手仕事会議vol.4
今日は、
郡上の母ちゃんの未来を考える
手仕事会議、第4回目を実施しました。

この取り組みは、去年の11月から始めたものです。

自然豊かな郡上で、
草木花の恵みをいただいて
ものづくりができないだろうか。

それが、ライフステージによって
外で働くことが難しい女性の
(妊娠出産、介護など)
小さくて幸せな仕事につながればいいなあ。

という思いから始まったものです。

こういうことを思い描いているときに
郡上で50年も藍を育てることから染めを
やってみえる藍染め師匠に出会いました。

また、かねてから、カンボジアで養蚕から
草木染め織りをやっている森本喜久男さんとの
交流の中で、染めを教えていただいていました。


自然の恵みに依拠して、
この郡上で暮していきたいと考える女性たちと
藍染めや草木染めをすることで
仕事づくりをしていきたい。

こうして、今日、第4回目を迎えた「手仕事会議」。

名称は「会議」ですが、
かなり動きのある(?)場になっています。


今日は、「キハダ」染め、鉄媒染をしました。

染めたのは、オーガニックコットンガラ紡糸2カセ。
一つは灰汁で精錬したもの。
もう一つは精錬せずに洗っただけのもの。
色の違いを比べました。

もう一つ、麻糸(ジュート?)を1カセ、
こちらはミョウバン媒染にて。

こだわるところは、染めに関するものを
できるだけ外からものを買わないで
自分たちの身の周りのもので「作る」こと。

灰汁は、うちの薪ストーブの灰を使ってつくりました。

鉄媒染も、鉄くずから。

キハダは石徹白のTさんからいただいたもの。

買ったものはミョウバンと、そして鉄媒染を
つくるためのレモン1つと黒糖。

お金を介さずに手に入るものを
材料にすることがモットー。


こうして染め上げたものは、
なんだか愛着が湧きます。

キハダの鉄媒染は私自身、初めて挑戦しました。
ものすごい深いスモーキーな緑色に。

麻糸も、地色が濃かったので心配しましたが
きれいな黄色になりました。

麻糸は、1カセは精錬せずにキハダでミョウバン媒染。
もう1カセは精錬してからキハダで染めようと思って
精錬だけしたのですが、その過程で思いがけないような
色に変化したので、今のところ、この状態でストップ・・・

灰汁での精錬で、こんなに色が変化するとは驚きでした。
どうして~???
謎は謎のまま・・・少し時間をおいて、
日光堅牢度を見てみようと思います。
もしこのままの色がキープできたら
これはこれで素敵な色。
このまま使いたいと思います。

*諸々の写真は後日アップします。


というようなかんじで、
思いがけないこともあるのが面白いです。



1カ月に1度、みんなで集まって(毎回だいたい15人弱)、
ああだこうだ言いながら染めをやったり
染め材を刻んだりする共同作業は
なんだか楽しいです。

おしゃべりしながら、人がつながり合う場というかんじ。

直接的な手仕事に、まだつながる段階ではないけれど
技術や経験を積み重ねる場としてだけではなく、
こうした有機的なつながりを持つ場として
よい機会になるといいなあ、と思います。


私に草木染めを教えてくださった森本喜久男さんは、
彼がこれまで経験によって生み出してきた
「色落ちしない草木染め」の技術や知恵を
惜しみなく分け与えてくださいます。

鉄媒染液の作り方や、
草木染めの基本の考え方。
ネットや本に載っていない大切なこと。

それは、「どう生きるか」を考えることに
つながるようなこともあるように思え、
私も、わずかながらも、森本さんから教わり、
実践している、その事々を
より多くの人に伝えて行きたいと思うのです。

それが、森本さんへの恩返しにもなり、
私自身の知識・技術の深まりにもつながり、
草木染めが、趣味やお楽しみの程度で終わるのではなく、
かつてのように当たり前の暮らしの営みの一部になることに
結びつくように思います。
 

手仕事会議に集まってくださるみんなのおかげで
私自身も励まされ、楽しみをいただき、
これからの広がりに期待して、
前を見て一歩を踏み出すことができる。

そんな月に一度のチアアップの場となっています。

次回は4月22日。
興味のある方はぜひお問合せくださいね。
どなたでもご参加いただけます。 
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