飛騨のお野菜をふんだんに盛り込んだ
お料理を囲んで交流会を行います。
参加費:3000円(フード・ドリンク代)
定 員:30名(要申込)
申込先:0577-73-7099(壱之町珈琲店)
      info@itoshiro.org(石徹白洋品店)

会場:イチノマチクラブ 
飛騨市古川町壱之町1-12 
TEL: 0577-73-7099

****
 

多くの方とのご縁を期待して。

染め初め
今年の染め初めは、
あずきの煮汁でした。

あずきは、石徹白で和菓子をつくってみえる
Mさんという方が、1カ月に2回ほど大量にくださいます。

とてもありがたいことです。
あずきは、そんなにたくさん個人的に煮詰めることも
ないので、汁が手に入るなんて贅沢です。

シルクは本当にきれいなピンク色に染まります。
コットンも、ピンクベージュになります。

これは同じあずきの煮汁で12月に染めたときの
写真です。(章子さんありがとうございます!)

こちら、シルクの糸。


これは、がら紡のコットン糸です。


シルクのほうが、鮮やかに色が出ます。
が、がら紡コットン糸も負けません。
穏やかなピンクになります。

だいたい、私は2~3回、染め重ねて完成させ、
郡上大和のみずほ園さんに織ってもらっています。

以前、ブログに掲載しましたが、
これは、みずほ園の木田さんが織ってくださった
あじろ織のストール。

これは、杉の葉っぱのアルカリ媒染と、
アカソの葉っぱのアルミ媒染の糸の2本どりで
織ってもらいました。




コットンなんだけれど、あったかくてやわらかいです。
オーガニックコットン、がら紡の
それぞれの良さを兼ね備えているように思います。

私がなぜ、草木染めのコットンのストールにこだわってるかというと、
自分自身がアトピーがひどくて、ウールや化学繊維、
あるいは、ある特定の(?)化学染料の布を
身に付けられなかったという経験があります。

ウールはちくちくする、
化学繊維だと、汗をかくと、なんだか息苦しくなる、
ある染料のものは、コットン100%だとしても
なんだか痛痒い感じがする。

それで肌に触れるものは、
シルクかコットンで、かつ、草木染めのものに
限定したところ、本当に心地がよくて、
体調が悪いときも、大丈夫だったのです。


今は、もう、すっかり良くなったので
ウールや、ヤクコットンなど、獣毛が入って
いるものでもOKなのですが、
具合が悪いと反応することも。


この経験から、素材にはこだわって、
せめて、私自身が、痛いとかかゆいとかの
反応がないものなら安心・・・と思って選んでいます。

そう、染料も怖いなと。
きっと、いろんな薬品処理がされていて、
どれがどう反応するのか分からないのだけれど、
危険性があるものなら、避けれればと思います。

もちろん、100%ピュアなものにしつくすのは
現時点では難しいので化学染料の布も
取りいれて使っています。
何事もバランスだなとは思います。

今現時点で、できる範囲で、
最善を尽くす。それがモットーです。

マリーゴールド、アルミ媒染のストール。




今年は去年から染めためている糸がたくさんあるので
草木染めのストールをシリーズ化して
お披露目できるかなとわくわくしています。


染めた糸は、1年くらい寝かせてから
使っています。
退色を防ぐために、
ゆっくり、色をしみこませています。
(ケチャップがとんでしみになってしまった服も
すぐに洗ったらとれるけど、しばらく置いておいたら
とれなくなる、みたいな発想かな。)


草木の色をいただくことが
当たり前に暮らしのなかにあるような、
そんなライフスタイルを提案していけたらなと思います。

いつかは、すべて草木染めでたつけを。
そんな夢を描きながら。



 
2017年、明けましておめでとうございます!
あけまして、おめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願い致します。

みなさん、年末年始はいかがお過ごしでしょうか。
とても温かく春のような陽気で過ごしやすいですね。

石徹白も雪はほとんどありません!
スキー場には、人工雪でコースは出来上がっているものの
自然雪がないので、子どもがそり遊びしたがっても
残念ながらできないお正月を迎えております。

去年も、本当に雪が少なかったです。
「こんなに雪が少ないなんて、初めてじゃ」と
80代の翁が言っていましたが、
今年はそれを上回る雪のなさ。

今のところ、本当に温かいので
雪が積もる気がしないです。

これは、まさに、温暖化なのか・・・

先日、温暖化・気候変動に対する調査をしている
研究員の方々がヒアリングに来られました。

気候変動リスクを減らすための調査をしているそうで、
実際的に政策提言をするための報告をまとめるとのこと。

様々なインタビュー内容だったわけですが、
いろんな話をしているうちに、ふと思い出しました。

私が石徹白移住に行きついた1つのきっかけが
ローマクラブの「成長の限界」や、
「ピークオイル」について
知ったことでした。

つまり、石油資源がなくなって
今と同じような生活ができなくなるかもしれない、
ということだったり、
気候変動による海面上昇や温暖化によって
今の「安心・安全」と思われる暮らしが
成り立たなくなるかもしれない・・・
という危機感が大きくなりました。

 

そのときは、まだ20代で頭でっかちで、
私にとっては、紙の上(ネット上・本の中で)の話だったし、
子供もいなくて50年先とか具体的に想像できなかったし、
何となくの危機感を抱いての行動だったようにも
思えますが、今となっては、意外とその判断は
間違っていなかったかもしれない、なんてことを、
思ったのです。

 

だって、実際に、秋と春がとても短くなって
夏と冬が際立ってきているように感じるし、
(熱帯みたいなスコールも増えていて土砂災害も各地でおこり)
岐阜市の夏はめちゃくちゃ暑くて
クーラーなしでは過ごせないくらいだし、
石徹白も、雪が降らなくて、
雪が降らないと夏場の野菜の育ち方も違うように思えるし・・・

様々な「リスクの可能性がある」という「可能性」が
事実となって、押し寄せているような気がしています。


リスクがあるかもしれないなら、
その対策をする必要があるのに、
リスクじゃないかもしれない、
直近のことじゃないかもしれない、という理由でからか、
具体的な政策として、講じられることはない、
そんな日本の政治体制。

数年後のオリンピックに湧いて
お金を湯水のように使うより、
もう少し先の未来を見据えて
リスク軽減のためにできることがあると思うのに。


と、大きくて小回りのできない社会構造を
嘆いていても仕方がないので、
私はまずは、自分の身の周りから、
リスクを軽減するためにできることを
していくしかないのだと、改めて感じています。

土や水の流れの近くに住み、
食べるものを育てて食べ、
衣服を自らの手で生み出すことができる
環境を整えて、
燃料や電気などのエネルギーを
身近な自然からいただく力を持って、
やってくるかもしれないリスクに備えておく。


もしも、万が一、もっとたくさんの石油が見つかって
今と変わらない時代が100年、200年続いたとしたら
そのままで在り続けるかもしれないけれど、
その可能性の方が低い。

だったら、そうじゃない未来を
よりよくするために、動いておきたいと思うのです。 



ただ単に、異常気象で、去年と今年は
雪が少なくて、来年からまたこれまで通りに
戻れば、それはそれで嬉しいこと。

けれど、すでに、そうじゃないことが予測されているので
あまり楽観視せずに、
やはり、先を見通していかなければと思います。


石徹白は寒くて藍の栽培も
藍建ても向かないのでは・・・という人もいます。

そうかもしれないけれど、
先人が藍を育ててきた実績と、
そして、これからの変化を考えると、
もしかしたら、とてもふさわしかもしれない、
そんな時代が来るかもしれないななんて思っています。

今の状態を前提とせず、
先を見越して、動いていきたい。

 

2017年、この一年がどんな一年になっていくのか。
いろんな側面での変化、
自分自身の取り組みによる変化や進展もあるだろうし、
否が応でも突きつけられる現実も出て来ると思います。

その中で、答えを見つけるために努め、
動いていくことを止めず、進んでいければと思います。

今年もどうぞよろしくお願い致します。
 
大きな流れと自分の意志
たまには、個人的なことを
書いてみようと思います。

長男4歳、次男1歳半。

やんちゃざかりで、
育ち盛りで、とってもかわいいです。



妊娠が分かったのが、2012年4月。
石徹白洋品店を始めたのが、2012年5月。


そして、出産が、2012年12月。

私がお店を始めたときから、
すでにお腹の中にいて、
出産後も、
2013年春からお店を再開して・・・

つまり、石徹白洋品店とともに、
子供たちは生まれ、育まれてきたということになります。

私が結婚したのは、2008年9月。
すぐに子供が欲しかったのですが、
なかなか授からなくて、
2011年9月に石徹白に引っ越ししたら、
すぐに授かることができました。

多分、石徹白に引っ越す前に子供が
来てくれていたら、もしかしたら、
石徹白洋品店を始めるタイミングが
もっともっと後だったかもしれないし、
そもそも始められなかったかもしれません。

だいたい、私が、服飾専門学校に通い始めたのが、
2009年だったので、その頃、妊娠していたとしたら
洋裁を学ぶことも中断していたことと思います。




そんなふうに考えると、
すべてのことが、
必然的に偶然的な出来事で、
一つのことが欠けていたら、
一つのことが変わっていたら、
今とまた違った形になっていたかもしれません。

何か大きな流れみたいなものがあって、
それに従いつつも、
自らの意思も働きながら、
ものごとが動いていくことがよく分かります。

石徹白に住みたい、というのは
私の思いだったのだけれど、
住まうことができたのは、
たまたま、今の家との出会いがあったから。

そもそも、石徹白でともに暮らせるパートナーと
出会うことができたことも、幸運だった。



何を書きたいのかというと、
ものごとは、大きな流れの中でしか進まないんだけれど
少なからず、自分の強い意志のもとで、
その大きな流れができているということが、
だんだん自然と理解できるようになってきたなあ、と
思ったりします。

そんななかでも、あまり、あらがったり、
無理したりしなくとも、
自然と、在るべき形に収束してくような気がして
それが、心地良く、受け入れられる心を
準備しておくことができるようになってきました。

ううん、自分で書いていてわかりにくい。。。

のですが、

いろんなことが起こります。起こってきました。

楽しいことも、嬉しいことも、
悲しいことも、苦しいことも、
自分ではどうしようもないことも・・・

何かやっていれば、
(というか、生きていれば)
あらゆることがある。

当然、それらに一喜一憂するのだけれど、
その一つ一つのことだけに
深く心身をつぎ込んでしまうのではなくて
ぜんたいの大きな流れを感じながら、
そのとき起きたことの、後から理解できるであろう理由を
それとなく探りながらも、
目の前のことに、精一杯取り組んでいく、
ということが、今の私にできるすべてのことかなあと
思っています。


辛いことも、大変なことも、
後から感謝の気持ちを持てるような
そんな事象になるかもしれない、と希望を持って、
決して後退するのではなく、
前に進めなくても、少なくとも、深めていこうと思いを持てば
そのときはどん底にいたって
いつかは、はい上がってこれる。と信じている。


人の気持ちを動かすことはできないけれど、
自分が変わること、自分の心持ちを変えることはできて、
それ一つで、見える世界が違ってくる。


感謝の気持ちを持ち続け、
謙遜ではなく、謙虚にいて、
けれど、理想は追い求める。

そうしている限り、私は幸せで、
具体的に求めることもあまりなく、
大きな流れに身を任せて
やるべきことに打ち込める。


いろんな欲はどんどん出てくるけれど、
それをあえてうち消すことなく、
自分の身の丈にあった動きを心がけていく。


明日はどんな一日になるのかな。
明日はどんな出会いがあるのかな。

毎日、新鮮なわくわくを持ちながら
いつも(名実ともに)走り続けている子供たちのように、
生きていきたい。



徒然なるままに、、、、
わかりにくい内容のブログになってしまいましたが。
読んでくださって、ありがとうございます。


2016年、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。 
メールマガジンに、ぜひご登録を~♪
こんばんは!
今年もあと2日ですね。

みなさん、きっと年末でお忙しいことと思います!

うちも、29日に何とか自宅の大掃除的なものを
終えて(でも、その直後にコロッケで床がべとべとに。涙)
30日の朝、実家の岐阜市へ出発。

30日昼間の打ち合わせを終え、
子供の夕食・風呂の準備のため
急いで実家に帰宅。

気がつけば、もう明日は大晦日・・・

あっという間のような、
長かったようなこの一年。


その総括をしながら、
そろそろ(ようやく!?)
近々、メールマガジン第1号が発行される(はず!)です。

ので、よかったら、メールマガジン
ご登録くださいね。




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・新作のお知らせ

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などの内容をお知らせしていくつもりです。
よろしくどうぞ!





先ほどまで、久しぶりに町におりました。
町といっても一宮ですが・・・

正直、久しぶりすぎて、ちょっとくらくらしました・・・。

雪が降って、あたりが真っ白になって
きーんと冷たい空気が心地よい石徹白から
人混みのアスファルトに囲まれた場所に
突然行ってしまったのでギャップが
大きかったのかもしれません・・・

渋谷の喧噪の中で仕事をしていた時代が
あったとは、本当に驚きなくらい、
今は石徹白の土地になじんでしまっています。

慣れってすごいですね。いろんな意味で。


さあ、明日は一日おせちづくり!?
来年の年始、楽しく過ごせるように、
母とともに、朝からばたばた動きます。
毎年の習慣になりつつあるおせちづくり。
楽しみ!
 
私もいつか、石徹白で子供たちと
おせちをつくって、お正月に囲んでいる、
なんて未来がやってくるのかな~。

あと1日の2016年を満喫したいと思います♪ 

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