こぎん刺し鼻緒の下駄、人気です
暑い日が続きますね。

石徹白も日中はかんかん照り。
30度は軽く越え、
外にいると干からびてしまいそうです・・・

しかし朝夕は涼しい、というか小寒いくらいで
靴下が欠かせないくらいです。

この寒暖の差が
とうもろこしなどのお野菜を
甘くしてくれるのですね。

とうとう石徹白ではとうもろこし出荷の季節が
始まり慌ただしくなってきました。

先日、お初のものをお隣のKさんに
いただきましたが、
期待を裏切ることなく
ものすごーく甘くって、美味。
息子は1歳7カ月にして、
3本も一気に平らげてしまいました。
(食べすぎ・・・)


さて、今日は、石徹白のこぎん刺し鼻緒の
下駄を扱ってくださっている
郡上八幡の「郡上木履」さんに
お邪魔してきました。

なんだかとっても賑わっていて、
お客様がたくさんみえて、
全体の写真を撮ることができませんでしたが・・・

こんなすてきなしつらえで
店内は涼しげな雰囲気が漂っています。


石徹白洋品店の一点ものの鼻緒とともに、
郡上本染め(藍染め)や
タカラギャラリーさんのシルクスクリーン印刷の
鼻緒も色とりどりに個性的に
下駄をかわいらしく彩っていました。



鼻緒を選んで、自分の足に
ぴったりな下駄にしてくださいます。

ただ、人気なため、少々お時間がかかるようです。

石徹白洋品店のこぎん刺し鼻緒は
少量生産ということもあって、
売りきれていることが多いようです。

今日、石徹白のMさんが
刺してくださった新作を10足分
お渡ししましたので、きっとお盆前には
お店に出ていると思います!


こぎん刺しは、もともと東北、青森の手芸です。

麻の布に綿の糸で模様を刺します。
麻しか身につけられなかった人々が
少しでも冬に温かく身を守ろうと
綿糸をちくちくちくと刺していったのです。

温かさとともに、丈夫さも、
そして深い愛情も加わります。

ものすごい手間がかかる手芸なのですが、
女性らが、昼間の仕事を終えて、
男性らが眠った後に、
囲炉裏端でちくちくちくと
いかに美しい模様を刺せるかを
楽しみにしながら、手を動かしていたといいます。

自分のため、
愛する家族のため・・・

今だったら、
そんな大変なことを、よくやったなぁ、なんて
思っちゃうのですが、
自分の時間ができた夜に、
集中して好きな模様を刺して、
さらに、それを愛する人が
身につけてくれる、というのは
大きな喜びだったそうです。

そんなこぎん刺しが大好きな
Mさんは、ちくちくちくと
丁寧に美しい文様を
一針一針刺してくださり、
この、一点物の下駄が産まれるのです。



同じものをたくさんつくって売るのではなく
愛情こめてつくられたものを
大切に愛着を持って使う方に
お渡ししていきたいです。

郡上の夏を、ぜひこの下駄とともに
楽しんでいただければ嬉しいです。
 
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