石徹白杉の苗木づくり
今、石徹白生活史制作委員会という
任意団体を公民館から派生して立ちあげ、
なくなりつつある、石徹白の習慣や民謡、
仕事などについて、学びつつ、
保存していこう、という活動を始めています。

これから3年~5年かけて、
様々な人にお話を聞いたり、
実際に、実践したりして、
学びを深めつつ記録をしていきます。

今年は3つの柱を立ててやっています。

1つ目は、
小学校の総合学習の時間を
使わせてもらって、小学5・6年生と一緒に
70年くらい前の子供の暮らしぶりについて
ヒアリングをしています。

2つ目は、
昔のわらべ唄について、
郡上八幡の井上博斗くんに来てもらって
90近いおばあさんに昔の唄や
手遊びを伝授してもらい、
それを子供たちに伝えていく活動をやっています。

3つ目は、 
石徹白杉の苗木作りです。
実際に、苗木をつくってきた80代のおじいさんに
林業家の小森さんが、苗木づくりを
教えてもらいます。


今朝は、苗木のとり方
そして、苗木の作り方について
教えてもらってきました。

どういう木から
どういうものを
どういうところからとればいいのか。
実際に見せてもらって学びます。


小森さんは林業をされているので、
すぐにこつをつかまれ、
500本くらい収穫。


収穫したものは数日間水につけておいてから、
苗木の苗床に植えていきます。


80代のSさんは、
20代の頃、ものすごくたくさん苗木をつくったそうです。

こういう作り方を覚えておるもんは、
もうおらん、
ということで、今のうちに自分の知っていることを
若い人に教えておきたい、ということでした。

そのときに、小森さんが、これから石徹白の
山を整備していくとき、
石徹白で育った苗木をさしたい、ということで
教えてもらいたい、ということで、
ちょうど、両者の思惑が一致したのです。

Sさんの思いも聞いていて、
小森さんの今後やられることも聞いていたので
私はとっても嬉しくて、
二人に出会ってもらうことになりました。

そして実現した苗木づくりは、
これから少しずつ続いていきます。

来年か再来年には、
この苗木を実際に
山に植えれるでしょう。

昔の話を聞いて保管するだけでは
過去の郷愁にとどまります。

そうではなくて、実際に、今の生活に
いかしていくようなことをしたいと思って、
これまで公民館でやってきた
「聞き書き」の発展したことを
やりたいと思ってきました。

苗木づくりのように、
実践しながら教えてもらい、
それが仕事につながる、
というようなことを
今後もしていきたいと思います。

今の80代以上しか覚えていないことが
本当にたくさんあって危機感を感じます。

でも危機と思って焦るだけじゃなくて
淡々と、できることをできる範囲で
聞き書きし、実際に学んでいきたいと思います。

Sさん、小森さん、今日はありがとうございました。
コメントエリア
■お礼
こちらこそ、つないでいただきありがとうございました。
石徹白スギのすごさ、再発見しました。
小森 14/06/06 17:43

■小森さん
どうもありがとうございました。
小森さんいてこその
苗木づくり継承です!
(私では何もできず・・・)

ご長老たちには、
少しでも、こうした知恵や技術を
残していってもらいたいです。
かおりんご 14/06/08 06:42

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