次第に馴染む
工房の完成、引き渡しから4日が経ちました。

その後、お天気がいい日は、
毎日、窓や扉を全開にして
風通し良くするようにしています。



なんとなく、私自身なのか、
もしくは、この建物自体なのか、
ぎこちない雰囲気だったのが、
少しずつやわらかく、近しい空気感を
漂わせ、身近に感じられるようになってきました。

「家は生き物」とは良く言ったものだと思います。

まさにそう思うのです。

大工のあらべえが、
「使っている状況を、見学会で見てもらいたい」と言ったので
ここ数日、私は急いで2階のショップの設営をしています。

確かに、建ったままの、まっさらな工房を
見学会で見てもらう、というのもいいなあと思ったのですが、
それでは、ぎこちなさが抜けず、かちんこちんで
ちょっと近づき難いように思うのです。

設営のために、毎日頻繁に足を踏み入れ、
古い家具が入り、空気が入れ換わり、
場が場としての準備や心構えが進んでいくことで
この建物はよりよい表情を見せてくれている。
そんな気がしています。



私はまだ未完成なかんじのこの玄関の石畳が好き。

そして、そこから見える内部の様子が愛おしい。
なぜなら、解体される前のおうちの間取りと少し似ていて
郷愁を感じるとともに、ここにこのおうちが来てくれたことに
不思議な運命を感じているからです。


じんわりと、木の温もりを感じながらも、
きりっとして妥協のないあらべえの仕事から
背筋が伸びるような、学びの多い場となっています。

本当に少しずつ、毎日の触れあいを積み重ねることで
よりよい関係を持てる、そんな期待を抱きつつ。
 
コメントエリア

まだこの記事のコメントはありません。

コメント投稿

コメント記入欄を表示するには、下記のボタンを押してください。
※新しくブラウザが別ウィンドウで開きます。

トラックバックエリア
この記事のトラックバックURL
http://www.musublog.jp/blog/trackback.php?id=47827