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大きな流れと自分の意志
たまには、個人的なことを
書いてみようと思います。

長男4歳、次男1歳半。

やんちゃざかりで、
育ち盛りで、とってもかわいいです。



妊娠が分かったのが、2012年4月。
石徹白洋品店を始めたのが、2012年5月。


そして、出産が、2012年12月。

私がお店を始めたときから、
すでにお腹の中にいて、
出産後も、
2013年春からお店を再開して・・・

つまり、石徹白洋品店とともに、
子供たちは生まれ、育まれてきたということになります。

私が結婚したのは、2008年9月。
すぐに子供が欲しかったのですが、
なかなか授からなくて、
2011年9月に石徹白に引っ越ししたら、
すぐに授かることができました。

多分、石徹白に引っ越す前に子供が
来てくれていたら、もしかしたら、
石徹白洋品店を始めるタイミングが
もっともっと後だったかもしれないし、
そもそも始められなかったかもしれません。

だいたい、私が、服飾専門学校に通い始めたのが、
2009年だったので、その頃、妊娠していたとしたら
洋裁を学ぶことも中断していたことと思います。




そんなふうに考えると、
すべてのことが、
必然的に偶然的な出来事で、
一つのことが欠けていたら、
一つのことが変わっていたら、
今とまた違った形になっていたかもしれません。

何か大きな流れみたいなものがあって、
それに従いつつも、
自らの意思も働きながら、
ものごとが動いていくことがよく分かります。

石徹白に住みたい、というのは
私の思いだったのだけれど、
住まうことができたのは、
たまたま、今の家との出会いがあったから。

そもそも、石徹白でともに暮らせるパートナーと
出会うことができたことも、幸運だった。



何を書きたいのかというと、
ものごとは、大きな流れの中でしか進まないんだけれど
少なからず、自分の強い意志のもとで、
その大きな流れができているということが、
だんだん自然と理解できるようになってきたなあ、と
思ったりします。

そんななかでも、あまり、あらがったり、
無理したりしなくとも、
自然と、在るべき形に収束してくような気がして
それが、心地良く、受け入れられる心を
準備しておくことができるようになってきました。

ううん、自分で書いていてわかりにくい。。。

のですが、

いろんなことが起こります。起こってきました。

楽しいことも、嬉しいことも、
悲しいことも、苦しいことも、
自分ではどうしようもないことも・・・

何かやっていれば、
(というか、生きていれば)
あらゆることがある。

当然、それらに一喜一憂するのだけれど、
その一つ一つのことだけに
深く心身をつぎ込んでしまうのではなくて
ぜんたいの大きな流れを感じながら、
そのとき起きたことの、後から理解できるであろう理由を
それとなく探りながらも、
目の前のことに、精一杯取り組んでいく、
ということが、今の私にできるすべてのことかなあと
思っています。


辛いことも、大変なことも、
後から感謝の気持ちを持てるような
そんな事象になるかもしれない、と希望を持って、
決して後退するのではなく、
前に進めなくても、少なくとも、深めていこうと思いを持てば
そのときはどん底にいたって
いつかは、はい上がってこれる。と信じている。


人の気持ちを動かすことはできないけれど、
自分が変わること、自分の心持ちを変えることはできて、
それ一つで、見える世界が違ってくる。


感謝の気持ちを持ち続け、
謙遜ではなく、謙虚にいて、
けれど、理想は追い求める。

そうしている限り、私は幸せで、
具体的に求めることもあまりなく、
大きな流れに身を任せて
やるべきことに打ち込める。


いろんな欲はどんどん出てくるけれど、
それをあえてうち消すことなく、
自分の身の丈にあった動きを心がけていく。


明日はどんな一日になるのかな。
明日はどんな出会いがあるのかな。

毎日、新鮮なわくわくを持ちながら
いつも(名実ともに)走り続けている子供たちのように、
生きていきたい。



徒然なるままに、、、、
わかりにくい内容のブログになってしまいましたが。
読んでくださって、ありがとうございます。


2016年、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。 
メールマガジンに、ぜひご登録を~♪
こんばんは!
今年もあと2日ですね。

みなさん、きっと年末でお忙しいことと思います!

うちも、29日に何とか自宅の大掃除的なものを
終えて(でも、その直後にコロッケで床がべとべとに。涙)
30日の朝、実家の岐阜市へ出発。

30日昼間の打ち合わせを終え、
子供の夕食・風呂の準備のため
急いで実家に帰宅。

気がつけば、もう明日は大晦日・・・

あっという間のような、
長かったようなこの一年。


その総括をしながら、
そろそろ(ようやく!?)
近々、メールマガジン第1号が発行される(はず!)です。

ので、よかったら、メールマガジン
ご登録くださいね。




・展示会、受注会、ワークショップなどのイベント情報

・新作のお知らせ

・石徹白洋品店の物づくりについて

・メルマガ読書様限定の新しいコンテンツへの参加のお願い

・メルマガ読者様限定オーダー


などの内容をお知らせしていくつもりです。
よろしくどうぞ!





先ほどまで、久しぶりに町におりました。
町といっても一宮ですが・・・

正直、久しぶりすぎて、ちょっとくらくらしました・・・。

雪が降って、あたりが真っ白になって
きーんと冷たい空気が心地よい石徹白から
人混みのアスファルトに囲まれた場所に
突然行ってしまったのでギャップが
大きかったのかもしれません・・・

渋谷の喧噪の中で仕事をしていた時代が
あったとは、本当に驚きなくらい、
今は石徹白の土地になじんでしまっています。

慣れってすごいですね。いろんな意味で。


さあ、明日は一日おせちづくり!?
来年の年始、楽しく過ごせるように、
母とともに、朝からばたばた動きます。
毎年の習慣になりつつあるおせちづくり。
楽しみ!
 
私もいつか、石徹白で子供たちと
おせちをつくって、お正月に囲んでいる、
なんて未来がやってくるのかな~。

あと1日の2016年を満喫したいと思います♪ 

糸カフェでの企画展、終了しました。次は1月21,22日飛騨古川!
昨日12月26日をもちまして
郡上八幡糸カフェでの企画展を終了いたしました。

今回、糸カフェでの冬の企画展は3回目でした。

石徹白洋品店は、いかに郡上、岐阜方面の
みなさんに支えていただいているかを
改めて実感する1週間となりました。

石徹白洋品店に一度は足を運んでくださっている方が
たつけやはかまを気に入ってくださり、
また探しに来てくださるのが、本当に嬉しかったです。

石徹白だけではなく、郡上全域で
「たつけ」はあったようで、
それが、この地で蘇っているような気持ちです。



郡上明宝のあたりで使われていた「たつけ」を
見せてもらったのですが、
石徹白のとは形が違ってまた面白くて。

いろんな形の「たつけ」を研究して
より効率的で無駄がなく
簡単なつくりものを、みなさんにご紹介していければいいなあと
思います。

ちなみに、この石徹白ハカマは
まだ他の地で見たことがありません。



見かけられた方がいらっしゃったら
ぜひ教えてください!



さて、今回も、店主の彩果ちゃんに
いっぱいいっぱいお世話になりました。

糸カフェさんも、オープンして来年で丸3年だそうです。

まだ3年!?と思うほど、地域に根付いているように
私には見えます。

受け入れてくださる彩果ちゃんいてこその企画展。
どうもありがとうございました。

 

さてさて、これで年内の企画展は終了です。
ああ、12月は忙しかった!!!!


例年は、10月いっぱいの石徹白での営業終了後、
糸カフェでの企画展を行って、その後は春まで
冬眠状態。

今年は、仁美ちゃんが来てくれて、
9月末から冬服を仕込み始め、
12月頭の岐阜市での企画展と
息つく間もなく、八幡での企画展。

そして、1月には飛騨古川・・・

この急展開、す、すごい!!

彩果ちゃんに、「2人になったら去年の2倍、いや、3倍だね!」
と褒めて(?)いただきましたが、
本当にそんなかんじです。

石徹白洋品店を新しく構築している感じがして
わくわくし続けています。

そもそも、マチギシリーズは、ステンポルトがお初でしたが
たくさんのリアクションをいただきうれしかったのです。




ご縁に感謝です。

だけれど・・・
私は石徹白での暮らし、子育ても含めての
自分の取り組みというものも大事にしたくて、

さらに、仁美ちゃんにも、
彼女自身のやりたいことを
心のままに大切にしてほしくて、

石徹白洋品店として、新しい働き方を
生み出していきたいと思います。


ワークシェアリング、という考え方が広まって
きていますが、
私はまさに、「稼ぎ」と「暮らし」と「つとめ」の
バランスを考えながら、働ける場に
していきたいと考えています。

稼ぎは文字通り、お金を稼ぐこと。
これないと、今の世の中では、
教育や福祉にはどうしても必要な金銭がありますよね。
食べ物を自給したって、それだけでは
生きていけないこのご時世・・・

そして、暮らしは、私だったら、この土地ならではの
お漬物をつけたり、家のことをしたり、田畑のこと、
子供と時間を過ごしたり。
お金だけあれば成り立つわけではない
身も心もつぎ込んでいく暮らしの部分。

そしてつとめ。
これは、地域でのいろんなお役や作業のこともあるし、
自分自身への投資もそうかな。
やりたいこと、一生をかけて取り組んでいきたいこと。
お金にならないかもしれないけれど、
それをやっていれば幸せ、ということに
心身を投じる。


今、サラリーマンをやっちゃうと、
稼ぎの部分を平日にして、
暮らしとつとめは休日になんとか押し込む・・・
みたいな状態になってしまいます。

それで、私は心のバランスが上手くとれなかった。

逆に、子どもを産んで、完全に専業主婦に
なってしまったら、それもそれで、
不安定な気持ちになっていきました。


きれいに3等分とはいかないまでも、
この3つのバランスを意識しながら、
生きていくことが
私には幸せだなあと思えるのです。


だから、仁美ちゃんも含め、
これから石徹白洋品店で働いてくださるだろう(!?)
仲間とは、この考え方を共有した上で
バランスのとれた、あらゆることに無理のないかたちでの
ものづくりを進めていきたいと思うのです。

ワークライフバランス?っていうのかな?
ワーク、ライフ、つとめ??
カタカナは、まあ、どうでもいいや。


さあさあ、お次は1月21日、22日の飛騨古川での
企画展です。

石徹白での友人が農業修業を終えて
戻っていったすてきな飛騨古川という土地で
石徹白洋品店の服をお披露目できるのが
楽しみでしょうがないです!!





高山の国府に住んでいらっしゃる
帽子の手編み作家さん、やもり帽子さんが
うちで染めた糸で編んでくださった帽子も
3点、新しく持っていきます♪

ぜひいろいろ試していただければと思います。

改めて、チラシはこちらです。





お待ちしております!!




 
糸カフェでのこぎん刺しWSと豆の選別
12月22日は、郡上八幡糸カフェさんで
こぎん刺しのワークショップを開催しました。

郡上八幡での開催は、4回目くらいかな。
こぎん刺し経験者が増えてきました♪



こぎん刺し大好きなMさんに先生になっていただき、
みんなでちくちく刺しました。

たて糸、よこ糸の数を数えながら刺していくので
もくもくと手だけ動きます。(口はあんまり動かせなくて)

2時間ほどで、2つ完成する方も!
作品たちの一部をご紹介します。




地道な作業ですが、完成した時の喜びはひとしお。
こういう時間ってありがたいですね。
愛おしいですね。

私も混ぜてもらって、ちくちくしました。久しぶりに。
自分だけの時間を持てる幸せを思いました。


糸カフェさんでの企画展は、26日(月)までです。
たくさんの方に足を運んでいただいています。
嬉しい!
25,26日は私も在廊予定ですので、
ぜひ遊びにおいでください!!


さて、今日、クリスマス前夜は夫の誕生日。
仁美ちゃんにお店をお願いして、(イブなのに、ありがとう)
私は家族と過ごしました。

プレゼント何がいい?というのもあるけれど、
こういう日常を過ごせることが何より幸せだなあ、と
私は勝手に思ったのです。

家族で過ごすといっても、
遊園地行ったり、ご飯食べに行ったりするのでは
なくて、、、、

豆の選別をしました!!(笑)


収穫後、そのまま乾燥させ、土間に放っておいたのを
私は一冬かけて一人で選別しようと思っていたのですが、
思いがけず!
クリスマスイブ、夫の誕生日に、家族みんなで
作業ができるとは!ありがたい!

バイ(石徹白弁。豆などをうつ「棒」のことだそうです)で
打つと、豆がさやからパチンパチンとはちけて
出てきます。

きれいな豆ほど見事なまでに飛び出てきて、
ちょっと悪いものは出て来ない。
すごい効率的!
手でひたすらやろうと思っていたけれど
先人らのやり方を真似したらこんなに簡単。

「とうみ(とおみ?)」があれば、その後の作業ももっと楽なんだろうな、
と想像しながらも最後はざる(もっと目の粗いもの)で
ゴミと豆を分けました。


私の夢・・・

味噌を、豆づくりから自分でやって
仕込むこと!

これがついにこの冬、叶いそうです。

確か、2008、2009年くらいに、
石徹白で初めて畑を借りて
岐阜市から通って大豆を栽培しようと
試みていたわけですが、、、
そんなに頻繁に畑を見ることができなくて
最後はカラスさんたちのエサをなって
しまったのでした。。

私はすっかり気を落し、
豆を育てるところから味噌づくりするなんて
一生できないんじゃないか・・・と思っていたのですが。

ついについに、できちゃいそう!


作業の後の昼飯は、肉漬とにしんずし、
そしてするめのすしを!

今年はいろいろな塩梅がこれまでとは違って、
大満足、という出来ではなかったけど、
まあまあおいしかった!




正直なところ
私はこうして、漬物や味噌をつけたり、
地域の郷土料理をつくったりする生活をするとは、
まーったく思っていませんでした。

ここに嫁入りしたからこういうライフスタイルに・・・
というわけではなく、私自身が今は望んで
実践しているのですが、(夫ももとは岐阜市の人だし)

学生時代までは、海外で、国際的な仕事を
バリバリする、、と思っていたし、
少なくとも、日本で、いわゆる田舎での暮らしを
営むなんて、きっと私の両親も想像していなかったはず!

いろんな経緯があって、
今に至るわけですが、

安心して、安全で、かつおいしいご飯を
家族とともに、こうしていただくことができるのは
私にとって、もっともありがたいことです。

何があっても、ここでなら生き延びることができそう!
この土地で先人らが培ってきた暮らしの知恵や技術を
それをもっともっと身に付けていきたいです。

41歳、おめでとう!




2016年も年の瀬ですね。

来年はどんな一年になるのでしょうか。

年をとると、ときが経つのがあっという間といいますが、
私にとって、毎年毎年、なんだか濃くて長くなってきます。

人とのご縁も深くなるし、
経験も積み重なるし、
その上で新しいことも始まっていくし、
凝縮された日々が増えていく感覚です。

次の5年、10年を見据えながらも、
日々過ごしていく感覚は、なんだか気持ちがいい。

来年、さらに新しい試みに挑戦します。
またブログでお伝えできたらうれしいです。
本藍染め、手織りデニムの「たつけ」
石徹白洋品店始まって以来、
ずっと実現したかった
本藍染め、手織りの「たつけ」づくり。

素晴らしい藍染め&手織り職人さんの
皆藤さんによってこんなに早い段階で
実現するなんて夢のようです。



手織りとは思えない緻密な生地ですが、
触ってみると、人の肌のような湿度があり、
なめらかで、温かみのある布です。

なんて言葉で表現したら適切なのか
分からないくらい、とにかくかっこいい。

惚れこんでしまいます。
私、本当に欲しいと思うものって
正直そんなにたくさんないんですが、
これは間違いなく、
自身のワードローブに加えたい。

そんな素敵すぎるデニムたつけ。



受注生産いたします。
6カ月程度お時間をちょうだいいたします。


詳しくは、お問合せください。

info@itoshiro.org


本当につくりたいものをつくれる幸せ。

もちろん、すべてのものが、
つくりたくて
ご提案したくて
納得するものをお作りしているつもりです。

が、これだけこだわり抜いて、
説明なしにも、自信を持って
使っていただきたいと思えるものって、
そうそうないと思います。


皆藤さんご自身が畑で栽培された藍で
すくもをつくり、



藍を建て、染めてみえます。




私は、藍染めに憧れてきました。

数年前に中津川のしずく地藍工房さんで
半年通って、畑から、藍染めまで学ばせていただきました。

そのときは、藍染め師の戸塚みきさんは
憧れの対象でした。

それくらい、畑から藍染めをやるなんて
あまりにも大変で、それを実現されている女性が
いるなんて・・・と本当に遠い存在でした。

けれども、石徹白に残る野良着が教科書代わりで
「たつけ」をつくっている私にとって、
藍染めは必要不可欠なもので、
いつかいつか自分でやってみたい、
あるいは、そういうものでたつけをつくりたい、
という思いが募り続け、
結果、隣町(?)の皆藤さんとの出会いによって
究極的な「たつけ」が完成したのです。

そして・・・いつか自分の染めた糸で
皆藤さんがつくってくださったようなたつけを
実現させたいと、甕を設置し、
藍染めを本気で目指すまでに至りました。


本当に不思議だし、自分でも驚くほどの
スピード感なのですが、
それくらい、求めるものなのです。


まだ、石徹白で育てた藍で
藍染めができているわけではないのですが、
正真正銘の本藍染めの、
私にとってはお手本としての
デニムたつけが完成しましたので、
気に入っていただける方には、
ぜひ一度、ご試着いただければと思います。




 
糸カフェで糸紡ぎ
今日は糸カフェさんでの企画展中のWS第1弾、
糸紡ぎワークショップでした。

近くで栽培された木綿をこよりにした状態から、
スピンドルで糸を紡いでいく、という体験。

午後から、私も時間ができたので
参加させていただきました。

教えてくださるのは、
助産師・鍼灸師さんなんだけれど、
糸紡ぎエキスパートになりつつある
もりのこ鍼灸院の加藤祐里さん。



なんと、スピンドルも自分で開発しちゃって
手作りし、今回の参加者に分けてくれました。
すごい!

いろんなスピンドルを経験して、
自らアレンジし、家庭で簡単につくれるようにしたものでした。
(カラフルなテープがあしらっているもの)



わたくし、今日、とても久しぶりに糸を紡ぎました。
(次男もいなくて自由だったし!)

久しぶり過ぎてぼっこぼこだったけれど
(といっても、もともとたいして上手でもないし
経験も浅い、、、)
もう楽しくて楽しくて。


ぼこぼこした糸も、手編みや手織りに使うなら
風合いがよくて好きなんだけれど、
紡いでいくうちに、
どうしても細くてきれいな糸が紡ぎたくなります。

細くてきれいなのは、機械に任せておけばいいのに、
なんでしょうね、よりよいものを、と思うのは人の性でしょうか。
(何をもって、よりよいもの、と言うのかは、それぞれですが)

ああ、私も糸車を使って紡いでみたいな、とか、
紡いだ糸で織ってみたいな、とか
いろんな妄想が膨らんできちゃいます。

作家さんって、それを追求してお仕事にされている、
すごいなすごいな、とか、、、なんだか
頭の中が、糸紡ぎワールドで終始していました。


そういえば、小学生くらいのとき、
おばあちゃん(昭和4年生まれ)が、
「機織が好きで好きで、でも病気になったから
おじいさんに機を燃やされて、悲しかった」
という話を聞いたことを思い出しました。

病気になるほど(?)機織が好きだったなんて
どういうこと?って、そのときは思ったのですが、
(機織と病気は関係ないかもしれませんが、
小学生の私のそのときの解釈)
なんだか分かる気がしました。

それくらい、もくもくと熱中して取り組んで、
形づくっていくもの。それが糸仕事、織仕事。

もちろん、機械でつくられる工業製品としての
服がない時代は、大変な労働を強いられてきたのかも
しれませんが、それが、ただの苦労じゃなくて、
楽しみの部分もあったのかも・・・と
糸に関係したことのある先人らの口調から
読みとれたりもします。

大変な労働をなくしていこうと
産業革命によって工業化が進み
構築された現在の繊維業。

しかしながら、人の楽しみの部分も
同時に、工業化されてしまって、
それがめぐりめぐって手仕事ブームにも
つながっているのかもしれないなあ、と思います。


私の課題は、いかに、そういう心が落ち着く作業をする
時間を創り出すか、ということ・・・。

今はとにかく、子どもと一緒にいる時間が
ほぼすべてなので、
子らのあらゆる「欲」を満たすことに向き合うことが
最優先で、自分のための手仕事にまで
至らなくて・・・
そういう時期は誰でもそうだと思いますが。。。


とにかく今日は糸を紡ぐことができて
本当にいい一日でした。

そういう機会に恵まれて幸せ。
ありがとうございました。


明日はこぎん刺しワークショップ。
こちらも、きっと楽しいに違いない!

ご参加されるみなさま、ご期待くださいね。
お待ちしております。 
2017年1月21日、22日 飛騨古川にて2日間の企画展を。
郡上八幡、糸カフェさんでの
企画展、始まっております。

明日21日は糸紡ぎワークショップ、
そして22日はこぎん刺しワークショップと、
みなさんと交流できることを今からわくわくしております。


さてさて、ちょっと気が早いですが、
来年1月の企画展のお知らせです。


このたび、初めて飛騨で石徹白洋品店の
服をお披露目したいと思います。

その会場は!

飛騨古川のイチノマチクラブさんです。

こちらは、私の行きつけのすてきなお店。


石徹白から、農業修業を終え、古川へUターンした
友人家族を頼っての、ワクワクな企画でございます。

******

このたび、飛騨古川にて、初めての企画展を行います。
店は、奥美濃の集落・石徹白に古くから伝わる和服・野良着を
今の暮らしに取り入れ、布を大切にする先人の心を受
け継ぐ
服づくりをしています。

真冬にふさわしいウールやカシミヤなど上質な冬の服をご提案します。

●21日(土)17:00~17:30 「服づくりの背景にある物語」
石徹白洋品店を立ち上げるきっかけのお話や、
服づくりを
通じて目指していることについて
店主・平野馨生里がお話します。 参加
:無料

●21日(土)18:00~ 懇親会
石徹白や飛騨のお野菜をふんだんに盛り込んだ
お料理を囲んで交流会を行います。
参加費:3000円(フード・ドリンク代)
定 員:30名(要申込)
申込先:0577-73-7099(壱之町珈琲店)
      info@itoshiro.org(石徹白洋品店)

会場:イチノマチクラブ 
飛騨市古川町壱之町1-12 
TEL: 0577-73-7099
 

******
こちら、フライヤ―です。






思い起こせば2年半ほど前、
石徹白にすてきな家族がやってきました。

同世代で、子どもも同じくらい。
保育園でもとってもお世話になって、
友人としても刺激をたくさんもらいました。

石徹白での農業修業を終えて、
飛騨古川へUターンしてしまって、
寂しい気持ちもありますが、
これから、石徹白と古川でより強くつながって
いける気がしていましたが、
まさかこんなに早く、ご一緒できる日が来るとは!

固い握手をする息子とお友達。


短い期間でも、石徹白でこうして一緒に暮らせたことは、
貴重なことで、本当に偶然のこと。

このご縁に感謝して。


今回、2日間という企画展でこれまでの中で
もっともミニマムな内容になりますが、
冬の飛騨古川に足をお運びいただければ
嬉しく思います。


また、このたび、新企画!
「服づくりの背景にある物語」をお話させていただきます。
どきどきハラハラ・・・

私が石徹白洋品店を立ち上げるに至ったお話を
青臭い(笑)学生時代(恥ずかしい!でも大事!)、
カンボジアに通って、
岐阜市で活動して・・・
長良川の上流へ誘われて・・・
というプロセス、
「たつけ」に出会ったお話など、
たどたどしいお話になると思われますが、、
お伝えしたいと思います。

岐阜市でのステンポルトでの企画展を通じて、
どうして石徹白なのか?
なぜ、野良着「たつけ」をつくるのか?など
”そもそも”の話が分からない!と
内部からも外部からも指摘があったので、
このような機会を設けることになりました。


また、石徹白で農業修業をしていたYくんは
まさにシェフ!とてつもなくおいしいお料理を
こしらえてくれるすてき男子!

21日の夜には、彼のお料理を囲んだ交流会も
予定しています。楽しみ!


たった二日間ですが、盛りだくさんな内容と
なっておりますので、遠方からもぜひとも
足をお運びくださいね。

お待ちしております。
大雪になりませんように。




郡上八幡糸カフェでの企画展、12月18日~26日開催中!
岐阜市でのステンポルトでの企画展を終え、
次の日、12月18日(日)から、
今度は郡上八幡の糸カフェさんにて
「冬の服」展を開催しております!!

息つく暇なくバタバタと撤収、そして設営を
何とか完了させました!



前日の疲れで正直、頭がぼーっとしていましたが、
急きょお手伝いしてくれたIくんや
店主の彩果ちゃんにサポートしてもらって、
企画展をスタートさせることができて嬉しいです!
(いつもパンパンな予定を
立ててしまう自分にちょっと反省。。。でも結果オーライ♪) 
 
岐阜市での企画展でお披露目した
冬の服たちに加えて、
井上アコさんにつくっていただいた
一点もののレディスのシャツ、「たつけに合う服」たちが
合流しました!



2年前からすこしずつお願いして作っていただいている
シャツたちは、じわじわと人気を呼んでおります。

3着それぞれ、個性的で素敵なので、
ご縁があるといいなと思っています。

たつけ・はかまとも相性ばっちりですし、
お手持ちのワードローブに気軽に加えていただけるものと
自信を持っております!
試着もしていただけます。

郡上のみなさんに気に入っていただけると嬉しいです。

そして、冬にふさわしい小物たちも♪


手編みの赤ちゃん用コットンニット帽も
サイズを3種類取り揃えております。

コットンなのでちくちくせず、お洗濯も気軽に
していただけます。寒い冬におすすめです。
(写真がなくてすみません。。。)

この他にも、こぎん刺しの小物やストールも。

さらに、春先のワンピースの受注も受け付けております。
こちら、また詳しくブログでご紹介いたしますね!



心をこめて、大切につくりあげてきた
服たちが、こうして一人でも多くの方に
見ていただくことができて、
着ていただくことができて、
それが何よりの喜びです。
次への創作の意欲が湧いてきます。

これまでの、そしてこれからの活動に
温かなエールをいただいている気持ちです。


特に、郡上のみなさんには、
石徹白洋品店を立ち上げたはじまりのときから
たくさんの方に応援していただいて、
たつけもはかまも気に入っていただいて、
今の石徹白洋品店があります。

冬の企画展も数を重ね、
たくさんの方においでいただいています。

石徹白洋品店の新作を、
郡上のみなさんにご覧いただけたら嬉しいなと思っています。


期間中開催のワークショップはこちらです。
まだ定員に余裕がございますので
ごきょうみのある方はぜひご予約ください。

******
12月21日 糸つむぎワークショップ
10時30分~、13時30分~
定員:各4名
参加費:2000円
スピンドルで糸紡ぎしましょう。
「郡上布」メンバーがお教えします!




******
12月22日 こぎん刺しワークショップ
13時~15時
定員:8名
参加費:2000円
ちくちくこぎん刺ししましょう。
経験者(&希望者)には、上級編もご用意します。





 
一人でも多くの方との
出会いを期待して。

お待ちしております! 
岐阜市・ステンポルト終了しました。ありがとうございました!
岐阜市のギャラリー、ステンポルトでの
企画展が本日を持ちまして、終了いたしました。

たくさんの方においでいただき、
本当にありがとうございました。

感謝の気持ちでいっぱいです!

最終日の今日は、石徹白のまちづくりとエネルギー自治に
ついてのお話会があり、こちらも定員以上の
お客様にご参加いただくことができました。

石徹白という地域の現在の取り組みや、
これからのことなど、
石徹白についてを知っていただく
よい機会になったなら嬉しいなと思います。



お話の後には、石徹白のフルーツホウズキ入りの
ミルリトンというフランス菓子をいただきました。

これまたおいしくって!
郡上八幡のプチパリさんに作っていただきました。
(写真を撮り忘れてしまいました。。。)



今回、私自身、石徹白のより深い魅力を
感じるワークショップやイベントも実施でき、
また、それに反応してくださる方が
こんなにたくさんいらっしゃるんだ!と
石徹白の大きな可能性をひしひしと感じました。

石徹白はほんと、魅力的なところ!と
個人的には思い続けているのですが、
それをより確信する契機になりました。

それとともに、たつけやはかまなどの
石徹白に伝わる服たちの意味、大切さを
改めて感じさせられました。

このステンポルトでの企画展を皮切りに、
たつけやはかまなどの石徹白のパンツを
「ノラギ」「マチギ」「ハレギ」と
レイヤー分けをして
服づくりをしてきたのですが、
それについても、
分かりやすく、明確なコンセプトを持った
表現が大切なことにも気がつかされました。


2週間の、小さな試みだったわけですが、私にとって、
石徹白洋品店にとって、かけがえのない
非常に重要な経験となりました。


このタイミングでステンポルトにご縁をいただいたこと、
この企画展に向けて一緒に走ってくることができた
仁美ちゃんがいたこと、
子供たちを見てくれる家族がいること・・・
すべてに感謝の気持ちでいっぱいです。

ステンポルトのオーナーの浅見さんにも
とってもとってもお世話になりました。
学ぶことが多すぎて、まだまだ整理できていませんが、
この経験は、これからの石徹白洋品店に
大きな力を与えてくれることでしょう。




今はただただ、感謝の気持ちであふれています。

来てくださったすべての方に、
来られなかったけど、気にかけてくださっていたすべての方に、
石徹白・郡上・岐阜でともにものづくりをしてくださっている方々に、
たくさんのみなさんに支えていただいてこその
石徹白洋品店。

これからも、パワフルに、
より深く、濃く、よいものづくりに
励んでいきたいと、決意を固めています。

本当にありがとうございました。
 

さあ、明日からは、郡上八幡、糸カフェさんでの
企画展。
12月18日から26日までです。

そちらもぜひご注目ください。
春ものワンピの受注会など
ステンポルト後の新企画も。

お待ちしております! 
草木染め、手織りのオーガニックコットンストール
石徹白洋品店では、服だけではなく
ストールもお作りしています。

これは、生地から服をつくる大きな挑戦のための
小さな一歩。

いつかは、オリジナルの草木染めの生地で
たつけやはかまを作りたいと企んでいますが、
まだまだ修業中です。


さてさて、草木染めのストールはいつもとても人気です。

これは、マリーゴールドの花染め。



さまざまな植物を染めていて、
多くの草花が「黄色」を持っていますが、
ここまでビビッドで輝きのある黄色を出す植物は
そう多くありません。

マリーゴールドのなせる技。



織りは、郡上大和、みずほ園の木田さん(男性)が
こつこつとめちゃくちゃ丁寧にしてくださっています。

あじろ織。

私、こんなにきれいに織れません。
頭が下がります。

かっちり織られるのに、
ふんわりやわらかくてやさしいんです。
手織りなので、空気をはらんで
見た目よりずっと柔らかくて温かくなるのですね。

糸は、オーガニックコットンのガラ紡糸。
先日、この糸の綿を供給している会社の方に出会って、
コットンの安全性について、きちんと確かめました!ので
どなたでも安心して使っていただけます。

こちらは、杉の葉っぱと、アカソ(カラムシの仲間)で
染めた糸の二本取りと生成り糸の組み合わせ。



オレンジ色、と表現されるかもしれませんが、
何ともいえない2つの微妙な異なる色の糸が
組み合わさっているので、
奥行きのある色味が表現されています。



植物の色は、どういう組み合わせでも
しっくりくるのが不思議です。

自然のなかで、共生しているもの同士だからでしょうか。


これらの糸は、石徹白にある植物で
私が染めるのですが、
糸がじんわりと染まっていくときの
幸福感ったらたまりません。

私は布を染めるより、糸を染めるほうが
好きなのですが、
それは、染まっていく瞬間と、色が馴染んでいくのが
手にとるように分かるからなのかなあ、と
勝手に理由づけしています。

染める楽しみ、喜びを
たくさんの人と共有していきたいなと思うくらい好きです。

これからも、たくさんではないけれど
コツコツと、手織りものを作り上げていきたいです。

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