森農楽舎 山んなか日記

プロフィール
森農楽舎山んなかさん
四方を山に囲まれた
郡上市明宝。
そんな「山んなか」で
ヨソから移住してきた夫婦が、
里山の知恵と技を学びながら、
里山の恵みを活かし、
持続可能な暮らしを模索していきます。

夫:わっちー
大垣生まれ
森林文化アカデミー1期生
美濃市で10年間
森林整備の仕事に従事したのち
2012年結婚と共に明宝へ移住。
現在は、
明宝の山んなかにある
わさび田の管理と、
山仕事に従事する。
時には、
森林整備の指導にもあたる。
目指すは、
森のユーティリティープレーヤー

嫁:サミー
名古屋市生まれ
2010年地域がんばり隊として、
明宝に移住。
続けて明宝の地域おこし応援隊として
ふるさと栃尾里山倶楽部をはじめとする
地域活動に携わる。
2013年春退任。
現在は、夫と共に、
畑、わさび作りや、
地域づくり活動に携わる一方、
郡上市内の病院で、
言語聴覚士として勤務。
目指すは
田舎のスーパーおばあちゃん

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とうとう手を出しました~ヌメリスギタケモドキ

山葵田へ向かう途中、
吉田川を渡る手前に、
ヤナギの木が倒れているんだけれど、
春と秋にこんなキノコが生える。

それは、それは、
ものの見事な大きさで、



下からみるとこんな感じ。

でも、キノコは毒キノコもあるし。
なかなか手が出せずにいた。

で、ようやく、
我が家の森の恵み博士(=わっちー)が、
「ヌメリスギタケモドキに間違いなさそう!」
というお墨付きが出たので、

食してみた。



さっと茹でて、氷水でしめた、
ヌメリスギタケモドキの刺身。
(写真左上)

山葵醤油で食べると美味しいらしい。

こんなことなら、山葵も収穫してこればよかったのに。

なーんとなく、貝のお刺身のような食感。

味噌汁に入れると、
ナメコのよう。

七輪に炭を熾して焼いた
ナスとサンマと共に。

ご存じでしょうが・・・
サンマは吉田川では釣れません(笑)
ご近所さんからの頂きものという点では、
里山の恵みですが。


また一つ、
山の恵みの味を知ってしまいました。

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秋の味覚満載ごはん~里山暮らし体験
先日の里山暮らし体験のごはん

・栗ごはん
・ずいきのお吸い物
・名残の夏野菜とかぼちゃの南蛮漬け
・さつまいもの甘辛煮
・さつまいもの茎のきんぴら
・お漬物(芋茎、穂紫蘇、沢庵、大根と人参の糠漬け)

今回参加できなかった方はとっても残念。
この栗ごはんが食べれなかったとは…

この日のために新米のうるち米ともち米を分けてもらい、
明宝大谷で採れた栗を生のままコツコツ剥いて、
(手がぴきぴきします)
土鍋で丁寧に炊いた栗ごはん。

炊き立ての香りにそそられて、
少し味見をした私たち。

味見なのにお代わりしちゃいました。
(まだ、その他の料理が仕上がっていないのに)

年に一回だけの味わい。
(もう栗の皮むきはしばらくごめん。)
たらふく頂きました。


今回のデザートは

可愛らしい2色の栗きんとん?
陰陽対極図みたいだ。

今年はむらさきいもも手に入ったので、
こんなのを作ってみました。
甘味を足そうと思っていたのだけれど、
おいもそのものがかなり甘味が乗っていたので、
そのまんまで。


中には、

ころんと、栗が入っています。

ちょっとラム酒も入って、
大人味。


畑はそろそろ、夏野菜も終わりになり、
片付けに入ります。
次回10月17日のまちやど的いなか暮らし体験~里山暮らし編では、
ラッカセイとサトイモを収穫します。
冬越しさせる玉ねぎを植える準備もしたいなぁ。
やること、いっぱいです。
美味しいものもいっぱいです。
うふふ。

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山葵田を巡る旅~有東木編

中伊豆編からのつづき

伊豆から離れ、清水市で一泊し、
静岡市へ。
行き先は有東木(うとうぎ)。

静岡市内から安部川沿いに車を走らせること、
1時間ほど。
峠を登り切った先に見えたのは、
山葵田とお茶畑。


 


なぜ、ここを訪ねることにしたのか?

ここが山葵栽培発祥の地とされているからです。

約400年前に有東木沢の源流に自生していた山葵を
集落内の井戸頭という湧水地に植えたところ、
繁殖したのが、山葵栽培の始まり


ここが井戸頭。

何はともあれ、まずは腹ごしらえ。
地元のお母さんたちの味が楽しめる
うつろぎ」でご飯を頂く。



ここの山葵はちょっと我が家の山葵の味に似ていました。
お蕎麦も美味しい。

ご飯のあと、
集落を散歩…と思ったけれど、
勾配がきつすぎる!

うつろぎのおかあさんの勧めで、
集落が見渡せるところまで車で上がってみることに。
 



三方山に囲まれて、
沢沿いには山葵、
日当たりのよい斜面にはお茶、
家がひしめき合って、なんと可愛らしい集落。

車で回り、山葵田を興味深く見ていたら、

「うわぁ、すごい。
 岐阜ナンバー」

と声をかけられた。

先ほどうつろぎでも一緒だった方。

もともと有東木のご出身で、
今は静岡市内に住んでいらっしゃるとのことだったが、
たまたまお友達のところに遊びに来たそう。

岐阜からわざわざこんなところまで、
来ているのに驚きだったそうだ。

こちらも岐阜の郡上で山葵をつくっていることなどを
お話しし、いろいろ有東木のことを聞かせて頂いた。

一番驚いたことは、
これだけ奥まったいわゆる、陸の孤島なのに、
人口があまり減っていないとのこと。

山葵とお茶。
2大産業があるのが大きいのだろう。
私たちが訪れたのは平日だったが、
休日は結構人が訪れるらしいし。


そして、その方とお話ししていて、
一番感じたのは、
ものすごく有東木のことを誇りに思っていること。

だからこそ、遠くから来た旅人に、
いろいろお話を聞かせてくださったのだと思う。
本当に訪ねてきてよかったなぁと思った。

その方から、さらに道沿いに山を入っていくと、
山葵田があると聞き、
恐る恐る行ってみることにした。

そこに広がっていた景色。



雲の中に広がる山葵田。
幻想的。


ちょっと遠かったけれど、
来てよかった。
なんとなく、人に薦めたくなる場所でした。

~番外編へ続く

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山葵田をめぐる旅~中伊豆編

まるとうわさび編からの続き

まるとうわさびのご主人飯田さんから、
話を聞いて、今度は中伊豆へ。

くねくねと峠道を上っていった先には、
山葵田が広がり、
その先には「わさび御殿」がたくさん建っているよ、
とのこと。
この地域の税収の半分以上は、
わさび産業なのではないか…との話。

下田街道から県道59号線へ。
峠道はお手の物。
くねくねと車を走らせて、
峠を越えたその先に見えたもの。

二人して思わず
「うわーっ」と雄叫び。



上から下まで
山葵田。

この季節は寒冷紗がかかっているが、
本当にみごとに上から下まで山葵田が細く連なっている。

そしてその下には、
山葵収入で建てられたのかは定かではないけれど、
そんな話を聞いているので、
でっかいお屋敷が、点々と並ぶ。

山葵田を見学できる「わさびの大見屋」さんに
立ち寄る。

ここは「石庭わさび園」として整備されており、
すぐ間近で山葵田を見られる。
山葵狩りやわさび漬けづくりの体験もできるそう。


売店のおかみさんに少し話を聞く。
わさびの品種は数えきれないくらいあって、
いい山葵が出来ると、
昔はその根茎(山葵の部分)を輪切りにして、
芽を出させて増やしたとのこと。
その品種に自分の名前を付けたりしたと。

わさびの品種や交雑のことなど、
少し気になっていたところだったので、
興味深い話を聞くことができた。

今は研究が進んで、
その土地にあった苗を専門のところに
作ってもらうことも多くなったらしい。


いつか山んなかの山葵田でも、
その土、その水にあったいい山葵を作ってみても、
それはそれで面白いなぁ。

わっちーが山葵田をやりたいと言い出した時には、
ワクワクする気持ちのほうが強かったんだけれど、
(だから反対しなかった)
やり始めたら、
盗まれるわ、動物に食べられるわで、
とんでもないものに手を出してしまったのかも…
とも正直思う。

あの山葵田で、
先日のまるとうわさびさんや、
こんな中伊豆のわさびの産地のように、
大々的にはできるわけがない。
でも、なんかやり方や見せ方を変えれば、
いろんな可能性があるんじゃないか。

問題はそれをどう見せるのか、
なんだけれども。

~旅はまだ続きます


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充実の山葵田ランチ
シルバーウィーク
みなさまいかがお過ごしですか?

いつからか、
こんな連休には人をお迎えする側になってしまい、
なーんの計画もありませんが、
それはそれで楽しかったりします。

私たちの山葵田を手伝ってくれる方たちのことを、
山葵人(わさびんちゅ)さんと呼んでいるのですが、
今回は3人も来てくれました。
しかもそのうち2人はウエーダー持参。


かいてもかいても、次から次へと落ちてくる葉っぱたち。
わっちーは周囲の柵直しをしているので、
いつもはサミーひとりでもくもくと落ち葉を掻いているのですが…

ひとりじゃ、到底かなわない。


ありがたや、ありがたや。

ランチには、
みんなでシェアして食べられるものを用意してきてね~
とあらかじめお願いしたら、


こんなにいろいろなものが。
熾火でじんわり焼いたパプリカやエリンギは、
なんもつけなくても味がしっかりあるし、
溶けたカマンベールチーズで、
チーズフォンデュなんて、おしゃれ。

自衛隊の「戦闘食」(左手前のカップ)もあっためて頂きました。


御幣餅
なかなかきれいに焼けなかったのだけれど、
サミーが昔よく食べていた懐かしの味。

さらに、

熾火で焼き芋。
ほっこほこで美味しかったんなぁ。


そして、最後の最後に、
残った熾火でマシュマロをじんわり焼いて、
パリパリとトロトロを味わう。


私たちだけだと、
「おにぎりでいっか」ってなるけど、
こうして人が集まると、
いろんなアイデアがでてきて、
面白くて、楽しい♪

まだまだコンロも工夫が必要で、
わっちー、2作目制作予定です。


あ、もちろん、食べてばかりではなくて、
ちゃんと仕事もしましたよ。
1面すべて、落ち葉を拾いました。
水が流れるようになって、
山葵たちも気持ちがよさそうです。


今日はなんだか、
にいわしかったな。
(By 山葵田の主)

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山葵田を巡る旅~下田まるとうわさびさん

これから雪が降るまでの忙繁期を前に、
森農楽舎山んなかの研修旅行に行ってきました。

行先は伊豆。

そう、山葵の産地。

あちこち、巡ってきました。

さすが山葵田。
山の奥まったところにあるのが常で、
我が愛車のこの旅の走行距離は約950㎞。
よく走ってくれました(笑)


まずは、
伊豆半島の一番南、
黒船ペリーが来航したので有名な下田市。
市街地から30分ほど車を走らせたのどかな里山で
代々山葵を栽培している
まるとうわさびさんへ。

山葵田の見学は通常はされていないということでしたが、
事前にお願いしたところ
時間を作ってくださり、
いろいろお話を聞かせて下さいました。

ご主人の飯田さん、
HPによると代々引き継がれている山葵田を
もう30年近くされているとのこと。

わっちーが山仕事をしている、と伝えると、
伊豆でも山が荒れてしまっているとのこと。
台風やゲリラ豪雨による土砂災害、
異常気象に獣害…
抱える悩みはどこも同じなのか。

実際に、山葵田も見せて頂いたのだけれど、
岐阜の山ほど急峻なものはないだろうと思っていたけれど、
伊豆もすごかった。
林道をくねくねと登って行った先に、
沢沿いに段々に重なる山葵田。

まず、その光景にびっくり。
縦に長い!

登っていくのも大変だが、
収穫して降りてくるのも大変。

ちゃんと、モノレールが引いてある。

見せて頂いた山葵田はまでは、
林道があって車で近くまで行けるのだけれど、
車が入っていけないところもあるのだとか。

山んなかの山葵田も吉田川の上流を
渡らなくちゃいけないけれど、
急峻な山道を上ったり下りたり、
大変なことだ。

モノレールも便利なようで、
自然の中にあるから、手入れや修繕が必須。


周囲は針葉樹林。
日当たりや水温などで場所によって、
山葵のでき方が違うとのこと。
陽が当たりすぎるところは、
寒冷紗をかけるが、
逆に当たらないと山葵が成長しない。

ものすごくデリケートだ。

さらに今年の猛暑は影響が大きかったらしい。

年々気温が高くなっていけば、
山葵栽培ができる土地は減っていく。

もしかしたら、
細々とでも続けていけば、
山葵が「緑の宝」となる時代が来るかもしれないね、
と笑う。




とても厳しい条件の中で、
自然の厳しさにも真摯に向き合いながら、
山葵栽培をされている飯田さん。
話は山のこと、社会のこと、政治のこと…
わっち―と相通じるものもあったようで、
話が尽きない。





最後には、
奥さまの手作りアイス+山葵添えをご馳走になりました。
山葵とバニラアイス、
この組み合わせが意外と合うんです。
(マツコデラックスさんも言ってました)

こちらでは月に1回
「農家の縁側カフェ」を開いているそうです。
今度はカフェにもお邪魔したいなぁ。

最後に二人で記念撮影。


今回お邪魔したのは、
まるとうわさびさん。
月1回の縁側カフェの他、
ゲストハウスもされているとか。
南伊豆の海水浴場へもアクセスが良いそうで、
昼間は海でおもいっきりあそび、
夜は山でのんびり、
両方楽しめるのが魅力だそうです。 

                                          ~つづく 

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すっかり秋模様

畑の脇に自然生えしているキクイモが
花を咲かせました。

その背後にはススキ。

どじょう田んぼでは稲刈りも終わり、
明宝はすっかり秋。

先日植えた白菜は、
ネットの甲斐もなく、

虫食われ状態。

大根もカブも、

発芽率いまいち。
なんとなく元気がない。

無理して雨降りの時に種まきしたせいなのか、
種を蒔いた後、2週間ずっと雨だったせいなのか。

うちの畑、出遅れますが、
きっと挽回してくれるはず。

人参は、間引き。

間引きしたものにも、
小さな人参が出来ています。
これを抜くのが面白い!
おっきかったり、ちっさかったり。

序盤めっちゃ出遅れていたサツマイモ。
今になって挽回してきました。

右はサトイモの畝、左は落花生(元トマト)の畝を
侵略しています。
この勢いだと、土の中の芋もしっかり育っているにちがいない!?

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次回のまちやど的いなか暮らし体験~里山暮らし編
実りの秋として、
サツマイモ掘りや落花生の収穫をします☆
落花生の収穫は知らない人が見たら、びっくりするんだろうな。
あとは秋野菜のお世話と、
夏野菜の片付け。
盛りだくさんです。

里山ごはんは、秋の味覚をいろいろ考え中。
採れたてだからこそ味わえるシンプルなものにしようか…
ちょっと手をかけた変わったものにしようか…
やっぱり定番にしようか…

当日までにいろいろ考えてみます。

9月26日(土)
明宝の秋をカラダと舌で味わいたい人は、
是非。
お申込みはまちやどまで。
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そうそう、今日はこんなお客様がいらっしゃいましたよ。

お隣のネコちゃん。
いつの間にかいらっしゃってました。

お腹が空いたのか、
しおれて捨ててあったピーマンを食べてびっくり。
吐いてました(泣)

お願いだから、大根の畝の上を歩かないで!

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久しぶりの山葵田
2週間ほど雨続きで、
山葵田に行くことが出来ませんでしたが…

久しぶりの山んなかは、
入るとカラメルの香り。

早速カツラの木が、
秋の訪れを知らせてくれる。

雨や風で枯れ枝が道をふさいでいたり、
川の流れがまた変わっていたり。

根っこが半分むき出しになってしまった木は、
まだ、頑張って踏ん張っていた。

山葵田のすぐ脇にあるトチノキさまは、
たくさんの実を落としていたのだけれど、



すでに先客あり。

なーんとなく、獣の匂いと、
「今、したばかりでーす」といわんばかりの、
ほやほやの糞が。

それでも、よーくみると、
まだトチノミが残っていたりする。
それが嬉しくて、
宝探しのようにあちこち探す。



今年の実はぷくぷくで大きい。
さぞかし食べがいがあったことでしょう。

山葵田は、
雨の影響も、
台風の影響もさほどなく、
ほっとひと安心。



もう、山葵田は小寒くて、
火を熾し、



ピーマン味噌をたっぷりつけた、
焼きおにぎり。
(上は焼けないんだけれどもね)


まぁ、これから雪が降るまでの間は、
ひたすら落ち葉かき。

一番、大変で、
一番、楽しい仕事…かもしれない。

やめられない、止まらない。

腰が痛くても、
水が冷たくても、

落ち葉をかいて、
さーっと清らかな水が流れる瞬間がたまらない。

かいた落ち葉を積んだ山がどんどん大きくなるのが、
たまらない。

山葵田で冷えたカラダが、
温泉でぬくとまるのがたまらない。


楽しまなくっちゃ☆



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