森農楽舎 山んなか日記

プロフィール
森農楽舎山んなかさん
四方を山に囲まれた
郡上市明宝。
そんな「山んなか」で
ヨソから移住してきた夫婦が、
里山の知恵と技を学びながら、
里山の恵みを活かし、
持続可能な暮らしを模索していきます。

夫:わっちー
大垣生まれ
森林文化アカデミー1期生
美濃市で10年間
森林整備の仕事に従事したのち
2012年結婚と共に明宝へ移住。
現在は、
明宝の山んなかにある
わさび田の管理と、
山仕事に従事する。
時には、
森林整備の指導にもあたる。
目指すは、
森のユーティリティープレーヤー

嫁:サミー
名古屋市生まれ
2010年地域がんばり隊として、
明宝に移住。
続けて明宝の地域おこし応援隊として
ふるさと栃尾里山倶楽部をはじめとする
地域活動に携わる。
2013年春退任。
現在は、夫と共に、
畑、わさび作りや、
地域づくり活動に携わる一方、
郡上市内の病院で、
言語聴覚士として勤務。
目指すは
田舎のスーパーおばあちゃん

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世代交代~源右衛門のおときのごはん
今年も無事に開催できました。
源右衛門のおときのごはん。

気が付けばおときのごはんを復活して
7年め。
みんな7つ歳をとる。

だんだん、
「もう、おくわ(やめておくわ)」
とベテランのおかあさんたちから、
言われてしまう。

新参者としては、
まだまだ教えてもらいたいことがたくさんあるけれど、
でも無理も言えない。

ちょっと寂しいなぁとは思うけれど、
これも時間の流れだから、
抗えない。

どんな事があっても
やるのがおときなんや。

これは、
私がはじめておときに参加したときに、
言われたこと。

ここでいう、「おとき(お斎)」というのは、
お葬式のあとに組の者たちが
参列者のためにふるまったお料理のこと。 

(厳密にはお寺でのお食事のことを
「お斎」というそうです)

本当のおときは、
誰が亡くなった時だろうが、
大雨だろうが、大雪だろうが、
どんな状況でもやってきたもの。

世代交代なんて、あったりまえのこと
なんだよな。

やるっきゃないんだよね。


今年は例年よりも予約数が少なめで、
ちょっとホッとしていたところもあったのだけれど、



いざフタを開けてみたら、
ご予約なしでお越しいただいたかたも、
大勢みえて。

嬉しい悲鳴でした。

賄には残らなかったものもあって、
ちょっと残念だけれど。

でもみなさまには美味しく味わっていただけたようで、
ありがたかったです。



ことしは、外国人留学生のみなさんも
お越しいただきました。
文化の違いなども楽しまれたようです。

サミーおすすめの特選素材(笑)は
栃尾産わらびの煮しめ。
春、源右衛門のすぐ横で
太くやわらかいものだけ厳選して摘んだわらび
この季節まで塩漬け保存しておきました。
煮付けてくれたおかあさんに、
「いいわらびや」
と褒められるほど。

ありがたいことに
膳のど真ん中に置いて頂きました。


やっぱり今年も、
しばらく煮しめはいいや。
洋食中心になります(笑)

☆過去のおときのごはんの記事はこちら → 🍚

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おときのごはん雑感
今年で5年目となった「おときのごはん」


準備中の菓子椀(かしわん)。

明宝でも初雪が降り、
突然冬が来た。

でも「おとき」が終わらないと冬じゃないような気がするのは、
気のせいか?

なんか、去年のおときがめっちゃ大変だった印象が強かったんだけれど、
今年はなんだかスムーズで、
すごく早く時間が流れたような気がする。

それぞれが、それぞれの持ち分を責任もって果たし、
チームワークでこなす。

今年は助っ人もたくさん来てくれて、大助かり。
裏方のお手伝いや、
待っているお客さんへのクラフトづくりなんかも、
やってくれたり、
塾生さん、さまさまです。

お客さんもたくさんおいでくださって、
嬉しいばかり。

なんと、お義母さん、義妹、姪っ子も来てくれて、
わっちーはちょっと照れくさいようでしたが、
里山倶楽部のメンバーの心遣いが、
また、ありがたく、嬉しく…

カラダはちょっと疲れたけれど、
ココロはあったかくなりました。


まかないで、
ご飯にめいっぱい煮しめなんかをのせちゃって、
丼にしちゃいました。

美味さが疲れた体に染みました。


おときが終わると、ホッとします。
そして、しばらくは煮しめは食べたくなくなります(笑)

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おときの台所
今年もおときのごはんの季節がやってきた。

直前に組でお葬式があったこともあり、
「ほんとのおときみたい」と。

おときの台所は、
本当にバタバタだし、
みーんな大きな声で叫ぶから
怒っているようにも見えるだろう。

はじめて手伝ってくれた子が、
ちょっとおどおどしているのをみて、
あぁ、自分はなんだかんだいって、
少しこの雰囲気に慣れたんかな(笑)。

バタバタの中で、
ちゃーんとそれぞれの役割が決まっているのが、
だんだん分かってきた。
それが分かるとチームの中に入れる感じ。


今か、今かと、スタンバイ中の器たち









今年は予約の数も多く、足りるかなぁとも少し心配したけれど、
ないならないなりに、工夫して何とかする。
みんなのチームワークで乗り切った後、
いただく賄の美味しかったこと。

「サミー、もうおときが分かってきたで、
 来年から、白の割烹着、着てもよし!」

とのお言葉を頂きました。

でも、割烹着ってどこに売ってるの?

しまむらにもあるらしい(笑)




そう、おときの台所では、ほんとのおときの時のように、
白の割烹着を着ているんです。



ちなみにおとき雑感の変遷

2011年(おとき一年目) 
2013年

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結いの心と地域のちから
「おとき」の経験がないサミー。
準備の段階でいろいろ心配していた時に言われた一言。



どんな状況でもやるのが、
「おとき」なんや!



そう、おときはお葬式の時の食事。
お葬式は突発的なことだ。


めちゃめちゃ暑い日かもしれない。
どしゃぶりの雨の日かもしれない。

明宝だったら、吹雪くかもしれない。


どんな状況でも、
人が亡くなれば、やらなければならない。

それは義務ではなく当然のこととしてやる。
結いの心。


昔は車もなければ、もちろん葬儀屋もない。
だから全て地域のもので葬式をした。

地域にあるもの全て総動員して、葬式を出したのだ。
食材も、備品も、そして人の知恵も。
これが地域のちから。


今回はイベント=予定を立てて行ったのだけど、
本来のおときは、いわば非常事態。
だからイベントでやる「おとき」なんて、
地域の人たちにとっては、
「なーんでもないこと」なのだ。


何にも知らないサミーは、
1人であわてふためき、オタオタしていたけど。



いざという時にこれだけの地域の力が出せること。
暮らしていく上で、
これほど心強いことはない。

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おときのごはんの台所から
一度に沢山の量のおかずを、
何種類もつくる「おときのごはん」

いったい台所はどんなことになるのだろう?



山と積まれた
野菜たちは洗って、皮をむいて、切る。

でもおかあさんたちが集まると、
おしゃべりに花が咲いて、あっという間に、
下拵え完了。

大鍋に入れられ、
順番に火を入れる。


台所はいわば「女の城」だ。
その城主が1つの台所に集まると、
やっぱり、いろいろあったりする。

でも、何度も「おとき」を経験してきたおかあさんたち。
絶妙なチームワークで仕事を進めていく。

ごくごく自然に役割分担ができている。
誰が指示するわけでもなく、
流れのなかで自分の仕事を見つけて、
その仕事をきちんとする。

もちろん、おしゃべりしながら♪

口も止まらないけど、手も止まらないのが、
おかあさんたちのすごいところ。


そして、やっぱり味つけ。
醤油は瓶ごと、
砂糖は袋から、
ダバダバ、ドバーっと豪快に。

「ちょっとからかったかな」なんて言いながら、
それでも最後は美味しく仕上がる。


随所にみられる料理のコツ。
調味料を入れるタイミングとか、順番とか。
料理にまつわるエピソードとか。

レシピには決して書き表すことができない。
たぶん代々受け継がれてきたもの。




そして、

おかあさんたちの思い。


おときのごはんは、
男性が給仕をする。
おかあさんたちは台所から一歩も出てこない。

葬儀の参列者への感謝の思い、
死者への感謝の思いを、
コトコト時間をかけて味に含ませる。




おときのごはんの台所に立って、
感じたこと。


おかあさんたちは、
やさしくてきびしい。

おかげさまで~二間手下組のおときのごはん
12月4日
開催することができました。


11月6日の開催の時にはあいにくの雨。
今回は時期的に雪の心配もありましたが、
ぽかぽかと温かい日になりました。

お天道さまのおかげ。



こちらが思っていたよりもたくさんのお客さまが、
源右衛門まで足を運んでくださいました。
おかげさまで60食完売でした。
ほんとうにありがとうございました。


遠くから、近くから、
お越しいただいたお客さまのおかげ。


ただ、席数が限られており、
お待たせする時間が長くなってしまった方もありました。
申し訳ありませんでした。




そして、この「おときのごはん」を、
支えてくれた人たち。


たくさんのお客さまにおときのごはんを、
食べて頂くことができたのも、
そして裏方でお手伝いしてくれた方々のおかげ。


たくさんの「おかげさま」があって、
大好評のうちに開催できたことを、
心から感謝しています。

ありがとうございました。





前日…直前まで、
心配症なサミーが不安を漏らしても、
「だーいじょーぶ、なんとかなる!」と
明るくいってのける、おかあさんたち。
「そーんなこと、心配するな。」と、
頼もしい男衆。


そしてその通り、「なんとかなった。」


改めて、二間手下組の地域力を感じました。



今回はバタバタで写真を撮る余裕が全くなく、
どんなごはんだったのか、お見せできないのが残念ですが・・・
おときのごはんを通じて感じたことを、
ブログにUPしていきたいと思っています。

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おとき復活!
以前このブログでも告知させて頂きました、

11月6日には、
雨が降りしきる中でも43名のお客さまに、
味わって頂くことができました。


二間手下組の住民だけで行う「おとき」
これまで葬式では経験があるものの、
このようなイベントとして行うのは初めて。

長くお待たせしてしまったお客様もいらして、
本当に申し訳ありませんでした。


お味の方は、
「懐かしい味がした」
「やさしい味」
「素朴な味」

と、決して派手なイメージではないのですが、


「美味しかった!!」
との声をたくさん頂戴しました。
(お客様アンケートより)


では、そのおときのごはんの中身を
ご紹介しましょう。


銘々のお膳には、ずらりと、


左下から、反時計回りに、
        ごはん(二間手の農家さんの新米)
        あじめし(下組の自慢のシーチキンごはん)
        みそ汁(大根、揚げ、明方豆腐に旬のサトイモを)
        菓子椀(揚げ、椎茸、ほうれん草にすまし汁をはったもの)
        天ぷら((各種)と里芋コロッケ、
中央がなます。

そしてデザートに,
          みかんと栗入りいもきんとん。

写真にはないけれど、
寒水地区の郷土料理、
とうがらしのきいた辛いお汁、つぎ汁もふるまわれました。



さらに、

煮しめなどは大皿に盛られ、
各々でお椀のふたに、
食べられる分だけ取り分けて頂きます。

今回ご用意した大皿のおかずは、
ひじき、ささげ豆、かぼちゃ、じゃがいも、こんにゃく、
焼き豆腐、いもサラダ。
漬物が紫大根の甘酢漬けと、白菜とカブの浅漬け。


量がとっても多いのだけど、
なぜか、ペロリと食べられてしまう。
次から次へと箸が進んでしまう。


今は世界中の美味しい料理が、
簡単に食べられて、
それはそれでとってもおいしいのだけど、

このおときのごはんは、
ほっと心が安らぐ美味しさ。


源右衛門の佇まいや、里山の風景と相まって、
来て頂いたお客様には、
まったりと時間を過ごしていただけたようです。


二間手下組のおかあさんたちが、
心をこめて作る「おときのごはん」

食べてみたくなったでしょ(笑)




今年はあと一回、おときのごはんをやります。

ゆったりと時間が流れる源右衛門で、
おときのごはんを味わってみませんか?


みなさまのお越しをお待ちいたしております。




○開催日時○

  12月4日(日)  60食限定

  11:30~数量限定・なくなり次第終了
    (献立は11/6のものとは異なることがあります。)


○場 所○

  古民家「源右衛門(げんねもん)」


○料 金○ 

  おひとりさま 2,000円



会場案内===

古民家「源右衛門(げんねもん)」 岐阜県郡上市明宝二間手


東海北陸自動車道 郡上八幡ICから
  国道472号(せせらぎ街道)を経由して約20分


より大きな地図で おときのごはん受付場所 を表示


ナビをご利用の場合は・・・

 郡上市役所明宝振興事務所(郡上市明宝二間手606-1)を
 目的地にセットしてください。
 

 明宝庁舎の川の上流側の小さな橋を渡ると、
 駐車場があります。
 そこに駐車し、受付をお済ませください。
 (googleマップ上青色の目印)
  受付から、源右衛門までは徒歩5分です。



お問い合わせ先

ふるさと栃尾里山倶楽部 事務局  担当:安井

 ganbaritai33☆mail.goo.ne.jp 
 (☆を@に変えてお送りください)

お電話でのお問い合わせは、

 明宝観光協会 0575-87-2844 まで





☆新聞にも取り上げて頂きました☆






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