種から芽が出るということ
4月20日に種を蒔いて、
5日後。
今日、藍の小さな小さな芽が出ていることを
発見し、小踊りしそうなくらい嬉しかったです。



小さすぎて、カメラも上手くフォーカスできないくらいの
かわいらしい葉っぱです。

師匠の指示通り、ビニールでトンネルをつくって、
中を温めて、1週間ほど。

毎夕、水をやって、気温が高い日は
トンネルを外して外気にさらす。

それをただただ繰り返す。


これまで畑は夫任せ。
さらに、夫もほとんど苗を買って来て
野菜を栽培していました。

種から芽を出して、それを定植というのも
少しはやっていたみたいだけれど、
実際、私自身はあまりタッチしてこなかった領域です。


だから、種のすごさを、今回初めて実感しました。

あの小さな小さな黒い粒の中に、
こんなきれいな緑を、どうやって持っているのでしょうか。

土の中に入れて、水をやり、お天道様の光とあたたかさによって
こうしてにょきっと頭を出す。
重たい重たい土を押しのけて、地上へ出てくる。

小さな小さな種にとっては、
ものすごい重労働だと思うのです。

それをいとも簡単に(見えるだけ?)
なしとげてしまうとは、どういうこと・・・?!

しかも、これからぐんぐんぐんぐん育って、
青々とした葉っぱを茂らせ、
やがて花を咲かせ、何十倍、いや、何百倍もの
種を実らせることになる。

なんて生命力なんでしょうか。


昨秋に蒔いた麦の種もこんなに大きく立派になりました。


一粒の種が、こうして実りを約束してくれる。

私たちは、そのお手伝いを、少しだけするのみ。
しょせん、それくらいしかできない。

種を生産することもできない。
土を生み出すこともできない。

私たちは、この自然界にすでにあるものの中で
生かされているだけ。

自然の摂理に依ってしか生きられない。


美しい花を見て心を奪われるのも、
豊かな実りによってお腹が満たされるのも、
同じこと。私たちが自然の一部だからこそ。


私も、
藍の種のように
小さくても、青々とした葉を茂らせるように、
しかるべきことを、私ができること、やるべきことを
全うしていきたいと思うのです。

それが、この自然の中にいただいた
一つの命としての役割。


藍の種をこうして蒔いて、
藍の葉を収穫することを楽しみとしているけれど、
それ以上に、私に生きることの学びを
もたらしてくれているのです。

あらゆる出会いと、
今のこのときに感謝して。
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