【伝統の森4日目】伝統は新しく作るもの
 
今日も昨日の作業の続きで、染めと藍染めの染料作り。
 

たつけの染めが主な作業でしたが、

ハンカチのしぼり染めもさせて頂きました。

昨日はアーモンド染めでしたが、今日はココナッツ染め。
 


シルクの生成り(染色前)のハンカチを染めます。




 

しぼり染めなので、数カ所結んで柄を作り、ココナッツの染液の中へ。

 



 

同じ染料の中に入れた後、

2枚あったのでそれぞれ媒染(色を定着させる液)を変えてみました。

ミョウバン媒染と。




石灰媒染。




媒染が違うとここまで色が変わるんです。


その後もう1度しぼりをして、

2枚とも鉄媒染しました。

出来上がったのがこちら!


 
右が石灰媒染。
 
左がミョウバン媒染。
 
 
 
 
 
 
自然の原料による化学反応はとても奥深い世界。
 
日本で同じことをしても、水質と温度の違いでまた違う仕上がりになります。
 
 








 
まだ未定ですが、
 
今回IKTTで染めたたつけを販売できるようにしたいと考えています。
 
楽しみにしていてください!
 
 
 



 
 
 
さて、夕方は藍染めの撹拌作業(かくはんと読みます。混ぜる作業です。)


昨日畑で苅った藍を水に浸して一晩寝かせたものを撹拌します。 


 
ここからが大変!
 
この発酵した藍に石灰を混ぜ、1時間半ほどひたすら混ぜます。
 
 
 
 
 
空気に触れさせる事が目的です。
 
すると。。。


色がここまで黒くなりました!
 

 
この染料を寝かせ、成分を沈殿させます。
 
沈殿した染料で染めるのが沈殿藍。
 
インド藍とも言います。
 
日本以外での藍染めは沈殿藍が一般的です。
 
(日本はタデ科の藍を使用したタデ藍が主流です。)
 
 



この夏までに、石徹白洋品店の横には藍瓶が埋められる予定です!!
 
店主の馨生里さんが本格的に藍染めをはじます!

みなさま草木染めも、藍染めも!お楽しみに〜!!
 
 
 
 



 
染めや糸作りは勿論ですが
 
ご飯の時間に、森本さんのお話しが聞けるのも楽しみの1つです。
 
 
伝統工芸の話しになった時
 
「伝統は守るものではなく、新しく作るもの」ということを仰っていました。
 
 
 
この言葉を実際に実践し、行動し、さらに製品を作ると言うのは
 
相当なエネルギーを要すると思います。
 
 
 
その伝統が格式高く、
 
独自のルールを持ちながら、長年人々に愛されているものであれば尚更です。
 
 
 
頭で考えて、言語化するのは容易ですね。
 
 
伝統的なたつけとはかまをベースとする石徹白洋品店のこれからと新作をみなさま楽しみにしていて下さい。
 
 
 





夕方、もりのこ鍼灸院の加藤さんが

風車を作って子供達にプレゼントしていたのですが、みんな大興奮!!

ちなみに割り箸は郡上割り箸です!







子供の遊びは国境を越える。 
 
 
 
 
 
夜はみんなで蛍を見ました。

美しい景色をありがとう蛍ちゃん。


 
 
明日の朝IKTTを出発し、アンコール遺跡を見てから帰ります。