カンボジアから戻りました
9日、日曜日の早朝に日本に戻りました。

カンボジア、伝統の森での一週間では
本当にたくさんのことを学ばせてもらいました。 

2002年から通い始めて、9回目。
子連れで行く初めての伝統の森。

何よりも、子供がのびのびと、
現地の子供たちとともに
時間を過ごしているのを見れたこと、それが
私がしみじみと幸せを感じる瞬間でした。


ここの村は、どうしてこんなにも
幸せを感じるんだろうか、と滞在中考えていました。

私は、どうしたらこのしみじみとした
幸せ感を石徹白で実現できるんだろうかと。

考えても、考えてもわからなくて、
たまらなくなって、森本さんにぶつけてみました。

すると返ってきたのは
とてもシンプルな言葉でした。


「暮らしの中で、そこの自然の恵みで
つくることをしていけば、自然とそうなるよ」


・・・


ああ、なんて当たり前のこと。

あえて外から買ってくるのではなくて、
ここの場所でここの人と
ここにあるもので作ること。


伝統の森には、畑があって、そこで牛が暮らして
その糞で肥えた土で植物が育って、
それによって、糸や染め材が生み出される。

沼があって魚が育ち、それを採って食べる人がいる。

そこで暮らす人々が、そこの自然の恵みの中で
足るを知り、生活を営む。
子供が生まれ、育ち、生きて、
誰もがいつか死んでいく。

あくせくすることなく、
ストレスを抱えることもなく、
お金の心配や、死ぬことへの恐怖もなく、
いかに美しいものを生み出すかに心を傾け、
それによって暮らしを成り立たせていく。


「特別なことじゃない、当たり前のこと。
それをすればいいんだ」

森本さんは私に優しくそう言ってくれました。


環境に配慮しているから、とか、
エコブームだから、とか、
森の幼稚園的な保育がしたいから、とか、
有機野菜が食べたいから、とか、

そういうんじゃなくて、
もっともっと当たり前にあった
土や太陽や水、神様たちに生かされる
暮らしの中で、命を全うしていく。

 

穏やかに、
優しく、
そして、愛情いっぱいに
私たちを受け入れてくれた
伝統の森の皆さんに、
森本さんに、
心から感謝して。


お蚕さんと、十人十色の糸づくり学校
5月からスタートする石徹白洋品店での
ワークショップのご案内です。

「お蚕さんと、十人十色の糸づくり学校」
というタイトルで、5月から4ヶ月かけて
糸を作ることころから、糸かけ曼荼羅の作品づくりまで
一貫して行います。



私は常々、土から服を生み出すことに
心身を注いでいます。

その一部を、経験してもらえたら
きっと、とても大きな学びを得られるのでは、
と思っています。


桑の葉を採り、
お蚕さんを育て、
糸をいただき、感謝をし、
草木花から色をいただきます。

そして生み出した糸を使って、

あなただけの、
ここだけの、
今だけの形を、
表現していただきます。




第1回:5月21日(日) 13:00〜16:00
「お蚕さんについて学ぶ」
・養蚕に関するお話:矢沢由紀子
・石徹白洋品店のお話:平野馨生里
・お蚕さんをお持ち帰りしていただき、育ててもらいます。

第2回:6月17日(土) 10:00〜15:00
「糸を引く」
・育てた繭を持ち寄ります
・座繰りで糸を引きます:矢沢由紀子、中村美佐子

第3回:7月23日(日)10:00〜16:00
「糸を染める」
・6月に引いた糸を草木花で染めます:平野馨生里

第4回:8月5日(土)、6日(日)10時集合 6日15時解散
「糸かけ曼荼羅」
・糸を巻き取り、糸かけ曼荼羅を作ります:トザキケイコ


参加費:25,000円(全4回/5日間)
定員:10名
締め切り:5月14日
*第1回と第2回は単発参加を受け入れます。各回10名定員。



一人ではなかなかできない経験を
偶然にもここで出会った仲間と共に
素敵な時間と経験を共有できたらと思います。


お申し込み・お問い合わせ
0575−86−3360
info@itoshiro.org