2015年も、ありがとうございました。
今年も残すところ、あと1日となりました。
2015年も大変お世話になりました。

今年は、6月の次男出産が
私個人にとってのメインイベントでしたが、

(生後1週間ほどの次男)

その前後に、藍染めの師匠との出会いがあり、
工房建築が開始し、

(12月初旬の建築現場)

石徹白民話絵本第一弾の完成や、
それに伴うメディア掲載、


そして、「手仕事会議」のスタートなどなど、
なんだか盛りだくさんな一年となりました。

例年通りの企画展は
絵本の原画展しかできませんでしたが、
私だけで動いてできること以上のこと、
人との出会いに恵まれたことを
ありがたく思っています。


出産を経ると、
本当にいろんなことが変わります。

家族が増え、
それに伴って
生活も変化していくし、
仕事の仕方、
そして、考え方も・・・。

家族が一人加わるということで
大変さもあるけれど、
喜びも大きくなり、
慌ただしい中にも
充実した幸せを感じる時間が
ぐっと深く、多くなります。


計算通りに、
計画通りに、
できることは少なくなってしまいましたが、
それ以上に得られる心の面での充実と、
自分が動けないからこそ初めて遭遇する
未知なる世界(?というか、助けていただくことで
想定以上に広がる世界・・・?力不足なだけかな)に対し、
日々、感謝の気持ちが大きくなっていきます。

私一人では、
本当になんにもできないんだ、と
子供を持つ前には
受け入れられなかった感情が、
すんなりと正直に認識できるようになりました。
(子供を持つ前だって、
実際そうだったのだけど、認めたくなかっただけなのね・・・)

そういう意味では、
私にとって、この一年は、
感情的に、少し、成長したのかなあ、
なんて、子どもの存在と、
助けてくださる周りの方の存在に
ただただありがとう、と思うのです。


さあ、来年はどうしていきましょうか!と
色々妄想は膨らむのですが、
次男の、もっとも「目が離せない時期」に突入し、
また、藍畑を始めるために、
どれくらいの、やりたいこと、やるべきことが
できるか分かりませんが、
引き続き、「一人では何にもできない期間」なので、
今年のように、
肩肘張らず、出来る限りのことをやるのみ、
と思っています。

工房も完成する予定なのですが、
私が何か大きく回していく、というよりも、
多くの方に関わっていただくことで起きるかもしれない
偶発的な事々に、身を任せていこうと思うばかりです。

そう、最近は工房の建築現場の様子を
なかなかアップできていませんが、
かなり進んできています。

お正月休みにじっくり写真を撮って
ご紹介していきたいと思います。

とにかく、毎日「生きる」ことに必死で
ブログアップもままならない今日この頃ですが、
できるだけ、コツコツと、
石徹白の様子をご紹介していきたいと思います。


今年も、みなさん、大変お世話になりました。

来年も、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 
教え合う、学び合う、石徹白洋品店のワークショップ
冬のおくりもの展、
郡上八幡の糸カフェさんにて開催中です。

すでに多くの方がお立ち寄りくださっていて
本当に嬉しく思います。
期間中、いつでもいられるわけではありませんが
できる限り、時間をつくって
お客様とお話したいなあと思い通っています。

さて、期間中に行うワークショップ、
こぎん刺しヘアゴムづくり、
FUNTYづくりが、
両方とも無事に開催されました。
ありがとうございました。

こぎん刺しヘアゴムづくりは
みなさん、とても夢中にちくちくと
すてきな作品を作ってくださいました。


子連れの方もいらっしゃいましたが
お互い子供をみつつ、
また、抱っこひもで抱っこしつつ、
集中してちくちくちく。

こんな時間ってなかなか家ではとれないので
(家にいるとつい家事とかしちゃいますよね。。。)
贅沢なんだと思います。


同じような図案でも、
刺す人、その人が選んだ色によって
個性が出るのでおもしろい。それが醍醐味と思います。


今回講師をしてくださった美奈子さんは、
こぎん刺しの鼻緒をつくってみえる
まさにこぎん刺し職人さん!

自分でやってみると
その腕の凄さがより理解できます。
それくらいものすごい細かい布目で
美しい柄を創り出されています。

美奈子さんのこぎん刺し鼻緒は、
夏場、郡上八幡の郡上木履さんで
扱っていただいていますが、
毎年お盆前に完売してしまうほどです。

ご興味ある方は、ぜひ春頃に
チェックしてみてくださいね。



そして、今日はふんどしパンツ、
FUNTYづくりワークショップでした。

講師は森本恵美ちゃん。


生まれて4ヶ月の赤ちゃんがいて大変な中、
ワークショップの先生を引き受けてくれました。
ありがとう!

ワークショップでは、FUNTYの作り方だけではなく
その良さや、体のめぐり、太陽暦のお話など
幅広い内容が展開されたようです。
(私自身は最後まで居られず。。。)


参加してくださった方は、きっとFUNTYの心地よさを
実感してくださるのではないでしょうか。
感想を伺うのが楽しみです。


今回、こぎん刺しヘアゴムづくりも、
FUNTYづくりも、石徹白に住んでいる美奈子さん、
恵美ちゃんに講師として開催していただくことができました。

石徹白には本当に様々な技術や知識、
知恵を持った人がたくさーんいらっしゃいます。

誰もがその人しか持っていない素晴らしい部分があって
それを教え合い、学び合うことが
喜びになっているように感じます。

私のお隣のNさんは、
野菜の苗をつくるのがとても上手で
彼女のつくった苗だと野菜が立派に育ちます。

また、Hおばあちゃんがつくった味御飯の素は
絶品で、作り方を習って冷凍保存したりしています。

Sおばあちゃんの大根の甘酢漬けは
息子の大好物で作り方を教えてもらってつくったら
毎日のおかずに出しても毎回ちゃんと食べてくれています。

自然農法については、Iさんに教えを請うこともあるし、
薬草については、Tおじいさんに学ばせてもらう・・・。


誰かが先生、という一方通行の関係性ではなく
誰もが何か得意なことがあって
それを分かち合う、ということが
こんなにも豊かで
喜びにつながるんだということを
私は石徹白に来て、深く深く実感するようになりました。

当たり前のことなんだけれど、
つい、貨幣で何かを交換するということが
当たり前になっていると、
売る人、買う人、
教える人、習う人、
という一方的な関係性が固定化されてしまいます。

そうではなくてもっと重層的で
濃密で、相互的な人間関係が
かつてはどこにでもあったはず。

私は、今回のワークショップを経て、
それを取り戻していくことの大切さを
改めて大事と思いました。

教え、教えられ、
生き甲斐となる。

毎日に張り合いが出てくる。


それが当たり前な石徹白のかたちを、
地域内外で、いろんな人に体験してもらえるような、
そんな試みを、これからも続けていきたいと思います。


今回ワークショップの先生をしてくださった
美奈子さん、恵美ちゃん、
ワークショップに参加してくださったみなさん、
どうもありがとうございました!!
冬のおくりもの展はじまりました【12/19-27】@糸カフェ
今年も、はじまりました。
冬のおくりもの展@郡上八幡糸カフェさん。



今年も、みずほ園さんとともに
つくらせていただいた手織ストールが並んでいます。


ウールではちくちくする、という方でも安心の
オーガニックコットンエコ染めの糸をつかったものばかりなので
ふんわりと気持ちよくまとっていただけると思います。

私自身がアトピーで、少しでもちくちくするものは
着られないので、とにかく心地よいやさしいものを
選んでいます。

石徹白の野良着「さっくり」をベースにした
手織布のコート、そして本藍染めの長上衣。


今年初お目見えの、美濃和紙ジュエリーも
大切な人への、ご自身へのギフトにおすすめです。


めちゃんこ小さな折り紙で折った紙風船に
樹脂をコーティングしてつくられている
本当にかわいらしいものです。

ぜひお試しくださいね。

中津川のしずく地藍工房さんが
染められた本藍染めのコットンストールも
背筋が伸びるようなきりっとした藍の色を持ち、
見ていても、身に着けていても心地良い。


私もいつか、このような美しい藍を
染められるように力を尽くしていきたいです。

これらの色を眺めていると、
来年から始まる藍栽培に向けて
心が引き締まる思いがします。


さて、初日の19日、たくさんの方がいらしてくださいました。
どうもありがとうございました。

27日まで、郡上八幡のみなさま、
どうぞよろしくお願いします。










たつけワークショップ
温かい日が続きますね。
石徹白では、前回降った雪が根雪にはならず
もうほとんどなくなっています。

12月も半ばというのに
これほど雪が少ない年も珍しいのではないでしょうか。

このままあまり降らずに終わるとありがたいのですが
2月にはキャンドルナイト(雪に穴を掘ってろうそくを立てて
みなで集落をめぐるイベント)があるので
それまでには少しは降ってもらわなければ・・・なんて
都合のいいことを思ったりしています。


さて、先日、石徹白在住のみなさんとともに
たつけワークショップを久しぶりに開催しました。

子供がいるとなかなかできない・・・というのを理由に
開催を躊躇してきましたが、
今回は、石徹白住人対象ということで
ちょっと気楽にやらせてもらいました。

まるっと二日間、みっちり。


久しぶりのワークショップでしたが、
私自身、とても楽しく過ごしました。

やっぱり、たつけをつくってもらうことって
とても大切なことなんだと、改めて思いました。

直線断ち、直線縫い、手縫いでできてしまう
超機能的な野良着ズボン。

つくっていると、より、その素晴らしさが分かるのです。

子連れでお許しいただけるなら
今後もちょこちょことワークショップをしたいなあと
思いました。

次男(現在生後6カ月)がはいはいして回るまでなら
なんとかいけそうです。(笑)

とはいえ、なかなかお昼寝できなくて
ちょっとかわいそうでした。
お昼休みにねんね。猫が守をしていました。


このたつけワークショップは、
今回2日間やりましたが、
手縫いだと、完成するまでに
なかなか至りません。

「浴衣を縫ったことがある」という方は
以前、1日(約4時間)で完成しました。

普段、針仕事をまったくしない方で
手縫いでやろうと思うと、たぶん、4日~6日間くらい。

ちょっと洋裁して、服をつくったことがある方で
2日間くらい、
また、ミシンを持ちこんでミシン縫いであれば
1日~2日です。

人によってかなり進捗が異なるので
ワークショップとして上手く成り立たせるために
色々と工夫が必要です。

そうとはいえ、かつては、囲炉裏端で
お母さんから娘さんへ
口承で作り方を教えられ
夜なべ仕事としてちくちくちくと縫っていた・・・というのを聞くと、
パッケージ化したワークショップにしないほうが
よりたつけらしいのかな。と考えたりもしています。

人それぞれのスピードで
ちくちくと縫い方を覚えてもらう。

もちろん、一回縫っただけでは
なかなか覚えられないので、
2枚、3枚と重ねていってもらいたいと思っています。

私自身、針仕事はとっても苦手で
専門学校に通うようになってから
ようやくできるようになったので、
初心者の方には、
気長に、基本のキから、お教えしたいと思います。
(その場合、もっと長い時間がかかりますが、
基本を知っていると後々便利ですものね!)


まだ次回の開催は確定していませんが、
3月頃に、郡上市内で開催できるかもしれません。

工房ができたら、泊まりがけ(1泊~2泊)で
たつけをつくるワークショップをしたいなと妄想中です)

石徹白ならでは、
石徹白だからこそのコンテンツを
色々と増やしていきたいと思います♪
楽しみ楽しみ!


 
【工房建築】杉皮の外壁
工房建築に関するブログの
久しぶりのアップです。

雪がいつ降るやら・・・と心配が大きく、
なかなか落ち着いて作業の進捗を
お知らせすることができませんでした。

しかし、ようやく雪が降ってもなんとか大丈夫そうな
段階まできてくれて、ほっと一息ついています。

これまで2度、降雪がありましたが、
まだ根雪にならなさそう。今年は少ないといいのですが。



日曜日には、足場が解体されました。


そして現れてきた美しい外壁・・・
これは母屋側と川側。


そしてこちらは、橋側で、杉皮での仕上げです。かっこいい!


杉皮で仕上げるという話だったのですが、
いまいち、どのようなかんじになるのか、
想像がついていませんでした。

実際に見てみると、本当にかっこよくて惚れ惚れしてしまいます。


この杉皮、長く使えるために、
一度発酵させてあるそうです。

昔は、このような仕上げ方もあったそうなのですが
この杉皮自体、現在は、生産している人が
ほとんどいないそうで、大変貴重なものです。

この壁が、冬の寒さに、雪に、
どのくらい耐久性があるか分からないので
これからこの冬を通じて、見ていこうと思います。


これで、外壁工事は、終盤を迎えつつあります。
建具は最終的に入りますが、
壁はここ数日で仕上げられるはず。

その後、内装にかかり、年内には目処がつく予定です。

そろそろ来年の予定を考えつつ
工房活用に向けて、動き出そうと思います。

完成の際には、
たくさんの方にご覧いただけるように
色々と企画していこうとわくわくしています!

 
こぎん刺しヘアゴムづくりワークショップ【12月19日(土)】@糸カフェ
雪がふりはじめ、本格的な冬に突入です。
隣の工房建築現場は
足場が外され、外壁もほぼできてきたので
何とか、冬を迎えられそうでほっとしています。

さて、12月19日から27日まで
郡上八幡糸カフェさんにて
開催します「冬のおくりもの展」。

そこで、こぎん刺しのワークショップを開催しますので
お知らせさせていただきます。

石徹白には、ちくちくと
すばらしいこぎん刺し作品をつくってみえる
Mさんがいらっしゃいます。

こぎん刺しは、もともと東北の民芸で、
麻の服しか着られなかったときに、
寒さをやわらげ、布の耐久性を上げるために、
麻布に、木綿糸で刺していたことが
もととなっています。

それはそれは細かい仕事で本当に大変な
作業だったんだろうな、と最初は思っていましたが、
やってみるうちに、その楽しさにはまってしまいます。

こぎん刺しに関する本を読んでいても、
昼間は外で働いて、
夜、ちくちくと刺すことが
日々の楽しみの一つだった、ということが
記されていて、
その理由が、やってみて初めて分かりました。

労働の後に、自分の創造力でもって
ものをつくることができる喜び。

その心を、味わっていただければと思います。


さて、こぎん刺しワークショップは
こんなかんじになります。

布と糸、そして刺す柄を選びます。


ちくちくちくと、布目を見ながら模様を刺していきます。
ついつい夢中になって、もくもくとしてしまいます。


だんだん形が現れてくると
とても嬉しくなります。

私は何度か刺し間違えたりして
2時間くらいかかってしまいましたが、
できました!!!


ものすごい達成感!
そして、これをクルミボタンにして
ヘアゴムにすると、こんなかんじに・・・


選ぶ柄、糸、布の色によって
それぞれまったく違った作品になるので
楽しいです。

自分でつくったものはずっと長く
大切にしたくなりますね。

今回は、布目が粗いものを使うのですが、
いつか、「上級編」として
細かい布目のもので
ワークショップもしてみたいなと思います。

以下、ワークショップの詳細です。

午前の部はすでに満席になっていますので、
ご興味ある方は、午後の部にお申し込みください。

よろしくお願いいたします。


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東北の手芸「こぎん刺し」。
寒い地方で麻布を少しでも温かくしようと
木綿糸でちくちくと女性らが刺すうちに、
その意匠がより美しく発展し、
まさに「用の美」を追求するような民芸にまで至りました
石徹白でこぎん刺し鼻緒をつくられる
河田美奈子さんを先生に、
こぎん刺しヘアゴムをつくります。

時間:
第1回 10時~12時 満席です!
第2回 13時~15時
参加費:1,500円(材料費・1ドリンク・プチスイーツ付)
持ち物:糸切バサミ
定員:各回6名
お申込み:12月16日(水)までにinfo@itoshiro.orgにメールをしていただくか、イベントページに参加の旨を書き込んでください。


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