【工房建築】見学会資料
石徹白は紅葉がピークを過ぎたように思います。
落葉が始まり、木々たちが
いかにも冬の準備に勤しんでいるように感じます。

朝晩も冷え込み、ストーブを焚く日も増えてきましたが、
昼間はお天気が良ければ20度を超え
汗ばむ陽気の日も・・・

そんな寒暖の差が激しい中、
もくもくと大工さんは、工房づくりに
精を出してくださっています。
本当にありがたいことです。


プレカットされていてあっという間に
組み立てられる、今風の家とは違い、
手で刻みを入れながら建てていく建築物なため
本当に地道な作業が続きます。

早朝から、日が暮れるまで
木を刻む音がするのを聞いていると
頭が下がる思いです。

かつての職人さんたちは
こうして、丁寧に、時間をかけて
家をつくりあげていたんですね。

効率を求め、スピードを求め、
今ある形になっていると思います。
どちらがいいとか、悪いとかじゃないけれど、
スピーディにつくって、
30年ほどで廃棄されてしまう
今の住宅を眺めていると、哀しい気持ちにもなります。

家を建てる、という一つのことが、
最終的には、
どういう価値観の中で
自分がどう生きていきたいのか、
ということを
突きつけてくるように思います。

少なくとも、今つくっている工房が
木造建築なので、
長い月日を経て、育ってきた木々たちを
できるだけ長く長く使っていけるように、
100年、200年先の人にも
活用してもらえるように・・・

生まれてきて、死ぬという
人の人生の中で
何が幸せなのか、
一言で表すことはできませんが、
自分が生きてきた中で
大切にしてきたものが、
同じように、
自分の子どもや孫の世代の人々にとっても
大切に思えるようなものになっていたら
嬉しいなと思います。

私は、先人らが、建てて住んできた
手で削られ、囲炉裏でいぶされてきた
木材が愛おしく思うし、
それを、これからも残していきたいと思います。


さて、これまでの、工房建築についての
見学会に使用した資料をアップさせていただきます。

都合がつかず、来られなかった方は
ぜひご覧ください。

<建て方見学会資料>
表面


裏面


<構造見学会>



完成見学会につきましては、
雪の心配もありますので、
来春4月頃を予定しております。

どんな工房になるのか楽しみです。
ご期待くださいね。