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今年のキャンドルナイト 輝きに満ちた集落
今年の冬は無事にキャンドルナイトを
開催することができました。

2月18日の一夜。

石徹白は、やわらかい光に包まれた
温かく輝きに満ちた集落と一変しました。

この日は、
冬、初めての店舗営業を行いました。

お客様、来てくださらるかなあ、と
ちょっとハラハラしていましたが、
常連様も、初めてのお客様も
たくさんの方が足を運んでくださいました。

ありがとうございました。

 

暗くて分かりにくいかもしれませんが、
キャンドルをともした雪の道から、
石徹白洋品店の建物を眺めた景色です。

看板も何も立てていなかったのに、
足を運んでくださった方には
本当にご縁を感じ、感謝でいっぱいです。

お隣の巨大かまくらは今年も健在です。



石徹白への道は、ぐねぐねの坂道なので
冬の時期に、お客様に来ていただくには
危険な日もあって、
石徹白に来て来て、と簡単にはいえません。

が、登りきった場所だからこその
特別な空気感や、
ひときわ雪深いからこその冬の美しい風景を
見ることができます。

一面に広がる雪原、
そこここに見られる動物の足跡。
川の上をトンビが舞い、
子どもたちが雪とたわむれる。

もう、昭和みたいな風景(褒め言葉です)が
石徹白全体に漂っていて、
ときとして、私は涙が出そうな、そんな懐かしさと
あたたかさを感じて、ああ、ここに住めてよかったと
心から思うのです。

この日常の感動は、言葉で伝えるのは容易ではなく、
やはり、厳しい寒さを経験し、
雪があるこその不便さを日々味わってこその
感情と思うのです。

すこしでも、この一夜に、
石徹白に来ていただいた方が
石徹白の大自然の持つ美しさを
肌で感じていただけたなら嬉しいなと思います。



お会いできたみなさんに心から感謝して。
ありがとうございました。

このごろのこと
こんにちは。

しばらく家族皆で風邪をひき、
家にこもる日々が続いておりました。

毎年2月は、毒出しの季節ですね。

普段は子供たちだけですが、
今回は私も夫も見事にやられました。

あたたかい陽射しが増えてきて、
心もやわらいできて、
ようやく、身も心も普段通りになってきました。

健康に過ごせることが
いかに大切なことであるかを
こういうことがあると身に沁みます。

そういうわけで、滞っていたお仕事も
ようやく始めることができました。

春の服を、今鋭意制作中です。

みなさんにうきうきした気分で
まとっていただけるような
ふんわり軽やかなシャツや、

ショート丈の「はかま」も
新しく制作中です。


今年は、5月にはホームページリニューアル、
ウェブショップの開設を予定していて、
それに向けて、色々と進めています。

そして!
4月には、石徹白洋品店は株式会社化をして
法人になる予定です!!
(これまではずっと個人事業主で
細々とやってきました。いいや、これからも
細々とはなるでしょうが・・・)


わたくし、実は、数字にとっても弱くて
事業計画なんぞ立てられません。本当に。
小学校のときに、算数ドリルというのがあって
あれが苦痛で苦痛で、
途中で、くじけて答えを写したりしていたからか(告白!?)
計算もままならないし、数字見てるとくらくらするのです。

だから、ちゃんと年度の計画立てれるかな~と
不安でいっぱいだったんですが、
なんと、経営コンサルの経験のあるある人(←夫!)が
お手伝いしてくれることになりまして、
何とか、計画を立てつつあります。

世の中の会社さんは、みんなこんなふうに
数字を出しているんだな~、すごいな~なんて
思いながら、戦略会議を進めております。
ありがたや~。


私は、服を、もちろん作りたいのですが、
石徹白という小さな山奥の集落でも、
きちんと経済活動をして、
自分自身も、
そして、何家族かを養っていけるような
お店を目指したいと思っています。

それは簡単なことではないですが、
都会で立身出世することが
社会的に評価されるすべてのことではなく、
どんな地域でも誇りを持ってできる仕事を
創り、自然の中で、家族みなで豊かな気持ちで
生きていける、そんな環境を整えることができたら
と夢見ています。

夢を夢のままとするのではなく、
小さな一歩を踏み出して
現実化できるように、
進んでいければと思っています。

(石徹白のイベント、雪の集いのときの写真 by 近藤佳奈ちゃん)



そうそう、4月には、久しぶり(5年ぶり?!)に
カンボジアに行ってきます。

私の原点でもある、クメール伝統織物研究所の
森本喜久男さんにお会いしてきて、
草木染めや、糸紡ぎなどを学んできます。

長男出産後、ずっと行きたくて行けなかったのですが、
今回、思いきって、石徹白洋品店の原点を
見つめ直すためにも、行ってくることにしました。



子供連れでどうなることか!?




どういう生き方をしていくのか、
こうすればいいという答えはもはやなくて、
それを自分自身で見つければいいし、
子供たちにも、自分で考えられるような人に
なってもらいたいと思います。

いろんな人の生き方や環境、暮らしに触れて
何か学びとってくれればいいな。


さあ、今年も、新しい石徹白洋品店づくりにむけて
邁進していきます!


 
いとしろstories2を開催します【3月18日(土)~26日(日)@池田町】
今日は雪降りの合間の、貴重な晴れの日でした。

昨日まで降り続いた雪が30センチくらい
新たに積もりましたが、
今日の温かさでかなり沈み込みました。

春もすぐそこでしょうか。

とはいえ、、、明日から寒波のようです。
まだまだ油断できない冬の石徹白です。


さて、3月の企画展のお知らせです。
3月のお知らせをさせてもらうなんて、
ああ、ほんと、すぐそこまで春がやってきている~、
とうきうきしちゃいます。

が、雪があるときれいだし、
雪があるからうちにこもってやる仕事もはかどるし、
まだ冬であってほしい気持ちもあったりして
ちょっと複雑な感じです。


3月は、去年もお世話になった
岐阜県池田町の土川商店さんで、
「いとしろstories2」というタイトルで行います。

今回も、石徹白の取り組みにまつわる
イベントやワークショップも目白押しです。

ぜひ足をお運びくださいね。

いとしろStories 02

岐阜の奥美濃のさらに奥にある白山信仰の小さな集落・石徹白。
この地で行われている小さな取り組みたちをご紹介いたします。

会場 土川商店 場所かさじゅう
   揖斐郡池田町宮地930

3/18(sat) ~ 3/26 (sun)
10:00 - 17:00
*初日18日は12時~ 









展示内容

・石徹白洋品店の服と小物たち
・石徹白民話絵本
 「泰澄大師、白山への道」 原画
・石徹白を紹介する写真・パネル等
・書道家 岩瀬崇作品「冬の木」
 1987 年生まれ。書作家。雅号:唐水。岐阜県出身。
 自作の詩を題材とした書の制作を中心に活動。著書
 に『詩と共生』など。2016 年春に石徹白の古民家
 を購入し、現在、大垣の家との二拠点居住中。

 

3/18 sat 16:00-17:00

石徹白民話絵本の読み聞かせと
絵本制作にまつわる裏話

参加費:500 円 ¦ 定員:40

イラストレーター
南 景太(みなみ けいた)
1981 年東京都生まれ。大垣市在住。絵本作家の父の
影響により、小さい頃から絵を描くことに親しむ。
近年は、自分の絵をPC で再構築(コラージュ)した
≠デジタル作品も展開。

読み聞かせ
南 早希(みなみ さき)
1982 年東京都生まれ。海外の演出家との創作を積極
的に行う。ナレーター、演技講師としても活動。子
ども向けコミュニケーションワークショップも開催。


3/19 sun 13:30~15:30

石徹白で起きていること・
石徹白洋品店の服づくりのお話

参加費:500円 ¦ 定員:40 人  

平野 彰秀(ひらの あきひで)
1975 年生まれ。岐阜県岐阜市出身。商業施設プロデュー
ス会社、外資系経営コンサルティング会社を経て、2011
年、石徹白に移住。小水力発電導入や地域づくり活動を
実践。

平野 馨生里(ひらの かおり)
1981 年岐阜市生まれ育ち。2011 年石徹白へ移住し、2012
年5 月より石徹白洋品店をオープン。土から生まれる服
づくりをテーマに取り組む。2 男児の母


3/24 fri 11:00-14:00

山と暮らしをつなぐツーリズム
~石徹白の山めしづくり~

アウトドアと地域をつなぐ取り組みについて
お伝えしながら、かつて石徹白の人が食べて
いた山めしをつくります。

参加費:2000 円 ¦ 定員:20 人

近藤 佳奈(こんどう かな)
徳島県生まれ、京都育ち。大学時代にアフリカや東
北で非営利活動に携わる。2015 年に地域おこし協力
隊として、いとしろのツーリズムの推進に関わる。
趣味は歩くこと。


3/26 sun 13:30-16:00

いとしろカレッジとサティシュ・クマールの
今ここにある未来

いとしろカレッジの活動紹介と映画上映を行いま
す。スイーツもお持ちします。

参加費:1500 円 ¦ 定員:20 名

加藤 万里子(かとう まりこ)
名古屋生まれ。輸入雑貨卸会社での勤務を経て、名
古屋のフェアトレードタウン運動に参画。「チェン
ジ・ザ・ドリーム シンポジウム」のファシリテー
ター。2014 年に石徹白へ移住。「いとしろカレッジ」
の案内人を務める。

 

懇親会 3/18 sat 17:00 -

石窯ピザを囲んで交流しましょう。
FOOD & DRINK:1200 円¦ 定員:40 名

 

各イベント・WSへのお問合せお申し込みはこちらです。

土川商店 ¦ 揖斐郡池田町宮地930 ¦ 0585-45-2120

石徹白洋品店 ¦ 郡上市白鳥町石徹白65-18 ¦
0575-86-3360 ¦ info@itoshiro.org

 

みなさんのご参加をお待ちしております!!
【石徹白キャンドルナイト】2017年2月18日16時~20時営業します
立春がやってきて、
さあ、春に向けて心新たに!と思ったのもつかの間、
また寒波がやってくるようですね。

昨日今日、石徹白は雪でした。

今朝は思いのほか降っていて、
峠道は、スタックして動けない車を
JAFさんが助けていたり、
警察が来ていたりと(事故!?)
スキーのお客さんの混乱がありました。



私は、ゆっくり慎重に運転していましたが、
四駆スタッドレスでも滑るところは滑りました。

急ハンドル、急ブレーキは絶対にNO!というのを
心がけて運転していますが、対向車との関係性もあるので
より気が引き締まります。

冬の峠路は、みなさん、、どうぞお気を付けくださいね。
(2輪駆動の場合は、必ずFF、そして雪降りのときは
チェーンを搭載くださいね、必ず!!)

さて、前置きが長くなりましたが、
先日もすこしブログで紹介しました
石徹白のキャンドルナイト(2月18日夜開催!)。
 
この日に、石徹白洋品店もすこしだけ
営業することにしました。

営業時間は、16時~20時です。

おすすめの過ごし方としては、

<A,午後からコース>
午後から、雪穴や石像づくりに参加
→ちょっと休憩
→石徹白洋品店に
→18時半~点灯。キャンドルナイトを楽しむ!

<B,夜からコース>
18時半~点灯
キャンドルナイトを楽しみながら、石徹白洋品店に!

<C,宿泊コース>
夜、石徹白に泊まって、次の日は
「絶景パノラマ雪歩きとかまくらめし」のイベントに参加


などなど。

せっかくおいでになるのなら、
石徹白の冬をぜひともご満喫くださいね。


お店の中は、薪ストーブをたいて、
温かいお飲み物をご準備してお待ちしております!
 
お店の冬のレイアウトと、すてきすぎる藍染めの杉綾手織物
先日、お客様が突然いらっしゃいました。

「お店やってますか?」

「すみません、今、散らかっていて、、、」
(企画展を地域外でやっているので
実際に片付いていなくて。。。)

「なかなか来れないので、できれば見せてもらえれば・・」

「ごめんなさい。今、お見せできる状態ではなくて。
また5月から営業しますので、その頃に、、ぜひ。。。」

「分かりました。また来ますね。」

こんなやりとりに、大変申しわけなく思いました。
ごめんなさい!!(お名前もご連絡先もお伺いせず。。。)

ということで、一念発起して、
お店を片付け、冬服を並べました。

初めての、冬バージョンのレイアウトです。



なかなかいい♪
なんて、自分で満足しちゃいました。

冬の間も、事前にご一報いただければ、
お開けできる状態に、ようやくなりました!

おいでの際は、0575-86-3360か
info@itoshiro.orgに
できれば前日までにご連絡ください。
(当日のご連絡だと、
極寒のお部屋にお通ししなければならないかもしれません。。。)

よろしくお願いします。



そして・・・

すでに次の冬シーズンに向けた
すばらしい生地づくりが進んでおります。

こちらは!
大野市の藍染め、手織り職人の皆藤さんによる、
藍染め×藍の憲法染めの糸を使った
杉綾の手織り布です。
ウールとオーガニックコットンの混紡です。

すてきすぎて、卒倒しそうでした(←本当です!)



写真が悪くて良さが伝わらないかな。。もどかしい・・・。



とにかく、もう、ほんとに、かっこいいのです。
これで、冬のジャケットを作る予定です。わくわく。

すでに来シーズンが楽しみになってきました。
ご期待ください!


今日も一日雪が降っていました。
雨のような、重たい雪。

除雪車が一日走り回っていました。
御苦労さまです。いつもありがとうございます。

うちの愛猫ルンタは、相変わらずゴロゴロと
温かいところを探しては寝そべっていました。



羊を飼って、毛刈りして、糸紡ぎをするのが夢だけど、
この仔の毛もすごいから、羊を飼うまでもないんじゃないか、
なんて、思ってしまうほど、毛深い猫です。


もう立春を過ぎました。
まだ春を感じられるような気候とは、程遠いですが、
気持ちだけでも、明るくいきたいと思います。
2月18日はキャンドルナイト!【石徹白洋品店、営業します♪】
温かい日が増えてきました。
雪がだいぶん減って、
腰より低い高さになりました。

晴れて、雪が溶けて、雪がしまって、
「かってこ」という状態になると、
雪原の上を、かんじきなしで歩くことができ、
今しか通れない道ができます。

ショートカットして、畑の上を歩きまわったり、
山を藪こきせずに、上がっていけたりと
楽しい季節でもあります。

これが、だいたい3月いっぱいは続くかな。

春も近いということでしょうか。


さてさて、とはいえ、まだまだ雪が
とけてしまわないでほしい!と思うのが、
2月18日にキャンドルナイトのイベントが
行われるからです!

雪の中でゆらめくキャンドルの炎。
集落全体が、きらきらと美しい夜を迎えます。

2月18日18時半点灯、21時まで。

石徹白にぜひおいでください。

チラシはこちら。





いろんなお楽しみ企画もあります!
当日、吹雪になりませんように。





なお、この日、石徹白洋品店もこっそり営業しようかと
考えております。

営業時間など詳しいことは後日アップいたしますので
もう少々お待ちくださいね。


 
第三者の視点によって気付くこと
この数日、冷え込みますね。

石徹白では昨日の朝は、マイナス15度ほどまで
下がりました。

家の中でも、おそらく氷点下で本当に
凍みる感じがして、
朝トイレに行くのが、長男、猛ダッシュで
かわいらしい。(けど、パジャマで
氷点下の部屋を掛け抜けるの想像するだけで
冷え冷えしますね。。。。)

1歳7カ月の次男は、
よだれなどで、どうしても手が濡れているときが
多くて、その手が真っ赤に腫れてしまいました。
しもやけ状態・・・?!
かわいそうだけど、本人はわりと平気そうです。
幼児は、末端はあまり寒さを感じないのか・・?
 
冷え込んだ日は、だいたい快晴だった日。

青空が澄み渡り、
白い雪と青い空に
本当に吸い込まれて
体という肉体(固形物?)が
感じられないくらい
心身ともに透明感の中に
さらされる気持ちがします。


そろそろ寒さも落ち着くかな。
雪が降るほうが、むしろ温かさを感じるくらい。
しっとりと、冬の乾いた空気が、雪で濡らされて
温もりを含む感覚です。

雪は寒々しいイメージだったのに
石徹白に住むと、温かいものだということを知りました。


さて、今日は、とある打ち合わせがありました。

石徹白洋品店が、これからすこしずつ変わっていくのに
お手伝いをしてくださる方たちと、
2時間ほどお話をしました。

そこで気がついたこと。

石徹白洋品店を外(地域外、あるいは組織外)から
見てくださる方の視点って、とっても学びが多いな、
ということでした。

石徹白洋品店も、早6年目に突入し、
やっている自分自身、なんだか、中にいすぎて
石徹白洋品店がどう見えるか、なんて
客観的に判断できなくなっていました。

私は、これに力を入れているから、
それを中心にして見えているはず・・・と
思っていたことが、
外からの視点だと全然違って、
その自信がガラガラと崩れていったり。
いい意味で。


確かに、ネットでの発信内容に偏りがあるし、
どうしても私自身の得意分野しか
語らなかったりするものだから、
お客さんが、実際に何を求めて、
どこに何を感じて、石徹白まで足を運んできて
くださっているのか、圧倒的な分析不足!
(というか、分析をしようとすらしていなかった。。。)

ということで、これから始まる取り組みは、
石徹白洋品店を省みるとてもよい機会となりそうです。

ありがたや~。


私は、そういう外からの視点や、意見を
柔軟に受け入れて、変容していけるような
心の姿勢を保っておきたいです。

私はこうです、
と決め込むのではなく、
あなたにとっての私はこうだし、
この場にとっての、石徹白洋品店はこうだし・・・と
環境によって変わってもいい、
時代によって、 柔軟でありたい。

今は亡き、石徹白の恩師(?!)
船戸鉄夫先生による冬の石徹白の写真。


ため息が出るほど美しい冬の石徹白に
機会がありましたら、ぜひ足をお運びくださいね。
 
「郡上布」の会、初めての手織り。何を皆とつくっていくか。
1月25日は、郡上布のメンバーでの手織りの会でした。

一昨年の冬から始めた「手仕事会議」のメンバーで
初めての手織りを行いました。
会の詳細はこちらをご覧ください

まだ1年ちょっとのこの会ですが、
手紡ぎ糸や、手染め糸が
すこしずつ蓄積されてきました。

これも、仲間が自ら技術を磨き、
実践してくれているからです。

本当に励みになります。

メンバーの一人、前田静さんが
染めためている糸と、
会で染めた糸を使いました。

すべて草木花の恵みによる色です。



手書きのかわいらしいタグ。
前田静さんの娘さんによるものです♪

マリーゴールドのミョウバン媒染、鉄媒染、
クサギ、藍の生葉、サザンカの鉄媒染、
アカソ、栗、くるみ、・・・・本当に様々な色。

きれいできれいで見とれてしまいます。

今回、2台の機をお借りしてやりました。

1台目は、経糸は、私が工房で染めた
クルミの葉の鉄媒染。

茶色味のかかったグレーです。



2台目の機は、経糸は、メンバーの加藤祐里さんの
手紡ぎ糸です。2本どりにしているので
手紡ぎでも、十分経糸として切れることなく
テンションが保たれました。すごい!


正直、経糸として手紡ぎ糸って使えるのかな~、と
思っていました。しばらくは紡績糸を使うしかないのかな、と
正直、考えていたのですが。
本当に、1年足らずでここまでの技術を磨き上げた
祐里さんはすごいです!!!

同じような糸を使っても、織る人によって
表情が違って面白い。
今回は、糸と糸から布ができることを体験する
というテーマだったので、みんなすこしずつだったけど、
織りができてよかった。


織る人が違うとできる作品が様々。

私は、一部だったけど、自分の手で紡いだ糸を入れました。
緯だったらそんなに熟練した人じゃなくても、
綿から糸にして、使えるということが分かって励みになりました。




郡上の自然の恵みをいただいて、
衣食住の衣を手に取り戻していきたい、と
始めた活動でしたが、
1年ちょっとでここまで来れるとは
想像していませんでした。

なんだかとっても嬉しい。

今年はこれに藍色が加わるかもしれない。
そうしたらバリエーションも増えるし、
より郡上らしくなる。
(石徹白や郡上で出て来るノラギって
ほとんど藍染めばかり)

今回の会を終えて、
私は、もっと具体的に、どういう布を
どういう作品を皆で作り上げていきたいのか
決めてしまって、そこに向かって動いていくべきと
確信しました。

この1年は、何ができるのかな、本当に
できるのかな・・・と半信半疑で
手の回る範囲でやってきました。

さまざまな活動を経て、信頼関係が築かれ、
見える形にものが作られてきて、
ああ、目指せば、目指したものができる、と
急に確信に変わったのです。

むしろ、目指すものを決めなければ、
色々実験的にやりすぎて
右往左往するだけだ、と。

春が来て、畑が本格的に始まる前に、
仮でもいいから、具体的に目指すことを
みんなと話あっていければと思います。

そうすることで、きっと、次の冬までに
新たに何かを成し遂げることのできるのだと
思います。

みんなと一緒にステップアップできて
本当に嬉しい。
仲間に感謝です。
 
これからのことをいろいろ考えながら・・・。「思えば叶う」
昨日までの飛騨古川での
冬の服展を最後に、
今冬シーズンの服展はすべて終了しました。

新しい試みが一段落して
ちょっとほっとしています。

仁美ちゃんが合流してくれた9月から
石徹白洋品店は、
これまでのことを思うと、
ものすごいスピードで進んで変化してきました。

何か新しいことを始めると、
それを実践していく過程の経験によって
また新しいことが思い浮かんだり、
昨日はこう思っていたけれど、
今日これを経験したら違う、と思ったり、
なんだか、自分自身がめまぐるしく
変化し続けているような感じがして、
自分のことながら、ハラハラ、いや、
わくわくしちゃいます。

子供が産まれてから、
本能的に保守的になるからか、
こういう感覚を抱くくらい
頭を動かしたり、
体を動かしたりするのは
産後初めてなので、
なんだかすこし、若返った気分です(笑)


来シーズンはこうしようとか、
1年後はこうありたいとか、
色々短期的に考えたりするのが
日常ではありますが、
やっぱり、私は、将来的に
こういう形を望んでいるという
大まかな未来へのイメージを念頭に、
それを何十年後かに達成したいから
今、これをやる、というふうに考えたりしています。

そうすると、今やることが明確になって
目の前の霧のようなものがぱあっと晴れるし、
あるいは、数年後の目標地点も見えてくる。


ちょっと前に夫と話していたことは、

「具体的にイメージすると、何でも叶うよね。」

ということでした。


ああ、確かにそうだ!と思うのです。

夫は水力発電を石徹白に導入し始めた2007、2008年頃から
現在の、集落をまかなう規模の水力発電を導入することを
想定して動いてきました。

2007年頃は、エネルギーに対する社会的関心も
それほど高くなかったし、
ピークオイルの問題も叫ばれていたけれど、
一般的には、何不自由なく暮らしを営める状況だったので
石徹白の水力発電も静観されていました。

しかし、震災が起き、原発事故が起きて、
一気に社会風潮が変わって、
石徹白への取材も増え、
見学者も増え、自然エネルギーという言葉が
当たり前のように取り沙汰されるようになりました。

始めた頃には、想像していなかった社会のムードによって
行政からの後押しもあったりして、
今の水力発電が実現した、という側面もあります。

社会の変化は偶発的だったわけだけれど、
2008年に、今の形を目標としていなかったら
きっと実現していないことだったと思います。
追い風が吹いたときに、それを形にできるような
イメージが確実にあったということ。


この一連の出来事を経験した夫は、
より確信を持って、
望む未来を叶えるためのイメージづくりが
大事だと認識したのかもしれません。

ただし、イメージしてるだけではだめで、
具体的な行動に、具体的な目標を持って
移していく、というのは、必須条件ではあるのでしょう。
(想像していただけで叶うなんて、おいしい話もあるのかな)



私が2002年に初めて訪れた
カンボジアのクメール伝統織物研究所。

そのときは、主宰者の森本喜久男さんが
シェムリアップの町から外れた荒れ地を買って、
そこで、桑を育てるところから養蚕をし、
染め材を育て、伝統的な絹織物を
土から生み出す、ということに取り組み始めた時期でした。

地雷が埋まっているかどうか、というような
本当に「荒野」だったけれど、
森本さんのイメージはかなり具体的でした。

えー?本当にそんなふうになるの?と
半信半疑。

私が初めてその土地に行ったときは、
1軒の小さな小屋(といっても屋根だけ、くらいの簡素な
建物)に、蚊帳を吊るして、外みたいな状況で
濁った水で水浴びして寝泊まりさせてもらいました。

それが、毎年行くごとに、建物が増え、
畑が開墾され、道が作られ、
木々が育って行って・・・

私が最後に行ったのは、2009年ですが、
もはや100人ほどが住み、
織物に携わって暮らす村になっていて、
娯楽のためのバレーボールネットまで
張ってある賑やかな集落になっていたのです。


これは、きっと森本さんの想定通りだったんだと思います。
すでに彼の頭の中でイメージができたときに、
実現することになっていた、未来の形が
今、現れているのかなと思うのです。

きっとその道のりの途中で、
本当に大変なことや、
命にかかわるようなことが
たびたびあったと思うのですが、
それも乗り越えて、形となっている。

こうしたことを通じて、やっぱり、私も
叶えたいことに対して
まっすぐに、素直に向き合って、
それに向かって進んでいけばいいんだと
確信をもらっています。


ありがたいことに、
そういうことについて
共有できる夫や、仲間がいるので
言葉にして伝えるときに、
より自分の中でもはっきりする
望む形というのが見えてくるのです。

本当にありがたいことなのです。

今、子どもと過ごしている中で、
もう毎日てんやわんやだけれど、
これも1つの必要なプロセス。

子供たちに、私自身、育てられ、
よりたくましくなっていて、
これなしでは、きっとこれから乗り越えられないことも
あるんだろうな、なんて、ポジティブにとらえています。
(へこたれそうになることもあるけど。。。)


そんなことを考えながら、
毎日バタバタと過ごしています。

また、いろんな未来のイメージを
たくさんの方と共有できれば幸いです。
 
飛騨古川での企画展を終えて
こんばんは!

先ほど、飛騨古川より戻って参りました。

雪が降っていて、高速道路は高鷲手前から渋滞、
石徹白への峠道は軽くラッセルするくらいの積雪路、
おまけに、うちの前に到着したとたん、
2男児が泣きだして、それを抱えて雪を掻いて
家に入る、という大変な帰宅ではありましたが、、、

その大変さ以上に、得るもの、新しい出会い、
嬉しい再会がいっぱいで、
本当に凝縮された濃厚な二日間でした。

飛騨古川のみなさん、
ほんと、お世話になりました。
どうもありがとうございました!!!


イチノマチクラブさんは、
普段、テイクアウトもイートインもできる
おしゃれなカフェなのですが、
この二日間は、石徹白洋品店の服を
展示させていただきました。




この企画展に合わせて、石徹白フェアという形で
石徹白の農産物をとりいれた
ランチやスイーツ、ドリンクをご提供いただきました。



特においしかったのが、やはり!
大地のチェリータルト!!



定番のカレーも安定したおいしさ。
それに加え、石徹白のお豆を加えた豆ご飯と、
カレーには、自然栽培をしている
サユールイトシロさんのじゃがいも(きたあかり)が
使われていて、ほっくほくでめちゃんこ美味でした!



じゃがいもって、こんなにも甘くてこくがあるんだ~と
感心しちゃいました。
ご馳走様でした。

21日土曜日の夜の交流会も大盛り上がりでした。

石徹白から古川へUターンした
悠己くんのお料理がとにかくおいしくておいしくて。

もう、それだけ目当てに参加しても
損はない!と断言できるほどのクオリティでした。
(おいしすぎて写真を撮り忘れてしまいました。)



なんだか、不思議なご縁や出会いもあって、
ここでやらせていただけたことに本当に感謝の気持ちで
いっぱいです。

子供2人連れて、夫に子守りをしてもらって
ほんと、たくさんの人に力を貸してもらって
ようやくこうして企画展を開催できたことに、
感謝しかありません。

壱之町珈琲店のみなさん、
本当に本当にありがとうございました。





石徹白から古川へUターンした
森本一家のみんなとは、
この企画展があるために、
まだまだ、離れた感じはしなかったのですが、
この企画展をひとまず終えて、
ちょっと寂しい気持ちです。

が、きっと、この古川での企画展を重ねていける、
毎年子供たちも一緒に遊んで、
仲を深めていって・・・
というようなことができれば
より深くお付き合いできるのかな、と
寂しさより期待を大きく抱きたいと思います。

すべてが偶然、必然のご縁で成り立っているんだなあ、と
強く感じた二日間でした。

多くの出会いに心から感謝して。
 
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