森農楽舎 山んなか日記

プロフィール
森農楽舎山んなかさん
四方を山に囲まれた
郡上市明宝。
そんな「山んなか」で
ヨソから移住してきた夫婦が、
里山の知恵と技を学びながら、
里山の恵みを活かし、
持続可能な暮らしを模索していきます。

夫:わっちー
大垣生まれ
森林文化アカデミー1期生
美濃市で10年間
森林整備の仕事に従事したのち
2012年結婚と共に明宝へ移住。
現在は、
明宝の山んなかにある
わさび田の管理と、
山仕事に従事する。
時には、
森林整備の指導にもあたる。
目指すは、
森のユーティリティープレーヤー

嫁:サミー
名古屋市生まれ
2010年地域がんばり隊として、
明宝に移住。
続けて明宝の地域おこし応援隊として
ふるさと栃尾里山倶楽部をはじめとする
地域活動に携わる。
2013年春退任。
現在は、夫と共に、
畑、わさび作りや、
地域づくり活動に携わる一方、
郡上市内の病院で、
言語聴覚士として勤務。
目指すは
田舎のスーパーおばあちゃん

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【イベント告知】二間手下組のおときのごはん
ふるさと栃尾里山倶楽部では、
11月6日と12月4日の両日、
食を通して、里のならわしを体感するイベント、
「二間手下組(ふたまてしもぐみ)のおときのごはん」を開催します。



葬式のあとにふるまわれたおとき

それは、
亡くなった方への感謝と、
地域の結いの心が込められた料理


時代の移りかわりとともに消えつつあるならわし
                                           …ここに復活



おときのごはんとは

かつては組内で葬式が出ると、

その組内の者たちで全て葬式の準備をしました。

おときは葬式のあと参列者にふるまわれるご飯のこと。

組内の女性たちが集い、2日間かけて約250人分の料理を作ります。

器も地元の各家で大切に保管されてきた漆器を使います。




和風バイキング形式

おかずは旬の野菜や乾物・豆などの煮しめを中心に10種類以上。

煮しめは丼に盛られているのを各々食べる分だけ取り分けて頂きます。

お隣同士、声をかけあってお召し上がりください。

ご飯とお汁は給仕係がよそい、これは男性の役割でした。


各自の御膳にはご飯と汁物、天ぷら、デザートなど。
煮物は各自、食べる分だけ取り分けて食べるスタイル。




消えつつあるならわし…復活

ここ明宝地区でも葬式はセレモニーホールでおこなわれるようになり、

おときのごはんを作る機会がなくなってきました。

しかし二間手下組のおときごはんは美味しいと評判。

是非あの味をもう一度食べたいと、

今回古民家「源右衛門(げんねもん)」で

2日間限定で復活させることになりました。

里人塾開催時に行ったおときのリハーサルの様子。
一つ一つ丁寧につくられた煮しめを味わう皆さん。




地域にとっての「おとき」とは

おときの料理の味の伝承のみならず、

組内で女性同士のつながりを築く場でした。

特に新しく組に嫁に来た女性にとっては地域のこと、

そこに暮らす人たちのことを知り、

組の仲間入りをするいい機会だったのです。

二間手の女性たちは老いも若きもとっても元気。
台所にはにぎやかな声が絶えません。




レシピはありません

美味しいと評判のお料理。

よく作り方を尋ねられるのですが、レシピはありません。

調味料加減もすべて作り手のめっそ(適当)。

二間手下組の女性たちの長年の経験と真心が作り出す美味しさなのです。

煮しめはこんな大鍋にめいっぱい作ります。
「一度に沢山作るからこそ、美味しい」とおかあさんたち。





○開催日時○

  11月6日(日) 100食限定

  12月4日(日)  60食限定

  両日とも11:30~数量限定・なくなり次第終了


○場 所○

  古民家「源右衛門(げんねもん)」


○料 金○ 

  おひとりさま 2,000円



会場案内===

古民家「源右衛門(げんねもん)」 岐阜県郡上市明宝二間手


東海北陸自動車道 郡上八幡ICから
  国道472号(せせらぎ街道)を経由して約20分


より大きな地図で おときのごはん受付場所 を表示


ナビをご利用の場合は・・・

 郡上市役所明宝振興事務所(郡上市明宝二間手606-1)を
 目的地にセットしてください。
 

 明宝庁舎の川の上流側の小さな橋を渡ると、
 駐車場があります。
 そこに駐車し、受付をお済ませください。
 (googleマップ上青色の目印)
  受付から、源右衛門までは徒歩5分です。



お問い合わせ先

ふるさと栃尾里山倶楽部 事務局  担当:安井

 ganbaritai33☆mail.goo.ne.jp 
 (☆を@に変えてお送りください)

お電話でのお問い合わせは、

 明宝観光協会 0575-87-2844 まで





里山にある小さな集落に、

連綿と受け継がれてきたひとつのならわし。

豊かな自然と、源右衛門の佇まいの中で、

心を込めて作られた「おときのごはん」を、

是非とも、多くの方に味わって頂きたいと思います。



みなさまのお越しを心よりお待ちしております。






「何かごっつぉーしてふるまいせるが、
 ほっとやけんども、
 見る限りのもんで何にもないが、
 お組合の皆様のお取り持ちで、
 ご飯と汁の準備だけは十分しとりますで、
 あがってっとくれ。」


ふるさと栃尾里山倶楽部 一同


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コメントエリア
■不謹慎ながら・・・
6年くらい前に祖母が亡くなった時におときのご飯を食べました。
季節のお野菜を使った煮物や漬物は地味なんだけど味が染み込んでいて、すごくおいしかったなぁ。
そして、あのお葬式に町内会の団結力を見ました。
Naomi.M 11/10/25 15:29

■おときのごはん
私の地方でも若い頃はやってましたね。名古屋市内でも古い家ではおときの食事を用意してますね。

最近は式場が簡単な割子を用意して終わりで町内の人はかかわりません。それと私らの町内ではおときのごはんは葬式の前にするのが普通です。
葬式の後は精進落しの食事会でお手伝いいただいた町内の人達を身内がもてなします。
eisan 11/10/25 21:40

■10年ほど前
10年ほど前、身内でお葬式がありました。
小さいころから、お葬式というのは、各家々でやるもので、その時も、家でした。

実は、自分は未だにセレモニーホールでのお葬式は経験したことがありません。

ですから、未だに、お葬式は、各家々で行い、隣近所の方々が台所にいっぱいで…

今は違うんですね。
二間手出身者 11/10/25 23:36

■Naomiちゃんへ
このイベントの広報をしていると、
「なぜお葬式の料理を出すの?」と聞かれることがあります。

私も正直、抵抗がありました。

でも「あの味をもう一度食べたい」っていう地元の人達の声。
おときがなくなってしまって寂しさを感じているおかあさんたち。

私も、そんな美味しいごはんなら、
食べてみたい。

おいしいおときのごはんの裏側には、
地域の人たちの思いが見えてきて、
来ていただく方には美味しいご飯とともに、
この地域の「結いの心」も感じてもらいたいなぁと思います。

サミー 11/10/26 08:54

■eisanさんへ
おときも、
所変われば、なんですね。
名古屋でもおときがあったのですね。
私はまったく知りませんでした。
サミー 11/10/26 08:56

■二間手出身者さんへ
家でお葬式があるのが当たり前。
それがここ数年で急に変化してきているようです。
二間手下組でおときをやったのは、
6年前だそうです。

サミー 11/10/26 08:59

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