3月26日(日)まで土川商店にて ご縁が広がる不思議な場所
3月18日(土)から、
岐阜県池田町の土川商店さんのギャラリー、
場所かさじゅうで、企画展「いとしろStories」が
始まりました。

こちら、土川商店の外観です。



当日の朝の設営でバタバタとしましたが
なんとか完了しました。



新作、
先染め藍染チェックのチュニックです。


メンズシャツも種類が増えてきました。




去年、いろんなご縁が重なり、ここで企画展を
させていただきました。
そして今年も・・・ということで始まったのですが、
この場所、ご主人の土川さんの広い人脈と
居心地の良さから、本当にいろーんな人が
集まって来られるのです。


そう、今回、去年の企画展のご縁を結んでくれた
書道家の岩瀬崇くんの作品や本も飾らせていただきました。


詩がとてもいい。
いい写真が撮れなかったので、また後日アップします!



そして集まって、つながりをいただく方たちが
とっても濃くて、面白くて、ものすごい力だなあと
今年の企画展開催中も、まさに実感しております。

私が在廊できるのは、あと26日だけの予定ですが、
また新たな出会いを楽しみにしております。

石徹白民話絵本の原画も展示中です。



さて、 18日は石徹白民話絵本の読み聞かせと、その後は
石窯ピザを囲んでの交流会、

19日は、いとしろで今起きていることを夫の
平野彰秀がお話しし、そのあと、私から
石徹白洋品店の服作りについてお伝えするという内容の
お話し会を開催しました。


絵本の読み聞かせは、絵本のイラストを描いてくれた
南景太くんのパートナーであり、女優・声優さんの
南早希ちゃんがしてくれました。

さすがプロ!彼女の演出によって、この物語が
さらに具体的に、映像が目の前に浮かぶようでした。
生後4ヶ月ほどの愛娘ちゃんを連れての大変な時期での
お願いでしたが、受けてくださって、
ありがとうございました!!

夜の交流会では、焼きたてのピザが最高でした。
火を囲んで暗闇の中語るというのは
なんと贅沢な時間なんでしょうか!
子供が出来てから、夜外に出ることがあまりなかったのですが
こうして火を焚いて、外でごはんもいいものだなあと
これからの夢が広がりました。

食事を準備してくださった皆さんも、本当にありがとうございました。
ピザに豚汁に甘酒に、お餅に!
美味しすぎる交流会でした。
参加してくださった皆さんとも
いろんなお話しが出来ていい時間を過ごしました。
(子供たちは、炎の中に薪を投げ込んで
火遊びしていましたが、それもまた良かった!)

盛りだくさんな初日に
スタートしたばかりなのに
もうなんだか満足してしまいました。

この場を作ってくださった土川さんに
改めて感謝です。

石徹白の方の手芸品も並んでいます。




そしてそして、二日目の19日。
初めての夫婦でのお話会でした。

夫は、人前で話をするのに慣れているので
いつもどおりという感じでしたが(すごいなあ)
私はドギマギ。

日本の和裁の技術の素晴らしさ
(たつけやはかまの作り方など)について
話す時に、熱が入りすぎて一人でヒートアップして
しまいました。笑

しかし皆さん熱心に聞いてくださったので
嬉しかったです。

石徹白から池田町に引っ越してこられた
80代のOさんご夫妻も来てくださって
昔のお話もしてくださったのが
内容をより一層深めてくださったように思います。

いろんなイベントや企画ものをしてきましたが、
こうして参加してくださる方との交わりの中で
一瞬一瞬がより濃くて、意義深いものになるということを
いつも実感しています。

その度に、関わってくださるすべての方に
感謝の気持ちでいっぱいになります。
どうもありがとうございます。

長々と書いてしまいましたが、
そんなこんなでスタートした
土川商店での企画展。

26日までは平日でもご覧いただけますので
お近くの方、お時間ある方は是非足を御運びいただければと
思います。

「いとしろカレッジ」スタートしました!
7月30日より、「生きるを学ぶ いとしろカレッジ」という
講座が、9カ月間に渡って、石徹白でスタートしました。

これは、地域おこし協力隊で、石徹白に移住して3年目の
加藤万里子ちゃんが企画して、運営しているもの。


*****

いとしろカレッジは、自然とともにある暮らしが脈々と続いてきた石徹白で、
古くからの生きる知恵や精神を、現代によみがえらせる取組みにふれて、
これからの持続可能な生き方を考える学びの場です。
近年の気候変動や不安定な社会情勢の中、
今の暮らしや社会に対して、このままでいいのだろうか?と
疑問に思ったり、悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか。
過去と今、未来をつなぐこの地(石徹白) で、
自分たちの暮らしは自分たちでつくる「生きる力」をともに学び、
望む未来への一歩を踏み出しませんか?

*****

 

 私自身も、石徹白に2007年から通い始め、
いつも石徹白に住むみなさんから、
そして周りの自然や歴史から、
様々なことを学んできました。

机上では学べない、本からでは教えてもらうことのできない
本当に大切な、「生きる」ということを
全身で学びとることができるのが、この土地の真の強さ、
そして魅力なんではないかと、考えてきました。

これをより多くの人に伝えたいと思い、
石徹白洋品店という形で、
一つの、石徹白を知ってもらえる方法で
今までやってきたわけですが、
いとしろカレッジはまさに、石徹白に学ぶということを
前面に唄っている素晴らしい取り組みだと思います。


9名の受講生が集まり、
また、地域スタッフという形でIUターンの若者、
NPOの賢者たちが一緒になり、一カ月に一度、
1泊2日の濃密な時間を過ごすことになります。

私はスタッフとして関わらせていただきますが、
昨日一日だけでも、その学びと出会いの豊かなこと。

参加させてもらえて、本当にありがたい限りです。

今日も一日フィールドワーク。

これから9カ月間で、
どんなことが起こるのか、楽しみです。 
藍染めの小さな一歩
8月の企画展に向けて準備を進めています。

そんな過程で思うことを少しだけ。

土から藍の葉を育てるところから
藍染めを試みるとは、
数年前には思いもよらないことでした。

しかし、石徹白で古くに織られ、
仕立てられた藍染めの服を眺めるにつけ、
ここでのものづくりに「藍」という色が
必要不可欠であるという確信が
日に日に強くなりました。

そんななか、様々なご縁が重なり、
藍と半世紀もの間、向き合ってきた師、
日置智夫氏と出会うことができました。

その後、師の藍染めをともに継承したいという仲間が
じわじわと集まり、今や畑の藍が中心の生活を送っています。

「藍染め」という言葉の奥に広がる
深く、遠い世界に向け、
暗がりの中を師に手を魅かれ、
恐る恐る小さすぎる一歩を踏みしめているような、そんな日々。

なぜ芽が出ない、
なぜ虫が食う、
なぜ葉が枯れる・・

消費社会の中で消費者として育った私は
「すくもを買えないか・・・」と師に漏らした。
すると、「土に触れることが、
自然のサイクルを知ることが、
ものをつくる心につながる」
と、やわらかな口調でたしなめられた。

何もかも思い通りにならない一年目。

圧倒的な師の作品に、
師とともに歩んできた藍の甕を前に、
焦る気持ちを抑えながら、
毎日畑の藍たちの生長を見守っている。


このタイミングで、師から藍染めを学ぶ機会をいただけたことは
奇跡的で願っても叶わぬ幸運。

早すぎず、遅すぎず、今まさに、このときに。

すべてはご縁をつないでくださった前田静さんのおかげさま。
そして、くじけそうな藍栽培の日々をなんとか進んでいけるのは
志をともにして藍を育てる仲間がいてこそのこと。

いろんな壁にぶち当たりながらも、
止まることなく、歩んでいきたい。

そんなことを思う毎日です。


企画展は、その本当に表層の一部をお見せするような
内容ではありますが、この挑戦を多くの方に
共有できれば嬉しいです。 
8月6日~14日 「土から生まれ、土に還る ~藍の事始め~」
石徹白の夏はとても気持ちがいいです。

とうもろこしの背が高くなり、
ひぐらしがカナカナカナと鳴き、
日陰に入ると心地良い風が吹きます。


さて、そんな真夏の石徹白での企画展のご案内です。


*******

真夏に生い茂る藍の畑、藍を建てるための甕、
そして郡上の透き通る川水のようなにごりのない藍の色 
―― 師の作品をご覧いただければと思います。

石徹白で藍を育て、糸布を染め上げ、
人々の体を守り続け
てきた藍の野良着を眺めながら、
いつか再び、この地に藍
染めを取り戻していけるよう、
小さな一歩を踏み出します


この春から郡上の仲間とともに、藍の栽培を始めました。
郡上大和で半世紀もの間、藍染めを手掛けられた
日置智夫
氏を師として、土に根差したものづくりを
深化させていき
たいと考えています。

会期:8月6日(土)~14日(日)
時間:10時~16時
場所:石徹白洋品店 郡上市白鳥町石徹白65-18
TEL/ 0575-86-3360
メール:info@itoshiro.org 







涼しい石徹白にぜひ足をお運びください。
お待ちしております。