「はかま」(ワイドパンツ)について
石徹白洋品店の服のご紹介、第2弾です。

「はかま」です。

これは、いわゆるワイドパンツとして
お使いいただけるものです。



これは、前回ご紹介した「たつけ」と同様、
すべて直線断ちでできています。

実は、「たつけ」よりシンプルなつくりで、
長方形4枚と、正方形1枚がベースでできています。

これは、「マチギ」の「はかま」で、
お尻の部分もすっきりとしたデザインになっています。





股にマチが入っているので、あぐらをかくこともできます。

こちらは、「はかま」の原型。
50年ほど前に作られ、着用されていたものです。
大麻布、藍染めで風合いがものすごく良いです。


「はかま」は、着物の上から、着物をたくしあげて履いていたもので
雪の中を歩くときでも着物が汚れないように履いたようです。

「たつけ」は作業着だったのに対して、
「はかま」はお出かけするときに着用したり、
生地を変えて作り、家の中での普段着としても
使われていたようです。

正面のおじいさん、おばさんが履いているのが「はかま」と思われます。



この原型に忠実な形で再現し、販売しているものもあります。


足首のところが締まっているので、
足さばきが良く、動きやすいもので、
一番上の写真の「はかま」より実用的かもしれません。




はかまを初めて知ったときに、
使う布の無駄のなさに、
「たつけ」と同様、どれだけ驚いたか!

たつけより、布の用尺は必要ですが、
こんな単純なつくりを、
私は洋裁をしていて、思いつきもしませんでした。
それくらい簡単なんです!

今は、「たつけ」の作り方しか
販売していませんが、
近々、「はかま」の作り方も
公開して、みなさんにマイはかまを
作ってもらいたいなあ、と目論んでおります。
(と思い続けて何年。。。。)



とにかく、布が無駄にならない、
簡単な作り方、
そして、体形に合わせて簡単にグレーディングもできるので
家族のために、お母さんが仕立てていたものとして、
ものすごくふさわしい形になっているんだなあ、と
実感しています。


自分で栽培した麻から、糸を績み、
手織りした布を、いかに大切に使っていくか
というのを追求すると、このような形になって当たり前。
そんな気がします。

ぜひ一度、はかまも、実際に履いて、
その着心地を確かめていただきたいです。

 
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自分で栽培した麻から、糸を績み、
手織りした布を、いかに大切に使っていくか
というのを追求すると、このような形になって当たり前。
そんな気がします。
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