| 1 | 2 | 最初 | next>>
第三者の視点によって気付くこと
この数日、冷え込みますね。

石徹白では昨日の朝は、マイナス15度ほどまで
下がりました。

家の中でも、おそらく氷点下で本当に
凍みる感じがして、
朝トイレに行くのが、長男、猛ダッシュで
かわいらしい。(けど、パジャマで
氷点下の部屋を掛け抜けるの想像するだけで
冷え冷えしますね。。。。)

1歳7カ月の次男は、
よだれなどで、どうしても手が濡れているときが
多くて、その手が真っ赤に腫れてしまいました。
しもやけ状態・・・?!
かわいそうだけど、本人はわりと平気そうです。
幼児は、末端はあまり寒さを感じないのか・・?
 
冷え込んだ日は、だいたい快晴だった日。

青空が澄み渡り、
白い雪と青い空に
本当に吸い込まれて
体という肉体(固形物?)が
感じられないくらい
心身ともに透明感の中に
さらされる気持ちがします。


そろそろ寒さも落ち着くかな。
雪が降るほうが、むしろ温かさを感じるくらい。
しっとりと、冬の乾いた空気が、雪で濡らされて
温もりを含む感覚です。

雪は寒々しいイメージだったのに
石徹白に住むと、温かいものだということを知りました。


さて、今日は、とある打ち合わせがありました。

石徹白洋品店が、これからすこしずつ変わっていくのに
お手伝いをしてくださる方たちと、
2時間ほどお話をしました。

そこで気がついたこと。

石徹白洋品店を外(地域外、あるいは組織外)から
見てくださる方の視点って、とっても学びが多いな、
ということでした。

石徹白洋品店も、早6年目に突入し、
やっている自分自身、なんだか、中にいすぎて
石徹白洋品店がどう見えるか、なんて
客観的に判断できなくなっていました。

私は、これに力を入れているから、
それを中心にして見えているはず・・・と
思っていたことが、
外からの視点だと全然違って、
その自信がガラガラと崩れていったり。
いい意味で。


確かに、ネットでの発信内容に偏りがあるし、
どうしても私自身の得意分野しか
語らなかったりするものだから、
お客さんが、実際に何を求めて、
どこに何を感じて、石徹白まで足を運んできて
くださっているのか、圧倒的な分析不足!
(というか、分析をしようとすらしていなかった。。。)

ということで、これから始まる取り組みは、
石徹白洋品店を省みるとてもよい機会となりそうです。

ありがたや~。


私は、そういう外からの視点や、意見を
柔軟に受け入れて、変容していけるような
心の姿勢を保っておきたいです。

私はこうです、
と決め込むのではなく、
あなたにとっての私はこうだし、
この場にとっての、石徹白洋品店はこうだし・・・と
環境によって変わってもいい、
時代によって、 柔軟でありたい。

今は亡き、石徹白の恩師(?!)
船戸鉄夫先生による冬の石徹白の写真。


ため息が出るほど美しい冬の石徹白に
機会がありましたら、ぜひ足をお運びくださいね。
 
「郡上布」の会、初めての手織り。何を皆とつくっていくか。
1月25日は、郡上布のメンバーでの手織りの会でした。

一昨年の冬から始めた「手仕事会議」のメンバーで
初めての手織りを行いました。
会の詳細はこちらをご覧ください

まだ1年ちょっとのこの会ですが、
手紡ぎ糸や、手染め糸が
すこしずつ蓄積されてきました。

これも、仲間が自ら技術を磨き、
実践してくれているからです。

本当に励みになります。

メンバーの一人、前田静さんが
染めためている糸と、
会で染めた糸を使いました。

すべて草木花の恵みによる色です。



手書きのかわいらしいタグ。
前田静さんの娘さんによるものです♪

マリーゴールドのミョウバン媒染、鉄媒染、
クサギ、藍の生葉、サザンカの鉄媒染、
アカソ、栗、くるみ、・・・・本当に様々な色。

きれいできれいで見とれてしまいます。

今回、2台の機をお借りしてやりました。

1台目は、経糸は、私が工房で染めた
クルミの葉の鉄媒染。

茶色味のかかったグレーです。



2台目の機は、経糸は、メンバーの加藤祐里さんの
手紡ぎ糸です。2本どりにしているので
手紡ぎでも、十分経糸として切れることなく
テンションが保たれました。すごい!


正直、経糸として手紡ぎ糸って使えるのかな~、と
思っていました。しばらくは紡績糸を使うしかないのかな、と
正直、考えていたのですが。
本当に、1年足らずでここまでの技術を磨き上げた
祐里さんはすごいです!!!

同じような糸を使っても、織る人によって
表情が違って面白い。
今回は、糸と糸から布ができることを体験する
というテーマだったので、みんなすこしずつだったけど、
織りができてよかった。


織る人が違うとできる作品が様々。

私は、一部だったけど、自分の手で紡いだ糸を入れました。
緯だったらそんなに熟練した人じゃなくても、
綿から糸にして、使えるということが分かって励みになりました。




郡上の自然の恵みをいただいて、
衣食住の衣を手に取り戻していきたい、と
始めた活動でしたが、
1年ちょっとでここまで来れるとは
想像していませんでした。

なんだかとっても嬉しい。

今年はこれに藍色が加わるかもしれない。
そうしたらバリエーションも増えるし、
より郡上らしくなる。
(石徹白や郡上で出て来るノラギって
ほとんど藍染めばかり)

今回の会を終えて、
私は、もっと具体的に、どういう布を
どういう作品を皆で作り上げていきたいのか
決めてしまって、そこに向かって動いていくべきと
確信しました。

この1年は、何ができるのかな、本当に
できるのかな・・・と半信半疑で
手の回る範囲でやってきました。

さまざまな活動を経て、信頼関係が築かれ、
見える形にものが作られてきて、
ああ、目指せば、目指したものができる、と
急に確信に変わったのです。

むしろ、目指すものを決めなければ、
色々実験的にやりすぎて
右往左往するだけだ、と。

春が来て、畑が本格的に始まる前に、
仮でもいいから、具体的に目指すことを
みんなと話あっていければと思います。

そうすることで、きっと、次の冬までに
新たに何かを成し遂げることのできるのだと
思います。

みんなと一緒にステップアップできて
本当に嬉しい。
仲間に感謝です。
 
これからのことをいろいろ考えながら・・・。「思えば叶う」
昨日までの飛騨古川での
冬の服展を最後に、
今冬シーズンの服展はすべて終了しました。

新しい試みが一段落して
ちょっとほっとしています。

仁美ちゃんが合流してくれた9月から
石徹白洋品店は、
これまでのことを思うと、
ものすごいスピードで進んで変化してきました。

何か新しいことを始めると、
それを実践していく過程の経験によって
また新しいことが思い浮かんだり、
昨日はこう思っていたけれど、
今日これを経験したら違う、と思ったり、
なんだか、自分自身がめまぐるしく
変化し続けているような感じがして、
自分のことながら、ハラハラ、いや、
わくわくしちゃいます。

子供が産まれてから、
本能的に保守的になるからか、
こういう感覚を抱くくらい
頭を動かしたり、
体を動かしたりするのは
産後初めてなので、
なんだかすこし、若返った気分です(笑)


来シーズンはこうしようとか、
1年後はこうありたいとか、
色々短期的に考えたりするのが
日常ではありますが、
やっぱり、私は、将来的に
こういう形を望んでいるという
大まかな未来へのイメージを念頭に、
それを何十年後かに達成したいから
今、これをやる、というふうに考えたりしています。

そうすると、今やることが明確になって
目の前の霧のようなものがぱあっと晴れるし、
あるいは、数年後の目標地点も見えてくる。


ちょっと前に夫と話していたことは、

「具体的にイメージすると、何でも叶うよね。」

ということでした。


ああ、確かにそうだ!と思うのです。

夫は水力発電を石徹白に導入し始めた2007、2008年頃から
現在の、集落をまかなう規模の水力発電を導入することを
想定して動いてきました。

2007年頃は、エネルギーに対する社会的関心も
それほど高くなかったし、
ピークオイルの問題も叫ばれていたけれど、
一般的には、何不自由なく暮らしを営める状況だったので
石徹白の水力発電も静観されていました。

しかし、震災が起き、原発事故が起きて、
一気に社会風潮が変わって、
石徹白への取材も増え、
見学者も増え、自然エネルギーという言葉が
当たり前のように取り沙汰されるようになりました。

始めた頃には、想像していなかった社会のムードによって
行政からの後押しもあったりして、
今の水力発電が実現した、という側面もあります。

社会の変化は偶発的だったわけだけれど、
2008年に、今の形を目標としていなかったら
きっと実現していないことだったと思います。
追い風が吹いたときに、それを形にできるような
イメージが確実にあったということ。


この一連の出来事を経験した夫は、
より確信を持って、
望む未来を叶えるためのイメージづくりが
大事だと認識したのかもしれません。

ただし、イメージしてるだけではだめで、
具体的な行動に、具体的な目標を持って
移していく、というのは、必須条件ではあるのでしょう。
(想像していただけで叶うなんて、おいしい話もあるのかな)



私が2002年に初めて訪れた
カンボジアのクメール伝統織物研究所。

そのときは、主宰者の森本喜久男さんが
シェムリアップの町から外れた荒れ地を買って、
そこで、桑を育てるところから養蚕をし、
染め材を育て、伝統的な絹織物を
土から生み出す、ということに取り組み始めた時期でした。

地雷が埋まっているかどうか、というような
本当に「荒野」だったけれど、
森本さんのイメージはかなり具体的でした。

えー?本当にそんなふうになるの?と
半信半疑。

私が初めてその土地に行ったときは、
1軒の小さな小屋(といっても屋根だけ、くらいの簡素な
建物)に、蚊帳を吊るして、外みたいな状況で
濁った水で水浴びして寝泊まりさせてもらいました。

それが、毎年行くごとに、建物が増え、
畑が開墾され、道が作られ、
木々が育って行って・・・

私が最後に行ったのは、2009年ですが、
もはや100人ほどが住み、
織物に携わって暮らす村になっていて、
娯楽のためのバレーボールネットまで
張ってある賑やかな集落になっていたのです。


これは、きっと森本さんの想定通りだったんだと思います。
すでに彼の頭の中でイメージができたときに、
実現することになっていた、未来の形が
今、現れているのかなと思うのです。

きっとその道のりの途中で、
本当に大変なことや、
命にかかわるようなことが
たびたびあったと思うのですが、
それも乗り越えて、形となっている。

こうしたことを通じて、やっぱり、私も
叶えたいことに対して
まっすぐに、素直に向き合って、
それに向かって進んでいけばいいんだと
確信をもらっています。


ありがたいことに、
そういうことについて
共有できる夫や、仲間がいるので
言葉にして伝えるときに、
より自分の中でもはっきりする
望む形というのが見えてくるのです。

本当にありがたいことなのです。

今、子どもと過ごしている中で、
もう毎日てんやわんやだけれど、
これも1つの必要なプロセス。

子供たちに、私自身、育てられ、
よりたくましくなっていて、
これなしでは、きっとこれから乗り越えられないことも
あるんだろうな、なんて、ポジティブにとらえています。
(へこたれそうになることもあるけど。。。)


そんなことを考えながら、
毎日バタバタと過ごしています。

また、いろんな未来のイメージを
たくさんの方と共有できれば幸いです。
 
飛騨古川での企画展を終えて
こんばんは!

先ほど、飛騨古川より戻って参りました。

雪が降っていて、高速道路は高鷲手前から渋滞、
石徹白への峠道は軽くラッセルするくらいの積雪路、
おまけに、うちの前に到着したとたん、
2男児が泣きだして、それを抱えて雪を掻いて
家に入る、という大変な帰宅ではありましたが、、、

その大変さ以上に、得るもの、新しい出会い、
嬉しい再会がいっぱいで、
本当に凝縮された濃厚な二日間でした。

飛騨古川のみなさん、
ほんと、お世話になりました。
どうもありがとうございました!!!


イチノマチクラブさんは、
普段、テイクアウトもイートインもできる
おしゃれなカフェなのですが、
この二日間は、石徹白洋品店の服を
展示させていただきました。




この企画展に合わせて、石徹白フェアという形で
石徹白の農産物をとりいれた
ランチやスイーツ、ドリンクをご提供いただきました。



特においしかったのが、やはり!
大地のチェリータルト!!



定番のカレーも安定したおいしさ。
それに加え、石徹白のお豆を加えた豆ご飯と、
カレーには、自然栽培をしている
サユールイトシロさんのじゃがいも(きたあかり)が
使われていて、ほっくほくでめちゃんこ美味でした!



じゃがいもって、こんなにも甘くてこくがあるんだ~と
感心しちゃいました。
ご馳走様でした。

21日土曜日の夜の交流会も大盛り上がりでした。

石徹白から古川へUターンした
悠己くんのお料理がとにかくおいしくておいしくて。

もう、それだけ目当てに参加しても
損はない!と断言できるほどのクオリティでした。
(おいしすぎて写真を撮り忘れてしまいました。)



なんだか、不思議なご縁や出会いもあって、
ここでやらせていただけたことに本当に感謝の気持ちで
いっぱいです。

子供2人連れて、夫に子守りをしてもらって
ほんと、たくさんの人に力を貸してもらって
ようやくこうして企画展を開催できたことに、
感謝しかありません。

壱之町珈琲店のみなさん、
本当に本当にありがとうございました。





石徹白から古川へUターンした
森本一家のみんなとは、
この企画展があるために、
まだまだ、離れた感じはしなかったのですが、
この企画展をひとまず終えて、
ちょっと寂しい気持ちです。

が、きっと、この古川での企画展を重ねていける、
毎年子供たちも一緒に遊んで、
仲を深めていって・・・
というようなことができれば
より深くお付き合いできるのかな、と
寂しさより期待を大きく抱きたいと思います。

すべてが偶然、必然のご縁で成り立っているんだなあ、と
強く感じた二日間でした。

多くの出会いに心から感謝して。
 
あまりにも美しい青の空と白の雪
しばらく続いた雪が
小休止。

正直、ほっとした。

グレーの冬空に慣れて、
暗い家の中に閉じこもり、
ふと、外へ出ると。

吸い込まれるような濃いブルーの空に、
まさに白銀の雪の世界。



ここはなんてきれいなの。

石徹白は、
日本は、
世界は、
地球は、
宇宙は、

美しすぎる。
まぶしすぎる。



マイナス5度の朝、

車にはりついた
雪と氷の結晶たちは、
鳥の羽のような、
きらきら星のような、
ダイヤモンドのような
そんなあらゆる美しいものを凝縮した
完ぺきな形をしていた。

4歳の長男は、

「これがおそらからおりてきて
ゆきになるんだ。」

と教えてくれた。




きれい、美しい、という言葉以上の
何か研ぎ澄まされた透明の純真な色ばかりが
目の前に広がって、
幸せで思わず飛びはねたくなった。



寒い冬の一日を、ありがとうと思った。
今週末、1月21,22日は飛騨古川へ。大地のチェリータルト♪
雪がよく積もりましたね。
今日は晴れ間がすこしだけ見られましたが、
また雪が降りはじめました。

今年の大雪予報は正解でしたね。
いつまで降り続くのでしょうか。


さて、そんな雪に負けまいと、
飛騨古川での展示会の準備を進めています。

壱之町珈琲店さんでは
すでに石徹白フェアを開催されています。

当日にお出しするいとしろ産の食用ほおずきの
タルトが完成したそうです!

おいしそー!!!



北欧で、食用ほうずきのことを、「大地のチェリー」と
言うそうです。
ということで、今回、「大地のチェリータルト」として
お出しいたします。

私もまだ写真だけなのですが、
よ、よだれが・・・
おいしそうです、本当に!
ああ、楽しみが広がります♪

そして、南景太くんの
絵本の原画も展示されております。



見ごたえたっぷりの石徹白フェアに
なっていること間違いなし!

ぜひお立ち寄りくださいね。


++++++

このたび、飛騨古川にて、初めての企画展を行います。当店は、奥美濃の集落・石徹白に古くから伝わる和服・野良着を今の暮らしに取り入れ、布を大切にする先人の心を受け継ぐ服づくりをしています。
真冬にふさわしいウールやカシミヤなど上質な冬の服をご提案します。

●15日~22日は壱之町珈琲店・イチノマチクラブにて石徹白フェア!
石徹白の産品をつかったスイーツやランチなどをご提供していきます。また、石徹白民話の絵本原画展示も同時に開催いたします。

●21日(土)17:00~17:30 「服づくりの背景にある物語」
石徹白洋品店を立ち上げるきっかけのお話や、服づくりを通じて目指して
いることについて店主・平野馨生里がお話します。 参加:無料

●21日(土)18:00~ 懇親会
石徹白や飛騨のお野菜をふんだんに盛り込んだ
お料理を囲んで交流会を行います。
参加費:3000円(フード・ドリンク代)
定 員:30名(要申込)
申込先:0577-73-7099(壱之町珈琲店)
      info@itoshiro.org(石徹白洋品店)

会場:イチノマチクラブ 
飛騨市古川町壱之町1-12 
TEL: 0577-73-7099


++++++++


そうそう、昨日今日は、仁美ちゃんが
ローカルバスを乗り継いで
石徹白にやってきてくれました。

仕事初めはこの大雪に・・・

そのことについて、ブログに書いてくれたので
よかったらこちらもご覧くださいね。

また、引き続き、石徹白洋品店のメールマガジン
登録も受け付けておりますのでぜひ。
登録、お待ちしております♪
雪の多いこの石徹白に住むということ
雪がたくさん降りました。

まだ降っています。

去年は本当に雪が少なくて、
一昨年は本当に雪が多くて、
今年はどんな冬になるかな、と
思ったけれど、
一昨年ほどではありません。

一昨年は1日に1メートル積もって、
それが2回くらい続いたので
ほんと、もう雪はおなかいっぱい、
というかんじでした。

工房も母屋も半分くらい
埋もれています。



昨日夕方に夫が工房の雪を
下ろしてくれました。
だいたい2時間かかって
下ろし終って、終った頃は真っ暗でした。



ありがたや~。

母屋もあるし、納屋もあるから、
たくさん下ろす場所があるので
私も手伝いたいところですが、
さすがに幼子をおんぶして
屋根に上るわけにはいかないので、
しばらくは夫に頑張ってもらうしかありません!
よろしくどうぞ。

昨日夕方時点での積雪量は、
だいたい1メートルくらい。

長男の身長が106センチ。



ちょうど頭のあたりですね。

しかし、積もった雪は日に日に締まっていき
かさが減っていくので
累積はもっと降っているかもしれません。

風が強いときに積もった雪かな。
消火栓の上の雪帽子が斜めになっていました(笑)





雪が多くて大変でしょ、と聞かれます。
そう、大変です。

除雪しないと外に出られないし、
運転も気をつけないといけません。

畑は真っ白なので、
農産物はもうとれないし、
お買いものも、峠を下りなければならないし、
家の中も寒いから、暖房もつけなくちゃだし、
もう、ほんと、大変!!


ということも言えるんですが、
私にとってはこの大変さが
辛いことではないから、ありがたいです。


雪のときは、家にこもりがちだから
除雪はいい運動になる。

運転も気をつければよっぽど滑らないし
(対向車に突っ込まれたら諦めるしかないけど。。。)
車さえあればどこでもいつでも行けちゃう、
なんていう、車へ頼りきった暮らしへの
おごった気持ちもどっかに吹き飛ぶ。

大雪で吹雪のときは、
それがおさまるまで、
よっぽどのことがない限り
じっとしているのがいい。

薪ストーブをたいたら、
家全体がじんわりあったかくなって、
ストーブの上では煮物ができる。
(子供が好きな茹で卵も!ストーブの中では焼き芋も!)

寒いです、ほんと。
でも、寒いからか、体があったかくなろうと
熱を発しているのか(!?)石徹白に
来たばかりのときに比べると
寒さも平気になってきました。
慣れってすごい。体が進化していく(笑)。



昨日一昨日と、尊敬する澁澤寿一さんが
石徹白にいらっしゃいました。

いとしろカレッジの聞き書きの講師として。

澁澤さんは、日本の山村、地域を周り、
まちづくり、地域づくりの助言をして
歩いている人です。

彼が言いました。

「私たちは、たくさん働くために
生まれてきたわけじゃない。
幸せになるために生まれてきた」


澁澤さんを、私が尊敬する理由は、
どのような小さな村に住む、
名もなきお年寄りに対しても、
どんな小さな取り組みに対しても、
「愛」を持って接していらっしゃるからです。

ものすごい愛情深い。

人に対して、
人がつくってきた地域に対して、
人が築き上げてきた社会に対して、
愛を持っている。

だから、そんなことが言えるのかなと思います。


私は澁澤さんに聞き書きを教えてもらって
それを経験しました。

学生時代も聞き書きをやっていたけれど、
すこしちがったまなざしを持つことができました。

それは、聞き書きをする相手に対する愛情、
その人が住む地域に対する愛着が
より深くなったのです。


私はここで住むことが雪が深いから
大変で辛いんじゃなくて、
ここで工夫をしながら楽しく生きてきた
人たちに話を聞いて関係性を築いてきて、
だからこそ、
私も同じように、色々と考えて
より楽しく幸せに生きていけるような心持ちで
取り組んでいこうと思っています。
ごくごく自然に。
無理をせずに。


一生懸命とか、
必死でとか、
そういうかんじではない。

ここで移り変わる自然の中で
一人の人という生き物として
より豊かに、幸せに生きる。

そんな、文字にすると当たり前に見えるんだけれど、
当たり前にそれを実践するには
色々余計なものがありすぎる(?)今の時代に、
素直なかたちで、生きるを全うしたい。

そんなふうに思うのです。


雪が、自然の厳しさが
それを教えてくれました。

石徹白に来るまで知らなかったことを
ここに住む人たちに、
この地域の歴史に地域のかたちに、在り方に、
学ばせてもらっています。

飛騨古川 壱之町珈琲店で石徹白フェア【1月15日~22日】
石徹白は雪がすごいことになっています。

昨日は、私の膝あたり(30センチくらい?)で、
今朝は、腰を越えるくらいで、車が埋まりました(笑)

明日も明後日も雪予報なので
どうなることか。



 ひどいときは、1日に1メートル積もることもありました。
まだそこまでいっていないし、
視界はあるので、ありがたいです。

さて、1月21日・22日の飛騨古川での企画展、
着々と準備が進んでおります。

イチノマチクラブの森本くん、恵美ちゃんが
展示をしてくれました。
どうもありがとう!!

1月15日頃から、小物と絵本の販売がスタートします。

石徹白のRさんがつくっているスタイ。
ガーゼ生地でやわらかくて気持ちいいです。
リバーシブルで、男の子、女の子用、どちらもあります。
贈物にも、お出かけ用にも♪

Sさんが手編みしているニット帽は、サイズがSMLと3つあって、
新生児の赤ちゃんから、6歳くらいまでかぶれると思います。
オーガニックコットンの糸なのでちくちくしませんし、
2本どり糸なのでコットンだけれどあたたかいです。



そして、がら紡のふきんも。
オーガニックコットン、ガラ紡のフキンは、
体洗いにも、また、洗剤をあまりつけなくても
汚れが落ちるので食器洗いにもお使いいただけます。

おなじみ、こぎん刺しのヘアゴムたち。
いろんな色と柄があります♪
こぎん刺しは、下駄のこぎん刺し鼻緒をつくっている
美奈子さんの作品です。
今頃、薪ストーブにあたりながら、
ちくちく作業をされていることでしょう。
かなり時間と労力のかかる手仕事ですが、
楽しく刺しているお姿が目に浮かびます。



こんなかわいらしい雑貨も。
幸運をもたらしてくれるふくろうさん。



飛騨の方にはおなじみ、大人気のやもり帽子さんが
編んでくださった、草木染めコットン糸のニット帽。

オレンジ色が、杉の葉のアルカリ媒染、
渋いグリーンの色は、キハダの鉄媒染です。
さすがは、やもり帽子さん。ユニークで個性的な
一点物の帽子が完成しました。嬉しい。





ウールコットンのコーデュロイのワンピース。
フォーマルにも、カジュアルにもお使いいただけます。



1サイズですが、腰のベルトでサイズ調整できますので
幅広くさまざまな体型の方に着ていただけると思います。

ぜひお試しくださいね。


原画はこれから展示してくれるようですが、
石徹白民話絵本も販売いたします。






1月15日は、三寺参りがありますので、
観光でおいでの際は、
ぜひ壱之町珈琲店にもお立ち寄りくださいね。
雪がざんざん降っています &冬ワンピについて
本格的な冬到来を思うような
雪の降り方です。

ようやく石徹白らしくなってきました。



寒さも身にしみます。
猫たちが、先を争って薪ストーブの前を狙っています。
(が、子どもに手を出されるので逃げ惑っていますが・・・)


さて、飛騨古川のイチノマチクラブさんでの
企画展に、石徹白洋品店で初めてつくった
冬服を持って行きます!

この冬、冬服をお披露目するのは、
古川での展示が最後となりますので、
ぜひ多くの方に足をお運びいただければと思います。


このたび、初めて、本格的にワンピースをつくりました。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

今日は、ワンピのお仕立てについて
お伝えしたいと思います。


今回、冬ということで、尾州のウールやカシミヤを
使わせてもらいました。
ウールを使うのは、私自身初めてでした。

形は、石徹白の野良着「ハッピ」がもとになっています。
袖や、身幅などほぼ、ハッピです。

簡単なシルエットだから、大丈夫!と思って
つくっていったのですが、
ウールは地厚いため、これまで使って来た
コットンやリネンとは違っていました。

そう、裏の始末が難しいんです!

縫ってくれた専門学校時代の友人も
かなり苦労して、もっともきれいで
手をかけた形でつくってくれました。

悩みに悩んで、こうしてみた、改良してみた、
手でまつってみた・・・
本当にものすごい膨大な時間をかけてくれました。


そうして出来上がってきたワンピたちは
本当にきれいです。

表も、裏も。



ディテールも、十分、美しく表現されています。





私がなぜ、このようなことをお伝えしたいかというと、
既製品の服で、ここまで一点物的な縫い方をされたものって
市場に出回らないです。

これだけのお仕立ては、正直、
オーダーメイドの、本当に一点物というかんじです。

本当のことをいうと、
期せずして・・・という側面もあります。

結果として・・・というか。

でも、やはり、私はこのような方法でのお仕立てが
本当にいいなあと改めて思ったのです。

既製品は、縫いやすいさを追求しているので
縫う人にとってベストなんです。裁断屋さんもしかり。

けれども、このような服は
着る人のことを一番最初に考えられています。

いかにきれいにお仕立てするか。仕上げるか。

かつては、お母さんやおばあちゃんが
子供たちの服をつくるのが当たり前だった。

その時代は、みな、こういう考え方で
服を作ってきたんだと思います。

だから、長いこと使いたいと思ったし、
妹へ、あるいは親戚の小さな子へと
引き継がれていくものでした。
決してすぐに捨てられるものではなかった。


私は今回、ワンピをつくって、
完成した服に
その心のこもり方というか、
なんというか、やさしさというのが
出てくるんだなと実感しました。

Yちゃんにおしたてをお願いして本当によかった。
ありがとう!

カシミヤ100%のワンピ。




















自信を持ってお届けします。
冬のワンピ、ぜひご試着くださいね。 
新年初、「郡上布」の集まり
寒波が近付いております。
今朝から雪がちらちら。
県道は除雪車も出ました。

が、峠を下り始めると積雪路でもなく、
二日町あたりは積もる雪も見られませんでした。



今夜も除雪車の音がしますが
明日の朝はどうなっているでしょうか。

ようやく白銀の雪景色に出会えるのかな。

雪が深いと毎日の保育園への送迎や
買い物などが大変ではありますが、
やっぱり石徹白は雪がないと!と
思ってしまいます。

スキー場もあるし、
除雪の仕事も必要だし。

降るときに降ってもらわないと困りますね。

ただ、もし、今後、本当に温暖化が進んで
雪が少なくなるとしたら
それを想定した変革も、考えていくべきかなと思います。

雇用を雪に頼っていては
安定しない、そんな時代になっていくかもしれません。
時代や気候の変化に柔軟に対応していけるのが
これからより求められるように感じています。



さて、今日は、今年初めての「郡上布」の集まりでした。

郡上布とは、この1年で立ち上げた集まりで、
詳しくはこちらをご覧ください。


今回は、改めて、どんな布が「郡上布」なのか
私なりに考えて、仲間に伝えてみました。
まだ案なのですが、



郡上布とは(案)

郡上の人の手で、郡上の自然の恵みをいただいて、
心をこめてつくりあげた布。
その布は、人のからだとこころを癒す。
結果として、布づくりに携わる人々の
暮らしの糧になっていく。
自然への感謝の気持ちを忘れず、
仲間とともにつくりあげる喜びを分かち合う。
このような布を郡上布という。




去年から立ち上げて、およそ1年間、
仲間とともに活動してきました。

藍の栽培、棉の栽培、糸紡ぎ、糸染め、
真綿づくり、織り・・・・

それを通じて、私が考えた「郡上布」とは何か。



今日も15人ほどのメンバーが集まり、
染めや糸紡ぎ、藍の種とり等の作業をしました。



とにかく、みんなが笑顔で楽しそうで、
やっぱり、糸編の仕事って
わいわいおしゃべりしながらできるのがいいなあ、
みんなで喜びを共有できるのがいいなあ、と
思えました。

こうした手仕事を、きちんとした仕事として
つくっていきたいと改めて思いました。


すばらしい仲間がいて幸せです。
今日も一日、ありがとうございました。 
| 1 | 2 | 最初 | next>>